北吸桟橋から歩いてやって来たのは、ずばり舞鶴鎮守府・・・もとい舞鶴地方隊の総監部地区。敷地内にある海軍記念館を見学できます。
元々は海軍機関学校の大講堂だったもので、現在は自衛隊員の教育施設として使われています。それを土休日を中心に一般公開しています。
館内は舞鶴鎮守府の初代長官でもあるかの東郷平八郎に関する展示を中心に、帝国海軍の資料が展示されています。館内の資料は撮影出来なかったのでありませぬ。
大講堂。
ひと通り見学して表に出ます。記念館のそばにある建物は海軍機関学校の学校庁舎だったもの。現在は総監部第一庁舎です。
一般人が見れるのはここまででしたが、他にも旧海軍の施設がありそうですね。
砲弾の形をした垣根。
鎮守府を後にします。歩道橋から見た護衛艦群。かっこいい。
周遊バスで赤レンガ倉庫に戻り、遅いお昼を。肉じゃがと肉じゃがコロッケをば。舞鶴は肉じゃが発祥の地とか何とか。
午前中は見学がそこそこだった赤レンガ倉庫を見直していきます。
旧舞鶴海軍兵器廠弾丸庫並小銃庫(左)と旧舞鶴海軍兵器廠雑器庫並預兵器庫(右)。ともに重文。
そういえば、倉庫内に入換機が静態保存されているとのことでしたがすっかり忘れていました。また来ます。
旧・舞鶴海軍需品庫需品庫。
側面。この時代の建物はいたるところにある装飾がいいですね。
倉庫の外には資材運搬用のレールが敷設されていました。
倉庫と倉庫を繋ぐレール。中央にはターンテーブルもあります。
旧・舞鶴海軍需品庫需品庫。
これにて鎮守府めぐりは終了。なかなか楽しめました。取りこぼしも少しあったのでまた機会を見つけて来なければなりませぬ。
周遊バスで東舞鶴駅に行き、見バスします。京都交通のブルーリボンですね。
旧中舞鶴駅跡地に蒸気機関車が保存されているということをいぶき501氏から聞いたので、それを見に行くべくバスに乗ります。
保存されていたのはÇ58形113号機でした。1939(昭和14)年製で草津線・山陰本線・宮津線などで32年間走っていた機関車です。欠品が何点かありますが屋根付きということもあり状態は良好。整備もされているようです。
キャブから前面に向かってランボードを使った歩廊が取り付けられていて、それに伴った小改造がされています。ランボードを歩くというのもそうないので、たまにはいいのかもしれません。
ちなみに中舞鶴駅の痕跡は残っていませんでした。南無。
これでこの日の行動は終了。宿泊するホテルへ行って休みました。
翌日へ続く。
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