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今回はマイクロエースの風物詩シリーズ「居酒屋」を作りました。
元々は河合商会というメーカーが発売していた製品でしたが、同社は2012年に倒産。倒産後、製品が絶版にならないか心配されていましたが、プラモデルについてはマイクロエースが製品を引き継いで現在も発売しています。
風物詩シリーズは主体となる建物と数点の小物から成るジオラマのキットで、色々な製品を出しています。作るのが楽しそうなキットでかなり前から挑戦してみたかったもののひとつです。
この度ZBS絡みで作る機会を得られたので作ってみることとしました。書くのがだるいのでそこんところについては割愛で・・・。
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とりあえず箱組みしてみます。意外と奥行きが薄いんだな・・・っていう。
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キットにはジオラマの台もついているのですが、私はダイソーで売っている展示ケースを購入して使うことにしました。フタが付いているのでホコリから保護できるのがいいですね。
大きさも問題なしでした。
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塗ります。
あえて塗りムラを残すことでそれっぽい質感を表現。
さらにこげ茶色に塗って年月が経って風化した状態としました。
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屋根は灰色に。スレと苔の生えた感じにしました。
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店舗の後ろに立てる塀も風化した表現にしました。
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仮置き。ええんやないの?
あれこれ考えながら作るのが楽しいです。
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この後壁の一部は土壁風に塗り替えました。木目の入ったモールドは木工用ボンドで埋めて平らにしました。
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小物を作っていきます。
井戸は何だか物足りなく感じたので、プラ棒で井桁を組んで力強くしました。
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出来上がるとこう。木目表現は適当にやった割にはまあまあかな?
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ここからはネタ。
田舎によくあるキリストの標語が書かれた看板。この標語は自分で考えたやつで実際には無い・・・はず。
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狸の置物。なんか生えてるけど狸なのでモザイクは無しで(面倒くさい
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ひと通り置くとこう。なかなか賑やかになってきたじゃん。
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ここで軒下が寂しいと思い、軒桁を組むことに。
構造的には間違ってるような気がしますが、賑やかになればいいのでそこは深く考えず。
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その後軒下を塗って建物と合わせてみると・・・ええやん!苦労したかいがあった。
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内壁も塗って、そしたら居酒屋なのでお品書きを貼ります。これも自作ですけど、完成するとほとんど見えない・・・。
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店先にも屋号と障子に装飾。
みすてぃあで八目鰻とくれば東方のミスティア・ローレライですね。そうです、東方絡みの作品です。だからなんだって言う程度のささやかな主張ですが。
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これで店舗は完成!ええやん!
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もうひと仕掛けというわけで、電飾に挑戦してみます。
現代は便利なもので、電飾セットが発売されています。トミーテックから発売されている電飾セットA2(電球色)。元々は同社の展開するジオラマコレクション用の製品ですが、これを転用します。
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まず天井裏をメッキシールで目張りして光の漏れを塞ぎます。そしたらLEDとそのコードを配線していきます。電飾というと面倒なイメージがありますがこのセットだと配線するだけでいいので楽ちんです。LEDは天井と軒先に配置。
目張りや配線は正面から見えるように気を使います。コードはマスキングテープで仮止めしながらボンドでちまちまと固定していきます。
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配線をまとめるのにプラ棒を使いましたが、無理やりな感じになりました。
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配線完了。ええやん!
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LEDは2つ使いましたがセットには6つあって、なんだか勿体無いので井戸の中にもう1つ配置しました。
井戸の中で皿を数えやすいようにね。溶鉱炉に見えるという意見もちらほら・・・。井戸から親指を立てた腕でも置くか?(置かない
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最後に地面を作ります。キットに付属しているカラーパウダーを使います。
まずベースを霧吹きで湿らせてその後粉を撒きます。そしたらボンドを水で溶かしたボンド水をスポイトから垂らします。ボンド水が乾くと粉が固着するという仕組みなのですが、スポイトから垂らした時にクレーターが出来てしまうので、それはまたクレーターに粉を撒いて誤魔化していきます。
この手の地面は鉄道模型レイアウトを作った時に散々やったのでお手の物です。
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出来上がるとこう!
これも付属している緑の粉を使って地面に変化をつけるのも大事。店舗内に入り込んだ粉は払っておきます。
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建物と小物をベースに接着させたら完成!
いい感じに風情が出てるんじゃないでしょうか?いいぞこれ(自画自賛
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電飾もいいな。
あれこれどう弄るのかを考えながら作るのが楽しいキットでした。こういう風に楽しんで作ったキットも久々だったので良かったです。また別の建物を作ってみたいと思います。