バンクーバーのダウンタウンに戻ってきたらバスを撮影します。
トランスリンク(ウェストバンクーバー・トランジット)のNFI D60LFRです。屋根カバーが付いていないのは比較的珍しいのかも?
トロリーバスのNFI E40LFRの三重連。ダウンタウン内のグランビル通りは「グランビルモールGranville Mall」という一般車両の進入が禁じられているトランジットモールになっていて、バス撮影には持って来いという箇所です。
信号待ちで停車しますが、寄りスギィ!路面電車かよ。
横から見るとこうでした。バスにしては寄ってると思います、たぶん。
後ろから。
この後はスカイトレインに乗ってミレニアムラインのレンフルー駅に向かいます。
ちなみに駅に着くまでの間に雨が降りだしました。持ちこたえろよ、天気。
駅前の踏切でアムトラック「カスケーズ」を狙います。待っている間に列車のひとつでも通ればいいなぁなんて思っていたら、予想外のものが来ました。VIA鉄道の大陸横断列車「カナディアン」VIA Rail Canadianです。いやこれは完全に不意打ちだ・・・。
「カナディアン」がバンクーバーに到着するのは朝9時頃なので眼中に無かったです。VIA鉄道の車庫はパシフィック中央駅に隣接しているので回送というわけではないと思いますし、客車の方向転換にしてもデルタ線はここよりも駅の近くにありますし、車内は伺い知れませんでしたがたぶん9時間遅れの営業列車。9時間ってひでぇ・・・。
「カナディアン」でバンクーバーに乗り込む際は到着日に何も予定を入れない方がいいですな。飛行機やバスの乗り継ぎは翌日以降にしないとえらいことになりそうだ。勉強になった。
牽引機はEMD F40PH形VIA6456+VIA6424の重連でした。かっこいいな!
客車はバッド製のオールステンレス車です。日本の感覚だとステンレス車は新しいように感じますが、確か50年以上前に造られたものだったはず。
編成中でも目を引くのがこのドームカーですね。
屋根にドーム状の展望窓が設置されています。この部分だけ2階建てになっていて、2階の高い位置の展望席から車窓を楽しむというものです。他の1階の部分はラウンジになっているので、この車両には定員がありません。乗ることを楽しむ車両というわけですな。何日間もかけて走る列車ゆえにこのようなくつろげる車両も必要になってくるのでしょう。
日本でも走らせたら面白そうですけど、バリアフリー法が絡んで難しいのかな?
後追いも撮ります。一番後ろの客車は展望車になっています。展望車というとバルコニーのような開放式のアレを思い浮かべますが、この時期の展望車は密閉式が主流だったようです。
流線型のフロントが美しいですね。なんとなく南海6000系を思い浮かばせます。貫通扉のテールマークも全体を引き締めていいです。
実際に見てみると乗ってみたくなりますねぇ。数カ月後に本当に乗ることになるわけですが・・・。
そして本命のアムトラック「カスケーズ」Amtrak Cascadesがやってきました。編成はGE P42DC形AMTK25号機+Talgo Series IV "Mt. Adams"でした。「カナディアン」のホーム入線を優先したせいか多少遅れての通過でした。いやぁそれにしても機関車と客車の高さの差がすごい。
ていうかここの線路、複線だと思っていたのですが、手前側が本線の単線だったんですね。そうと分かっていれば反対側から撮ったものを・・・。
タルゴ独特の一軸台車。
後追い。やっぱ猫だろこいつ。
雨も止まないので今日はとっとと宿に戻ることにします。電車を待っている間にMark Iのニセタイプを撮影。
さらに別の駅でMark II後期型を撮影。
車窓からバスが見えたので唐突にスタジアム・チャイナタウン駅で下車。
Thomas Built Buses FS-65ですね。スクールバス崩れかな?後ろにドアが増設されているところがゲテモノポイント。
MCI J4500。バンパーがデカいもっさりとした雰囲気のバス。
サーモンアームのアイスホッケーチーム「シルバーバックス」用のバスです。選手団が乗っているのかな?ちょうどこの日はアイスホッケーの試合が行われているんですな。
Prevost H3-45 (Second generation)。Charter Bus Linesのバスです。文字通り貸切バスを運行する会社ですな。そこらじゅうで見られます。
Prevost H3-45 (Third generation)。これはどこの所属だろうね?
撮るもん撮ったのでこんどこそ撤退。夕飯を食べつつホテルに戻りました。
翌日はついに帰国日。
その3へ→