前回に続き、ウィル・アレン Will Allen のピッツ スペシャルS-2 (C-GZPG)がまだ飛んでいました。
展示飛行を撮るのにも飽きてきたのか、遠くにいるCC-177の全体を撮っていました。垂直尾翼デカいなぁ・・・。
ウィル・アレンの演目が終わると、次はカナダ空軍第407長距離哨戒飛行隊 407 Long Range Patrol Squadron のロッキードCP-140オーロラ (140110) でした。
CP-140・・・つまりはP-3C対潜哨戒機のカナダ版です。
対潜哨戒機は海軍が保有運用するのが通例なのですが(自衛隊でもそうなっている)、カナダでは空軍のものになっています。
これは、対潜哨戒の他に洋上監視、救難活動もできる機体に仕上がっていて、活動範囲に陸地も含まれることがあるためだそうな。ちなみにアフガニスタンやリビアに派兵されていた時期もあったんです。
これも更新時期に来ていてボーイングのP-8を購入するらしいですが、最近カナダとボーイングの間で何か揉めているようなので(F-35の代わりに買うはずのF/A-18E/Fをキャンセルするかもしれないらしい)、これもどうなるやら。
カナダの装備品購入っていつも話が二転三転しているような。
主脚を出しながら低速でフライパス。
腹見せ。ソノブイ投下口がよく見えます。
もう一度フライパス。
着陸しました。
次に飛んだのはジェフ・レター Geoff Latter の南昌CJ-6 (C-FGCJ)。中国の昔の練習機です。
扱いやすいのか分かりませんが、北米で結構な数がフライアブルだと言われています。T-6テキサンみたいな扱いかな。以前も取り上げているので詳しい話はこっち。
スモーク発生装置を取り付けていました。でもエンジンの排気のような気もします。
背中見せ。
CJ-6はガルウィングや長いノーズが特徴的ですね。
脚を出して低空飛行。
良いロール角度でフライパスしてくれました。
なにせたくさん機体が残っているので、思い思いの塗装で塗られている機体もいるようですが、この機体はオリジナルに忠実に塗られています。
着陸しました。
こういった古典機が展示飛行するというのが北米のエアショーのいい所です。
今日はここまで。
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