2015年4月11日13時48分
山口駅で降りました。キハ187系を後追いで撮影しておきます。
隣のホームにはキハ40系が。もうみんなたらこになってしまったのかな?
さて、この山口駅でSL「やまぐち号」が戻ってくるまでの2時間暇つぶしをします。
とはいえ山口駅といえば県庁の最寄り駅、県庁周辺なら嫌でも栄えているはずなので暇つぶしには全く何も完全に困らないでしょう(前フリ)
・・・・・・。うーんこの田舎。最弱の県庁最寄り駅という噂は嘘ではなかったということか。だいたい非電化の地方交通線しか乗り入れていない時点でお察し。
こんなところ何も無いんじゃないか?SLが来る前に暇すぎて死ぬぞ?
なんか県庁が面白そうだから行ってみよう、なんかあるだろ、ということで途中何箇所か寄り道しながらそこまでお散歩することに。
最初の山口おもしろスポットはこれ、山口市役所。まあ普通かな。県議会選挙の期日前投票をやっていましたが、残念僕はカナダ人、選挙権を持っていない!
山口おもしろスポットその2、山口サビエル記念聖堂。ザビエルじゃなくてサビエル。ZBSはスペル間違ってるからそのうち処されるかもしれない。
ザビエル来日400周年を記念して1952(昭和27)年に建てられた教会です。今の建物は2代目。
ザビエルの銅像もあるぞ。こんなツラだったっけ?
山口おもしろスポットその3、亀山公園。小さな山の頂上にある公園です。
園内には毛利敬親の銅像があります。「たかちか」と読むんだそうです。読めるか!
幕末の長州を底上げしたり、薩長同盟むすんだり、クーデター起こしたりした明治維新には欠かせないすごい人です(ZBSより引用)。
山の頂上なので、山口市内を一望できます。う~ん、山ばっかだ。
なんだかZBSと同じような写真が続きますねぇ。
溢れ出る税金。
山口おもしろスポットその4、山口県立博物館。館内にはどうも入れないようなので、外にある目に見える範囲のものを見ます。
最初に目についたのがレンガ造りの建物。なんか戦前っぽい佇まいですが、専門家がいないのでよく分かりません。公式にも案内はなかったし。
山口おもしろスポットその5、D60形1号機蒸気機関車。D60形はD50形の軸重を軽くして規格の低い路線でも走行できるようにしたもの。現存機は片手で数えるほどしかいない希少形式です。
遠目にはどうせD51だろ?と見えたのですが、すごいのがいましたね。D60は初めて見ました。
腕木式信号機も一緒に保存されています。森のなかの機関車って感じで中々いい。ヒロみたいだね。
そして、ここにきて我々は「あれ、山口って実は結構面白いんじゃない?」と徐々に考えを変え始めていたのです。
山口おもしろスポットその6、山口県立図書館(旧館)。1928(昭和3)年建築のバリバリの近代建築です。元々は図書館として利用されていましたが、その機能は新館へ移動し、現在は山口県春日山庁舎として県庁の一部となっています。
これまたデカいのが来ましたね。ちょっとくたびれていますが、磨けばとてもよく光る建築物だと思います。
山口おもしろスポットその7、山口県庁。その起源は幕末に築城された山口城に遡ります。なお天守は元からありません。
ここに来るまで意外と楽しめましたがここからが本番です。そして我々は山口の魅力を目のあたりにすることになるのです。
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