2015年7月15日(水)13時37分
アルバータ州バンフ国立公園 ルイーズ湖
アグネス湖から戻ってきました。
山登りする前よりも明るくなっていて、ルイーズ湖の湖面もさっきより綺麗に写っていました。
絵に描いたような色の湖で、本当に綺麗なんですよねぇ。惚れ惚れしてしまいます。
また何か動物がいました。
シガラマーモットかなぁ・・・?微妙に違う気がするんだけど、自信ないなぁ。
なんだか仕切りに鳴き声を出していたのが印象的でした。
とても綺麗な花壇を見たら、ルイーズ湖を去ります。
まだ昼飯を食べていなかったのですが、ここだという店も無かったので昨日立ち寄ったレイクルイーズステーションレストランに行きました。
保存客車で食べれるほどの身分ではないので、普通に駅舎でランチです。
ハンバーガー。
ここに至ってホームメイド志向のおいしいハンバーガーもカナダでは主流なのだなということに気が付きました。
ハンバーガーというとファストフードのイメージが先行してしまって、わざわざレストランで食べなくても・・・と思ってしまいますが、ファストフード店よりも美味しいのは当たり前ですし(当然その分値段もするが)、工夫も凝らしてあって店ごとに食べ比べするのも面白いです。乱暴な言い方をすれば、種類がたくさんあって店ごとに特色の出ている日本のラーメン屋みたいなものかもしれません?
サーモンのグリル。
アルバータ州辺りまではシーフードが普通に食べられていました。これが東部のオンタリオ州辺りまで行くとあまり見かけなかった・・・ような気がします。
牛の煮込み。濃厚なソースが美味だった。
駅舎を活用した奇をてらったレストランですが十分満足できる美味しいお店でした。おすすめ。
駅舎を再利用したレストランということで、店内には当時の物品が置かれています。
これはカナディアンパシフィック鉄道の「カナディアン」のポスターです。なんといっても最後尾の展望車がウリなのでそれを推しだしたポスターになっています。
店の奥は資料室になっていて駅員が使っていた道具なんかが置かれています。これは電信装置です。他の駅や列車との連絡に使っていたんでしょうかね。
土産屋もありますが、特に何も買わずに撤収。
レストランを後にすると、遠くから列車の汽笛のような音が聞こえたのでもしやと思い駅の近くの線路脇で待機することに。
ちなみにレストランで食事が出てくるまでの間も待ち構えていたんですが、来ず。
そしたら、本当に来ました。うひゃー、やったぜ。ちょっと脇に生えてる木が邪魔でしたが・・・。
機関車は堂々の5重連!!圧巻の一言です。
機関車は先頭から、 GE AC4400CW形CP8575号機+GE ES44AC形CP8830号機+AC4400CW形CP9673号機+AC4400CW形CP9658号機+AC4400CW形CP8527号機。書くのも一苦労・・・。
峠越えとはいえこんなにも連結するもんかと思いましたが、ただの回送なのかもしれません。
これは何度見てもすごい光景だと思います。5重連・・・。
貨物の中身は恐らく穀物でしょう。プレーリーで収穫された穀物をえっさほいさと国内外へ向けて輸送しているのです。
貨車はご覧のとおり密閉式ホッパー車です。貨車の数は確か160両くらいかな?
この写真に写っているCanadaの文字が入った赤いホッパー車はひと目でカナダと分かるためお気に入りの貨車で、模型でも持っています。これに限らず北米の貨車はカラフルなものが多いですから、模型を走らせるときに映えて眺めていて楽しいです。
そろそろ列車が通りすぎるなと思ったら後補機にES44AC形CP8866号機が連結されていました。峠越え区間ではやはり後補機を繋げるのが規定なんでしょうかね。
列車が過ぎ去ったら次の場所へ向かいます。ちなみに貨物列車はこれ以降出てきません・・・。
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