オオタキのスピットファイア製作の続き。意外と気になるところが出てくるもので、やれる範囲で加工していきます。
主翼の下側に2個ついているラジエーターですが、実機はグリル状の部品があるところ、キットではその表現が何もありません。前から見た時、これは少しいただけないなと。
モールドを罫書くのは大変なので、昔買って余らせていたWAVEの「Uバーニア・フラット長方形」を利用。
ちょうどラジエーターのような彫刻がされているのです。
右下の一番大きいものがちょうどよかったです。
部品の縁を取り去ります。
で、ラジエーターにくっつける。
これでだいぶ見た目が良くなりました。なお裏側は手を付けずに手を抜いた模様。
パイロット人形はてきとーに塗りました。
胴体接着前の最終確認。
モーターとシャフトはゴムチューブで繋げました。
エンジンの空間が広いのでモーターを入れるのは余裕でした。さすが液冷エンジン機ですね。ゼロ戦だとこんなに簡単にはいかなかったでしょう。
機首にモーターで重量バランスが偏っているので、尻尾の方にもカウンターウェイトの錘を一応入れておきました。
モーターの固定は左右からパテで挟みました。なんとかなった。
主脚の加工。
展開して組み立てるのが基本ですので、収納して飛行形態にするには加工が必要です。
普通にキットのまま収納しようとしてもホイールや脚がはみ出てしまいます。
とりあえず脚を短くしましたけどホイールが厚いのでまだはみ出ますね。
収納部の天井(?)をブチ抜いて深さを稼ぎます。
さらに脚も削って薄くします。
どうやらいい感じです。
主翼とほぼ面になりました。もうちょい削り込んで完璧に面にしたら完成。
あとは塗装です。塗料はクレオスのWWIIイギリス空軍機中・後期標準塗装色を使いました。
今回はもう実験だらけの作品にしようと思って、国籍マークをデカールではなく塗装で表現しようと思ったのです。
マスキングテープを円に切り出すためにプラッツのスーパーパンチコンパスを用意しました。サークルカッターはいくつか種類がありますが、プラモデルに使えるような小さなφの円を切り出せるカッターはこのカッターくらいでした。
練習がてらホイールのマスキングを。
ラウンデルをマスキングして塗ります。
ちょっとズレたな・・・。大きい円と小さい円を一度に切り出して貼るべきだったやな・・・。
次から気をつけよう。
塗装も問題なく終えて、デカールを貼ってトップコートを吹いて完成しました。
完成写真はギャラリーにて。