金木駅で下車することにします。
金木は太宰治の出身地として知られているようです。これは太宰治とその家族が戦中に疎開した際に一時的に住んでいた家。津島家新座敷というそうな。
太宰治といったら「走れメロス」が有名ですね。学校でもやりました。
でもまあ、当時は「走れエロス」とか「メロスとセリヌンティウスってホモだよな」みたいなことしか考えてなかったね。中学生だったもんね。仕方ないね。このような作品を中学生に習わせるほうがおかしいってんだ。
たどり着いたのは「斜陽館」という建物。太宰治の生家だそうな。現在は太宰治の記念館になってます。近代建築としても貴重なもの。
凄く広い家です。家というかお屋敷。めっちゃ広い。
基本的に和風建築ですが、洋室もあるんですね。
住む次元が違うわ。
豪華なふすまだぜ(小学生並みの感想
他になんか書くことないものかね。
書くことが思いつかなかったので金木駅に戻ってきました。列車に乗って津軽五所川原まで戻ります。
津軽五所川原駅まで戻ってきました。ホームには、行きの時はストーブ列車の影に隠れて見られなかったキハ22がいました。
現在は廃車になっている模様。状態を見ても、いつ解体されてもおかしくない状況ですね。見たい方はお早めに?
しばし待った後、青森行きの列車に乗車。乗るのはこの快速「リゾートしらかみ」。しかも車両は最新鋭のHB-E300系です。噂のハイブリッド気動車ですね。ディーゼルエンジンと蓄電池で走るみたいですよ。
今回乗車したのはこちら。4人用セミコンパートメントです。
ただの直角ボックスシートと思ったら大間違い、座面をスライドさせてお座敷にすることができるのです。足伸ばしたりあぐらかけたりするんでこれがかなりくつろげるんですな。
半個室ですから(もちろん常識の範囲内でですが)周りに気兼ねなくワイワイとすることができます。グループではおすすめです。
運転席に行ってみました。HB-E300系のモニタ装置です。どの動力を使っているのかとか蓄電池の残量とかがわかるようです。
途中の川部駅では、弘前駅へ向かうために方向転換。停車時間が少し長いため外に出て撮影。
HB-E300系の中でもこの青池編成はステンレスと青のラッピングがよくマッチしていてステンレス車ながら無機質さを感じさせない秀逸な出来だと思います。
エンブレムもいいね。
途中、新青森駅で下車。隣のホームにいたのは・・・またお前か!
通算3回目の遭遇。735系とはもう切っても切れない縁になっちゃったなぁ。にしても、前面が真っ黒だからちょっと不気味ね。
新青森駅近くの健康ランドで時間調整がてらひとっ風呂浴びて夕食。ラーメンにしました。
これがこれから長きにわたるラーメン生活の幕開け。一杯目は醤油。普通オブ普通の味でした。
その後は青森駅へ。最近故障が頻発の「トワイライトエクスプレス」がいました。そして雪が降ってきました。
キハ40系と青い森701系。盛岡のキハ40系は、おでこが赤く塗られた赤鬼色を未だに見れていません。かっこいい塗装なので一度見てみたい。
さて、今晩の宿「ホテルはまなす」がやってきました。このホテル、寝ながら移動することができる画期的ホテルで、朝起きるとなんと札幌についています。
部屋はA寝台・B寝台・カーペット・指定席・自由席と豊富。「北海道&東日本パス」という切符を持っている宿泊者は宿泊料が最安で1260円とお得です。
とまあこんな感じで急行「はまなす」に乗車します。今回も北海道&東日本パスを使ってきたので、支払うのは急行券だけ。今回は指定席に乗るのでそれプラス指定席券です。
北海道へ鉄道で安く行くならこの北東パスは欠かせなくなってきましたね。ただまあ、北海道に入ってからはものすごく動きづらくなるので(札幌近郊かせいぜい函館〜札幌〜旭川)、道内を動くなら別の特急乗り放題の切符を買ったほうが吉ですね。
本当はカーペットカーを撮るつもりがなぜか満席。ホームを見てみるとなんかのスポーツ大会の遠征に行くと思しき女子軍団がぞろぞろといたのでこれの影響なのかな?くそう。
そのせいか、本日の「はまなす」は「増21号車」を連結。1両多いのでホームはいっぱいいっぱい。撮影も一苦労。「増21号車」という増結の仕方も珍しいですよね。北海道らしい。
次回、いよいよ北海道へ。
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