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Channel: 黒鉄重工
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北米project 3 ~Encouragement of Canadian Rockies. その26 【2015/07/08~18】

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2015年7月13日(月)12時56分
アルバータ州ジャスパー国立公園 ハイウェイ93号線某所
エンジェルグレイシャーを見た後は、再び南下を初めて93号線に出ます。そこからはひたすらハイウェイを走ります。次に向かうアサバスカ大氷原はバンフまで向かう行程のだいたい1/4の地点です。
ドライブは順調で、景色がよく車通りも少ないので快適です。そんな中で、複数の自動車が路肩を徐行しながら走っていました。この先で何かが起きていると思い、他の車に倣って我々も減速します。
減速して周りがよく見渡せるようになったところで周囲を観察してみると、あー何かいますねぇw



うわぁ、山羊の群れが道路を闊歩してるぞ!!サファリパークじゃあないんだから・・・。
カナディアンロッキーでは野生動物がひょっと現れることがあるというのは話には聞いていましたが、いやはや本当に遭遇するとは。
これは全力ですぞ。



車を降りて山羊に近づきます。いつの間に道路の反対側へと移動していました。都合のいいことに進行方向へ向かって動いていたので追いかけるのは楽でした。
山羊の白い体毛はこの白土の中ではかなり馴染んで目立たないです。これも迷彩ですなぁ。



この山羊はシロイワヤギ Mountain Goatです。主にカナダ西部の山岳地帯に生息するヤギです。
ヤギという名前ですがカモシカの方に近い動物です。夏場は3000~5000m級の高山に生息するため出会える確率は低いとのこと。ということはとてもラッキーとなるわけです。



この毛並みが荒くて前脚のあたりが少しはだけたヤギが群れのボスのようです。雌雄ともに角が生えるので性別がどちらかはちょっと分からないです。
仔山羊も従えていて、こっちは白が綺麗なかわいいヤギです。



駆け抜けるシロイワヤギ。



ヤギ注意の標識。標識を見ることを強いられそうな集中線がありますが、これは新しく立てられた道路標識に一時的に付けられるものです。
集中線を付けることでドライバーの注意を引くことを強いるのが目的といったところですかね。



段々道路から離れてしまっていますが邪魔にならない程度にできるだけ追いかけていきます。
それと、撮影は路肩から出ずに安全なところで行ったのであしからず。この写真だと山に登って撮っているように見えてしまうけどね・・・。



何やらお食事中のご様子。土を舐めていますが、これは塩舐めです。土中に含まれるミネラルを摂取するための行動です。



斜面の下側から撮っているのでどうしてもヤギがケツを向けた写真になってしまうのはどうもなぁ。



たまにこちらに顔を向けてくれるのでその時はすかさずシャッターを切ります。



というわけで山羊との遭遇でした。
道路上で野生動物と偶然出くわしたというのはこの時だけでしたので、貴重な出来事となりました。
ドライブを再開します。



運転手を交代したんで景色を撮ることが出来るようになりました。
しばらくすると川と並走します。地図を見ても特に名前があるわけでないそうです。名無し川。
恐らく川に侵食されて均されたのか、この辺りは川に沿ってまっ平らな地形が続きました。



とはいえ普通に山はそびえています。



こういういかにもな道も。異国だなぁ・・・。



あそこにも氷河があったんやなぁという感じの削れ方をしている山。



再び川沿いの低地帯に。
水辺だし何か動物いないかなと外を注視してたんですがそんなことはなかった。



そして氷河が目立つようになりました。



すごい量の氷河です。手前の景色とはえらい違いだ。



そしてこれがカナディアンロッキーの目玉、アサバスカ氷河だ!
次回からここに突撃します。


その27へ→

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