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Channel: 黒鉄重工
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ビクトリア・デイのパレードを見物する その9 【2015/05/18】

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バイク軍団がきました。
カナダではバイクに乗る人はめったに見かけません。乗っている人たちのほとんどは趣味で乗っていると思います。この軍団もきっとバイク趣味集団です。



趣味性が高いことを裏付ける(と思う)ことのひとつにこのような子供用バイクがあります。バイクというよりモペッドに近いかも。数年で使い物にならなくなるのによく買い与えるなぁと思います。



ウィリー。こういうこともやる。
逆ウィリーことノーズウィリーもやります。あとは動いているトレーラーに乗ったり降りたりしてましたよん。器用なことするもんだ。



見ていて楽しいですね。



ケンワースのトレーラー。いかにもアメリカらしいキャブです。
荷台に積んでいるのはバイクで、トランスポーターとして使っていると思います。



なんだか厳ついバイクも出てきたぞ。イージーライダーに出てきそうだ。



大昔の自転車ことペニー・ファージング自転車。前輪が人間の身長ほどもある一方で後輪が補助輪程度しかない19世紀に普及した自転車です。
ステータスパラメーターを高速性に全フリしたため、重心は高い、停められない(ブレーキかけたらフレームだけ慣性で前に行って頭から地面にこんにちはとなる、ていうかブレーキ付いてない)、足を地面に着けられない(どうやって乗り降りしてんだ)と、それ以外がまるでダメという乗り物としては致命的な欠陥を持った自転車です。こんなものでも当時は一般的な自転車だったんですから面白いですな。今ほど自動車や自転車がありふれておらず自転車保有者も金持ちだけだったでしょうから安全性皆無でもあまり問題にならなかったんですかね?



曲芸をします。へんてこな自転車でやると見栄えがいいですね。
なんで前輪が大きくなったかというと、当時の自転車はクランクを車輪に直付けしていて、クランクの回転をチェーンで介して伝えるという方法はまだ発明されてなかったんです。変速という発想も当然ないわけですね。
そうなると速度を上げるには車輪を大きくしたほうがいいわけです。クランクを一定数回転させた時、車輪の直径が大きいほど進む距離は大きくなりますからね。
その後現在の自転車に近い安全型自転車が開発されると廃れていきましたとさ・・・。



片足を上げる。もう片足はサドルに乗せてます。安定性の低そうなこれでやるのは難しそうです。



トロリーバス、といっても昔の路面電車風のボディを載せただけのバリバリのディーゼル車です。観光地でよく周遊バスとして使われています。ただしこれはビクトリアの隣町ラングフォードのコミュニティバスに使われています。
バスのメーカーは知らん。それ用のコーチビルダーがいるんでしょうし、シャーシなんて見当もつかないです、はい。



またまた登場、自動車軍団。ただしこいつらは最近のスポーツカーですね。



フェラーリ・テスタロッサFerrari Testarossa。なんと欧州車軍団でした。カナダ人もイタ車乗るんだね。



アウディA7Audi A7。
アメリカのフルサイズカーを見た後だとえらくちっちゃく見えますね。最近のアメ車も小型化してきてるんですけどね。



アウディ・クワトロAudi Quattroだと思う。欧州車はアメ車よりも特定が難しいですね。これも自信ないです。



BMW軍団。
左はよく分からなかったんですけど6シリーズなんじゃないんですかね?欧州車ってどの車種も同じようなフロントなんで見分けがつかないですね。なんなんでしょうね。左は2002。比較的分かりやすかったです。



フォルクスワーゲン軍団。
左はおなじみビートル。70年代くらいのモデルかな?余談ですが、ビートルは60年以上の長期間ながら2100万台以上を生産した単一モデルの自動車の生産記録世界一の記録を持っています。さすが国民車やで。
中央はニュービートル・カブリオレ。右はカルマンギアKarmann Ghia。



メルセデス・ベンツ・450SLとアストンマーチン・DB7。

今日はここまで。次でようやく終わりです。


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