前回の作品からちょっと間が空いてしまいましたけどね、また作りました。
なんだか極東の島国では戦車プラモがまた流行っているようですがカナダでは相変わらず自動車プラモが人気ですよ。次は航空機でその次が戦車かな。船はやっぱり人気無いらしいぞ・・・(涙
私の興味ももっぱら航空機なので戦車プラモはまだ作る気はないですねぇ。
今回はカナダ訪問艦シリーズ第2弾、海上自衛隊の護衛艦「あけぼの」です。2010年6月に「あたご」と共にビクトリアのエスクイモルト基地に訪問しています。
カナダ訪問艦はこの2隻だけだと思ってたんですが、帝国海軍時代に戦艦「霧島」が1918(大正7)年に、装甲巡洋艦「出雲」が1914(大正3)年にそれぞれエスクイモルト基地を訪問しています。「霧島」は御召艦運用の代打、「出雲」は第一次世界大戦時の北米西海岸防衛のための航海でした。調べたり訊いてみるもんですね。この2隻もいずれ作らねば。あ、でも霧島はたぶん近代化改装前だろうな。
スケールは1/700、キットはピットロード製で、フルハル形態を選択。キット名は「さみだれ」ですが「あけぼの」と同じむらさめ型で、「あけぼの」を含めた他の艦のデカールも付属しているのでこれで「あけぼの」が作れます。
先に作った「あたご」とは船体の分割の仕方が異なっていて少し戸惑う。
船体の一部は盛大にヒケていますが・・・・・・無視します。
船体と上部構造物を組み立てた進水状態。
ミサイルのVLS化と船体のステルス化はむらさめ型が最初だったのかな?中央のVLSは露天むき出しなんですねぇ。
マストは組立ててから塗装すると楽ですね。
護衛艦には喫水線辺りに黒い帯があってこれを塗らなきゃならないんですが、まあマスキングして塗るじゃないですか。で、テープ剥がすじゃないですか。この有様ですよ。
「あたご」でも同じ目にあったんで今回は慎重を期したんですけどダメでしたね。ていうか前より重症だぞこれ。やっぱりサーフェイサー吹かないと食い付きが極端に悪くなるんだなー。何度も言いますけど、カナダだとサーフェイサーは値段が2倍以上するのでケチっています。
結構ショックだったので、1ヶ月間ほど作業が停滞する。
1ヶ月後どうにか立ち直って制作再開。で、完成しました。うむ、いいんじゃないか?
ピットロードのキットは重りが入っていないので自力調達する必要があります。ジェット戦闘機プラモの重りのように絶対必要な部品ではないですが、あった方が特にフルハルで作る場合は安定性が上がるんで仕込んでおいたほうがいいです。私はホームセンターで売っているバラ売りのナットを入れました。
レーダー類は超適当に処理してるんであらが目立つゾ。あんま近くで見ないでくれよな。
ヘリコプターは作りこむ気が起きないのでグレーで塗っただけ。どうせ作るなら1/72くらいの大きさで作りたい。
艦首。
護衛艦の艦橋って他国と比べて背が高いよね。
カナダ訪問組同士で。あー、いいですね。やっぱり「あたご」の方が一回り大きいですな。
というわけでサクサクと作りました。続きはギャラリーで。