
Swan Lakeという湖がビクトリアの近郊にあるのですが、そこに行ってきました。野鳥でも撮影出来たらいいな~という程度の低い意識でとくに明確な目的はありません。そもそも野鳥が生息しているのかも調べずに行きましたし。
まずは湖畔に来ましたが、湖というより池のような大きさですね。湖と言ったらもっと広いでしょう。カナダだったら尚更です。対岸が水平線の向こう側にあるくらい広い五大湖からこんな小さな池まで一口に「湖」と呼ぶんですからなんと幅が広いことです。

湖畔にはこんなものがいました・・・。オオアオサギGreat blue heronです。近づいたりカメラを向けたりしても微動だにしなかったのでよく出来た模型かなと思っていましたが、後日訪れた際にはいなかったので本物だったようです。
サギは中々見ることが出来ないので幸先が良かったです。もっとも、ピンぼけで写真としてはだめだめですが。

湖の周りの遊歩道を進んでいくとカナダガンCanada gooseと遭遇。大型の鳥ですがそこら中で見ることの出来るコモン鳥で、警戒心も比較的低いため割と近くまで寄ることが出来ます。

お食事中のようでした。

こんなRPGみたいな道を進んでいきます。草原だったり林の中だったり水辺だったり変化の大きい飽きの来ない遊歩道です。

底の浅い水辺に来てみると、カナダガンの親子が。あらかわいい!
ひな鳥は成体とは似ても似つかない姿ですね。生後何ヶ月くらいなんでしょう。

陸に上がって草をついばんでいました。

他の番も。どうもコロニーになっているようです。

湖畔の展望台にはカモ。これもコモン。

近づくと湖に逃げて泳いでいきました。

聞いたことのない鳥の鳴き声が聞こえたのでその方向へ向いてみると見たことのない小鳥がいました。
羽根の根元の赤い羽毛がワンポイントになっているこの鳥はハゴロモガラスRed-winged blackbird。カラスではないです。英名はもう見たまんまの名前ですね。
一度聞いたら忘れられない鳴き声をするので気になる人は動画検索してみてください。とはいえワンポイントがなかったら地味で見向きもしなかっただろうなぁ。

カモの同航戦番。波紋がきれい。

雄カモ。

雌カモ。

湖畔一周遊歩道のハイライトであろう湖に掛かる橋。湖を少しだけ横切ります。
このまま湖畔を一周して、そしたらお昼を食べてお家に帰りました。おしまいです。