「望月」は、浦賀船渠にて1927(昭和2)年10月31日に竣工した睦月型駆逐艦の11番艦である。当初は「第三十三号駆逐艦」という艦名で佐世保鎮守府に配置された。望月に改名されたのは翌年8月1日である。なお、望月とは満月を意味する。
第4艦隊第5水雷戦隊第23駆逐隊に所属し、1937(昭和12)年支那事変に参加。
1941(昭和16)年に第30駆逐隊に転属、太平洋戦争開戦後にはウェーク島、ラバウル、モレスビーなどの各攻略作戦に参加。
翌年ソロモン方面に進出しガ島への輸送作戦に従事、損傷し一旦佐世保へ帰港するも1943(昭和18)年3月より再びラバウル方面への輸送任務に従事。7月6日のクラ湾夜戦で損傷し、佐世保で修復。修理完了後佐世保を出港し10月1日のコロンバンガラ島撤退作戦に参加した。
ジャキノット輸送作戦中、ニューブリテン島東にて米海兵隊の空襲を食らい1943(昭和18)年10月24日に沈没した。
ピットロードのキットを作りました。モールドが細かくて表現もキッチリとしている印象です。
ピットロードのキットはウェイトが付いてこないので喫水線が反れてしまったのが残念でした。
機銃を増設した1943年時の仕様を作りました。
見分けが付くように開戦前に消されてしまった艦名と所属駆逐隊番号をあえて付けています。
煙突の格子を無くしたので黒く塗りつぶすだけで応急処置。そのうち直すようにします。
以上、望月でした。