世田谷線のハイライトといえば、環七との平面交差です。一応ここが世田谷線唯一の併用軌道ということになり、世田谷線が路面電車に分類されている理由の一つです。どう見たって遮断機のない踏切だけど。
今回はここも訪れてみました。
平面交差の両側には歩道橋があるので、その上から環七を渡る世田谷線を撮影できます。
・・・しかしこっちは電線が邪魔。逆だったかな?
そう思って反対側へ移動していると、若林橋と書かれた石が。付近に橋は見当たりません。
昔あった川を埋め立てて橋は無くなったけどこの石だけは残しておいた的な・・・実はこれ、半分正解。
世田谷区では昭和40年代に中小河川を暗渠化(川にフタをして外から見えなくすること)しました。その時、暗渠上部の利用法として緑道を作りました。
その緑道がこれです。烏山川緑道といいます。この道の下には今も川が流れています。
そういえば三軒茶屋に住んでいた頃、同じような緑道があってこれはどこまで続いてるんだろうと思っていましたが、なるほどここに繋がっていたんですね。
そしてこれが若林橋ですね。歩道に橋の境界があるのがわかると思います。
思わぬ発見をしましたが、本題の世田谷線撮影に戻ります。
お、こっち側だとよく撮れますね。
旧型が走っているときに来たかった・・・。
頃合いを見て引き上げて三軒茶屋へ向かいます。
せっかく三茶に来たので茶沢通りのホコテンをぶらぶら。
懐かしいですなぁ。
では、メインの田園都市線撮影地開拓へ。その前に高津駅で前哨戦です。
8090系はもう全部秩父鉄道に行ってしまうのではないでしょうか。個人的には8500系に行ってほしいところですが。
6000系の急行長津田行き。
今回のダイヤ改正で土休日の日中に大井町線の急行が長津田まで延長運転されることになりました。
8500系のシャボン玉編成。
8500系大井町線。グラデーションもいいけどやっぱ赤帯が一番しっくりきます。
いよいよ沿線撮り。
まずは梶ヶ谷〜宮崎台。
10両全部は入りませんがストレートで狙えます。
宮崎台〜宮前平。
跨線橋から縦アングルを撮れます。ただ、網フェンスがあるのでコンデジでないとこれをかわすのは大変そう。
江田〜市が尾。
坂を登ってきたところをストレートで撮影。なんとか10両収まります。
同じく江田〜市が尾。
トンネルから出てきたところを撮れます。構図的にはたまプラーザの駅撮りと同じですね。
どこも定員が少ないのがネックでしょうか。沿線撮りも難しいな、という感じでした。