ナナイモから19号線道路を走って行って、次に辿り着いたのはパークスビルParksville。
ここにE&N鉄道のパークスビル駅があります。やはりカナダ太平洋鉄道の標準デザイン。
訪れた時は開いてなかったですが、廃線後駅舎は土産物屋として使われているようです。
VIA鉄道の看板も残っています。
線路側。廃線跡なので普通に線路なうできますね。
建物左半分は信号所か何かの設備のような雰囲気でした。
プラットホームは駅舎分の長さしかありません。
留置線は2本ありますが長さはそれほどでもないです。本線と違って草もボーボー。
この駅最大の特徴は、ここを境に線路がふた手に分かれるジャンクションであることです。
左側のまっすぐ延びている線路は去年12月に訪れたポートアルバーニへの支線、右にカーブしている線路はコートニーへと続く本線です。
本線側が分岐するというのもおかしな配線ですね。もしかしたらポートアルバーニの方が元々は本線だったとか?
駅はダウンタウン内に建設されることが多いですが、パークスビル駅はダウンタウンから離れた位置にあります。ジャンクションとしての機能が優先されたのかな?
駅舎の他に給水塔も保存されています。看板として用いるために道路脇に移築されたと思います。
道路に立てられているVIA鉄道の看板も残っていますね。これはさすがに撤去したほうがいいんじゃ。
パークスビル駅を去ったら、今度は19A号線を進みます。19号線はハイウェイですが、19A号線は一般道を走る旧道です。今回は出来るだけ旧道を走りながら運転するというスタンスです。
で、辿り着いたのがクアリカムビーチ。浜辺が見えたのでふらっと寄りました。
カモメの群れ。
あの鳥はなんだろうな(調べない
ベンチに腰掛ける老夫婦。
カナダはのんびりしていて本当にいいところ。
浜辺を見ただけで、前も見た蒸気機関車はパスしました。実はちょっと時間が押している。
さらに北上して、コートニー市Courtenayに入ります。ここで情報収集のため観光案内所に立ち寄ります。
そしたら、CT-114練習機「チューター」が保存されているのを見つけました。バンクーバーの航空博物館で見たものを同じ機種で、塗装も同じカナダの曲技飛行隊「スノーバーズ」のものです。こんなところにもあったのね。
これは5番機。
ところでCT-114ってスノーバーズの現用機なわけだけど、保存してある機体はどこから持ってきたんだ?
観光案内所で手に入れた情報を頼りに訪れたのはここ。その名も「日系の墓」。
明治時代あたりに出稼ぎでこの辺りの炭鉱で働いていた日系人の共同墓地です。
こんな感じになってます。
もう一箇所、コートニーに保存されている蒸気機関車を見ます。Comox Logging & Railway #2 "Deuce"です。1960年ボールドウィン製の2-6-2Tプレーリーです。
金網が全周に張られているのでこんなお写真に。
反対側はこう。金網が入るのは仕方ないじゃん。
では今日の最終目的地へ。
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