黒磯駅から701系郡山行きに乗車して東北本線を北上、途中の白河駅で途中下車します。
白河駅は白河市の中心駅で、駅舎は1920(大正9)年製の木造建築です。
駅の隣の観光案内所でレンタサイクルを借ります。無料です。これで市内観光が楽ちんに。
やってきたのは小峰城。駅のすぐ裏手にあります。
結城親朝が1340〜1369年に小峰ヶ丘に城を構えたのが始まり。1632(寛永9)年に江戸時代の初代藩主である丹羽長重が完成させました。
完成後は松平定信などの大名7家21名が居城しましたが、1868(慶応4)年の戊辰戦争で落城。その後、1991(平成3)年に三重櫓、1994(平成6)年に前御門が江戸時代の姿で木造復元されています。
ところが、2011(平成23)年の東日本大震災で石垣10箇所が被災。現在はその復旧作業にあたっています。
というわけで、小峰城は現在修復作業中。なので、三重櫓内に入ることは出来ません。とりあえず近づけたらいいなと思っていたのですが、思っていた以上に近づけませんでした。
三重櫓だけ撮っても重機や足場がどうしても入るのでどうにも・・・。また来なければいけませんな。
石垣はこんな感じ。打込み接ぎかな?
試しにチャリを走らせて三重櫓の裏側へ回りこんでみましたが、ダメでしたね。
ちなみに、白河関跡も行ってみたかったのですが、さすがにチャリでは遠い・・・。また今度。
白河に来たならば白河ラーメンを食べなければということで、観光案内所でもらったラーメンマップを頼りに適当に目に入った店に行ってみました。
今回訪れたのは「ラーメン英(はなぶさ)」。
普通のラーメンを注文しました。昼時は半ライスサービスということで遠慮無く。
白河ラーメンの基本に忠実といった感じでした。美味しかったです。寒い日にはいいですね。
ラーメンを食べたら白河駅に戻って、701系で北上。
列車の終点、郡山駅で磐越西線に乗り換え。赤と黒の719系快速で会津若松駅へ。
会津若松では、何をするか特に決めていなかったので駅についてから思案します。今回は割りと行き当たりばったり。
とりあえず、485系快速「あいづライナー」を撮影。グレーの床下機器も汚れてしまえばわからないものです。
ちょうどホームに会津鉄道の観光列車「お座トロ展望列車」が停まっていたので、これに乗ることにしました。これは名前の通り、お座敷車、トロッコ車、展望車を一つにまとめた列車です。
今回は「ウィークエンドパス」で旅行しているので、柔軟に動けます。
トロッコ車は前に乗ったことがあるし、お座敷車は寒そうだし(後で見てみたらこたつ装備だったんですけどね)、というわけで展望車に乗ることにしました。かぶりつき席を確保するも・・・。
せっかくの展望車なのですが、上部の窓が汚れていて車窓が悪かったのが残念でした。
座席は回転リクライニングシートなのでとても快適。
ちなみに種車はキハ40なのですが、内外ともに全く面影が無いですね。ナイス魔改造です。