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陸上自衛隊の訓練展示を見学する その5 【2014/07/06】

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訓練展示の後半です。



戦車の空砲に気を取られているうちに、いつの間にか91式戦車橋が展開、橋を展開していました。
橋の展開から設置まで車外に出ることなく作業することができます。



そして主役の10式戦車の登場!殴り込みをかけます。



90式戦車に混じって空砲を撃ちます。
何回空砲を撃たれてもビビリっぱなしです。これには慣れない^^;あと発砲の瞬間を撮るの難しいですね。結局無理でした。



なんとも頼もしい画です。



仮想敵役の74式戦車が1両また1両と撤退していきます。



さて、ここで敵弾を食らって負傷した隊員が発生。



ふと奥に目をやっていたら戦車橋の設置が完了していました。
・・・影薄すぎんよー。



96式装輪装甲車から救護部隊が出動。



負傷者を担架に乗せます。
この間、戦車等は機銃を撃つなど援護をしています。



装甲車に収容して撤退します。



74式戦車も反撃します。かわいいなあ。



制圧のため、突出した96式装輪装甲車から普通科隊員が展開。



小銃を撃ちながら前進していきます。



87式偵察警戒車。



もう最終段階に入ったのか、全軍突撃みたいな感じに。



航空兵力も投入します。UH-1。輸送ヘリが攻撃・・・?



OH-1。偵察ヘリが突撃・・・?



AH-1。うむこうでなくては。



こんな感じで、最終的に仮想的部隊を制圧し訓練終了という流れでした。
大変よいものを観させてもらいました。

これで大きな行事は終了です。私も撤退しますが、その前にここに来たかったもうひとつの理由のある場所へ行きます。


その6へ→

ビクトリアの公共交通機関BC Transitについて

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今回はカナダのビクトリアの公共交通機関であるBC Transitについてでも。
BC Transitは、ブリティッシュコロンビア州の公共交通システムを担っている事業者です。当然ビクトリアでも運行されていて、ビクトリアの公共交通はこのBC Transitが一挙に引き受けている形です。むか~しは路面電車も走っていたようなんですけどね。見る影なしです。

私は自動車を持っていないので、移動には必ずこれを使うわけですが、なかなか初見殺しなバスでした。

以下、ビクトリア営業所(仮称)の話となります。



じゃあバスに乗ってみましょう。バス停を探します。はい、この頼り無さそうなポール1本だけです。
まずバス停の名前がない。次に時刻表がない。つまり今どこにいるのか、このバス停に停まるバスはどこに行くのか、上りか下りなのかすらわかんねーわけで。
これはかなり初見殺しだと思います。時刻表は必須です。事前に調べていったほうがよいです。バスには無料配布の携帯時刻表が備え付けられているので、乗ったら必ず手に入れましょう。



これは系統番号に行き先、さらには時刻表も載っている大変親切なバス停です。ダウンタウンやターミナルなどの主要停留所、複数の系統が停まる停留所ではだいたいこんな感じで親切です。
上のようなポール1本だけというのは大抵田舎です。

ちなみにビクトリアのダウンタウンにはバスターミナルとかバスセンターとかそういうのはありません。ダウンタウン全体に各系統のターミナルが散り散りに点在しています。言ってしまえば街自体がバスターミナルです。こんな感じに。
どこからどの系統が出るかなんて気の利いた案内はそこにあるバス停以外に無いので、頑張って自力で探してください。あとは観光案内所。



まあ何とか乗れました。じゃあ目的地まで座ってましょう・・・・と思った矢先。
運賃表がないんですね。もっとも、ビクトリア営業所の運賃は$2.5均一なので運賃表は不要なのですが。余談ですが、1時間程度乗るような中距離路線でも均一運賃なので、かなり割り切った値段設定だと思います。
で、重要なのは、次の停留所を表示してくれないので今どこを走っているのかさっぱり分からないことなんですね。じゃあ自動放送があるかといえばそれもない(極稀に停留所名を肉声で言ってくれる乗務員がいますが)。
ダウンタウンのような主要エリアならまだしも、時刻表にも載らないような小さなバス停ですともうお手上げです。グーグルマップのGPSと睨みっこです。今でも初めて乗る系統だとマジ気が抜けません。あとは「Please tell me when you arrive at this bus stop.」と乗務員にお願いするとかですね。
どうにせよこれもかなり初見殺しだと思います。客がプロならそういう仕様でもいいんでしょうけど全員がプロなわけじゃないのよ?

まあ大抵の場合はグーグルマップのGPS機能があればどうにかなると思います。頑張ってください。




今回のメイン。バスの車種です。ビクトリア営業所には大きく分けて6車種のバスが走っています。
まずはこれ。New FlyerのD40LF。New Flyerは北米の企業。D40LFが車種名です。
D=ディーゼルエンジン、40=40f(約12m)、LF=Low Floor(低床車)という意味で、車種名というより型式名のほうがしっくり来る感じです。随分とあっさりと分かりやすいものです。日本のメーカーのは複雑すぎです。私には理解できないです。
アメリカらしいバスだなあ、という印象です。日本のだと日野ブルーリボンに近いかな?行き先表示器はマグサイン式です。幕式よりもこちらの方が普及しているようですね。
ちなみにBC Transitのバスは(恐らく)全てのバスがノンステップバスです。結構な台数がいる中でこれはすごいなと。
車内の構造は日本のと同じ扉間のみノンステップで中扉より後は床が高いです。また、エアサスを使って前ドアの車高を低くし段差を抑えることも出来るほか、前ドアからスロープが運転席のボタンひとつで展開し、車いすでも段差なしで乗降が可能です。実際、車いすの利用者は日本のそれよりも多くいる感触です。D40LFはもちろん他の車種全てで可能です。



BC Transitの塗装は2種類あって、赤と青帯の旧塗装と緑と青帯の新塗装があります。ちょうど過渡期なんでしょうね。
それが混在しているのががこのD40LFでして、趣味的に面白いわけですね。塗装以外にも行き先表示器がLED式だったりヘッドライトがHIDだったりします。



D40LFの亜種、DE40LF。DE=Diesel Electric hybridという意味なので、文字通りハイブリッド車です。
屋根上のバッテリー機器などを収めた大型のカバーが特徴なのですぐに見分けがつきます。日本のバスでも同様な感じですね。



側面には大きくHybridの文字が書かれていますが、大抵の場合広告で見えなくなっています。



DE40LFの新塗装。D40LF系統の新塗装は後述のLFSに合わせたような感じで、側窓周りを黒く塗って連続窓風にしているあたりがそうと思わせます。若作り的なそんなのを感じます。



次はこれ。Nova BusのLFSです。Nova Busは北米の企業で、Volvo Busesの傘下です。LFSはLow Floor Seriesの略で、文字通りノンステップの低床バスです。
D40LFに代わる新型の40f大型バスで、現在も増備されている・・・はずです。新塗装ばかり見かけるので、おそらく旧塗装はゼロ。
フロントに後退角を付けた路線バスにしては大胆なデザインです。側窓は連続窓で、中々スマートでかっこいい。



イギリスのAlexander Dennis製のDart SLF/Pointer 2。Dart SLF(Super Low Floor)はシャーシでPointer 2はボディです。35フィート(約10.6m)の中型バスです。タイヤの経も小さいです。
BC Transitのバスでは一番日本のバスに近いデザインをしている印象です。エルガミオ/レインボーIIあたりに近いですね。個人的にお気に入り。
サイズが他のバスと違うこともあり、投入される系統は限定されています。だいたい3系統や24系統、25系統で使われている印象です。



こちらは新塗装。ほっとんど見ることがないです。レア物。



ビクトリアの路線バスで驚いたのがこれですね。二階建てバス。これ路線バスです。はい。圧巻ですね。
メーカーは二階建てバスの本場(?)イギリスのAlexander Dennisで、モデルはTrident3。2000年から投入されています。北米では初の投入実績となっています。
二階建てバス導入の理由としては、連節バスよりも定員が多い(と思う)、全長が普通の大型バスと同程度なのでダウンタウンなど複数のバスが同時に停車するようなバス停のレーンを圧迫しないなどが考えられます。
これは旧塗装。なかなか見ないです。



こちらが新塗装。二階建てバスの旧塗装は躍動感があって好きなのですが、新塗装は無難でつまらないものに。
二階建てバスもやはり投入系統が決まっていまして、その輸送力の高さを活かして50系統、70X系統、72系統など中距離路線や14系統など輸送量の高い路線に充当されます。
ちなみにこのバスはフロントに自転車を積載しています。BC Transitの全車が自転車ラックを装備しています。これを利用している姿も時たま見かけます。



Alexander DennisのEnviro500。Trident3に続く二階建てバスです。よりスマートになった印象です。
1階はTrident 3も含めてもちろんノンステップ。
こちらの旧塗装はまだ割りと残っている感じ。



新塗装。
無理して連続窓風のダミー塗装しなくてもいいと思うんだけどなあ。2階のフロントガラスは行き先表示器と一体感を持たせたほうがかっこいいと思うんだけど・・・。



最後はこちら。Chevroletの4500classのシャーシにARBOCのSOM28D(Spirit Of Mobility)のボディを装荷した小型バスです。これでもノンステップなのには感心。
上記の組み合わせの他に数種のバリエーションがあるようですが、基本的な車体スタイルはいずれもこのような感じです。
ミニバンがベースと思われる車両です。日本ではいすゞエルフのシャーシにマイクロバスのボディ乗っけたやつとかそんな感じですかね。
輸送量の少ない系統に充当されるほか、写真のようなHandy DARTという戸口から戸口へ運んでくれる障害者用のチャーター便みたいな運用にも使われます。
一般の路線バスに充当される場合は時刻表にCommunity Busの注釈が入るので簡単に判別できます。


以上となります。中々楽しいです。
ビクトリアには鉄道の被写体が無いので、今後はバスばかりの撮影になると思います。細かい個体差なんかも紹介していくと思います。というかそれくらいしかすることがないんですね、はい。
ではでは。

陸上自衛隊の訓練展示を見学する その6 【2014/07/06】

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展示が終わったので、引き上げます。お疲れ様でした。



歩いている途中で引き上げる装備品が通過していったので、見ていきます。すごい近いぞ。
まずは203mm自走りゅう弾砲。デカい空砲を上げて我々をビビらせたやつ。



155mmりゅう弾砲。観閲行進時にはトラックに牽引されていましたが、エンジンを積んでいるため短距離なら自走が可能です。



82式指揮通信車。陸自迷彩って時間が経つと退色して別の色みたいになるんですよね。薄い迷彩色は古参の証。



やってきたのは、校内で保存されている退役した装備品群。順番に見ていきます。
最初は10式戦車。退役とか言いながらいきなり現役の装備品が出てきましたが、これは試作3号機です。
先ほどまで見ていた量産車とは細部が異なっています。あとはドーザーが付いているのも特徴ですね。



74式戦車。これもまだ現役・・・。



60式装甲車。
初の国産装甲兵員輸送車で、2006年に退役。4名の要員と6名の兵員を収容可能です。



61式戦車。
戦後初の国産戦車です。主砲は90mmライフル砲で、T字のマズルブレーキが特徴ですね。
2000年に全車が一度も実戦に投入されること無く退役。自衛隊の戦車かくあるべきといったところですかね。



M32戦車回収車。
戦車回収車とは、故障・損傷した戦車を救援・応急処置するためのものです。
M32は米軍からの供与で、M4戦車の設計を流用して造られています。1980年に退役。



M24軽戦車チャーフィー。
1944年アメリカで開発された軽戦車。愛称のチャーフィーの由来は、米軍機甲部隊の創設者A・R・チャーフィーから。
第二次大戦中は実戦配備が遅くあまり活躍できず、朝鮮戦争ではT-34に苦戦しやはり活躍できず・・・となんだかアレ。
日本では警察予備隊時代の1952年から供与され、1974年に退役。

というわけで、保存車の中で特に見ておきたかった大戦期の米軍戦車です。うむ、かっこいいぞ。



M4中戦車シャーマン。
第二次大戦期の米軍を代表する傑作戦車。シャーマンの由来は、南北戦争時代のアメリカ軍人ウィリアム・シャーマンから。
総生産数は約5万両と、アメリカのマスプロを体現したかのような戦車。恐ろしい子。
性能は同時期のドイツ戦車と比べると高いとは言えなかったものの、工業製品として優れていたため信頼性や整備性は高かった模様。
バリエーションが多いのも特徴で、エンジンや車体製造法(鋳造か溶接か)などの違いで色々なバリエーションが並行して造られていました。
日本では警察予備隊時代の1952年からM4の決定版と言われるM4A3E8「イージーエイト」を米軍から供与。1972年に退役。

これも見たかった戦車です。兵器とは性能だけではないことを私に教えてくれた兵器です。なによりかっこいい。
いやあ満足。



60式自走106mm無反動砲。
対戦車用として国産開発された装備で、106mm無反動砲2門を装備しています。2008年に退役。長く使われてきた装備ですね。



M2A1 105mm榴弾砲。
米軍の供与品です。1952年~1998年まで使用。これまた息が長い。



M1A1 75mm榴弾砲。
米軍の供与品。1952年~1981年まで使用。小さい。



M1 155mm榴弾砲。
米軍の供与品。1958年から現在も現役。



75式自走155mmりゅう弾砲。
99式自走155mm榴弾砲により来年に退役予定。また延びるのかもしれない。



67式30型ロケット。
戦後初のロケット弾装備で、当時は陸上自衛隊で最も高い火力を持っていました。1992年退役。
トラックが古めかしいのがたまらないですな。



M2 155mm加農砲。
要はカノン砲。やはり米軍の供与品で、1952年~1996年まで使用。
カノン砲は、榴弾砲と比べて高初速・長射程なのが特徴。その代わり、砲身が長いためサイズが大きく重量も重いです。



M2 203mmりゅう弾砲。
米軍からの供与で1952年から1994年まで使用。
これの後継が訓練展示でも使われた203mm自走りゅう弾砲というわけですな。



75式130mm自走多連装ロケット弾発射機。
30発のロケット弾を装備しています。2004年退役。



軽装甲機動車。
2002年から使用中。


これでひと通り紹介し終えました。色々見られて満足。
グラウンドで10式戦車などの展示が行われているのですが、こちらはパスしてここら辺で撤退します。


最終回へ→

陸上自衛隊の訓練展示を見学する 最終回 【2014/07/06】

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帰りましょう帰りましょう。
帰りの送迎バスは白無垢ブルーリボンII。



その後は自動車で富士宮までワープ。「むめさん」という食堂で遅めのお昼とします。



富士宮やきそば。おいしいです。同じ県内でもほとんど食べることはないです。はい。
あとはお好み焼きも食べました。こちらも美味。



腹ごしらえを済ませた後は、同じ富士宮市内にある若獅子神社へ。
ここには第二次世界大戦時に日本帝国陸軍が使用していた九七式中戦車チハが保存・展示されています。



チハたん!
チハは第二次大戦時の陸軍を代表する戦車で、大戦末期まで陸軍の主力を務めました。それだけ性能がすごかったわけではなくて、日本軍お得意の後継機開発の遅れによるものなわけですが。
九七式中戦車は、九五式軽戦車の補助と歩兵部隊の支援目的で開発されました。「チハ」の由来は「中戦車」の「チ」と「いろはにほへと」の「ハ」、つまり3番目に制式化された中戦車という意味。
装甲は25mm、主砲は57mm砲を装備。エンジンは当時先進的だったディーゼルエンジンを搭載。
就役時には世界水準の戦車でしたが、武装強化が出来なかったりそのせいですぐに陳腐化してしまったり戦車の充足率が足りなかったりで、まあアレだった模様。
当地に保存されているチハはサイパン島に投入された戦車第9連隊所属の車両で、戦後約30年間土中に放置されていましたが1985(昭和50)年に日本へ帰還しました。



チハが保存されている若獅子神社ですが、大平洋戦争時の陸軍少年戦車兵とその教官600余名の英霊を祀っている神社で、神社の敷地も元は陸軍少年戦車兵学校だったものです。
「若獅子」の由来は、少年戦車兵の愛称から来ています。



砲塔。砲塔の上を囲っている無線アンテナが無いのであっさりとした印象。
ちなみに帰還戦車はもう一両いて、それは靖国神社にて保存されています。



修復された遊就館の車両と違い、こちらは土中から発見された時と同じ状態のままで錆びた車体が剥き出しです(クリア塗料は塗られているようですけど)。
白い丸で囲われたところは弾痕です。これもそのまま。



破壊された履帯と転輪。
きちんと修復してあげるのが一番なんでしょうけど、やっぱりこれはこれでクルものがありますね。戦争いけない。



良い物を見させていただきました。



拝殿。神社としては小さな規模です。



若獅子の塔。



最後に、神社の入口の道には戦車兵学校の正門だったものが。



なんと表札も残っていました。貴重な旧陸軍の遺産です。


これで撤退し、帰宅しました。
おしまいです。

Sidneyまでお出かけする その1 【2014/10/18】

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ビクトリアの北20km程のところにシドニーSidneyという町があります。皆さんご存知のオーストラリアのシドニーSydneyとは地味に文字が一字違いです。
そこに美味しいお店があると教えてもらったので、そこへ行ってみることにしました。
シドニーまではBC Transitのバスで行きます。ダウンタウンからは72系統あるいは70X系統のSwartz Bay行きに乗れば行けます。乗ったバスは二階建てのEnviro500です。デカいなあ・・・。



路線バス向けの二階建てバスに乗るのは初めてのことですので、もちろん二階に昇ります。二階建てバス自体は三菱エアロキングに乗ったことがありましたね。



二階席では前面展望を堪能することが出来ます。これは気分がいいですぞ。



この眺め!
・・・とはいえ、二階ですと当然ながら揺れが大きくなるわけでして。発進停車や旋回でまあまあ揺れます。酔いやすい人は注意したほうがいいかもしれません。
あとは、重心が高いんで横転したらどうしようとか考えちゃいますね。



ダウンタウンとその外縁を抜けたらいつの間にかハイウェイに入ります。BCハイウェイ17号線BC Highway 17です。ハイウェイと名乗っていますが、料金を取られることはなく途中に信号もあるので、日本だとバイパス道に相当するような道路です。
こんな空気抵抗の塊のような二階建てバスがハイウェイを80kmで飛ばすのはちょっと怖いですぞ。



陸橋をくぐる時とか問題無いとわかっていても身構えますね。



エルク湖Elk Lakeです。左側に見えてきます。



右を見れば海が見えます。10kmちょっとも進めばアメリカ領です。



シドニーに着きました。SOM28Dがいたので撮影。ダウンタウンに向かわないバスは大体コミュニティバスという印象です。



おすすめしてもらったレストランがこのFish on 5th。バス停を降りてすぐ向かいでした。近い。
店内はちょっと寒くて、あとはぶっちゃけ少し便所臭かったような気がしますが、どんな料理を出してきてくれるのでしょうか。



はい、これです。フィッシュアンドチップスを出すお店なんですね。
魚は鮭や鱈などから選べますが、私はハリバットにしました。日本だとオヒョウと言われている大きさが1mもするカレイのお化けみたいなやつです。ハリバットのサラダオーロラ風とか言えば分かる人もいるんじゃないかな?
火の通し具合がいい塩梅でおいしかったです。こっちに来て初めて美味い!と思った外食でした。


その2へ→

Sidneyまでお出かけする その2 【2014/10/18】

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お昼を食べたあと、メインストリートを歩いていたら左手にえらいもんがあるじゃないですかっ!
なんだこれなんだこれ!?



まずは一番目立つコレ。F-86戦闘機です。1950年代に西側諸国に広く配備された亜音速ジェット機です。
正確にはF-86 Mark5で、カナディアCanadairという航空機メーカー(現在はボンバルディアに吸収される)がライセンス生産した機体です。
カナディア製の機体はCL-13の型式番号が与えられました。いくつかの派生機があり、Mark5はエンジンをオレンダ10に換装し、翼の設計に変更を加えたものです。
この23060号機は、1954年1月に配備され1968年1月に退役。総飛行時間は2434時間20分でした。



飛んでいるような状態で空中に展示されているのでとても目立ちます。撮影する分にも申し分なし。
最初F-86は機首に大きく吸気口が空いていてダサいなあ思ってたんですが最近はかわいい思うようになりましたね。
どうでもいいですが、後で写真を見返したら一番いいアングルで撮った写真がピン甘だったのでまた撮りに行かないといけないことに。



次はコレ。M4中戦車シャーマンです。第二次世界大戦時アメリカが開発した傑作中戦車です。
これだけ経歴が分からなかったのですが、漁った結果おそらくM4A2だと思います。Cheetahという愛称があったようですね。



履帯周り。鉄道の台車みたいな転輪が個人的に好み。



砲塔。



陸空と来たら海もあるわけで。まあさすがに艦艇をまるごと置くわけにもいかなかったのか、艦艇に搭載されていた速射砲が展示されています。
砲身に刻まれていた文字と見つけた情報から鑑みて、Mk IV 10.2cm(50口径)単装連射砲で間違いないと思います。
搭載されていた艦は軽巡洋艦「HMSオーロラAurora」。1913年、英海軍の3500トンクラスのアリシューザ級軽巡洋艦2番艦として建造。1920年11月1日にカナダ海軍へ移籍し、1927年に解体されたとのこと。
案外短い生涯ですね。この時代はこんなものなのかな?



速射砲後部。

ちなみにこれらが置かれている施設は何かというとカナダの退役軍人協会の事務所だそうです。
3点とも雨ざらしでしかも海が至近にありながら、素人目には文句のつけようがないくらい美麗な保存状態でした。ちゃんとした整備体制が整っているようですね。素晴らしいです。



さらに海に向かって歩いて行くと小さい魚市場がありました。



鮭とかカレイとか牡蠣とかが置いてあります。良さげですねぇ。買いませんが。



他にもこんな感じ。カナダと行ったらサーモンですよね。



海沿いなので鳥もいます。なんて種類なのかは見当もつきません・・・。



かもめ。



町と絡めて。のんびりしていていい町です。



飛行中のかもめの写真も撮ります!
いやあ、野鳥を撮ろうとするとやっぱり300mmが欲しくなりますなw(所持してるのは200mm)



結構寄れて撮れたけどピン甘。



これはうまく撮れたんじゃないかな?かな?

野鳥ブログですねこれでは。


その3へ→

振り返り371系

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2014年11月30日で371系が引退するそうで。
そこで、過去の写真とともに371系を振り返ろうという手抜きお手軽企画です。



371系を初めて見たのは2008年10月11日「ホームライナー沼津」運用の時でした。
この頃は寝台特急「富士・はやぶさ」の去就がホットでしたから、371系はついでだったんですね。



初乗車はその2ヶ月後、2008年12月15日の「ホームライナー沼津」。
伊豆急行200系(←JR113系)の引退列車を見に行く時に乗りました。



当時のホームライナーは座席指定されておらず好きなところへ座れたので、かぶりつきの最前列を陣取りました。
展望席に乗ったのは後にも先にもこの時だけでした。



2009年4月18日、初めて「あさぎり」運用を撮影。御殿場駅ですね。



2010年3月24日、「ホームライナー静岡」(浜松発)に乗車。
自身初の単身長距離旅行、北陸旅行(無題)のアンカーとして登場。
以降も、関西方面からの旅行の帰りの際にはしばしば利用することになります。



2010年7月某日。371系のNゲージを購入。
こちらは今も現役。



南新宿駅にて。
大学進学の際に小田急線沿線に引っ越したため、371系の撮影はそりゃもう容易でした。



谷峨駅にて。
東日本大震災以降運休していたロマンスカーの運行再開後に撮影。早朝の「あさぎり」1号・2号の離合を多少強引に季節感を交えながら撮影。



沼津駅にて。
私にとって371系は「ホームライナー」でとてもお世話になった電車でした。
大学の下宿から実家に帰る時は、決まって371系の「ホームライナー」に乗るようにしていました。おかげで毎回快適に帰省できました。
ちなみに上京するときは、こちらも今は亡き373系9両編成の338M普通列車東京行きに決まって乗っていました。帰省時は371系、上京時は373系というのが私の黄金ルートでしたw



秦野駅にて。
なんかの帰りに撮影。



百合ケ丘駅にて。
同年10月に371系の「あさぎり」撤退が発表されました。鉄道ファンから371系が目をつけられるようになります。



成城学園前駅にて。
撤退発表以前にも沿線だったのでちらほら撮ってましたがこの頃から以前より増して追っかけるように。



厚木駅にて。
ガンダムユニコーン見に行くついでに撮りに行ったんだっけかな?



谷峨駅にて。
「あさぎり」同士の交換。
御殿場線内での撮影はこれで満足してしまい有名な富士山背景の構図は結局撮らず仕舞い。



沼津駅にて。
帰省時にたまたま撮影。この時は訳あって昼間に帰省することに。どんな訳かは忘れた。



2012年3月10日沼津駅にて。
ダイヤ改正直前、定期運用最後の乗車はやはり帰省時の「ホームライナー」。
371系撤退後も「ホームライナー」は373系に引き継がれましたが、発車時刻が30分早まったため使いづらく、以降2年間で数回くらいしか利用しませんでした。



最終乗車では穴場である二階建て車の階下席へ。普通車ながらシートピッチがグリーン車と同じお得な席でした。階下席もこの時を含めて2回しか乗れませんでした。



2012年3月14日桜橋駅にて。
定期運用最後の撮影は「ホームライナー」。今まで散々撮ったし近場でいっか~って感じであっけない最後でした。



2012年12月19日由比~興津にて。
団体臨時用に転身してから初の撮影。期日前投票しにわざわざ静岡まで戻ったついでに撮影しました。臨時快速「いわたウォーキング号」でした。



復路は島田から沼津まで乗車しました。
371系を見たのはこれが最後になりました。


・・・という感じの黒鉄重工では珍しい振り返り企画でした。普段の何気ない撮影から追っかけまで結構撮っていましたね。よかよか。
引退後は某私鉄に譲渡されるなんて噂も流れていますが・・・当てはまるところはひとつしか思い浮かばないんだよなぁ。もしそこに渡ることになったらまさに胸が熱くなる展開になるわけなんですけど。


というわけで、お疲れ様でした!
以上!

USJと関西観光へ その1 【2014/0909~11】

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9月のお話。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行って来ました。その前後には大阪とか姫路とかにも行って来ました。そこら辺のことを軽く書いていきます。軽くとかいいながら数回に渡るのですが。
深夜に自動車で自宅を出発し、翌日9時ごろに大阪へ到着。USJへは夕方以降に入場なので、午前中は大阪市内を観光します。
最初に来たのは通天閣。コテコテな大阪観光地ですが、実は今まで訪れたことの無かった場所です。私の中では定番過ぎて逆に優先度が低かった観光地です、はい。





























せっかく来たので上まで昇ってみます。天王寺動物園ですね。ここに動物園があったのか、知らんかったなぁ。



あべのハルカスですね。今回は見るだけ。



大阪環状線も見えます。何回も乗ってるのに通天閣が見えるの分からなかったな・・・。
走っているのは201系かな?



反対側には南海電車。7100系と10000系の特急「サザン」でしょうな。



次は道頓堀に来ました。ここに阪神ファンが飛び込むんですね!
有名なグリコのネオンはちょうど工事中で、覆いが被さっていました。これはこれで貴重な記録に。



かに道楽のカニ。動くよ!
ミナミを歩くのは初めてですが楽しいですねえ。



カールおじさん。



づぼらやのタコ。
美味そうな店ばかりですね。とても行き尽くせません。



食い倒れ人形や!



法善寺の水掛け地蔵。苔がすげえってレベルじゃねえぞ。



そしてお昼ごはん。難波の自由軒にやってきました。明治43年創業という由緒ある洋食屋です。
名物カレーが有名。開店前に行列ができてました。



もちろん名物カレーを食べます。カレーとご飯を混ぜたものに生卵を乗っけたものです。普通のカレーとは違ってますね。
ご飯の保温器が無かった時代に、カレールーと混ぜれば熱々を提供できるんじゃね?という発想から考案されたものだそうです。
おいしいぞ。普通に食べる卵を混ぜるソースを加えるの3段階で味わえます。



さらに吉本興業のなんばグランド花月にある千とせで肉吸いを食べます。肉うどんのうどん抜きということで、つゆはうどんのそれそのもの。
おいしいぞ。やっぱりうどんは関西。


その2へ→

Sidneyまでお出かけする その3 【2014/10/18】

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海沿いにあるホテル。きれいで面白い形をしています。
この中に水族館が入っているようなので、行ってみることにします。



水族館の規模の割には高いと思う入館料を払うと、エントランスには物々しいゲートが。



重厚感のあるサウンドと動きでゲートが開いたら中に入ります。なんだこの演出は。楽しいけど。



潜航艇みたいな設定らしくて、ゲートが閉まると水中に潜るような演出がされます。
でまあ、演出が終わると奥のゲートが開くんですが、振り返ってみるとすぐ横にエントランスに繋がる非常口が見えて「お、おう」ってなる。



最初に目につくのはクラゲ。こっちは小さいクラゲ。



大きいクラゲ。あークラゲ食べたい。



カレイ。



ウミヘビ的なにか?名前が分からなかった。



なんか卑猥だなぁ・・・///



えび!



パシフィックサーモンPacific Salmon。要は鮭。我々が普段食べるような鮭ということで違いないと思います。
あとは大西洋鮭Atlantic Salmonアトランティックサーモンもいますね。



まだ体長20cmほどの小さな鮭です。イワシやアジみたく忙しく水槽を泳いでます。



ウルフイールWolf Ell。オオカミウナギですかな。
オオカミウオ科に属する魚で体長は2.4mにも達します。デカいなぁおい。ウルフの名に違わず強い顎を持っていて、貝や甲殻類を噛み砕く力も持っています。



ピュージェットサウンドロックフィッシュPuget Sound Rockfish。
ピュージェット・サウンドはアメリカはシアトルにあるピュージェット湾のこと。ロックフィッシュは岩礁や海草に生息している根魚のこと。根魚とはメバルとかアイナメとかカサゴとかそんな感じの魚です。
この地域特有の根魚ということですね。食べると美味しいのかな。


つづきます。


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Sidneyまでお出かけする その4 【2014/10/18】

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水族館の続きです。



タイガーロックフィッシュTiger Rockfish。
名前通りトラのような模様とトゲのあるヒレで外敵から自分の縄張りを守ります。



カナリアロックフィッシュCanary Rockfish。
文字通りカナリアのような鮮やかな色をしています。
幼体には背びれに黒斑点を持ちます。



この水族館で一番卑猥に見えるイソギンチャク。
なんかぶわ~って広がっているところの根本がもうアレだよね。



タコ。
暗い上に意外とちょこまか動くのでぶれまくりです。



最後はこんな手を突っ込める水槽が。
磯辺の水棲生物と触れ合うことが出来るというやつですな。



ムラサキヒトデ(適当)
表面は固くて触っても動きなし。つまらない。



卑猥なもの1号。
トゲトゲは意外にも柔らかい。



緑色のイソギンチャク。
触ると吸い付いて離さないです。周りの触手に触ると触手が寄ってきてやはり離さないです。
面白いんですなこれが。



白いイソギンチャク。
性質としては緑のと同じ。



クジラの骨格。
面白かったです。たぶんまた来ます。



ぼちぼち町を離れます。



72系統のバスに乗って終点のスワーツベイSwartz Bayへ。
バンクーバーなどへ向かうフェリーターミナルです。今回はフェリーには乗らずにただ様子を見に来ただけ。



CVS SightseeingのEnviro500(C31)が停まっていたので撮影。BC Transitが運用しているのと同型です。オレンジ一色です。
亜種に二階の天井のない観光タイプのEnviro400がいます。これからはオフシーズンですからたぶん見れないでしょうな。



フェリー。でかいなあって思ったんですけど、これよりさらに大きいフェリーがあることを知るのはもう少し後の話。



同じD40LFバスに乗ってシドニーに戻ります。



なんとなくシドニーで下車します。
Chevrolet4500+SOM28Dがいたので撮影。


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USJと関西観光へ その2 【2014/0909~11】

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で、USJに到着しました。地球儀ですね。
初来場です。



目当てはもちろん、ウィザーでィングワールドオブハリーポッターなわけですね。
ものすごい混んでいるわけなんですが、エクスプレスパスという課金をして行列を突破します。



劇中に出てきた自動車。何作目だっけかな・・・?



エントランスですね。タイトルのバックで流れているいつものBGMが流れているので雰囲気はすっかり魔法の世界です。



最初に目にはいるのが、蒸気機関車のレプリカ。
劇中ではロンドンからホグワーツまでの通学列車に使われていました。魔法エンジンとかそういうんじゃなくて、マグルの技術を使うんだね。
まあそんなことはどうでもよく、私にとって重要なのはこのレプリカの元になった蒸気機関車のこと。
これは、イギリスのグレートウエスタン鉄道4900形蒸気機関車。258両が製造されました。



この5972号機の愛称はオルトン・ホールOlton Hall。ですが、劇中ではホグワーツキャッスルHogwarts Castleという架空の愛称が付けられていたようです。
レプリカではありますが、造形や質感は本物のそれと遜色なく、かなり出来がいいように思えました。実は本物なんじゃね?



煙室扉。ホグワーツ急行のヘッドマーク付き。
ちなみに本物は当然ながら動態機で、撮影用に機体を赤く塗り替えたとか。



奥に進んでいってホグツミーツ村へ。人多すぎい。



タイルやレンガは偽物ですがよく出来てますねえ。こういうところばかりに目が行ってしまう・・・。
感心したのは、窓ガラス(風のアクリル板)に気泡や歪みが入っていたことですね。昔のまだ製造技術が低かった頃のガラスを再現していて細かいなあと思いました。



内側もいい感じの腐り具合。



ふらっとおみやげ屋に入りますがこっちもすごい人だ・・・。土産物はどれも強気な値段設定で手が出ない。
噛み付く本がいました。



ハリーが使っていた箒。なんて名前だっけかな・・・?
ここに来るまでに映画を見返すことなんてしてなかったのであった。

他にもトイレには嘆きのマートルがいたり百味ビーンズ売ってるお店があったりで小ネタがそこら中に散らばっていました。ファンにはたまらない場所でしょうな。



そして奥まで行くと、メインの建物であるホグワーツ城が見えてきます。
おお、すごいじゃん。



遠くから見るとリアルだなあと思えますが・・・?
このへんは次回に。



アトラクションは200分待ちという今まで聞いたことのないような待ち時間の中、私達はアトラクションに乗らずに城内のみを見学できる列の方へ並ぶことにしました。
こちらのほうはスイスイと進むことができます。


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Sidneyまでお出かけする 最終回 【2014/10/18】

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シドニーから別のバスに乗り換えて帰ります。乗ったのはEnviro500(旧塗装)の70X系統Downtown行き。
BC Transitでは、70X系統や15X系統など、系統番号の末尾にXを冠した系統がありますが、これはいわゆる急行バスです。途中のバス停をいくつかすっ飛ばします。
ちょうど、バンクーバーからのフェリーの接続バスだったようで、車内は満席で立ち客もいました。ダウンタウンまで40分ほど立ちっぱなしでした。



ビクトリアVictoriaのダウンタウンまで戻ってきました。
州議事堂です。今回は晴れてくれたのでいい感じに撮れました。
ちょうどいいのでインナーハーバーをぶらぶらしてみます。ダウンタウンの中心ですね。



急にバスが来たので。
CVS Sightseeing所有のMotor Coach IndustriesのMC-9です。
車体はステンレスっぽいですね。北米は鉄道もバスもステンレス化するんですかね。
最終製造年が1990年と古めのバスです。



観光用の馬車。こんなのもあるんですね。
なお待機所は馬の糞と小便でキツかった模様。



ちょうどフェリーが出港しようとしているところでした。
Black Ball Ferryが運航しているフェリーで、ビクトリアとアメリカワシントン州ポートアンジェルスPort Angelsesを結んでいます。
車でシアトルに行くならコレ。



フェリーはもうひとつあって、こちらはClipper Ferryが運航するもの。ビクトリアとシアトルSeattleを結んでいます。
シアトルまで直行できますが、自動車が乗れないフェリーです。船体もフェリーと呼ぶにはかなり小型。



フェアモントエンプレスホテルThe Fairmont Empress。インナーハーバーを見下ろす好立地にある超高級ホテルです。一生縁がなさそう。
イギリス様式の建築なのも特徴。まさにエレガントですね。



インナーハーバーの景色はとても綺麗です。どう撮っても絵になりますな。
というわけでちょっと弄った。



こっちは退色させて昔っぽく。



ちょっと古い感じ。
由比


エンプレスホテルの前には観光用のロンドンバスが停まっていました。ビクトリアはイギリスの雰囲気が残っている町といわれているのでロンドンバスなんでしょうな。
こっちはLeylandのAtlantean。もとは普通の路線バスだったものを改造したような感じですね。
右ハンドルだし、イギリスから輸入してきたのかな?



DaimlerのFleetline。2階の後ろ半分だけ屋根を取っ払っています。Atlanteanと比べると改造の処理に雑さを感じるような?
これも右ハンドルですねえ。運転大変そう。



さらにインナーハーバーを歩きますと、ビクトリアインナーハーバー空港Victoria Inner Harbour Airportがあります。
水上機を使ってビクトリアとバンクーバーのダウンタウンを直結する、ビクトリア~バンクーバーの交通機関としては旅客機、フェリーを差し置いて一番便利と言えます。
ただ、お値段が$150とか$200とかかなり張るので、使ったことはないですしこれからも使うことはないでしょう。

さて、写真に写っている機体はハーバーエアHarbour Airの所有するデ・ハビランド・カナダde Havilland Canada DHC-3オッターOtterです。オッターはカワウソの意味です。
デ・ハビランド・カナダは現在はボンバルディアに吸収されてしまっています。ていうかボンバルディアのDHC-8シリーズも元はデ・ハビランド・カナダが設計したものだったのね。今まで知らなかった・・・。

DHC-3は、DHC-2ビーバーを大型化した単発レシプロ機で、荒地や短い滑走路でも離着陸できる頑丈さが売り。基本となる陸上飛行機の他にも、スキー装備により氷上・雪上で、フロート装備により水上での運航も出来る汎用性の高さも売り。
写真の機体(C-FJHA)はエンジンをターボプロップのものに換装したDHC-3-Tです。

水上機ですよ水上機。いいですねえ。日本だと個人所有くらいでしか見られないんじゃないかな?よくは知らないんですけど。



ウエストコーストエアWest Coast AirのDHC-6ツインオッターTwin Otter。
DHC-3を双発・ターボプロップ化したもので、機体が大型化した分乗客もDHC-3の9名からおよそ倍の19名に増えています。やはり陸上機・水上機・雪上機の3タイプを揃えています。
ちなみにウエストコーストエアはハーバーエアの子会社で、機体のレジ番はC-FGQH。



ハーバーエアのDHC-3-T(C-GOPP)。C-FJHAとは塗装が違います。デザイン的にこちらが旧塗装でしょうか。
水上機は高いから乗らないとは言ったものの一度乗ってみたさはありますね。どんな風に離着水するのか気になります。旅客便以外に遊覧飛行もやっているそうなのでそっちを狙うのもありですね。



ハーバーエアのDHC-3-T(C-GHAS)。広告ラッピングなのかそれとも遊覧用なのかな?

バス、船、飛行機はあるのに鉄道だけないんだよなあ・・・。


インナーハーバーからそのままダウンタウンを歩いて行ってバスに乗って帰りました。
こんな感じのちょっとしたお出かけでした。

Port Alberniの保存鉄道を目指して ダイジェスト版 【2014/12/14】

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ビクトリアのあるバンクーバー島には現在営業運転を行っている鉄道はひとつもないのですが、保存鉄道はいくつか存在しているようです。
そのひとつがポートアルバーニPort Alberniにあるアルバーニパシフィック鉄道Alberni Pacific Railwayです。旧ポートアルバーニ駅とマクリーン製材所国定史跡を35分で結んでいます。
これに乗ろうというわけですね。ちょうどオフシーズン時にカナダに行ったものですから運転はあまり期待していなかったのですが、クリスマスシーズンだと結構運転されるようです。この機を逃す手はありませんね。というわけで行って来ました。



ポートアルバーニまではレンタカーを使用します。
路線バスがあるにはあるんですが本数は少ない運行時間も都合が悪く前泊だ何だしなければならず不便この上ないです。レンタカーのほうが手軽で安いです。
借りたのは日産アルティマAltimaの5代目(L33)。ティアナの北米仕様のようです。



せっかくレンタカーで行くので、ポートアルバーニに行くまでの間にある静態保存車を見ていきました。
ひとつめはレディスミスLadysmithにある11号機関車。2-8-2テンダー機です。



蒸気機関車の他にも数台の貨車が保存されていますが、機関車含めてほとんど放置されているような状態で荒廃が進んでいました。



ふたつめはクアリカムビーチQualicum Beachにある4号機関車。2-8-2タンク機です。屋根と背の高い有刺鉄線柵によって守られていて、状態は良好に見えます。



機関車のすぐ脇にはVIA鉄道の廃線跡と旧クアリカムビーチ駅の駅舎が残っています。
こちらに来て初めて見た駅舎です。



そして本命であるポートアルバーニへ。到着してすぐに7号機関車が車庫から回送されてきました。生きた蒸気機関車の姿に興奮を隠せません!



旧ポートアルバーニ駅も駅舎が残存していて、他にも貨物用ホームや給水塔などの要素を備えるポイントの高い駅です。



もちろん乗車します。片道35分ほど。最初は町の中を走りますが次第に森のなかへ・・・森林鉄道らしい雰囲気です。



着いたのはマクリーン製材所国定史跡McLean Mill National Historic Site。
こんな山の中になにがあるんだ・・・と思って歩いて行くと、巨大な製材工場と遭遇。ポートアルバーニの主要産業だった林業についてのテーマパークなのでした。
死んでいるように見えますが、ちゃんと動かすことが出来て材木も加工できるそうです。



製材所以外の建築物も復元・保存されています。



帰りも蒸気機関車に乗って戻りました。あとはひたすらハイウェイを走って帰宅です。

思っていたよりも楽しめました。こんな鉄道があったのだとまた新しいことを知れました。
ドライブも面白いですね。日本の道路よりも走りやすいですしガソリンが安いのが素晴らしいwまたドライブに行くことになるかも知れません。

完全版は・・・また数カ月先になるかと思います。気長に待ってください。それでは。

USJと関西観光へ その3 【2014/09/09~11】

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ホグワーツ城の敷地内へと入っていきます。ホグワーツ城が間近に見えますが・・・なんか小せえな。
遠くからは立派に見えたホグワーツ城も近くで見るとなんだかスケール感がおかしなことに。遠近法とかそんなものでしょうな。



さて、内部に入ります。たくさんの喋る絵画がいますね。
アトラクションの待機列で待っている間の演出なので、動く階段とかそういうのはなかったです。



ダンブルドア校長の立体映像です。立体映像すごいなあ。
声優はもちろん永井一郎氏です。



ハリー、ロン、ハーマイオニーの立体映像も。透明マントで現れて喋っていってまた消えていきました。



太ったレディ。ブレとるやないか。



表に出ると夕暮れ時。



思えば洒落た写真なんてめったに撮らなくなったんで(昔からですが)、どうもスナップ写真の域を越えませんねえ。



ちなみにアトラクションの待ち時間は200分とかいうありえへん数字をたたき出していました。今から並ぶともう閉園になるのでは。



夕暮れのホグワーツ城。この角度から見ても違和感あるなあ。あの塔が大きすぎるせいかな?



ステージでは炎のゴブレットに出てきたなんとか魔法学校となんたら魔法学校の生徒が魔法っぽい何かをやってました。



夜の帳が下りて灯りがつき始めます。魔法の世界っぽくていいですね。



オリバンダーの杖屋へ。賢者の石のハリーが杖を選ぶときのあんなことやこんなことを体験出来ました。
ちなみに杖は劇中のように棚に無造作に陳列されながら売られています。値段はやはりかなり強気。
ちょっといいかなとろくでもないことを思ったものですが、杖に彫られていたmade in chinaの文字を見つけてゲンナリ。現実に戻された気分になり買いませんでしたとさ。



ライトアップされているホグワーツ城。水面に映るホグワーツや空に浮かぶ秋雲も相まってとても幻想的な一枚となりました。



園内で夕ごはんを食べていたら閉園時間になっていました。結構長居をしていたようです。
蒸気機関車を撮影しながら撤退。



月がよく光っていた夜でした。

以上、USJでの写真でした。
翌日はアトラクションにも乗ってハリー・ポッターの世界にその他USJの世界を満喫出来ました。この日はカメラを持って行かなかったので写真はゼロなんですけどね。
次回は翌々日まで飛びます。


その4へ→

冬の大型作戦、クリスマス作戦を実行しました! ダイジェスト版

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12月の第4週はクリスマス休暇ということで、どこかに出かけないわけにはいきませんね。というわけで行って来ました。
行き先はスコーミッシュ、バンクーバー、及びアメリカ合衆国シアトル!あまり実感が湧かないのですが地味に海外旅行です。
適当に名づけてクリスマス作戦。別に出来損ないを破壊するわけじゃないし、クリスマス前に旅行終えちゃうし。
今日はダイジェスト版ということで。



12月19日。まずはバンクーバー空港からH3-45の高速バスに乗ってスコーミッシュSquamishまで行って一泊します。



翌12月20日、近くにあるウェストコースト鉄道遺産公園West Coast Railway Heritage Parkへ。
大量の車両が保存されている大きな鉄道博物館です。



博物館の目玉であるロイヤルハドソンRoyal Hudsonの2860号機。4-6-4テンダーという大型の機体で、北米に在りながらイギリス型蒸気機関車のような美麗なスタイルをしています。
これを動態保存しているというのだからすごいですね。



日本の気動車にも影響を与えたとかいうRDCシリーズも。前から見てみたかったんですよね。
他にもたくさんの客車や貨車が保存されていて、実に見応えがありました。



帰り際にはカナディアンナショナル鉄道Canadian National Railwayのディーゼル機関車とも遭遇。
初めて見た北米型ディーゼル機関車にそりゃもう興奮するわけで。SD70形8829号機のようですね。
この後はバンクーバーに戻り一泊。



12月21日、バンクーバーでも博物館を巡ります。というか観光らしいことといえば今回は博物館しか行っていません。
最初に行ったのはカナダ航空博物館Canadian Museum of Flight。小さな博物館ですがところ狭しと飛行機が保存されています。



次に行ったのがポートムーディ駅博物館Port Moody Station Museum。こちらも小さな博物館ですがポートムーディ駅の駅舎の他、寝台車が保存されています。



そして今回の旅行のヤマ、アムトラックカスケイズ号Amtrack Cascadesによるアメリカ入国です。
牽引機はP40DCジェネシス!前から知っていたけど、間近で見ると本当にかっこいいマッチョ機関車ですね。
ここからシアトルまでだいたい4時間半。暖房効き過ぎでやられました。そのままシアトルで一泊。



12月22日。この日は航空博物館Museum of Flightへ。航空機の黎明期から宇宙探査に至るまでの膨大な数の機体が保存されています。
ゆっくり見て回っていたら一日潰れますと言われていますが、本当に一日潰れましたねw



手前からコンコルド、B737、エアフォースワン、B727、それとB747と旅客機の錚々たる顔ぶれ。
この博物館にしろ今まで見てきた博物館にしろ、これだけのものを保存することが出来る環境があって本当羨ましいですね。



二度の世界大戦時に使われた機体も展示されています。WWIは全く分からないのですが、WWIIの機体群にはもう釘付けでした。
写真の機体は米軍の戦闘爆撃機FG-1Dコルセアですね。格納状態で展示されているのが面白いです。



翌12月23日。この日はシアトルの鉄道やらバスやらといった交通機関をただただ撮影するだけの日に。
まずはアムトラックのコーストスターライト号Coast Starlight。シアトルとロサンゼルスを結びます。な、長い・・・。



セントラルリンクライトレールCentral Link Light Rail。
路面電車タイプの車両ですが、走る区間は併用軌道はもちろん、高架軌道、さらには地下トンネルと京津線もびっくりの变化ぶりです。



サウスレイクユニオンストリートカーSouth Lake Union Streetcar。シアトルダウンタウンとタコマ空港を結ぶ空港アクセス鉄道です。
こちらは完全なる路面電車ですが、渋滞で遅れるわ雨は降るわですっかりやる気を無くす。適当に往復しただけで終わりました。
他にもモノレールにも乗りました。



サウンダートレインSounder Train。
シアトルの通勤列車です。平日にしか運行されません。機関車はF59PHI形です。



12月24日。あとはもう帰るだけです。
8時発のビクトリア行きフェリーに乗ります。小さい船ですが、外洋をかなり飛ばすので揺れる揺れる。軽く船酔いしました。おえー。


こんな感じでした。
正式版はまたいずれ。博物館ものが多いのでかなりの長編になると思います。乞うご期待。

ではでは。

クレイグダロッグ城を見学する 【2014/10/20】

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ビクトリアのダウンタウンから少し離れた場所にクレイグダロッグ城Craigdarroch Castleがあります。ビクトリア観光では定番の場所らしく、有名なようです。
写真は何も関係ないですがPrevost社のH3-45です。観光バスはほぼこの車種しか見ません。北米の観光バスは平屋でも車輪が3軸なんですね。



そして来ました。
castleと名付けられていますが、日本でいうところの軍事要塞としての城ではなく、大豪邸という印象。
実際この城は炭鉱で財を成したロバート・ダンズミュアーRobert Dunsmuirが1890年に建てた4階建ての大邸宅です。



正面はこんな感じ。



階段がかなり印象的ですね。面白いです。ホワイトオークで造られています。



読書の間。暖炉とロバートの肖像画が特徴。



玄関の広間。



応接間。
窓のステンドグラスは他のものが複製なのに対してこの応接間のものは建造当時からのもの。



夕食の間。
エレガントですな(クソ適当



ジェシーの寝室。
ロバートの娘、ジェシーの寝室です。



ゲストルーム。
次男のアレクサンダーが使っていた来客用の寝室。



やっぱり階段のパネルがかっこいいな。



ビリヤードルーム。
家族がくつろいだり客人をもてなしたりするときに使われました。



ビリヤードテーブル。イギリスはバーローズアンドワッツ社Burroughes & Wattsによるもの。



ロバート・ハービーの寝室。
ロバートはジョーンの孫(12歳)。
内装がイギリスっぽい(いい加減)あたり、かつてイギリスの統治下にあったというのを感じます。



エフィーの寝室。
娘エフィーの寝室。天井と壁にカルシミンという塗料を使っています。



ダンスホール。



ダンスルームで使われていたドレスかな?



タワーからの景色。



バスルーム。
今までの部屋と比べて質素な感じですが、これは城の半分は使用人のための部屋になっているため・・・で合っているはず。



洗濯場かな?



モードの寝室。
ヘンリエッタ・モード・ダンズミュアーの部屋。



喫煙の間。
ステンドグラスにはたばこを広めたウォルター・ローリーが描かれています。



朝食の間。
朝食と夕食を別々の部屋で食べるのか。
昼食を食べる風習はこの頃はまだ無かったはずだから昼食用の部屋は無いのかな?


とまあこんな感じでした。
面白かったで?

USJと関西観光へ 最終回 【2014/09/09~11】

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USJを満喫したその次の日、9月11日。姫路まで寄り道しながら帰ることにしました。
ちょうど、修復に使われていた足場が外された時期だったので、真っ白な姫路城が見られるというわけですな。



姫路城が、驚きの白さ!!
白いなあ・・・これ。むしろ白すぎじゃね。瓦まで白いとは思わなかった。やっぱり白すぎて逆に変だっていう人もいるみたいですね。
ところで左側にロープがぶら下がってますね。



まだタワークレーンやその足場は撤去されていないようです。
とはいえ、天守閣とタワークレーンの組み合わせもありっちゃあり。



よい足場だ。



今まで晴れていたのに急に大雨が!急いで中に入っていきます。



城も白いし空も白いし・・・。



城内をささっと見ているうちに雨が止んでいました。通り雨だったようですね。
表に出てみると、十字紋の鬼瓦が。キリシタンの名残だとか魔除けだとか言われていますが正確なことは分からないそう。
大河ドラマの黒田官兵衛つながりということですな。



何門だったかな・・・?忘れました。



銃の覗き穴でいいんだよね?



雨が止むどころか青空まで見えるようになり、白い天守閣が映えて見えるように。これは美しいですね。



堀と天守とタワークレーン。



一度通ったときは曇っていた庭先からももう一度撮影。
この時はまだ天守閣内部を初め全てが公開されていたわけではなかったので、また来なければなりませんね。
また来ます。



帰り際に神姫バスを撮影。
いすゞエルガ(1783)ですね。



日野レインボー(29370)。



三菱エアロスターのCNG車(5171)。このモデルは遠目から見るとぺちゃんこですね。



防長バスの日野セレガHD。
こんな感じでした。



兵庫県護国神社を表だけさっと見ただけ。
日本列島二周目にあたりなにか各都道府県に一個ずつあるようなものはないかと考えた結果、護国神社はええんじゃないかとぼんやり考えていたりいなかったり。
兵庫県や広島県は2社あったりするんですけどねw



明石で明石焼き(地元では玉子焼きと言うんですねぇ知らなかったです)に舌鼓を打ち、最後にやってきたのは川崎重工兵庫工場にある保存車。
181系と0系が保存されています。



181系電車クハ181-1。遡るとクハ26001になります。ちょっと退色がキツくなってるかな・・・。
電車特急のパイオニアながらその保存車はここの他には埼玉の鉄道博物館のみとあまりに少ないです。今後も大切に保存されてもらえるといいですね。



0系新幹線21-7008。こっちも少しくたびれてる感じでした。
他所で保存されている0系は初期の大窓車ばかりという印象ですので、小窓車のこれはなんだか貴重そうだなあという感じです。


あとは静岡までひたすらドライブするだけでした。
おしまいです~。

【2014年】 今年一年を振り返ろう企画 【模型編】

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2014年も残り僅かですね。あっという間ですね。
日本はこれからが一番の盛り上がりですけど、カナダの方はもうクリスマスというヤマを越えてしまったのでまあおとなしいです。
カウントダウンだけとりあえずやっとくかみたいな雰囲気です。

年の瀬ということで2014年の振り返りでもやろうかなと思います。
今までこんなことやってたかな?少なくとも去年はやってなかったけど、まあ今後恒例化できればいいですね。

今日のところは今年作製した模型について振り返っていきましょう。



1作目:【機動新世紀ガンダムX】ガンダムエアマスター【1/100】
高校生のときあたりに機動新世紀ガンダムXの1/100キットをよく集めていましたが、それ以来物置の裏で熟成させていたものをようやく掘り返して作り出した・・・という感じでしたかね。
ヒジ関節や両手がポリキャップ丸出しなのが難点ですが、素直に組めました。モールドのくどさは好みですねえ。私はまあ好きですが。
ここ最近ではMGのガンダムX、HGAWのエアマスターが発売されていますので、1/100キットも特にレオパルドやGXディバイダーあたりはいい加減組み始めないとMGやHG化されてしまって創作意欲を削られてしまいまする。



2作目:【機動戦士ガンダムSEED】シグー【1/144】
2作目はガンダムSEEDよりシグー。2月か3月辺りに完成したんだっけかな?このシグーから完成した日の日付を機体のどこかに書き込むというのを始めたわけですが、実物が手元にないので確かめようもありません。
股関節のボールジョイントを折るというガンプラを作り始めた頃のような懐かしい凡ミスを久々にしましてひえってなりました。ガチガチに固めて事なきを得ましたが・・・。

最近は、ガンダムSEEDやガンダム00の量産型MSにハマってきて、今年の夏のカスタマイズキャンペーンで武装をもらうついでにザクファントムとかGN-Xとかを積みました。
その限定の武装の中にジン用の大型ミサイルがあったので、そのうちD装備ジンも作りますね。



3作目:【大日本帝国海軍】零式艦上戦闘機五二型(宮部久蔵搭乗機)【1/72】
かなり久々な航空機プラモでした。前に作ったのは中学生の時のF-15Jだったかな?
映画「永遠の0」を見てものの見事に影響されて永遠の0仕様のキットを買って作りました。同じ時に買った空母赤城はまだ熟成中・・・。
映画を観てどこに感動したかといえば最後の特攻のところでも事の顛末を打ち明けるところでもなく真珠湾攻撃へ向け赤城から発艦する攻撃隊というところがもうアレでした。感動のニュアンスが違うがな。
蛇足ですがテレビ東京版の永遠の0も楽しみです。劇場版のそれがラブストーリーにかなり重きをおいていてある意味拍子抜けしてしまったのですが、テレビ東京版は原作寄りらしいので期待しています。まあ見れないんですけどね。

作り方は極めてオーソドックスに。塗装もきれいな塗り方をしました。航空機プラモ復帰(?)としては上々かな?



4作目:【大日本帝国海軍】駆逐艦浜風(1945年)【1/700】
今や全く手を付けなくなってしまったブラウザゲーム「艦これ」で浜風を出したいがために作りました。作れば出るというやつです。結局出てないです。
同型艦の磯風も同梱されているキットでしたが磯風もそのうち実装されるだろうと思っていたら後日本当に実装されましたね。

フジミのキットなのでパーツ数とその細かさは鬼です。その分出来栄えは素組でも素晴らしいです。また、浜風からアンテナ張り線を施しました。見栄えがダンチです。おすすめの小加工です。



5作目:【大日本帝国海軍】駆逐艦望月(1943年)【1/700】
もっちーかわいいよという理由で製作。
キットは同型艦の長月のものですが、望月化するにあたって実艦の資料を漁ったりしながらキット内で出来る範囲のパーツ選択をしたりしています。沼にはまってきてるかな?



6作目:【大日本帝国海軍】零式艦上戦闘機二一型(宮部久蔵搭乗機・雷神部隊)【1/700】
縁あって地元の模型クラブに加えてもらえることになりまして、某所で行ったプラモデルの展示会に出展するプラモデルとして製作したものです。
製作するキットはまずガンプラが思い浮かびましたが、メンバーにすごく丁寧に作る人がいるのでこれではあんまりだと真っ先に除外。
艦船プラモは幸い作る人がいなかったので比較されることはないのですが、今駆逐艦を持っていくのは困る(後述)・・・というわけで積んでいた零戦で勝負することに。
航空機を作る人も他にいるわけですが(もちろん上手い)、ウェザリングすることで同じ土俵には立たないようにする作戦でどうにか・・・。

この零戦はブログに掲載する前に私がカナダに飛んでしまって仕損じてしまったので、この場で簡単に解説をば。
この零戦は先に作った五二型と違い、永遠の0作中で宮部久蔵が最後に搭乗した特攻機です。本体には特に改造を加えていませんが、燃料タンクの代わりにフジミの九九艦爆から250kg爆弾を移植して取り付けることで特攻機を表現。爆弾取り付け用のパーツはスクラッチしました。これが腹側に付いているのでまた目立たない。展示時に何人の人が気付いただろうか・・・。
塗装は劇場版「永遠の0」の劇中の機体を参考にし、ハゲチョロを中心に硝煙や排気煙の汚れなどのウェザリングを施しました。
自分でも結構満足する出来になりました。今年一番の出来かな?
ちゃんとした写真等はいずれ掲載しますのでお待ちを。



7作目:【機動戦士ガンダムSEED]】M1アストレイ【1/144】
貴重なガンダムSEED量産機の立体化!後ハメとか小改造とか色々いじれて面白かったです。やっぱいじるの楽しいね。
塗装の方はもううんざりでしたが。やっぱ筆で白塗装はきついってーw



8作目:【大日本帝国海軍】駆逐艦初霜(1945年)【1/700】
4隻目の駆逐艦。これで自分だけの最強の駆逐隊ができたぜ。やったね。
製作的にはウォッシングを施すなどちょっとずつレベルアップしています。



第9作目:【なぞ】走る駆逐隊【1/700(?)】
第10作目:【鉄道模型】駆逐電気機関車EB10形【1/150】

今 年 の ネ タ 枠

艦船模型の喫水線部にNゲージの台車を履かせて線路上を走らせようというバカ企画です。ちょうど1年前にプロトタイプといえる「走る駆逐艦吹雪改二」(あ、ブッキー改二実装おめでとう)を某所で開発していたんですが、ここでの掲載は初めてでしたかね?
スケールガン無視とシュールさから一部で大受けしました。見た目に反してちゃんと走れるんですよ?まあマストがたまに引っかかるんですが。
駆逐艦1隻では様にならんだろうと4隻揃えて駆逐隊としてここに誕生。単縦陣で線路を進む姿はなかなかのもの。先述した展示会で駆逐艦を出したくないと書いた理由はこれのためなのでした。

駆逐電気機関車は走る駆逐隊の動力としてBトレの自由形キットEB10から改造。走る駆逐艦吹雪改二の時点では1/700の駆逐艦に1/150のEF81で推進していたわけですが、この違和感を少しでも減らすために開発。
塗装を軍艦色にして、車体には駆逐艦の連装砲や魚雷発射管をしこたま装備。これまたスケール無視ですがんなこたどうだっていいんだよ。
ちなみに後につないでいる貨車は、ボーキサイト(に似た石)を積んでいる設定。言われてみればそれっぽく見えるでしょ?

ちなみに奥の大井川鉄道仕様のトーマスは某友人の力作。こちらも一部で有名。



作り方は簡単。お手持ちの駆逐艦にGM台車とそれにハマる台枠の台車接続用のダボ穴を切り取ったものを台車と連結してそれを両面テープでくっつけるだけ。
駆逐艦ならレイアウトでも走行は可能っちゃ可能です。ただ、マストがトンネルや高架ビームに引っかかる可能性があるので注意。
障害物のないお座敷レイアウトならば駆逐艦だけじゃなくて巡洋艦でもOK。重巡洋艦青葉で走行を確認済みです。また、理論上は戦艦や空母でも可能。まあさすがに空母は重心が高いのでコケる可能性が高いですが。

みんなもレッツ・トライ!


以上、バカ企画でした。




第11作目:【機動戦士Zガンダム】ハイザック(ティターンズカラー)【1/100】
日本を発つ前に久々にMGを作ろうということで前から作ってみたかったハイザックをチョイス。
地球至上主義のジオン残党狩りであるティターンズがザクの見た目をしたハイザックを装備する時点ですでにアレなんですが、そこに目を瞑るとしてもオリジナルのザクと同じ緑なのはいくらなんでもおかしーだろソレ!というハイザックを初めて見た時以来の長年の疑問に対する自分なりの答え。
まず塗装はジムクウェルと同じ濃紺に、コレは外せませんね。それと左肩のショルダーアーマーの衝角を撤去してジオンらしさを薄めます。あとはロッドアンテナとか。
ただいかんせん時間が足りなかった。ジオンらしさの排除にそこまで煮詰めることが出来なかった上に、出発日に追われ塗装が中途半端で一部塗りムラが見えるなどひでえ有り様。
それでも出発前夜に一応完成させました。うーんでもこれは再提出・・・。
こんな慌ただしい状態だったので写真はこれだけ。これもいずれ掲載したいなと。



で、現在はというと現地でCF-18(F/A-18のカナダ版)を作り始めたところです。どうも地雷ぽいですが。年内の完成はムリダナ。
こちらの詳細はまた来年。
それにしてもカナダの模型にかかるお金はかさみますなあwマスキングテープが$4、サフが$15っておま・・・。


はい、以上です。
振り返ってみれば結構作っていたんですね。ちょっと驚いています。
前年と比べてガンプラ以外のジャンルのキットがさらに増えましたね。今後も艦船、航空機を中心に増えていくと思います。
とはいえ来年の生活スタイル未定なんですけどねぇー。

ま、来年もよき模型ライフが送れることを願って。

今日はここまで。

【2014年】 今年一年を振り返ろう企画 【遠征編】

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日本だともう新年ですが、カナダはまだ12月31日なのでカナダ基準だとセーフなんですね。
というわけで2014年振り返り企画の後編、今年行って来た旅行なんかを振り返っていきます。
ひと月につき1つずついきます。



【1月】
2014年になってからおよそ10日後にレンタカーで北陸とついでに岐阜と成田に行きましたね。初月からなかなかな遠征でした。
富山地方鉄道の京阪3000系、小松の489系、山中温泉の6010系、福井鉄道200形、岐阜の路面電車などがっつりと収穫出来ました。
1月の出撃は近場を含めてもこれだけ。色々と忙しなかったんでしょうな。



【2月】
那珂川清流鉄道保存会を訪問しました。
圧倒的な保存車両の収蔵量に驚かされました。そのうちまた訪れて今度は機関車を運転してみたいですねえ。
2月の出撃もここだけ。卒論とかに追われてたのかな(



【3月】
気がついてみれば3回目となったサイコロの旅3を敢行。今回は岡山から東京を目指すというもの。
内容は、まあ・・・今までで一番つまらないものでした。サイコロで決める以上どうしようもないのですが、もうちょいどうにかならなかったのか。
記事では最後のサイコロと書きましたが、さてさて4回目は起こるのか・・・。

他には明治村へタイムスリップ、大井川鉄道訪問などがありました。



【4月】
4月から静岡に戻ってきての生活が始まりました。帰ってきて早々遊びに行く気かワレ?という空気だったので、県外への遠征はなく近所のおでかけ程度のものだけでした。
静岡鉄道1000系の300形リバイバル塗装はこの時初めて見ました。
静岡鉄道もついに新型車導入による車両更新を決め、この1000系も次第に引退していくことに。鉄道関連では今年一番のニュースでした。
昔から慣れ親しんだ1000系の引退は名残惜しいですが、新型車もとてもかっこいいデザインでとても楽しみ。1000系も引退の花道に過去のストライプ塗装や300形旧塗装のリバイバルなんかを纏っていくんじゃないかなと密かに期待しています。



【5月】
新年度初の遠征は京都は舞鶴。舞鶴にある海上自衛隊の基地や護衛艦を見学し、かつての舞鶴鎮守府の空気を感じたのでした。艦これの影響ですねー。
艦これはゲームはさっぱりやらなくなりました・・・というより海外からはプレイできないのですが(やろうと思えば出来ますがそこまでする程でも)、コンテンツ自体には今までどおりはまっておりますので、今後も何らかの接点は出てくるんじゃないかな?

他には、羽田空港で飛行機を撮り、ガンダムユニコーンを見に名古屋まで行き、静岡ホビーショーに搬入される10式戦車を見たりなどしていました。



【6月】
屋形船に乗りに東京へ。昼間の間は自由だったので鉄道やバスを撮っていました。
今年はバスに関する造詣が深まった年でしたね。去年まではさっぱりだったのですけど、今なら現役の車種ならだいたい見分けられるようになってしまいました(ブルリIIとエルガのぞく
思えば、夜行高速バスに乗るようになったのが2011年頃からですが、そこから色々知り始めていたのですが、車両までには及んでいませんでしたねえ。興味を持ち始めるにしてもむしろ遅すぎとも言えますね。

他には天竜浜名湖鉄道と豊橋鉄道を乗りに行っていました。



【7月】
陸上自衛隊の訓練展示を見に行ってきました。空砲の威力恐るべし・・・。
なおこの訓練展示は前哨戦で、本番として総火演が控えているはずだったのですが、こちらは普通に外しました。ぐぬぬ。
この頃よりカメラをソニーのミラーレス一眼α6000に更新しました。携帯性と機動性の高さはとても重宝しています。替えてよかったですねぇ。

他には、トーマスの撮影や意外と行ったことの少ない浜松をぶらぶらしておりました。



【8月】
大井川鉄道のビール列車に乗りました。楽しかったぞい(KO NA MI
ナイトトレインとかおでん列車とか他の企画列車にも乗りたくなってきました。

あとはコミックマーケット86参加とか。ちなみに当然ですが今冬のコミックマーケット87には不参加。正確には数えていませんが10回くらいの連続参加記録が途絶えることに。仕方ないね。
貴重な吹雪本とかかげぬい本とかを手に入られる貴重な機会なだけに残念さはありますねハイ(・_・)

他には河口湖の零戦を見に行きましたね。



【9月】
国内滞在最後の月ということで、締めくくるように大型旅行が連続します。USJ、信越project、とどめに鹿児島遠征作戦のKA作戦。
二式大艇の姿には惚れ惚れしますねえ。思えばバスに同じく軍事面でも知識的に大きく躍進した一年だったと思います。もともと関心はありましたがやはりそこまででは無かったですね。沼に嵌まるきっかけが艦これとかガルパンとかなのもまあいつも通りみたいな感じです。
国内のめぼしい鉄道はあらかた乗り潰してしまって、新しいことを知り始めたかったからでしょうなあ。

信越projectとKA作戦については未執筆であります。信越projectについては次回から、KA作戦もそれが終わり次第取り掛かります。お待ちを。



【10月】
ついにカナダへ渡航。よくもまあという感じですが楽しい生活を送れています。いいところです、本当。
まだ右も左も分からない状態なので、この月は遠出はしませんでした。



【11月】
こちらの生活にも慣れてきたので、海峡を渡ってバンクーバーへ。初回はバンクーバーの交通機関を見ているだけで一日が終わりました・・・。
他にもレンタカーでナナイモ辺りまで進出しました。こっちの道路はさすが運転しやすくでいいですねぇ。ガソリン安いしハイウェイは無料だし。
未掲載ですがそのうち書き始めます。お待ちを。



【12月】
冬の大型作戦、クリスマス作戦を実施。アメリカ本土へと進出しました。
他にも保存鉄道に乗りに行ったりといよいよこちらでも本格的に出撃し始めました。
はい、こちらも未掲載です・・・。執筆開始まで当面かかると思いますがお待ちを。




ちなみに今年行った都道府県。
思っていたよりも行ってましたね。まあZBSや風呼びには及ばないわけなんですがこっちはカナダだし多少はね?
沖縄もそろそろ再訪したいところですが行くところねえなあ・・・。すぐ思いつくのが普天間基地か嘉手納基地ぐらいだもんなあ。

あと、執筆速度を上げたいですね。2~3ヶ月前の出来事を書くのがザラになってしまいましたので、2週間~1ヶ月前程度にまで圧縮したいです。来年の目標ですねはい。
というわけで今年も色々なところに行きました。来年はどうなるのでしょうか。自分でもまだ分かりません。どうぞご期待ください。

それでは良いお年を!もう迎えてる?うるせーばか

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます!

本年も黒鉄重工をよろしくお願いいたします。

日本はもう1月2日ですが、カナダはまだ1月1日です。
こちらの新年はお年玉も初詣も初日の出もない至って静かなものです。ただの祝日という感じです。クリスマスの時のばか騒ぎはどこへやら。

初日の出を拝みに行こうと思ったんですが、今朝は霜が降りる程の寒さでとても外に出ていく気になりませんでした。
呆気無く断念。いつもの寝正月です。
なので代わりの写真でお茶を濁そうと思いましたが、ないですねえ。初日の出というには高過ぎる太陽の写真しかありませんでした。
来年はこうならないように、新年初更新用画像を予め撮っておきましょうねえ。今年の目標です。

あとは、昨日も書きましたが執筆ペースの向上を狙いたいです。シリーズ開始時点で最長1ヶ月以内の執筆を心がけたいです。がんばります。
早速明日から新シリーズだぞ!


話逸れますが、訪問者が50万IPをいつの間にか越えていました。ありがとうございます。閲覧数は158万ですか。
ペースは低いですが今後もこの調子でやっていきます。


・・・まあ、このくらいかな?


はい、改めまして今年もよろしくお願いします!
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