第10走者:山陰本線(キハ40系) 城崎温泉11:54→鳥取13:57
鳥取からは非電化区間ということで気動車が登場。国鉄時代から続くたらこ色のキハ40系です。まるで放置された静態保存車のごとく塗装の退色が激しいですね。
発車直前に183系「こうのとり」が到着。鳥取行きに接続するようです。183系も引退するので撮れるだけ撮っておきます。
海岸付近を走るため素晴らしい景色が時折広がるのですが、この天気のせいで台無しです。
あと列車の速度が遅い。キハ40だからなのか、線形が悪いからなのか、雨天から来る意気消沈による錯覚なのか。
ちなみに城崎で買った大かにもなかはこんな感じ。また後で食べます。
香住でキハ40系とすれ違い。左の赤いキハ40は豊岡所属の車両です。キハ40の中でも好きな塗装です。
これに限らずJR西の地域色はセンスが良くて好きなのですが、単色化でなくなると思うと残念ですね。
なんと香住駅にはパタパタが残っていたのですね。しかも古そうな感じ。いいですね。
香住駅を出発し、次の鎧駅に停車。ホームからの景色が素晴らしいです。降りてみたいですね。
鎧駅の次は餘部駅。餘部といえばかの有名な余部橋梁です。2010年に2代目のコンクリート橋が供用されていますが、それより前の初代橋梁は鉄製トレッスル橋で山陰本線のハイライトでもありました。
役目を終えた旧橋梁ですが、鳥取側の3スパン分の橋梁は土木建築保存や観光資源を目的として残されています。
旧橋梁から餘部駅に続く線路はまだ残っています。
ここも降りてみたい駅だったんですけどね。よく見たら元橋梁だったと思われるベンチが。
浜坂で20分ほどの停車。ここにもパタパタがありました。
大阪から来る特急「はまかぜ」の接続待ちなんだそうです。
駅の外に出ると、いい感じの地方の町が広がっていました。歓迎の看板なんていいじゃないですか。
天気が良ければメインストリートを歩くくらいは出来たのですが。
駅舎も地方の主要駅っぽい感じ。
駅舎にはその名もずばり「鉄道グッズ館」という山陰本線関連の鉄道資料館があります。
ちょっとした待ち時間にいいです。
古風なパタパタに古風な緑の窓口。国鉄時代から残っているものなんでしょうね。
城崎温泉行きのキハ40系。
キハ189系「はまかぜ」が到着し、接続も終えたところで鳥取行き列車も出発。
終点鳥取駅はもうすぐです。
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