イベント会場に入場します。なお入場料を取られる。
模型の販売者と鉄道模型クラブのレイアウトがごっちゃになっています。レイアウトを見るのは後にして、まずは売られている模型を物色してめぼしいものを確保します。あっという間に予算が尽きて手近なATMで弾薬を補給してくる始末。それでも迷っているうちに他の人に買われたやつもあったんで悔しい思いも。買うなら即決ですねぇ・・・。
買うもの買ったんでレイアウトを見て行きましょう。
軍用列車ですね。昔は兵器や兵員の大量輸送には鉄道が使われていました。アメリカでは専用の兵員輸送客車(専用といっても量産性を考慮した廉価版)や陸軍所有の蒸気機関車まで造っていたそうな。
ホッパーの積載線。工場関連のストラクチャーやセクションが多いのがアメリカ式レイアウトの特徴ですかね。日本のものとはずいぶん趣が違います。
ティンバートレッスル橋。いつか使うだろうと思ってこれのキットを買ったのですが、そのいつかに備えて実例を子細に観察します。
このセクションは唸りますね。高低差があって迫力があるし、地形の合間を縫って敷設された蛇行した線路も走行する列車を盛り上げてくれます。なお、事故でも起こりやすい線形なのか、有蓋車が川に沈んでいます。
こんな景色本当にあるんかいなと思いましたが、その後実際に見ることになります。
同じく断崖際のセクション。こんなトンネルあるんかいなと思いましたが、やはり実際に見ることに。
旧線の廃線跡があるのが得点高いです。
ヤードも一応作りこんでいます。分岐器の制御盤もありますね。
カナダ(アメリカ)では列車の制御にはデジタル信号で制御するDCCを用いる場合が多いです。日本のNゲージだと基本的には線路1線に1列車までしか走らせられませんが、DCCだと同一線路に複数列車を走らせることが出来るとか何とか。日本だとほとんど普及していないんでよく分からんでやんす(手抜き
列車を動かすだけでなく、サウンドやライトの制御、線路のポイント切り替えまで運転に関することはなんでも出来る模様。アメリカ型の場合、先頭車両が踏切通過時・駅の停発車時にベルや警笛の鳴動・ヘッドライトの点滅を行うため、特にサウンド・ライトの制御によるこれらの再現が重要だと思われます。故に普及していったんじゃないかなぁと。
世界の最速列車という列車のセット。新幹線やTGVといった名だたる高速列車がラインナップされています。これは我らが0系ですね。
んん~???
サンタフェ新幹線にアムトラック新幹線。既にアメリカには新幹線が導入されていた・・・?
イギリス型鉄道模型クラブのレイアウト。ちなみに日本型を扱うクラブはいませんでした。しかたないね。
カナダにもいたレゴ鉄道部。
森林鉄道の小レイアウト。林業レイアウトも作るの面白そうなんですよね。
今回一番面白かったのがギターケースレイアウト。
ギターケース内に線路と簡単な情景を詰め込んでいます。
線路は周回していないのですが、これはDCCでスイッチャーを制御して貨車を入れ換えして遊ぶというもの。
機関車の移動、分岐器切替、連結器の解放、必要な動作はタブレット上の制御ソフトで全て行えてしまいます。こういう遊び方もあるのかと目からうろこでした。楽しいだろうなあ。
こんな感じで楽しめましたし刺激にもなりました。会場の近くで昼飯を食べて帰宅。
ちなみに今回購入した車両は機関車3両に貨車数十両。特に、マイクロトレインズのミッドウェイ海戦記念貨車を入手出来たのは大きな収穫でした。あいにく機関車・車掌車セットは無かったのですが、その後無事こちらも入手出来ました。我がローリングストック屈指のネタ編成のひとつになるでしょう。
とはいえ買いすぎた。反省している。
ということで今日はこんなところでおしまいです。