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そろそろカナダでしこたま買ってそのまま積んであるキットを消化し始めにゃいかんなと思ったので、手を付けました。
日本のキット、海外のキット両方買いましたが、まずは失敗しても痛くない日本製キットから始めることに。そこで選んだのがオオタキの1/48スピットファイアなのでした。
オオタキ(大滝製作所)は1980年代頃まで存在していたプラモメーカーです。意外とネットに情報が転がっていなかったのでどういう会社だったのか分からなかったのですが、自分は聞いたことなかったです。そんなメーカーのキットがカナダの模型屋で熟成されていたわけですから、買ってしまったのです。
ところがオオタキの金型はマイクロエース(Nゲージ模型を主に発売している会社)が引き継いでいて、たまに再生産も行われているようです。実際、マイクロエース(有井)名義で生産された同じスピットファイアが模型屋で並んでいるのを見てしまい「無理して買わんでもよかったやん」となってしまいました。
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部品はこう。あと透明の風防ランナーがあります。
これが設計されたのは1970年代だそうで、まあまあ古いキットです。ただモールドは繊細な凹で好印象。最近のキットのような超絶モールドはないですが程よい密度です。ただし嵌合はあまりよくなく、年相応といったところ。
ノンスケールの立ち姿のパイロットフィギュアがおまけで付いているのも昔のキットっぽいですね。なお作らなかった模様。
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デカールは3種類分のものが収録されています。すっかりカピカピに劣化していましたが、普通に使うことが出来ました。でも糊が弱くなっていて曲面追従性も良くなかったのでマークセッターとマークソフターは必須でした。
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組立図。
最初から海外輸出用だったのか、日本語の他に英語の組立図が入っていました。
「スピットファイアー」とアを伸ばすのが昔懐かしです。もっと古いとスピットファイヤーになるんですけどもね。
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まずは形にしてみる。
実機の詳しい形状は分かりませんが、ちゃんとスピットファイアです。いいですね。
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腹側。
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コックピットは極めて簡素。まあほとんど見えなくなるしと、何も手を加えずに素組み。
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ハメてみる。ダイジョブダイジョブ。
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昔のキットで特別珍しいわけでもないので、思い切って飛行状態で完成させようと思いつきました。
浮かせて展示するためにスタンドが必要になります。これはバンダイのアクションベースを流用しました。スタンドと機体との接続にはネオジム磁石を使って機体に穴を開けないようにしました。このスピットには胴体下面に取り付けられるスリッパタンクが付いているので、これの裏側に磁石を取り付ける形に。なので場所には困らなかったです。
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新しいことをやろうとすると色々考えついてしまうもので、飛行形態で展示するならいっそのことモータライズしてプロペラを回転させてしまってはどうかと考えてしまいました。
スピットファイアは液冷エンジン機で機首が長いため空間には余裕があります。たぶん行けるだろうと踏んでモーターを買ってきました。
モーターはタミヤの楽しい工作シリーズ「ミニモーターセット」を使いました。普通のミニ四駆のようなモーターだと大きすぎて収まりませんでした。ところでお値段240円というのは安いですね。子供のお小遣いでも帰るような値段設定なんでしょうか。大人にとっても有難いことです。
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モーターとシャフトをどう繋げるかで試行錯誤します。
いろいろ考えましたが、ピニオンを1段噛ませるような回りくどいことはせずにゴムチューブで両者を直接連結してしまうことで解決しました(後述
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プロペラ軸の部品。
軸の部位を取ってしまってそこに穴を貫通させてシャフトを通します。軸と胴体が触れる所はグリスを塗って摩擦を低減します。
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ぼちぼち本組み立てを始めます。胴体を接着する前にコックピット内を塗装しておきます。
ところでここにきて大切なことに気づいたのですが、このキットにはパイロットのフィギュアが付いていません。飛行状態なのにコックピットは無人・・・というわけにもいかないので、どっかからフィギュアを調達してこなければなりません・・・。困った、フィギュアのストックなんて無いぞ。
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あった、ありました。
知り合いから貰ったエアフィックス製1/48スピットファイアF.22のキットにフィギュアが入っていたのでこれから流用しました。
ちょっと体勢がきついですが大丈夫です。
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外から見る分には収まりがいいのでこれでいきます。よかったよかった。
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風防を嵌めても大丈夫でした。
ちなみに風防は厚みが薄くていい感じでした。
長くなってしまったので今回はここまで。
製作記を複数回書くなんて何年ぶりでしょうかね。
後編へ→
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そろそろカナダでしこたま買ってそのまま積んであるキットを消化し始めにゃいかんなと思ったので、手を付けました。
日本のキット、海外のキット両方買いましたが、まずは失敗しても痛くない日本製キットから始めることに。そこで選んだのがオオタキの1/48スピットファイアなのでした。
オオタキ(大滝製作所)は1980年代頃まで存在していたプラモメーカーです。意外とネットに情報が転がっていなかったのでどういう会社だったのか分からなかったのですが、自分は聞いたことなかったです。そんなメーカーのキットがカナダの模型屋で熟成されていたわけですから、買ってしまったのです。
ところがオオタキの金型はマイクロエース(Nゲージ模型を主に発売している会社)が引き継いでいて、たまに再生産も行われているようです。実際、マイクロエース(有井)名義で生産された同じスピットファイアが模型屋で並んでいるのを見てしまい「無理して買わんでもよかったやん」となってしまいました。
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これが設計されたのは1970年代だそうで、まあまあ古いキットです。ただモールドは繊細な凹で好印象。最近のキットのような超絶モールドはないですが程よい密度です。ただし嵌合はあまりよくなく、年相応といったところ。
ノンスケールの立ち姿のパイロットフィギュアがおまけで付いているのも昔のキットっぽいですね。なお作らなかった模様。
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最初から海外輸出用だったのか、日本語の他に英語の組立図が入っていました。
「スピットファイアー」とアを伸ばすのが昔懐かしです。もっと古いとスピットファイヤーになるんですけどもね。
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まずは形にしてみる。
実機の詳しい形状は分かりませんが、ちゃんとスピットファイアです。いいですね。
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腹側。
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コックピットは極めて簡素。まあほとんど見えなくなるしと、何も手を加えずに素組み。
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ハメてみる。ダイジョブダイジョブ。
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昔のキットで特別珍しいわけでもないので、思い切って飛行状態で完成させようと思いつきました。
浮かせて展示するためにスタンドが必要になります。これはバンダイのアクションベースを流用しました。スタンドと機体との接続にはネオジム磁石を使って機体に穴を開けないようにしました。このスピットには胴体下面に取り付けられるスリッパタンクが付いているので、これの裏側に磁石を取り付ける形に。なので場所には困らなかったです。
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新しいことをやろうとすると色々考えついてしまうもので、飛行形態で展示するならいっそのことモータライズしてプロペラを回転させてしまってはどうかと考えてしまいました。
スピットファイアは液冷エンジン機で機首が長いため空間には余裕があります。たぶん行けるだろうと踏んでモーターを買ってきました。
モーターはタミヤの楽しい工作シリーズ「ミニモーターセット」を使いました。普通のミニ四駆のようなモーターだと大きすぎて収まりませんでした。ところでお値段240円というのは安いですね。子供のお小遣いでも帰るような値段設定なんでしょうか。大人にとっても有難いことです。
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モーターとシャフトをどう繋げるかで試行錯誤します。
いろいろ考えましたが、ピニオンを1段噛ませるような回りくどいことはせずにゴムチューブで両者を直接連結してしまうことで解決しました(後述
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プロペラ軸の部品。
軸の部位を取ってしまってそこに穴を貫通させてシャフトを通します。軸と胴体が触れる所はグリスを塗って摩擦を低減します。
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ぼちぼち本組み立てを始めます。胴体を接着する前にコックピット内を塗装しておきます。
ところでここにきて大切なことに気づいたのですが、このキットにはパイロットのフィギュアが付いていません。飛行状態なのにコックピットは無人・・・というわけにもいかないので、どっかからフィギュアを調達してこなければなりません・・・。困った、フィギュアのストックなんて無いぞ。
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あった、ありました。
知り合いから貰ったエアフィックス製1/48スピットファイアF.22のキットにフィギュアが入っていたのでこれから流用しました。
ちょっと体勢がきついですが大丈夫です。
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外から見る分には収まりがいいのでこれでいきます。よかったよかった。
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風防を嵌めても大丈夫でした。
ちなみに風防は厚みが薄くていい感じでした。
長くなってしまったので今回はここまで。
製作記を複数回書くなんて何年ぶりでしょうかね。
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