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【2020年】今年一年を振り返る【模型編】

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2020年は新型コロナウイルスに振り回された一年でしたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。私はどうにか生きながらえております。年末恒例の1年の振り返りをする時期になりました。今日は、今年製作したプラモデルを見ていきます。今年は特に前半なんかは外出や旅行が出来ない状態だったので、家に籠もってプラモデルを作ることに集中できた年でした。ですので過去最多の作品を製作できたのはなんとなく認識していますが、いくつ作ったのかは今から数え始めるところです。では順番に見ていきましょう。

1作目:1/48 川西 紫電一一型甲アドルフォ機(荒野のコトブキ飛行隊) (ハセガワ)アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」に登場する紫電です。第1話で主人公たちが登場するまでの間のヤラレ役として登場してそれっきりかと思っていたら、後半からは準レギュラーとして見せ場を増やしていました。劇中の機体はどれも汚れているので、これも汚し塗装にしました。ただし最初に作った隼とは少し汚し方を変えました。

2作目:1/700 航洋艦晴風 最終形態/初期形態(ハイスクール・フリート) (フジミ)アニメ「ハイスクール・フリート」に登場する主役メカの晴風です。キットでは晴風と他の陽炎型の2隻セットですが、艦番号を他の護衛艦のデカールから持ってきて2隻とも晴風にしました。

3作目:1/32 トヨタ・30系ヴェルファイア(アオシマ)4作目のブレードライガーの間合いに作っていましたが、ヴェルファイアの方が先に出来上がってしまいました。細かい色分けは全てシール頼りのキットですが、できるだけ塗装に置き換えてみると見違えるように思います。

4作目:1/72 RZ-28ブレードライガーABバン仕様(コトブキヤ)10年以上前、限定キットなのでとりあえず買ったもののまだ腕が未熟だと思っていたのでそれからずっと寝かせていたキットを遂に作る時が来ました。今年で一番作りごたえのあった大型キットでした。

5作目:1/72 F-111Gアードバーク オーストラリア空軍(ハセガワ)戦闘爆撃機としては有能という戦闘機としては微妙な評価のF-111の再販は久々だったのでこの機会に購入しました。だいたい30年前初出のキットですが、凝った設計と精密な彫刻で今でも十分通用するキットで作りやすかったです。 

6作目:1/25 ダッジ・チャージャーSRT8(アメリカレベル)ダッジの伝統的マッスルカーのチャージャーです。キットは改造車を作る内容でしたが私は本当のところはドノーマル車を作りたかったので、できるだけ改造臭を抑えた仕上げにしました。アメ車のプラモデルは今後も作っていきたいジャンルのひとつです。ただ輸入物は値段が高いのが厄介ですね。

7作目:1/72 F-35CライトニングII アメリカ海軍(オレンジホビー)F-35の各型式を一通り作ろう企画の最後です。主翼にも兵装を装着したビーストモードで作りました。他の型式よりも全体的に大型で、形式ごとの差異が最も感じられたキットでした。塗装マスクは純正カット済みマスキングテープを使用して労力を大幅に減らして仕上がりを抜群に良くしました。課金パーツは基本的に使わないんですが、こういう場合だと効果が大きいのでアリだと思いました。

8作目:1/72 F-94Bスターファイア アメリカ空軍(ソードモデル)アメリカ空軍全天候迎撃戦闘機3羽烏の1羽です。ソードモデルなので組み立ては苦労します。しかし完成後の形状と彫刻の良さは平均以上のものがあり、組み立てに苦労したことも手伝ってなぜか達成感が多く出てくるメーカーとキットです。

9作目:1/72 F-94Cスターファイア アメリカ空軍(エマー)F-94Bと同時に作っていたキットです。塗装で使う色は同じだし、同時に作ってしまえば機体の比較が出来て良いなと思ったのです。エマーというのはイギリスのメーカーです。今も存続しているのかしら・・・?ソードよりも作りやすいですが、モールドの彫刻はだるだるで太くて野暮ったいです。F-94Bもそうでしたが、銀塗装が割とうまくいきまして、人に見せた時も好評でした。

10作目:1/72 愛知・流星 イサオ機(荒野のコトブキ飛行隊) (プラッツ)荒野のコトブキ飛行隊から2作目です。この流星は塗装が好きだし劇中での活躍も見せ場があってかっこよかったですな。キットはプラッツが発売していますが成形品はフジミのOEMです。簡単に作れるキットでしたのでものの数日で完成できてしまいました。早く作れることはいいことです。

11作目:1/200 ボーイング737-700 ANA(ハセガワ)今年はまだ旅客機を作っていないと思い立って作りました。ハセガワの737NGはディテールと作りやすさを両立した良キットです。サードパーティ製のデカールを貼っていろいろな会社の737を量産するにも向いていると思います。

12作目:1/200 ボーイング737-700ウェストジェット(ハセガワ)サードパーティ製デカールの使用例がこれ。カナダのLCCウェストジェットの737-700をANAの物と同時に作りました。ウェストジェットには1度乗ったことがあります。デカールはドロウデカール製を使いました。

13作目:1/24 ヒュンダイ・サンタフェ(アカデミー)自動車のプラモデルに於いて、現用のSUVを新規に発売することは珍しく、その心意気や良しとばかりに購入しました。なのでヒュンダイ車がどうとかいうのはあんまりこだわってないし、サンタフェという車種も初めて知りました。近年開発されている自動車プラモデルの水準を満たす良いキットでした。

14作目:1/72 MiG-21bis ブルガリア空軍(KPモデル)KPモデルはチェコの老舗メーカーです。初めて作るメーカーです。しかしそのキットの完成度はやはり東欧メーカー水準で、日本メーカーに比べると幾分か落ちます。とはいえ表面の彫刻は仔細で繊細、つらい組み立てを乗り越えるとなんだかできの良いミグが姿を現しました。ブルガリア空軍を選択したのは、同軍のプラモデルを次に作れる機会はいつになるか想像できなかったので、じゃあ今回作ってしまおうと思った次第。

15作目:1/60 Rk-91サベージクロスボウ(フルメタル・パニック!)(グッドスマイルカンパニー)ラノベおよびアニメ「フルメタル・パニック!」のやられメカ、なれど人気の高いサベージは長らく立体化に恵まれてきませんでした。いつだかに完成品フィギュアは出ましたが、プラモデルは未だ出ず・・・。というところに現れたのがアニメ第4期に合わせて発売されたグッスマのプラモデルでした。バンダイやアオシマの出さないスキマを狙った商品選定は見事でしょう。念願のサベージのプラモデルを出してくれて感謝です。全種類買いました。そのうちまた作ります。クロスボウは、競技機ということなのでロゴマークのデカールをたくさん貼り付けました。なかなかいいでしょう?

16作目:1/60 ARX-8アーバレスト(フルメタル・パニック!)(バンダイ)サベージと色が同じだからと同時に作りました。同縮尺のアーバレストはコトブキヤが先行していましたが、バンダイは真っ向から喧嘩を仕掛けました。安心のバンダイブランドとコトブキヤ製と比較した時の低廉さから、勝負はバンダイの勝ちだと思います・・・。もう武器屋いじめじゃんね、これ。

17作目:1/48 中島キ43-I隼一型チカ機(荒野のコトブキ飛行隊)(ハセガワ)コトブキ飛行隊3作目。去年作ったキリエ機と同一仕様ではつまらんので、爆裂弾とロケットモーターを備えた第8話仕様で製作。追加武装は他のキットを手に入れてそこからパクってきました。地味に頑張ったのが地面で、羽衣丸の甲板をイメージして作りました。といっても下敷きにしたのは日本海軍の空母の甲板なので、ゼロ戦を乗せれば空母に早変わりです。板の継ぎ目はレーザーカッターでモールドを入れてあります。データは自作ですが、工賃が高かったです・・・。追加武装の購入費も含めると、実は結構金のかかっている作品です。

18作目:飛行船艦ゴリアテ(天空の城ラピュタ)(ファインモールド)みんな大好きムスカ大佐の座乗艦ゴリアテです。ジブリ映画の中でも好きなメカですので。塗装は劇中からガラリと変えて制空迷彩っぽいものにしました。ムスカもちゃんと塗りました。

19作目:イグザイン(エムアイモデル)模型屋で売っていたのが目について買って作りました。1日で完成させようをテーマに、その中でできることをやりました。まあ、色の足りないところを筆塗りで仕上げたくらいなんですけどね。息抜きによかったです。

20作目:1/72 Fw-190A-5 ドイツ空軍(ハセガワ)ゴリアテと似たような色使いだったのでついでに作ってしまうことに。30年弱前初出のキットですが、形状や考証は知らないですが組み立ては容易で、たいしたもんだと思いました。ドイツ機を作ったのはもしかしたら初めてくらいの感覚ですが、ちっちゃい戦闘機なんですね。

21作目:1/72 CF-18Aホーネット カナダ空軍(カナックモデル)新旧バトル・オブ・ブリテン塗装機を揃えよう企画の1発目です。カナックモデルというカナダのデカールメーカーがデカールと成形品キット付きで販売した特別商品。デカールはバトル・オブ・ブリテン65周年記念特別塗装のCF-18Aのもので、キットはアカデミーのOEMです。アカデミーの1/72 F/A-18は、現状最良のキットなので良い選択かと。この特別塗装機はカナダ在住時にエアショーで実際に見たものです。程なくしてこのキット発売の知らせを聞いて手に入れていたものの今まで寝かせていました。作ってみると、デカールの性能は高くて使いやすいものでした。しかしカナックモデルは事業を終了してホームページも閉鎖してしまいました。残念です・・・。

22作目:1/24 トヨタ・マークII(アオシマ)アオシマのグラチャンシリーズのマークIIです。こういう改造車系だと、好きな色に塗れるので良いですよね。今回は昔作ってまだ余っている調合特色塗料の消化も目的でしたので、その中から黄色っぽい赤を塗りました。結構似合っているじゃないかと自画自賛。

23作目:1/72 F-16Aファイティングファルコン オランダ空軍(ハセガワ)ハセガワのF-16にアストラデカールのデカールを組み合わせました。デカールはオランダ空軍の記念塗装機を再現でき、垂直尾翼に描かれたおっぱい丸出しのお姉さんの絵が特徴的です。しかし、不思議とスケベ絵感は希薄なので事実上の健全絵でしょう。なので全年齢向けである弊ブログでも掲載OKです。それにしてもF-16はプラモデルを作ってもかっこいいね。

24作目:1/700 日本海軍駆逐艦響(ヤマシタホビー)ヤマシタホビーの特型駆逐艦はこれで3~4隻目だったと思いますが、少しずつ形が違うのであまり飽きません。船体は舞鶴色で塗ったので白っぽくなりましたが、船体のサビ塗装がよく目立って映えるなと思いにけり。

25作目:1/144 漏洩(バンダイ)機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズから漏洩です。エアブラシでの使用停止でダブついているアクリジョン塗料の消化目的です。エアブラシで使うのはダメなので、筆塗りで仕上げました。筆塗りでガンプラを作るのは久々でして、少し懐かしくなりました。

26作目:1/72 キ109防空戦闘機 日本陸軍(エルエス)実機もキットも珍しいものというか変わったものです。戦車砲だったか対空砲だったかを爆撃機の機首に載せてB-29を撃ち落とせるように改造した乱暴な機体です。これはエルエス時代に発売されていた時の製品です。エルエスはだいぶ昔に倒産してしまったのでそれなりに貴重な製品だと考えられますが、プラモデルは作ってなんぼだと思うので気にせずに作ります。主翼の動翼が動いたりモータライズが考えられた構造だったり、当時のプラモデルへの要求が垣間見えるキットでした。キットは割とそつなく完成できて、技術のエルエスは伊達ではないんですな。

27作目:1/72 MiG-31Bロシア空軍(ハセガワ)製品上ハセガワのキットですが、成形品はICMのOEMです。少し昔に開発された成形品だったらしく、嵌合や位置決めがガタガタで組み立てに苦労しました。ゴーストグレイ系の機体でよく見る白っぽく汚れた表現を目指しましたが、まだまだ未熟でした。もっと修練が必要です。

28作目:1/100 GT-9600ガンダムレオパルド(バンダイ)10年くらい寝かしていた機動新世紀ガンダムXのガンプラ。これもアクリジョンの消化でして、調合したダークグリーンを使いました。おかげさまで使い切ることが出来ました。

29作目:1/100 グリムゲルデ(バンダイ)アクリジョン消化シリーズ第3弾。今回はメタリックブルーです。ただほぼ完全消化試合だったレオパルドと比べると、少しやる気度が高いです。というのもグリムゲルデにはメタリックブルーが似合いそうだなとなんとなく思っていたのです。なので、メタリックブルーは筆塗りですが、他のフレームや武器は違う塗料を使ってエアブラシ吹付けにしています。オリジナルの赤よりも似合ってるやんと思い、一応満足行くことが出来ました。

30作目:1/72 J-8II人民解放軍空軍(トランペッター)何かと謎の多い中国機を作るのは初めて。トランペッター製キットを作るのも初めて。トランペッターの出来はいい噂よりも悪い噂のほうが多いので心配でしたが、驚くほどすんなり組み立てられました。東欧キットよりよっぽど良い。日本メーカーの製品をよく研究したんだろうか。J-8IIの原型はMiG-21で、なのでそれを単に双発エンジン化しただけだろうと思っていたんですが、なんかJ-8IIは全体的に大型化しているんですね。原型を留めていないとはこれのことよ。

31作目:1/144 GAT-04ウィンダム(バンダイ)事実上モブキャラしか乗っていない量産型やられメカがガンプラ化されるなんて本当いい時代になったものです。放映以来15年越しくらいの念願が実現しました。素組ですが楽しかったです。今度はダガーLが出るみたいですし、来年も楽しみですね。

32作目:1/125 MD-10 FedEx(エレール)みんな大好きDC-10です。大きいキットを作ろうと思い、文字通り図体のでかいやつを引っ張り出してきました。こいつの場合、窓埋めが苦行で、だいぶ妥協しました。もっとうまく埋めたいでござる。あとは、胴体の成形品が歪んでいたので矯正が大変でした。昔のキットなのでディテールはざっくりとしていますが、このワイドボディ機をこの縮尺で手元に置ける所有感はなかなか得られないものでした。


33作目:1/72 ハリケーンMk.Iカナダ空軍(アロマホビー)新旧バトル・オブ・ブリテン塗装機を揃えよう企画の2発目。まだ製作中ですけど年内には完成するので(あと1日ちょっとしか無いけど)滑り込み。成形品の形状はとても良さそうに見えたので試しに買いました。たしかに形状や彫刻は良かったですが、嵌合がまだまだ煮詰めが足りなかったです。メーカーの人間はちゃんと試作品組み立てた?しかしそこを克服すれば大化けするので今後に機体です。

以上全33作でした。いや、作りましたね、これ。ほぼ3作/月ですか?コロナ禍からの巣ごもりとはいえ他にすべきことあったでしょうに・・・(ドン引き)
題材とメーカーで分類すると以下の通りです。
飛行機・・・18作(前年比+8)自動車・・・4作(同±0)キャラクター・・・9作(同+5)艦船・・・2作(同±0)鉄道・・・0作(同±0)AFV・・・0作(同±0)合計・・・33作(同+13)
ハセガワ・・・8作バンダイ・・・5作アオシマ・・・2作以下、各1作・・・フジミ、コトブキヤ、アメリカレベル、オレンジホビー、ソードモデル、エマー、プラッツ、アカデミー、KPモデル、グッドスマイルカンパニー、ファインモールド、エムアイモデル、カナックモデル、ヤマシタホビー、エルエス、トランペッター、エレール、アロマホビー
前年より増えた分は全て飛行機とキャラ物に行き渡っていました。私の最近の傾向と一致していますし、作るキットの嗜好が変化したわけではなさそうです。メーカー順も、上位は毎年の常連ですが、今年は前年に増して様々なメーカーのキットに触れられた一年だったことが読み取れます。だいたい半分は人生で初めて触るメーカーのキットでした。そのうちの半分は、もうこれっきりよというのもありますが(次に手を出す在庫が無い、新製品が無い、という意味です)。
去年、1度も作らずに終わった鉄道模型を今年はやるぞと去年の今時分は息巻いていましたが、今年もやらずに終わってしまいました。どうにか年に1作は作って鉄道模型との関わりを保っていきたいと思っているのにこれはいけません。来年こそは何か作ることにします。
プラモデルの振り返りは以上です。来年も大したものは作れませんが、よろしくお願いいたします。

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