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部の合宿で北海道を巡る旅 その1 【2012/03/18〜22】

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合宿シリーズ第3弾。
大学で所属している鉄道研究部恒例、春休みの合宿の季節になってきました。去年の春合宿は震災で中止になっているので、実は初めての春合宿だったり。
今回向かうのは北海道。史上2回目。例によって貧乏旅で、北海道までは飛行機なぞ使わずに鉄道でだらだらと向かいます。
最初にやってきたのは上野駅。日時は3月17日の21時。地平ホームには寝台特急「あけぼの」の姿が。これに乗ってまずは青森に行こうという算段です。



「あけぼの」の方向幕。「奥羽線経由」と付いている幕はちょっと珍しいのでは?ほかの車両はこの表示じゃなかったです。



というわけでさようなら〜。
・・・私以外の部員の皆さんはこれに乗っていたんですが、何分わたくしこの合宿の前後で結構な出費をした(する予定)なので、抑えるところは抑えたいわけです。
ええ、別の手段で行きます。



1時間後、私は浜松町のバスターミナルにいた。ええ、鉄道と飛行機以外ときたら深夜バスしかないっすよね。
今回乗車するのは横浜・東京〜弘前・五所川原を結ぶ「ノクターン号」。京浜急行バスと弘南バスが運営している深夜バスです。ゆったりした2列シート「スーパーシート」を装備しており、大都市圏〜地方中核都市を結んだ最初に深夜バスとも言われていることから知名度は結構あるほうかと思われます。
ある界隈では深夜バス界の「東日本の女王」とも呼ばれているとか。私もその筋からこれを知りました。これから北海道(の某所)に行く身としては、この深夜バスはある意味欠かせないものなのかもしれません。

では翌朝、弘前バスターミナルでお会いしましょう。





おはようございます。3月18日、7時前の弘前バスターミナルでございます。
車内は3列独立シートで快適っちゃ快適でしたが、ちょっと古くなってきている感はあったかも。うんまあ、「女王」と呼ばれる所以はスーパーシートですし、そう呼ばれたのって10年以上も前のことですし。
あと、スーパーシートを拝めなかったのは残念でした。普通座席だけの車に当たってしまったようです。
途中、休憩がない深夜バスに乗るのも初めてだったもので、軽く戸惑いました。車内が乾燥していて喉が渇くわ寝汗はどっぷりかくわで、ミネラルウォーターを用意してなかったら死んでましたね。
それにしても、深夜バスの世界もなかなか面白い。はまりそう。



さて、「ノクターン」は7時前に弘前に到着したわけですが、「ノクターン」よりも先に出発した「あけぼの」は9時過ぎに弘前に到着。あけぼのさん、いくら遠回りしてるからって・・・。
なのであけぼの組と合流するまでの間、弘南鉄道の弘南線に乗車。乗車車両は7000系です。東急の7000系を譲渡してもらったもので同型の車両が東急でも7700系として走っていますが、こちらは床下機器などに改造が加えられているのに対して弘南鉄道の7000系は前述の改造が施されていないオリジナルに近い状態。
なので、7000系本来の走りが味わえるわけです。



終点の黒石駅まで乗車。留置線にいるのは先頭車化改造された7000系。9000系と8000系を足して2で割って非貫通にしたかのような感じ。
7000系の譲渡者を模型で作るのも面白そうだな。



反対側に行ってみれば電気機関車が。後で行ってみることにしましょう。



黒石といえば最近は黒石焼きそばが注目されていますね。食べに行こうと思ったのですが、まだ時間は8時。駅の近くで開いている店はさすがにありませんでした。残念。



電気機関車を見にいこうと反対側から回り込んだのですが・・・雪に隠れてよく見えない。しかもよく見たらラッセル車が連結されている。



慣れない雪道を歩きながらなんとか取りつくことに成功。でもまあ雰囲気が出ていいですがワイヤーが邪魔だったな。



弘前駅へ戻ります。いやぁ、真っ白だ。



弘前駅ホームで「あけぼの」を待っていたら、HB-E300系「リゾートしらかみ」とキハ40系がやってきました。
HB-E300系は初めて見ました。



そしてやってきた「あけぼの」。おそいよ。旧来から残るブルートレインもついにこれだけ。
さて、これに乗ってやってきたほかの部員たちと合流。



五能線直通の車両ですが、カラーは男鹿線用のキハ40系。国鉄特急色の塗り分けをイメージさせる秋田支社の塗り分けはかっこいいですね。



駅を出て、歩いて弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅へ。これが結構離れていて、案内も少ないので来るまで大変でした。もともとは別の会社が運営していたので駅も離れたところに造ったんでしょうね。



木造駅舎ではないですが、昭和の雰囲気漂うクラシカルないい駅舎です。食堂や売店が入居しているのもポイントが高いです。



大鰐線の電車も7000系。赤帯なので東急っぽい。ただし、弘南線の車両とは搭載している電動機が違うとかうんたらかんたら。



途中の津軽大沢駅で下車。ここで開催しているイベントに向かいます。


その2へ→

部の合宿で北海道を巡る旅 その2 【2012/03/18〜22】

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津軽大沢駅には大沢検修所という大鰐線の車両基地があります。今回開催しているイベントの会場です。
何があるかといえば、弘南鉄道6000系の展示・撮影会。6000系の鉄コレの発売記念として開催されたものです。ちなみに、東急時代の鉄コレも発売中です。私も買いました。



この6000系も7000系と同じく東急から譲渡されたもの。東急5200系に次ぐセミステンレス車体を採用しています。5200系と7000系の橋渡し的車両だったので正直言って東急車の中でもかなり地味な車両ですが、ちゃんと現存しているのは弘南鉄道に在籍しているこの4両だけ。
ただし、現在は定期運用に入っていないためこういったイベント時でないと間近で見ることは出来ないんですね。



方向幕はころころ変えてくれます。
ちなみにこの車両、2008年にさよなら運転を行って引退したかと思いきや、その後検査を受けて現在もこうして残っています。何があったかは知りませんが、現役でいてくれることは嬉しいこと。
現役時代は写真のように赤帯・青帯を巻いていましたが、いつからか帯を剥がし東急時代を再現。そして、今回の展示会で再び帯が復活することになりました。



6000系以外にも、ラッセル車も展示。普段は大鰐駅に常駐しているようですが、これのために今朝回送してきたのだとか。知ってれば弘南線でなくこっちに行っていたのにぃ。



反対側は電気機関車。黒石駅で見たやつと同じなのかな?

そしてなんと、この会場で鉄ヲタ学生の徒然なる日々・・・のヤツメウナギさんとまさかの遭遇。お互い約束はしていなかったのですが、それにしても東京から遠く離れた青森でお会いになるとは思いませんでした。近況を話しながら会場内を回っていきました。



6000系の裏側は、帯を貼らずに無塗装の東急時代を再現。赤帯・青帯・無塗装と、一粒で三度おいしいなんとも嬉しい計らいです。通電させてヘッドライトを点灯させているのも現役車ならではの演出。



こちらも幕がころころ変わります。



車内は休憩室や物産販売として使われていました。内装は特に東急時代と違わないように見受けられます。



次の電車が来るまでの1時間ほど滞在し、会場を後にすることに。ヤツメウナギさんも短い時間でしたがご一緒してくださりありがとうございました。



弘前には戻らずに大鰐方面へ向かいます。
ちなみにこの電車、進行方向は手前側なのですが入線するホームは進行方向右側。通常とは逆側になっているのが珍しいです。



終点の大鰐駅でJR奥羽本線に乗り換え。JRは「大鰐温泉」という駅名になっています。



大鰐温泉駅の窓口。右側にある小荷物用の一段低い窓口があるのは(使ってはいないでしょうが)ポイント高いのではないでしょうか?



待ち時間の合間に485系特急「つがる」を撮影。
東北新幹線全通以前はかなりレアだった485系の「つがる」も最近は割と手軽に撮影できるようになりました。ただ、4両に短縮された485系というのはどうも寂しい。



弘前駅に戻ってきまして、そこから五能線直通のキハ40系に乗り換え。



車内では弘前で買った駅弁でお昼ご飯。
「津軽百年食堂」というものを選びました。なんとなく選んだのですが、これ小説・映画のタイアップ駅弁なのね。



こりゃはずれかな?とも思いましたが、作っているところは大正時代から続く料理店。100年とはいかないまでもそれに匹敵するところが作っているようです。
お肉メインの駅弁です。おいしいです、はい。お肉が冷めててもやわらかいですね。
チャーシューとかメンマとかナルトとかラーメンみたいなおかずも入ってますwでも、これも郷土食にのっとったものだそうです。
他にも津軽林檎とか津軽そばとか津軽の特産品を味わえる駅弁でした。



途中の駅でたらこ色のキハ40系とすれ違い。初めて見ました。帰りに見られるといいな。



お弁当を食べ終えると、五所川原駅に到着。ここで下車します。


その3へ→

部の合宿で北海道を巡る旅 その3 【2012/03/18〜22】

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五所川原で下車。ここから津軽鉄道に乗り換えます。



JRと津軽鉄道との連絡通路。・・・なんじゃこりゃ。
最近、青森の私鉄がそろいもそろって全員病気にかかった(→青森鉄道むすめ)のは知ってましたが、この壁一面のポスターはなんだ・・・。ちなみに反対側の壁もびっしりです。
津軽鉄道、一体どうした。こんなにあるなら1枚ください。

ちなみに津軽鉄道の娘は右から2人目です。かわいい。



ホームに降りてきました。乗るのはそのうち「走れメロス号」が「芦野かな号」になりそうな気がしなくもない津軽21形ではなく・・・。



隣に連結されているこの旧型客車。そう、乗るのはあの有名な津軽鉄道冬の名物詩、「ストーブ列車」です。



この「ストーブ列車」、今の津軽21形が牽くと思ったら大間違い。牽引機はこのDD35形ディーゼル機関車。
1957年製とかなりの古豪です。客車のほうに目が行ってしまいがちですが、この時代の機関車が列車の先頭になって走っているのも十分すごいです。
なお、津軽21形が牽引機になる日もあるようなのでご注意を。



ちなみにこの津軽五所川原駅、側線には昔の気動車や貨車が留置されていて、ちょっとした鉄道博物館になっています。ちゃんと整備すれば立派な観光資源になると思うんだけどな。だめかな。



ラッセル車。今日3度目。



では客車の中へ。乗ったのはオハフ33なのでニス塗りの車内が特徴です。
大井川鐵道でも見られるよくある旧客ですが・・・。



他の客車との最大の違いはこの鋳鉄製のダルマストーブ。座席を一脚分潰して設置したようで。これが「ストーブ列車」の由来です。
北海道や東北の客車にはよく装備されていたものらしいです。



燃料は石炭。
こうやって石炭が燃えるところをまじまじと見ていると、石が燃えるってそりゃすごいことだよなとか思ってくるわけで。



車窓は基本的に真っ白。



でまあ、焼きますよねスルメ。
これに乗ったらスルメを焼くのが決まりというかなんというか有名な光景です。
車内にスルメの匂いが充満して我慢できないんですなコレが。



むほほ、うまいうまい。
酒が欲しくなるけどお金無いからスルメだけで我慢だわ。



客車内から走行中のDD35を。



終点の津軽中里駅に到着。乗客がみんな降りると、折り返しのために機関車の機回しを行います。



近くの踏切から編成全体を撮影。



帰りは普通のディーゼルカーで戻るのですが・・・なんじゃこりゃ(2回目)。
推しすぎでしょうこれ。車内広告のほとんど占めてますよ。他に貼るものないのかよ。でもほかの広告っていったら啓発ポスターぐらいだから広告らしい広告がない。
津軽鉄道の今後が楽しみでなりません。

この気動車、機関車に引っ張られているだけかと思いきや、エンジンが動いている模様。一応協調運転はしているんですね、


途中の金木駅で下車。
ちょっとぶらぶらします。


その4へ→

部の合宿で北海道を巡る旅 その4 【2012/03/18〜22】

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金木駅で下車することにします。



金木は太宰治の出身地として知られているようです。これは太宰治とその家族が戦中に疎開した際に一時的に住んでいた家。津島家新座敷というそうな。
太宰治といったら「走れメロス」が有名ですね。学校でもやりました。
でもまあ、当時は「走れエロス」とか「メロスとセリヌンティウスってホモだよな」みたいなことしか考えてなかったね。中学生だったもんね。仕方ないね。このような作品を中学生に習わせるほうがおかしいってんだ。



たどり着いたのは「斜陽館」という建物。太宰治の生家だそうな。現在は太宰治の記念館になってます。近代建築としても貴重なもの。



凄く広い家です。家というかお屋敷。めっちゃ広い。



基本的に和風建築ですが、洋室もあるんですね。



住む次元が違うわ。



豪華なふすまだぜ(小学生並みの感想
他になんか書くことないものかね。



書くことが思いつかなかったので金木駅に戻ってきました。列車に乗って津軽五所川原まで戻ります。



津軽五所川原駅まで戻ってきました。ホームには、行きの時はストーブ列車の影に隠れて見られなかったキハ22がいました。
現在は廃車になっている模様。状態を見ても、いつ解体されてもおかしくない状況ですね。見たい方はお早めに?



しばし待った後、青森行きの列車に乗車。乗るのはこの快速「リゾートしらかみ」。しかも車両は最新鋭のHB-E300系です。噂のハイブリッド気動車ですね。ディーゼルエンジンと蓄電池で走るみたいですよ。



今回乗車したのはこちら。4人用セミコンパートメントです。
ただの直角ボックスシートと思ったら大間違い、座面をスライドさせてお座敷にすることができるのです。足伸ばしたりあぐらかけたりするんでこれがかなりくつろげるんですな。
半個室ですから(もちろん常識の範囲内でですが)周りに気兼ねなくワイワイとすることができます。グループではおすすめです。



運転席に行ってみました。HB-E300系のモニタ装置です。どの動力を使っているのかとか蓄電池の残量とかがわかるようです。



途中の川部駅では、弘前駅へ向かうために方向転換。停車時間が少し長いため外に出て撮影。
HB-E300系の中でもこの青池編成はステンレスと青のラッピングがよくマッチしていてステンレス車ながら無機質さを感じさせない秀逸な出来だと思います。



エンブレムもいいね。



途中、新青森駅で下車。隣のホームにいたのは・・・またお前か!
通算3回目の遭遇。735系とはもう切っても切れない縁になっちゃったなぁ。にしても、前面が真っ黒だからちょっと不気味ね。



新青森駅近くの健康ランドで時間調整がてらひとっ風呂浴びて夕食。ラーメンにしました。
これがこれから長きにわたるラーメン生活の幕開け。一杯目は醤油。普通オブ普通の味でした。



その後は青森駅へ。最近故障が頻発の「トワイライトエクスプレス」がいました。そして雪が降ってきました。



キハ40系と青い森701系。盛岡のキハ40系は、おでこが赤く塗られた赤鬼色を未だに見れていません。かっこいい塗装なので一度見てみたい。



さて、今晩の宿「ホテルはまなす」がやってきました。このホテル、寝ながら移動することができる画期的ホテルで、朝起きるとなんと札幌についています。
部屋はA寝台・B寝台・カーペット・指定席・自由席と豊富。「北海道&東日本パス」という切符を持っている宿泊者は宿泊料が最安で1260円とお得です。



とまあこんな感じで急行「はまなす」に乗車します。今回も北海道&東日本パスを使ってきたので、支払うのは急行券だけ。今回は指定席に乗るのでそれプラス指定席券です。
北海道へ鉄道で安く行くならこの北東パスは欠かせなくなってきましたね。ただまあ、北海道に入ってからはものすごく動きづらくなるので(札幌近郊かせいぜい函館〜札幌〜旭川)、道内を動くなら別の特急乗り放題の切符を買ったほうが吉ですね。
本当はカーペットカーを撮るつもりがなぜか満席。ホームを見てみるとなんかのスポーツ大会の遠征に行くと思しき女子軍団がぞろぞろといたのでこれの影響なのかな?くそう。
そのせいか、本日の「はまなす」は「増21号車」を連結。1両多いのでホームはいっぱいいっぱい。撮影も一苦労。「増21号車」という増結の仕方も珍しいですよね。北海道らしい。

次回、いよいよ北海道へ。


その5へ→

部の合宿で北海道を巡る旅 その5 【2012/03/18〜22】

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北海道の朝っ!
函館で機関車交換を見た以外はぐっすり眠れました。やっぱり最低でも指定席に乗らないとね。



札幌着いた。寒いっ!
関東の寒さとは違うね。凍てつく寒さって感じです。それでもこの日のは温いほうなんでしょうけど。

この日は自由行動なので、好きにやらせていただきます。



まずは札幌の近くで撮り鉄をしようとホームに上がると、おおぅ711系の旧塗装じゃありませんか!見れるとは思わなかった。
この旧塗装、415系など国鉄交直流電車に塗られていた国鉄色と似ている(厳密には赤の色が違うらしい)のですが、前面のクリームの警戒色が415系と比べて広いので、なんだかコレジャナイ感がする塗装です。
ホームに上がると同時に発車していってしまったのでちょっとブレ気味ですが、いきなりいいものを見れました。
ただこの電車、東室蘭行きなので札幌に帰ってくるのは相当後ですね。そこだけが残念。



隣のホームには新塗装の711系とキハ183系の非貫通車がいました。どちらもあと5年、10年持つかどうか・・・。781系があっさりと解体されてしまったのを考えると保存されるかも怪しいところですね。



さて、札幌から2つ隣の白石駅で撮影することにします。あたりは銀世界。721系も雪をかぶって、まさに北海道の鉄道です。



789系特急「スーパーカムイ」が疾走!雪煙を巻き上げて走る姿に痺れます!



731系。733系とか735系とかが急増する予定。北海道の車両(スーパー特急除いて)の灯具配置って、キハ183系貫通車から一貫して変わってないのね。よほどお気に入りなのかしら。



キハ283系特急「スーパー北斗」。キハ281系じゃなかったか・・・。



711系。新塗装とはいっても国鉄時代に塗り替えられた塗装ですから、これも立派な国鉄色。
しかし、身延線の115系といい北陸本線の419系・475系といい、真っ赤な車体に白帯というのが当時のトレンドだったのでしょうかね。



キハ283系特急「スーパーおおぞら」。燃えた気動車です。


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721系の離合。



キハ183系特急「オホーツク」。



続いてもキハ183系の特急「北斗」。どうも構図が日の丸気味だなぁ・・・いらつく。



731系+キハ201系。電車+気動車の併結列車です。画期的でしたが時代を先取りしすぎた?



キハ261系特急「スーパー宗谷」。強そうな北海道特急の中では穏やかな顔立ちです。強そうなのには違いありませんけど。



一通り撮り終えたので札幌に撤収して朝ごはん。その後は札沼線(学園都市線)に乗車。
今年の6月に電化工事が完了して電車が走り始めるので、気動車列車の撮り収めです。
乗車したのは客車から気動車に改造されたキハ141系。



太平駅で下車して15〜20分くらいのところで撮影。少し高い築堤のところに線路がありますが、うまい具合に雪塊の上に乗って撮影することが出来ました。
札沼線で活躍を続けてきたキハ141系もお役御免になったらいったいどうなるやら。ワンマン装備がされているという噂もあるので転属もあるかも?



反対側も撮れますね。
6月の電化後も気動車列車は残るにしても相当減るらしいですから、今のうちに撮っておいて正解でした。というか、次北海道に来るときにはきっと気動車なんて消えているはず。



キハ40も連結されています。何気にカオス編成。そして気動車にしては編成が長いのが特徴。アウトカーブ写真なんかもう余裕。



うおぅ・・・逆光。



こっちも逆光になってきたな。いい頃合いだ、撤収。



駅撮りもちゃっかりとします。

次回、合宿の山場(個人的に)。


その6へ→

部の合宿で北海道を巡る旅 その6 【2012/03/18〜22】

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札沼線の撮影を終えて札幌に戻った後は、地下鉄南北線に乗車して自衛隊前駅へ。3月25日で引退した3000形の撮影しようと思いましたが、しばらく待っても来ないのでこの日は走ってないのかなと判断し早々に撤退。
ただ、南北線もホームドアを設置する予定ですので、ホームドアが立てばこういう風に撮影することも難しいでしょうから決して無収穫ではなかったかなと。

まあ、3000形はあくまでついで。撤退後は南平岸駅で下車して本命へ。



来たぞおぉぉ、HTB!!やってきてしまった!
HTBこと北海道テレビ。ご存じ、「水曜どうでしょう」の制作局でございます。いわばどうでしょうの本丸。
いやぁ、来ちまったんだなぁ。




おお、onちゃんだ!本当にonちゃんがいるぞ!
屋上にはonちゃんがポーズをとっています。雪が降っている中お疲れ様です。



そこらじゅうにいるよ!



それでは討ち入り!



入れるのは入り口付近だけですが、そこにはどうでしょうやonちゃんのあんな品こんな品がずらり。



「試験に出るどうでしょう 石川県・富山県」で使われた必勝ノート。
この企画はとても面白かったです。語呂合わせがもう面白くてたまらないです。



五箇山の合掌造りは行けなかったんだよなぁ。なぎさドライブウェイには行ったけど。あ、千枚田にも行けてない。
次こそは・・・。



「釣りバカグランドチャンピオン大会 屋久島24時間耐久魚取り」の釣り神様。ミスターと安田さんonちゃんですな。
釣り神様ですが、釣りなんてしばらくやってない。またカワハギ釣りやりたい。



よくわからない番組ロゴのなにか。
そういえば、今年のいつかにどうでしょう祭りをやるらしいですね。
どの時期にやるかにもよりますが、前向きに検討している次第。



ふじやん犬。ひどい犬だ。



「原付ベトナム縦断1800キロ」で2人が来ていたシャツ。



onちゃん。これもどうでしょうには欠かせない要素。



普通のonちゃんから安田さん簡易onちゃんまで。



タコ星人その他もろもろ。



なまはげ。



ポスター。
だんだん投げやりになってきた。



たこ。



ガチャポンやりました。「それ魅力」と「酒に洋 ヘリに洋」が出ましたよ!



ここぞ、どうでしょうの聖地!おおおおお。
HTBを後にしたら、次に向かうのはもちろん平岸高台公園。HTBの隣にある平らなのか高いのかはっきりしてほしい公園です。
で、ここは番組の前枠・後枠を収録した場所としてどうでしょうバカの聖地となっている場所。ここで数々の傑作が生まれたかと思うともう感激です。

このアングルがよく使われているものじゃないかなと。「原付日本制覇」もここでしたかね。



この公園は坂ばっかで平らなところがないんですが、坂の勾配が結構きついんですね。実際見てみるとすごい。
この上で「弥太郎チャレンジ」をやるとは、ミスター凄いな。



クリスマスパーティの。



これなんだっけかな。忘れた。


というわけでどうでしょうの聖地巡礼を満喫したのでした。


いま、関東地方で2011年最新作の放送やっているので興味があったら観てね!

横浜線のE233系って微妙だよね

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横浜線と埼京線にE233系が投入されて205系が駆逐される(それでもまだまだ大量に残りますが)ことになりましたが、なんとまあ微妙なデザイン。
でも塗り分けパターンを中央線と同じにすればかなりかっこよくなることが判明(当社比)。塗り分け変えるだけでもかなり違ってくるもんですね。
というわけで今からでも遅くないので塗り分け変えてください。お願いします。



で、その流れでなんとなくウソ電を作ってみたくなったのでやってみた次第。
素材はZBS TIMESさんから無断転載した上に加工しました。ありがとうございました。許せ。
なんかおかしいE233系東海道線仕様。主に幕板の帯がおかしい。

これだけじゃなんか弱いので、背景と合わせてみよう。



丁度いいのがあったwww
伊東線宇網代駅の写真。ぴったりだわw
行先とか列番とかも入れてみたよ。


以上、くだらないお遊びでした。

部の合宿で北海道を巡る旅 その7 【2012/03/18〜22】

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南平岸駅前のローソン。HTBの社員はここでどうでしょうのDVDを予約していくらしいので、ここのローソンも聖地らしいです。
どうでしょうとHTBを満喫後はすすきのの方へと戻ります。



すすき野の街を歩いていると・・・おや?



なんかいた気がしましたがまずはお昼。
二杯目、味噌ラーメン。うまい!
味噌ラーメンは外せないですね。



お昼を食べた後は、さっき見た路面電車を撮影するために札幌市電の沿線をふらふら。山鼻19条付近で撮影することにしました。



待っている間に、他のとは違う雰囲気の電車が来ました。
M100形というそうで、混雑時にはTc1形という付随制御車を連結して2両で運行することもできた珍しい路面電車だそうです。
Tc1形は現在は引退して札幌市交通資料館に保存されていますが、このM100形は昔からの塗装を維持したまま現役で走っています。たぶん札幌市電の中で最古参。



そうこうしている間に来ました、雪ミク電車!
冬の間に札幌に出現する初音ミクの派生キャラです(→SNOW MIKU 2012)。さっぽろ雪まつりでミクさんの雪像が崩壊したというニュースもありましたね。
札幌市電でも路面電車1両をフルラッピングにしてこの「雪ミク電車」を運行したわけです。車内広告も雪ミクばっか、自動放送も中の人の藤田咲さんがやっていて、かなり力の入ったものになっています。



これに乗って西4丁目まで行きました。いやぁ、いいものを見れた。

この後は、どうでしょうグッズ、onちゃんグッズと北海道土産をしこたま買い年貢を納め、気が付いたら集合時間。
ホテルにチェックインして、夕飯を食べにすすきのへ出撃。



奮発してジンギスカン食べた!
ラム肉も独特の味がしてうまいね。また来たら食べに行こうかしら。
腹いっぱい食べて、この日は終了。札幌で一泊!




翌日、3月20日。
この日は一日の大半を札幌から函館への移動に費やします。通常なら特急「スーパー北斗」に乗るところを鈍行で、通常なら海線経由で行くところを山線経由で行きます。
この日、最初の乗車車両は721系の小樽行き。これでまずは一気に小樽まで行きます。



小樽で2時間ばかし観光します。吹き抜けの駅舎が開放感あふれていいですね。



外はこんな感じ。
鉄オタ的に小樽で外せない所といえば小樽市総合博物館で展示されている保存車両たちですが、冬の時期は雪から守るためにカバーをかけていて見ることが出来ない状態。
ですが、他にも「手宮線」という北海道で最初に建設された鉄道の廃線跡がありますので、それを見にいきましょう。



踏み切り跡のところまで来ました。
・・・しかし、雪が積もっていてかろうじてレールが少し見える程度。ましてや踏み切りの外側なんて・・・。



警報機がそのまま残っています。



おぅ・・・。一応観光地なのだから除雪くらいはしていると期待してたんですが、そんなことなかったね。積もり積もってるね。



※廃線跡です
あー・・・全然わかんねぇ。足跡作りたいと思って足跡以外のところ歩くと埋もれるし。



今さらですが、北海道の雪って水分が少なくて素敵。こういうのパウダースノーっていうんですかね。



手宮線はまた雪のない時期に来るとして、次は小樽運河へ。
小樽は近代建築がゴロゴロ残っていますが、その中でもとくに有名なものですね。



雪景色いいね。このくらいの雪がちょうどいいんですよ。北陸はやりすぎだったんです。



かもめさん。たぶん。



橋の上から。



駅に戻る途中にもありました。
たぶん、銀行だった建物。



なんかの商店。
相変わらず、興味はあるけど知識はゼロという状態ですね。書けることが無い。



その8へ→

田園都市線の撮影地開拓へ 前編 【2012/04/15】

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旅行記が溜まってうわあああ、という状態になってます。
とりあえず北海道旅行終わらせたい。4月中には終わらせる。
でもその前に先週末そこら辺をうろついた話でも・・・。



2月の東急デヤ7200のさよなら運転で感じたのですが、さよなら運転時は駅のホームはどこもオタばっかでとてもじゃないが駅撮りできない。
じゃあ沿線撮りをするのがベターですが、最近はフェンスが高かったり線路横の機器箱がファインダーに入ったり、場所を知ってないとなかなか苦労することに。
そのうち、愛しの走る公害こと東急8500系も引退することでしょうし(後継車が出るより先に寿命が来るという噂も聞こえてきますし)、その時になって慌てないよう今のうちからフィールドワークをしておこうというわけです。

で、なんとなく7000形LSEの旧塗装見てみたいなーと思ってまずは小田急線に出没。



4000形多摩急行。
どうでもいいですが、LEDが切れるのはあまり気にならない方。切れないに越したことはないですが。



8000形快速急行。なんと未更新車がやってきました。ラッキーです。しかし、ちょっとカツカツだったな。



2000形各停。帯色が変わった編成は来てくれませんでした。



7000形「はこね」。本当に来た。7004Fが日車に入場しているので五分五分と思ってましたが。
展望席の窓枠が銀色になったことで(以前は黒)より当時の姿に近づいたと話題の7000形7003Fです。



小田急線から田園都市線に行くには豪徳寺駅から世田谷線に乗り換えて三軒茶屋に出ます。
ですが、世田谷線に乗り換えた後は逆の下高井戸駅に向かって京王線を撮影。まともに京王線を撮るのは初めてですかね。普段まったく乗らないもの。

で、いきなり来たのが都営の10-300系。初めて見ましたがE231系そっくりなのね。



7000系。うーん、微妙・・・という感じなスタイル。



9000系。すっきりと手堅くまとめた感じですね。こういう手堅いスタイルは好き。



離合した。



8000系。テライケメン。通勤型電車の中でも屈指のデザインだと思います。



適当に京王を撮影した後は世田谷線に移動。赤い308Fは初めてです。



ピンクの305F。



三軒茶屋行きの乗車しますが、途中の宮の坂駅で下車します。



宮の坂駅前には、江ノ電の600形が保存されています。なんで江ノ電の車両がここで保存されているのかというと、東急のデハ80形の譲渡車だからです。
小さい頃はここによく遊びに来たものです。大学に進学してから来たのは初めてだったので実に十年以上ぶりの再会です。当時となんら変わらない姿でいてくれて嬉しいですね。



ただ、この電車の正面はこちら。よく見える方は妻面で、階段の影に隠れる方が前面。
他にも、車体表記は江ノ電だけど車体カラーは東急のグリーンというなんとも中途半端な状態。



車両を静態保存してあっても車内までは見られないことがよくありますが、ここは昔から車内が公開されているのが特徴です。
手入れも行き届いていて、状態はとても良好。駅や車両が激変してしまった世田谷線の中でもここは昔のまんまですね。いやぁ懐かしいですわ。



宮の坂駅を出発して、今度は若林駅で下車します。


つづく

部の合宿で北海道を巡る旅 その8 【2012/03/18〜22】

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小樽駅に戻ってきました。ここからはいよいよ「山線」へと入っていきます。
乗車したのは12時20分発のキハ150形による長万部行き。キハ150は2年前にも富良野線で乗りましたが、あちらがラベンダー色主体の帯だったのに対して、こちらはキハ40系などでもおなじみの黄緑色主体の帯、いわゆるJR北海道の標準色になっています。

そういえばこのキハ150形、JR東日本のキハ110系と車体や内装が似ていますね。いわばキハ110系の北海道仕様みたいな。
公式ではそういう書かれ方はされてないですがどこか繋がっているんだと思います。



さて、通常札幌〜函館を移動するのには苫小牧・東室蘭経由の通称「海線」がメジャーですが、今回はせっかくなので倶知安経由の「山線」を通ることにします。2年前に北海道へ来たときは旭川まで行ってますので、この山線を通ることで函館本線走破に一気に近づくのです。
山線と言われているだけあって、人里離れたところを走り、雪は一段と深くなっていきます。北海道だから大丈夫だとは思うけど止まらないか心配です。北陸のですっかりビビってしまってますw



倶知安を過ぎた後、途中に「こんぶ」という名の駅があるそうです。こんぶってあの昆布?と思いながら駅に着くのを待っていると、あらやだ本当に「昆布駅」だ。
名前の由来は北海道の他の地名と同じようにアイヌ語の当て字らしいですが、それにしても食べ物の駅名があるとはね。
最近は某さぬきうどん駅が批判されていましたが、別に何のことはない、もうちゃんとした食べ物の駅名があるじゃないか。某うどん駅はそれだけでは済まない問題のようですが。



他にも二俣駅は、廃車になった貨車の車体を利用して作った駅舎、いわゆるダルマ駅となっていました。
これも北海道ならではの駅です。



15時過ぎに終点長万部駅に到着。



北海道の普通列車の乗継はとってもゆっくり。30分以上の待ち時間なんて当たり前・・・ということでその合間にキハ183系特急「北斗」の撮影もできます。
普通列車同士の接続よりも特急と普通の接続を重視しているんですかね。



長万部駅駅舎。周りは特に何もない。



キハ40系に乗って一気に函館へ。一気といっても3時間以上かかるんですけどね。着いた時にはもう暗くなってるよ。



しばらくすると車窓左側には、通称噴火湾とも呼ばれる内浦湾が見えてきました。あいにくの天気なのが残念。



17時25分、いかめしで有名な森駅到着。ここで30分以上のバカ停をします。
これはいかめしを買ってこいと言っているようなもの。言われるがままいかめしを買いに売店へ向かいます。



いかめし売り切れてた・・・。さすがは人気駅弁。
しかし、もともとおやつにして食べる予定でおなかを減らしていたのに食べれないとわかるとさらにお腹が減る・・・。
仕方ないので駅前のコンビニで食料調達。



ここでも「北斗」を撮影しました。



今回乗った普通列車、通称砂原支線と呼ばれる函館本線の支線を通ります。「はまなす」や「スーパー北斗」ではここは通りません。先ほどの山線を走破しただけでは函館本線は走破できないのです。ここを通ってこそです。
あとはこの後の鹿島大野・仁山も経由しました。これは上り「はまなす」乗車時に通過済みです。

で、途中の流山温泉駅では写真のようなものがいました。そう、これ東北・上越新幹線の200系です。
なんでこんな縁もゆかりもないところにあるんだという感じですが、これは北海道新幹線の開通を願ってこの地に保存されたものなのだそうです。
そのおかげか、北海道新幹線の建設はめでたく決定し現在絶賛建設中ですが、開通時には200系が北海道の大地を走ることはおろか現役でいるかどうかも絶望的ですね。
ちなみに状態はちょっとヤバ目でした。開通するまでの間に解体されないといいけど。



途中で対向列車がシカと衝突した影響で15分程度遅れましたが、無事函館に到着。時刻は19時45分くらい。もうまっくら。
そして、函館本線を完全走破しました!



3杯目、函館塩ラーメン
一旦ホテルにチェックインした後、夕飯を食べに出撃。もちろん、塩ラーメンですね。3日3晩らーめん生活。デブコースまっしぐら。

翌日は函館を満喫します。


その9へ→

田園都市線の撮影地開拓へ 後編 【2012/04/15】

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世田谷線のハイライトといえば、環七との平面交差です。一応ここが世田谷線唯一の併用軌道ということになり、世田谷線が路面電車に分類されている理由の一つです。どう見たって遮断機のない踏切だけど。
今回はここも訪れてみました。



平面交差の両側には歩道橋があるので、その上から環七を渡る世田谷線を撮影できます。
・・・しかしこっちは電線が邪魔。逆だったかな?



そう思って反対側へ移動していると、若林橋と書かれた石が。付近に橋は見当たりません。
昔あった川を埋め立てて橋は無くなったけどこの石だけは残しておいた的な・・・実はこれ、半分正解。



世田谷区では昭和40年代に中小河川を暗渠化(川にフタをして外から見えなくすること)しました。その時、暗渠上部の利用法として緑道を作りました。
その緑道がこれです。烏山川緑道といいます。この道の下には今も川が流れています。

そういえば三軒茶屋に住んでいた頃、同じような緑道があってこれはどこまで続いてるんだろうと思っていましたが、なるほどここに繋がっていたんですね。



そしてこれが若林橋ですね。歩道に橋の境界があるのがわかると思います。



思わぬ発見をしましたが、本題の世田谷線撮影に戻ります。



お、こっち側だとよく撮れますね。
旧型が走っているときに来たかった・・・。



頃合いを見て引き上げて三軒茶屋へ向かいます。



せっかく三茶に来たので茶沢通りのホコテンをぶらぶら。
懐かしいですなぁ。



では、メインの田園都市線撮影地開拓へ。その前に高津駅で前哨戦です。
8090系はもう全部秩父鉄道に行ってしまうのではないでしょうか。個人的には8500系に行ってほしいところですが。



6000系の急行長津田行き。
今回のダイヤ改正で土休日の日中に大井町線の急行が長津田まで延長運転されることになりました。



8500系のシャボン玉編成。



8500系大井町線。グラデーションもいいけどやっぱ赤帯が一番しっくりきます。



いよいよ沿線撮り。
まずは梶ヶ谷〜宮崎台。
10両全部は入りませんがストレートで狙えます。



宮崎台〜宮前平。
跨線橋から縦アングルを撮れます。ただ、網フェンスがあるのでコンデジでないとこれをかわすのは大変そう。



江田〜市が尾。
坂を登ってきたところをストレートで撮影。なんとか10両収まります。



同じく江田〜市が尾。
トンネルから出てきたところを撮れます。構図的にはたまプラーザの駅撮りと同じですね。


どこも定員が少ないのがネックでしょうか。沿線撮りも難しいな、という感じでした。

部の合宿で北海道を巡る旅 その9 【2012/03/18〜22】

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3月21日、合宿4日目。
この日は一日函館に滞在し、函館観光を楽しみます。まず最初に向かったのは「青函連絡船記念館 摩周丸」。
青函連絡船とは、青森駅と函館駅を結んだ鉄道連絡船です。本州と北海道はレールを敷くことが出来ないため、船が鉄道に代わって人や貨物の運搬をします。
この摩周丸は八甲田丸や羊蹄丸などとともに、青函連絡船の最後を飾った一隻です。現在は函館市内にて記念館として保存されています。
現在、ほかに保存されている青函連絡船は青森の八甲田丸のみ(だったよね)。
去年までは東京に羊蹄丸が展示されていましたが去年のうちに公開を終了、その後愛媛にて実験解体されて最期を迎える、というのは鉄道ファンの間ではちょっとした話題になりました。
そんな貴重な青函連絡船に乗り込みます。



青函連絡船には艦ごとにシンボルマークが描かれています。イルカとブイは各艦共通で、浮き輪の内側にそれぞれ違った絵が描かれています。
摩周丸だと、名前通り摩周湖が描かれています。



ファンネル(煙突)に付けられていた(と思う レプリカかもしれない)国鉄とJRのエンブレム。錨もあります。



車両の搬出入を再現した模型。プラレールを使って思いっきりデフォルメされていますが。
でもなるほど、これも一つの手ですな。要所は押さえていますし。



向きを直さないまま貼ってしまった。
青函連絡船の航路です。電球が光ることで現在地を示すこともできるほか、ボタンを押すと周辺の名所の位置も知ることが出来ます。
航路は上りと下りが衝突しないように少しずれているのがわかります。だいたい3時間50分で渡ることが出来るようです。青函トンネルよりも1時間半ほどかかるんですね。



昭和61年11月改正の時刻表。
利尻・大雪・まりも・かむい・天北・たざわ・はつかり・八甲田・ゆうずるなど平成生まれには馴染みのない列車がたくさんあります。



グリーン自由席。E231系のサロみたいなものか。値段もそれ並みらしい。



こっちはグリーン指定席。お高いらしい。
腰掛上部についているのは読書灯です。



そしてここがブリッジ!
ほぼ当時のままで、計器なども動かすことが出来ます。



安全な航海を祈願して金比羅さんを祭ってあります。



レーダー機器。
かつて船員だったボランティアの方からもお話を伺うことが出来、とても有意義に過ごせました。
お話に夢中になって無線室の写真を撮り忘れたのが悔やまれる・・・。



こちらは普通席。席っつうかお座敷。横になれる分、グリーン席よりこっちの方がくつろげるかも知れないです。



最後に船首のほうに行ってみます。ちなみに12時になるとここの汽笛が鳴ってそれを知らせます。まだ完全に死んじゃいないってことですね。
夜は電飾が光るそうです。



船尾。ここから車両を出し入れしていました。



この後は函館市電に乗って沿線を観光します。



まずは市電の乗り潰しをします。函館市電って一本道かと思ってたんですが、途中で2つに分かれているんですね。
系統番号も2と5だけあって、1と3と4はどこだ?と思っていると、これらはすでに廃止されたそうです。中途半端な系統に歴史を垣間見ることが出来ます。



谷地頭電停。温泉があるらしいですがまた今度。近くのスーパーで限定カップめんを見つけたので購入しました。



谷地頭とどっく前を乗り潰した後は、湯の川方面へ。駒場車庫の近くの電停で下車して車庫を外から見学します。



駒場車庫に来たのは電車を見に来ただけではありません。鉄道むすめの松風かれんのポスターがここで販売しているということを聞きつけたからです。むしろこっちの方がメイン。
ポスターはこんな感じです。冬限定のものなんですねー。



函館市電は結構電車の車種が多いのですが、そのほとんどが広告車で占められているので本来の塗装はどんなものなのかが全くわからない状態。少しくらい残してくれてたっていいじゃない。



車庫の中を見てみると、左側にはササラ電車がいるじゃありませんか。
いわゆる除雪車で、前面のほうき状の物(これをササラというようです)を使って軌道上の雪をまき散らします。
去年は東京の江戸東京博物館にも出張展示されてきて、見に行きましたっけね。



新鋭の超低床車9600形「らっくる号」を見てみたいなと思って少し待機。時刻表には低床車が走る列車にはマーキングがされているので簡単に割り出すことが出来ます。
で、来たのが・・・あれ?低床車って他にもいるのかよ。


次回も函館観光、そして聖地巡礼。


その10へ→

部の合宿で北海道を巡る旅 その10 【2012/03/18〜22】

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車庫を見た後は終点の湯の川電停まで乗車。これで函館市電は完乗。
ここでもまたちょっと撮影していきます。



電停から少し歩いたところにある「コーヒールームきくち」。
ただの喫茶店じゃない。ここも「どうでしょう」に出てきた聖地。「対決列島」といえばわかる人はわかるでしょう。
ソフトクリームはひとまず置いといて、対決場所に行ってみましょう。



おおぅ。ここだここだ。



が、しかし。雪塊が邪魔して入れない・・・。まじかよ。



それでも抜け道があったのでそこから侵入。確かにここが対決場所跡だ!
感激ですよ。ここでミスターと魔人がリズムに乗りながらソフトクリームを食べたんだよな。
しかし、対決から10年以上も経つとさすがに変わりますね。建物が立ち、公園が出来ている。この木が無ければ分からなかったかもしれません。



ではソフトクリームを食べにさっきのお店へ。
そうそう、ここの道もタレントとしてやり甲斐のない無人カメラが設置されていて、安田さんがソフトクリームを落としたという重要な場所です。



「函館一おいしい」という広告は変わってしまったものの看板自体は残っています。
人気ぶりも健在みたいです。



そしてこれがソフトクリーム!ミックスにしてみました。
あのですね、さすがにこの季節に3本食べるというのは無謀。私は別にびっくり人間じゃないんだから。



ソフトクリームを平らげ、湯の川電停に戻ります。
なんだか寒くなってきた。頭痛い・・・。いま軽く生き地獄を見てます。
そんな中やってきた電車は9600形「らっくる号」。これが見たかったんですよ。



市電に乗って次は五稜郭へ。この五稜郭タワーの存在感もなかなかの物。だってこれ、変形してロボットになるんだぜ・・・。



五稜郭タワーには昇らずにに城内へ向かいます。タワーに昇ってもいたたまれない気持ちになるのは明確だったので・・・。
他の部員が一人で行ったみたいですが、やはりタワーはカップルばっかりでそんな感じだったようです。



なので上から見た写真はありません。これで我慢しろ。



お堀の水凍ってるよ・・・。



いざ討ち入り。



ちょうど夕焼け時だったので五稜郭タワーを撮ってました。



2010年に復元された函館奉行所。



気が付いたら五稜郭ばっか撮ってました。


その11へ→

部の合宿で北海道を巡る旅 その11 【2012/03/18〜22】

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17時になって五稜郭が閉まってしまったので、またどこかに行くことに。函館山に行くことは決まっているのですが、まだ日が暮れるには少し時間があるので温泉に入ることに。
またしてもらっくる号がやってきました。



よし、温泉に入ろう。
湯の川温泉電停で下車し、こちらの「雨宮館」というところへやってきました。
電停から近くて安いところが判断基準でしたが、いい温泉に浸かることが出来ました。ただ、恐そうな兄ちゃんがいたのにはビビった。初めて見ました。



温泉から出るとすっかり暗くなっていました。温まったおかげかソフトクリームの後遺症治っていました。
電停で待っていると、函館市電標準色の800形がきました。どうにか標準色車を見ることが出来ました。



車内は古めかしいです。



函館山の麓に来ました。
最初はロープウェイ代をケチるために歩いて登ってやろうと思いましたが、頂上まで1時間かかる上に道は真っ暗と聞いてあきらめました。
後でロープウェイ乗ってみて、妥協してよかったです。本当に真っ暗だもの。



頂上まで運んでくれるロープウェイ。数十人運べる結構デカいやつ。
五稜郭タワー同様、ここもいたたまれない気持ちになりますがここはいってみたかったので突撃。
登っている間は景色は見ないようにしてました。ガラスの映り込みが見えても見なかったことにしました。



ついた。滞在時間は15分くらい。短い。



おおぅ・・・。いやすごいねこれは。
函館が陸繋島だということがよくわかる・・・じゃなくて海外線に沿って輝く夜景すごくきれいです。悲しいのは一人だったことかな。
これはぜひその目で見てほしいですね。



真ん中に、最初に見てきた摩周丸が見えます。山を下りた後に見てくればよかったなぁ。



4杯目、ちゃんぽん麺(塩)。
下山した後は夕食。やはりラーメンです。ラーメン生活も今日で終了です。



駅に戻る途中で函館バスと遭遇。
・・・・・・初めて見た時から思ってましたけど、函館バスって東急バスに似ているよな。似ているってレベルじゃない、むしろくりそつ。



参考までに本家東急バス。この車には上下にも赤帯がありますが、古い車にはこれが無く、上の函館バスと瓜二つ。なんと、パクリ疑惑浮上。
・・・というわけではなく、函館バスはかつて東急グループだったことがあり、その名残らしいです。現在も東急バスから中古車をもらうこともあるんだそうで。
いやまあ、こんなところで銀バスを見れるとは思わなかった。



さて、函館駅で一旦集合。この後の行動について話し合います。
というのも、現在の時刻は20時半前後。この後、帰りの「はまなす」が到着するのが翌日3時ごろ。6時間以上も待ち時間があるんですね。これは辛い。
さすがに6時間も駅の待合室で待つ気力はありません。無理です。暇で死んでしまいそう。

これに関してはいろいろ案が出ました。特急で札幌まで戻って始発から「はまなす」に乗る、普通で長万部まで戻って3時間ほど待って「はまなす」に乗る、同じ方法で東室蘭まで以下略など。
しかし、札幌案は特急に乗ると出費がかさむため却下。
長万部・東室蘭案は一度来た道をのろのろと戻る苦痛。そして待合室で数時間待つという苦痛。さらに行ったところで何かあるわけでもない(少なくとも長万部はそうだった)。
結局、選ばれたのは函館のネカフェで引きこもり案でした。

そういうわけで、函館駅に着いた「カシオペア」を撮影。



「カシオペア」ってオールA寝台なのか。たまげたなぁ。



函館のネカフェって駅から歩いて行こうとすると遠い・・・。幸い市電の電停からは近いので行きは最寄駅から歩いて行くことが出来ました。
しかし問題は帰り。夜中の3時前なんて公共交通機関はストップしています。歩いていくのは嫌なので、タクシー使いました。初乗り350円とか安いなおい。それに他の部員と合わせて3人一緒に乗ったのでかなり安く済みました。

というわけで、「はまなす」に乗車。北海道ともお別れです。また年内中に訪れるかもしれないけど。



帰りはカーペットカーに乗りました。横になれる上に枕と掛布団がついてます。
下はカーペットですが、同じカーペット敷きの部室で何度も寝泊まりしているので、むしろホームグラウンド。どんと来いや。
横になれるって素晴らしいねぇ。もうぐっすりでしたよ。

次回からはエクストラステージ!


その12へ→

onちゃんオンステージ


部の合宿で北海道を巡る旅 その12 【2012/03/18〜22】

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函館観光が思いのほか捗って4月中に終わらない可能性が出てきたw




3月22日、5日目。
「はまなす」は定時に青森駅に到着。やや寝不足気味ながらもホームに出ます。
ここで、合宿は終了。いつもの現地解散です。
解散後は新幹線で帰る人、「あけぼの」でリッチに行く人などいますが、私はやはり鈍行でのんびりと。
ただし、途中で寄り道しながら仙台まで行って、そこからは深夜バスでフィニッシュです。
行きも帰りも深夜バスって・・・我ながらバカなことをする。



まずは、接続の悪さに定評のある青い森鉄道に乗車します。数少ない快速です。

ところで、並行在来線を引き受けた第三セクター鉄道はどうして揃いも揃って「特急」を走らせないんでしょうかね。
新幹線よりも低い値段設定なら、新幹線は高くて乗れないけどなるたけ急いで行きたい層の需要を掘り起こせると思うんだけどなぁ。そう簡単にはいかないのかな?少なくとも私はそれが走ったらそっち選んじゃうよ。
まあ、それよりも接続どうにかしてください。お願いします。



車内では寝不足がたたって寝てました。気が付いたら三沢。ここで降ります。



ホワイトバランスミスった・・・orz



この時期に三沢に来る目的といえば、十和田観光電鉄ですね。今年の3月31日で廃止されてしまった鉄道です。
東急の電車が走ってるくらいしか私には接点が無かったので、わざわざお葬式に行くことはありませんでしたが、たまたま通りかかったので寄ってみることにしました。



駅舎の外観はただぼろいだけですが、中に入ってみるとまるで昭和で時が止まったかのようなたたずまい。
これはいい。一目ぼれしました。コンクリでもいい駅舎あるもんですね。
ただ、やはり活気は少なかったですね。通勤通学者も数えるぐらいしかいませんでした。



駅舎の中にそば屋があるのを忘れてた・・・。朝ごはん食べちゃったんだよな。



ホームに出ます。おなじみの東急7000系です。ただし、VVVF改造された7700系です。



こんなサボがありました。



十和田市駅に到着。駅ビルと一体になっているのが特徴です。建て替える予定があるらしく、ここを駅舎にしている十和田観光電鉄も撤退を求められており、それが今回の廃止の引き金になっています。



出入り口。ぼろかったですね・・・。



駅ビルの一角ではTKD89ミュージアムなるものがありました。折り返しの電車に乗ってしまったので、お土産を買っただけでほとんど見れませんでしたけど。



帰りの車内では地元のおばさんと談笑。そのおばさんが持っていたのが、そばの引換券付き切符。三沢駅(十和田市駅もかな?)にある駅そば屋でかけそば・かけうどんが食べられる切符です。
駅そば付きの切符というのは今まで聞いたことが無く、面白いですな。三沢駅の駅そばはファンの間じゃ有名なので受けそうだなと思いました。
ただ、それと同時になんでもっと宣伝しないのかなとも思いました。私もおばさんが言ってくれるまで全く知りませんでした。
おばさんの受け売りですが、商売が下手だったのかな。大した悪あがきもなくあっさりと廃止させてしまったし。こりゃ廃止になっても・・・という感じでした。



で、途中の七百駅で下車します。車両基地のある駅で、古い電車がいます。
先頭は電気機関車ED301で、十和田観光電鉄最古参の車両。



駅舎というより待合室な感じ。



トラ301。



個人的に気になってるのがこの3600形。元東急3600形で、旧3000形グループの一つです。
かつての大東急時代の車両で、貴重な車両です。廃止後の車両の処遇は不明ですが、どうにか保存してくれないものかと願うばかり。
ただ、譲渡元の東急はダメだろうな。



3400形。十和田観光電鉄の自社発注車両で、東北地方初の全金属車として「デラックス電車」と呼ばれたまさにご自慢の電車。
これもどうにかなんないかしらね。



近くにあった看板。河童注意の看板ですな。この川には河童が出るらしいですよ。恐ろしい。
標語が書いてないから何を伝えたいのかいまいちわかりません。やはりこういうものを見つけるのは楽しい。



さて、この後は歩いて三沢駅まで戻ります。次の電車まで待つと、接続先の青い森鉄道がこちらの電車到着前の約10分前に出てしまうというクソ接続なため、歩いて先回りします。

距離はおよそ6.5km。残り時間は約50分。えらく微妙ですが目論見通りいくのでしょうか。


最終回へ→

部の合宿で北海道を巡る旅 最終回 【2012/03/18〜22】

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ギリギリ4月中に終わらなかった。




ええと、電車間に合わなかった。7分差で出て行ってしまったでおじゃる。
ちくしょう、あんなに走ったのに・・・。

大体さぁ、青い森鉄道って接続なんも考えてないんだもんな。特に青森駅の乗継は目に余るように感じます。
奥羽本線が青森駅に到着する数分前に青い森が青森を発車することなんてざらです。その逆もありますし。結果として何十分も待つ羽目になるわけです。
元JRの路線なんだし、他路線との接続はしっかり取ってほしいなと思います。お願いします。



で、1時間以上も待たされることになったので、三沢駅の駅そばを食べることにします。つゆはしょっぱめの味付けで、私好み。アオサを乗せるそばも珍しいですな。



やっと来た。



八戸駅でまた40分くらい待ちます。
でも探していたお土産が買えたので無駄ではなかった。



八戸からはイワテギャラクシーレイルウェイの701系。今まで乗ってきたのはブルーフォレストレイルウェイの701系。
今日はずっと701系。



盛岡でイーストジャパンレイルウェイモリオカブランチの701系に乗り換え。
盛岡支社の701系も一ノ関〜盛岡間でしか見れなくなりましたね。ずいぶんと減った。



途中の平泉駅で下車。
もともと寄っていく予定でしたが、三沢での接続に失敗したんで疲れたしもう行くのやめようと思ったんですが、石越〜福島間が強風で18時まで運転見合わせになってしまい早く仙台に行きたくても行けなくなってしまったので、やっぱり行くことに。



平泉といえば去年に世界遺産に登録されたことで今話題の場所ですね。
滞在時間が1時間ほどなので駅から近い毛越寺に行ってきました。



毛越寺は庭園が有名らしいですね。
曇っているのが残念。



遣水(やりみず)という水路。池に水を取り入れるためのもので、たぶん人工的に作ったもの。曲水の宴(ごくすいのえん)で使ってたようよ。
こういう水路作るの楽しいですよね。小さい頃に家の庭にそういうの作ってました。



出島と飛島。石の配置が美しいと思いました(小学生並みの感想



駅に戻って再び電車に。



一ノ関。そこそこ都会だった。



ここからイーストジャパンレイルウェイセンダイブランチの701系に乗り換え。強風の影響か遅れてやってきました。
ここでZeBon氏から電話が掛かってきて驚愕の事実を知らされるのですがそれはまた別の話。



仙台に到着。少し仙台の電車を撮りつつ夕食を食べに。



仙台と言ったらやはり牛タンでしょう。前回仙台に来たときは食べれませんでしたが、やっとありつけることが出来ました。
うまいなぁ、おいしいなぁ。ご飯3杯食べちゃった。

その後は暇をつぶして、仙台発の深夜バスに乗車。
翌朝、新宿で降りてお家に帰ったのでした。

聖地巡礼に観光、鉄道も十分満喫できたいい旅行でした。天候に恵まれたのもよかったですね。
次行くときは道東に行ってみたいな。それともどうでしょう祭りかしら?


おわり

横浜そごうに討ち入りしてきた 【2012/4/28】

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4月26日〜30日、横浜そごうで北海道物産展が開催されました。よくある百貨店の物産展ですが、今回はHTBグッズショップがやってくる!ちなみに横浜には初出展とのこと。
おうおう、じゃあ討ち入りに行かずにはいられないじゃないか!そういうわけで、ゴールデンウィーク初日の28日にそごうへ討ち入ってきました。

9時過ぎにそごうへ着いたのですが、すでに200人くらいの待機列が出来ていました。これ、物産展の待機列ではなくHTBの待機列。開場時間10時には500人くらい並んでいたものと思われます。
物産展の中の一ブースに500人も並ぶとはすごいですな。改めてHTBの人気ぶりがわかりますね。



物産展は8階で開催されていますが、待機列は2階。8回までは階段を上ります。もちろん長蛇の列が。



踊り場には2005年のどうでしょう祭りのパネルがありました。あ〜、いきてぇな。



階段を上りきった先には巨大うちわ。



会場の入り口には「一生どうでしょうします!」が。



撮ったら買え!!買ってください。お願いします。
ええ、買ってやりますとも。むしろ買わない人は並ばない。



どわああああああ。買うぞおおおおお。

この日のお買い上げリスト。
・簡易onちゃん
・マウスパッド
・サイコロの旅メモ帳
・トランプ
・フィギュア其の四
・onちゃんストラップ
・シール
・ステッカー

3月に北海道に行った時も買いましたけど、その時は旅費に限りがあったのと荷物が多くなるのを嫌ってあまり買いませんでしたが、ここではもうリミッター解除。
合計で10,000円越えちゃった。てへぺろ!主に簡易onちゃんが原因。しかし後悔はない!



早々にこの日の予算を使い切ってしまいましたが、北海道物産展といえばいかめしが定番。
いかめしといえば、前の春合宿で食べ損なったもの。ここで食べられるなら食べてしまおう!



いやぁ、いかめしですよぉ〜。1か月ちょっとぶりにありつけることが出来ましたよ。
やっぱうまいですなぁ。



おつまみにホタテのから揚げ。初めて食べましたが、ホタテの濃厚な味が実においしいです。
これは家でも作れそうですね。いいものと出会えました。



続いてザンギ。鶏のから揚げですね。本当は半身をかぶりつきたかったけど予算無かったので普通のもも肉で我慢。
それでも、しょうががよく効いたたれの味付けがおいしかったです。

すっかり北海道を満喫。つい最近行ったばかりですがね。



その後は9回に上り、特設ステージへ。12時から行われたonちゃんオンステージを見に来ました。
あの3体、いったいどこから現れるんだ?あの小さな衣裳部屋か?と思ってたら、なんと場外から来ました。


【onちゃんセレクション3】

参考動画。
そもそもonちゃんとは何ぞやという方もいるかもということで。
onちゃんはHTBのマスコットキャラで、どうでしょうにもたびたび登場し、それ以来大人気となっているキャラです。
動画をご覧いただければわかりますが、しぼんだり殴られたりえらく面白いです。



onちゃんの他にもnoちゃんとokちゃんもいます。
onちゃんがなかなか出ず、尺が足りなくなって困っています・・・。かわいい。



出てきた―!頭になんかかぶってるー!かわいー!
う○こじゃありません。玉ねぎです。onionちゃんというんだそうです。



onionちゃん体操なるものを披露してくれました。
onちゃんの振りが大きくて受けてました。やはり動きが違います。


【onionちゃん体操@そごう横浜店】
<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/7J-RjpM-yG8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
参考動画2。そんな大きな動きでもと思うかもしれませんがこれがどんだけおおきな動きか。
中の人大変だろうな。



体操が終わると、玉ねぎを外して今度は名札(?)をつけました。「ふ」とか「う」とか書いてありますね。説明いらないですね。
今回の物産展のための新作だそうです。



ふ「チーズケーキもプリンもアイスも、甘いものはなんでも大好きだオーン」
早食いしている図。



相撲を取り始めるD陣。もはやD陣のコントwww



onちゃんの得意技、しぼむ!



ちょこんと屈んでミカン!



文久3年、金八先生―!
ネタがそこらじゅうに仕込んであってもうですねwww



最後にダンスを踊っておわり。

いやぁ、とても楽しかったです。会場の独特の雰囲気がよかったですね。生で見れてよかった!


【onちゃんズ劇場特別編・北海道物産展】

参考動画3。



ステージが終わって退場していくonちゃんズ。お疲れ様でした。



そのまま帰るのもつまらないと思ったので、京急の平和島駅で少し撮影。
京急2000形の普通運用ってあるんですね。スピードに乗りきれるのかしら。



京成3400形「エアポート快特」。3400形かっこいいですな。



京成3050形「エアポート快特」。これ目当てで来たのでよかったですね。


撮影も適当に切り上げてこの日は帰りました。

ちなみにこの後、グッズは売り切れが続出していったようです。恐るべしどうでしょう藩士・・・。

突如拉致られた信越旅行 その4 【2012/03/31〜04/01】

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長野に着いたらアニメイトへ。気が付いたら財布の中身が軽くなってて鞄にはキルミーベイベーが。
これで1巻から順に水戸、福知山、京都、長野とすべて別の場所で購入したことに。アンソロもどこかで買わないと。
あとはおやつにそば食ったりしました。長野なんでね。



ここからは飯山線に乗車して新潟県に。ドローカル線です。車両もキハ110系とおなじみですね。



3時間延々と信濃川沿いに走ります。
もう3月も終わりなんだしさすがに雪ないだろうとたかをくくっていたら。



トンネルを越えた途端これ。新潟×雪はトラウマなんでやめてください、マジで。



戸狩野沢温泉駅に到着。ここで後ろ1両を切り離し。



この時期でもこの量。シーズン中はもうすごい豪雪っぷりなんだろうな。
雪降ってないから止まることはないだろうけど・・・恐いなぁ。



森ノ宮野原駅に到着。JRの最高積雪を記録した駅だそうです。その高さ7.85m。上の赤い線のところがそうです。
人間4人分はありますね。今積もってるのでも4〜5mはあるんじゃない?なんていうところに来てしまったのだろう。



私を絶望の底へと陥れた越後川口駅に到着。再び訪れることになろうとは。
いや、この駅で普通に乗り換えを済まし、ここを攻略するのだ。



見てくださいよ奥さん、この恨めしい駅名。私この駅で路頭に迷いかけたんですよー?詰みかけたんですよー?
沿線民の方ごめんなさい。



当時よりはだいぶ雪の量減ったけどそれでもなお雪残ってるとか。新潟ヤバい。



115系来たよー。これで湘南色の電車だったら完全に一致だったんだけどね。



ZeBon氏が持っていたたまたま持っていたという銘板でお遊び。
それにしても115系うるさいやかましい。会話が出来ないレベル。「MT54たまらん」とか言っている鉄オタの気がしれない。
私も人のこと言えませんけど・・・(8500系的意味で)。



21時30分くらいに新潟駅に到着。今日はここでお泊り。



駅前のサイゼリヤで豪遊。
ペペロンチーノ+ミラノ風ドリアの通称「乞食セット」。今日は加えて鶏の唐揚げも注文しちゃったゾ。


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突如拉致られた信越旅行 その5 【2012/03/31〜04/01】

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4月1日、朝6時くらいにホテルを出ます。朝練してきます。
最初に新潟駅で臨時快速「笹川流れマラソン号」を撮影。485系が使用されるリッチな快速です。臨時なんだから国鉄色を・・・と期待していましたがそうはいかなかったですね。



信越本線に乗って屋代田駅で下車。沿線でふらふらと撮影。



EF81の貨物列車。しかも未更新機。

EF81といえば、ゴールデンウィークを過ぎたあたりから原番号に+600して600番台(700番台)に改番を行っているようですね。
よくわかりませんが、なんでも100km/h以上を出す車両には列車記録装置を取り付けなければならなくなったようで、じゃあそれ付けるのかというとその逆で付けないから改番だそうです。
一方で、JR東やJR西所有のEF81は装置を取り付けるようで、この二者の区別のために今回改番するとかしないとか。
改番というのは普通、何らかの改造に伴ってされるものですから、改造しないから改番するというのは珍しいですね。

このEF81は129号機。改番対象車です。どうやら貴重な記録になったようです。
改番はナンバープレートを差し替えるだけですからすぐにでも終わりそうですね。記録はお早めにということですかな。



線路沿いを歩いているとワム倉庫が。そういえば、いま余剰になった青ワムが倉庫代わりに売られているらしいね。



またEF81。今度は29号機。これも改番対象車。通風器付きなので見た目がゴツいです。にしてもボロボロ・・・。確かに長く使う気はないよなー。
さっきの129号機はナンバーがプレート式だったから改番は楽でしょうけど、この29号機は切り抜き文字なのでどのように改番するのか見ものです。




先のダイヤ改正で登場した快速「おはよう信越」。全車指定席のいわば「ホームライナー」。素直にそう名付けりゃいいのに。
急行「きたぐに」のスジを受け継いでいるとかいないとか。



広島と並ぶ115系天国新潟。今日もやかましいMT54を轟かさせながら新潟を爆走。
緑色の新潟色。最近はキムワイプ色って呼ばれているそうね。確かにキムワイプそっくりの色。



115系新新潟色。「新」が2文字連続で続いて紛らわしい。いわゆる更新車で、車内はパッと見だと新車みたい。
これもキムワイプみたいな俗称があるらしい。なんだ?
それにしても新潟の115系は塗装パターンが複雑で模型作るのが考えただけで嫌になる。



朝ラッシュが終わり列車間隔が空いてきたので、新潟駅に戻ってきました。
485系快速「キラキラうえつ」を撮影。パッチワークがきれいな電車。
これに限らずジョイフルトレインの類はほとんど乗ったことが無いのでこういうのを巡る旅もいいですね。



なんとなく115系とE127系。あと数年もしたらこの風景も変わるはず。



今度は「SLばんえつ物語」を新潟の隣の越後石山駅で撮影。今期初めての運転です。
会津若松まで乗ると3時間半かかるそうで・・・うひゃ〜。



駅の外に出てみると、留置線に209系が。まだいるのかお前。早く千葉行きなさいよ。
それと211系もこっそりといました。0・2000番台は解体されると思ってたんだけどね。どうやらそうもいかないみたいで。



485系3000番台特急「北越」。さすが3000番台、逆光をものともしないイケメン。
つか、最初からここで撮ってればよかったな・・・。



反対側からも「北越」。う〜ん、1500番台撮れなかったなぁ。
ここら辺で撤退して、ZeBon氏と合流します。


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