買い物ついでにとくに当てもなくバスだ鳥だを撮りに行きました。
ダウンタウンにAD Dat SLF+Pointer2の新塗装が現れたのでここぞとばかりに撮影。前も書きましたが、ビクトリア管内には1台しかいない希少車です。見かけたら積極的に撮影していきましょう。
LED行先表示器はたまたま切れてしまいましたが、こっちのLEDは1/800秒で撮影しても中々切れないので優秀(?)です。
野鳥探しにいつものビーコンヒル公園へ。
木の上から鳥の鳴き声がするので探してみたら何かいました。たぶんアオサギです。あんな高いところで寝泊まりしているか。
クジャクの番。
カモとアヒルも混じってきました。
メス単体でも。やっぱ地味ですね。
首がねじれているように見えなくもないオス。
カモの雛ですが少し見ない間に大きくなりましたね。
たまにはカラスも撮ってやります。
これで野鳥はおしまい。
バス撮影に移ります。
まずはおなじみパシフィック・コーチPrevost H3-45 (first generation)。
BCトランジットNova LFS。2015年に導入された新しいバス(社内番号9447~9486)です。リアデザインがマイナーチェンジされていますが、基本的には従来車と同じです。この日はリアの写真を撮っていなかったのでそれに関しては後日。
ところでBCトランジットの社内番号ですが、なぜか9000番台がかなりひしめいています。
9000番台は二階建てのTrident3とEnviro500、9050番台はDart SLF、9100番台はDE60LF、9200~9400番台はLFS、9500番台はEnviro500、9700~9800番台はD40LF、9900番台はDart SLF・・・といった具合で保有する殆どの車種がバラバラに登録されています。なんだかもうちょいすっきりとできんのかと思いますね。
LFSは旧型のD40LF更新のために今後も導入が続くと思いますが、9400番台はもうすぐ番号が埋めつくされてしまいます。たぶん唯一空いている9600番台に飛ぶと思いますが、それでもD40LFを全部置き換えるには番号100個では足りないので、その時どうするかってところですかね。
第62学区(スーク)Blue Bird TC/2000 (rear-engine)。
School Districtつまり「学区」です。日本だと生徒が通学する学校の区域程度の意味しか持ちませんが、カナダおよびアメリカでは管内の学校を運営する独立したひとつの組織となっています。
全国どこでも基本的に同じ教育内容の日本と違い、学区ごとに独自の運営方針を持ちその内容は千差万別です。学区の運営の良し悪しがその地域の興廃を左右するとまで言われるくらいですから、影響力はかなり強いものに見えます。これらはアメリカの学区のことですがカナダも同様のはずです。
学校運営の他にスクールバスも運行しているので、学区所有のスクールバスとなるわけですな。
NFI D40LF新塗装。
AD Enviro500旧塗装。最近は広告を貼らない車両が増えてきているような気がします。
Enviro500新塗装。
Chevrolet 4500+Arboc SOM28D。
ここで一時離脱。
フェアモントエンプレスホテル。快晴だしたまにはこういうのも撮る。
ふとインナーハーバーの方を見ると帆船が航行していました。なんだありゃ。
名前は太平洋の恵み号ことPacific Grace。さぞや歴史ある船なんだろうなぁと思いきや調べてみると1999年進水、2001年就航だとな。新しいのね。なお帆を張っていませんが普通に動いていて、エンジンとスクリューを使ってインチキしているか船底に白鳥を飼ってそれのバタ足で漕いで進んでいるんだと思います。たぶん安全のために港湾部では帆は畳むんでしょう。
外洋を長期間航行できるようで、2007年6月から1年間太平洋を数か所寄港しながら周遊していました。日本にも沖縄と大阪に瀬戸内海経由で寄港したんだそうな。よくやるなぁと思います。
これを所有しているのがSail and Life Training Society略して「塩たち(SALTS)」という組織で、青少年たちにこの帆船で5~10日間の航海をさせることで集団生活とかチームワークとかコミュ力とかを学んでもらうということをやっているんだそうな。日本にも似たような狙いの集団キャンプとかありますけどやっぱりスケールがでかいなこちらは。
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