再び艦外へ出るとMk.12 5inch連装砲とまたご対面。
この連装砲は内部を観察することが出来ます。
連装砲は上下2つの部屋に別れています。
上は砲を射撃するところ。砲術長以下、観測手、装填手、砲手など14人で運用します。下の方は艦内の弾薬庫から供給される弾丸を上へ運ぶ中継役です。その部屋のキャプテン以下、弾体を運ぶ人、装薬を運ぶ人で合わせて13人で運用します。上下合わせると27人ですか。
副砲と侮っていましたが思っていた以上に人喰い虫ですね。新造時には12基ありましたから(改装時に6基に減少)、計324人で運用していたことに。そりゃ戦艦の乗員は増えるわな。
中はこう。正直良くわからないですが、よく14人も押し込んだなと。
艦首の方。
連装砲の上の方。
ビームが上から張り出していますが、何かを吊ったりしていたんでしょうか?
側面からは測距儀が飛び出ているのも分かります。主砲と同じく、普段は射撃管制装置のもと射撃していたはずなんで、これもいざという時の予備だったと思います。
エアガスのボンベ。使いみちはわからんちん。
順路を進んでいくと柱をくぐりながら通るところがありましたが、柱ではなくてバッテリーから延びる配管のようでした。
目線がまた上がったところでもう一度連装砲を。
上面の中央後ろから出ている箱みたいなやつはサイトチェッカーという要員が配置される場所。この箱から顔だけ出します。
探照灯。
壁に書かれた信号旗。模様によって表す文字が異なるのでそれで表現するんですが、これの場合左から"NEPM"でして、全く意味不明。四字信号というのも無いそうなので、これについては全然理解できなかったです。
煙突とCIWS。
今日はここまで。
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