2015年7月11日(土)12時33分
VIA鉄道カナディアン号車内
湿地帯のようなところを通過します。ここも山火事にあったのか?という感じの木の生え方をしています。
で、お昼ごはんの時間になったので再び食堂車へと移ります。
お昼の時間は朝食を食べるときに予め決めておきます。
本日のスープ。ミネストローネです。うまい。
白ワイン。よさ。
メイン。
海老と帆立のグリルのベリーソース和え、なんかのサラダ、スイカです。うん、あのこれはね・・・口に合わなかったぞ。
海産物と甘いソースそれぞれは美味しいのですが、それを合わせるというのは壊滅的な組み合わせでした。ベリーソースは最悪だ。これだから欧米のセンスは分からない。
メインは数種類から選べるんですけどね、コレ選んだんです。
なんでって、昨夜にも会った日本人団体客とここに来る直前話していて、彼らは既に昼食を終えていたんですけどその時これが美味しかったと口を揃えて言っていたんで、じゃあ同じのにしようとなったんです。その結果がコレだよ。
その団体客、見るからに団塊って感じの風貌の人達ばかりだったのでこの組み合わせ嫌いだと思うんですけどね、何なんでしょうね(逆ギレ
まあ全部食べたんですけど。
デザート。
名前を思い出せないけど、りんごの焼き菓子とアイスクリーム。これは激ウマ。
やはり料理の質は良いのですよ、ただ嗜好が合わなかったんだな。
自業自得とはいえ一番楽しみにしていた昼食で肩透かし喰らったんでちょっとアレな気分となりました。かなり失点・・・。
みんなもメニューはちゃんと見ような!
昼食後は一番後ろのパーク形展望車へ。ラウンジには誰もいなかったので撮影。
カナディアンの象徴といえるこの展望車にいつでも乗れるというのがこの列車の魅力のひとつです。アムトラックでは窓を大きくしたラウンジ車はあれど展望車は走ってないですから、北米で唯一定期運用に入っている展望車です(カナディアンの他にもオーシャン号などの長距離列車にも充当されています)
展望車というと大井川鐵道のスイテ82形のような開放デッキ型を想像しますが、カナディアン号の展望車はデッキのない密閉型です。1930年代以降に流行ったスタイルで、流線型の車体が美しい車両です。
なお実際に乗ってみると車内からの眺望性は意外と悪かったです。肝心の真後ろの窓が貫通扉になっていて小さいんですね。ここは流れる景色を流し見しながら談笑するというのが正しい使い方なんだと思います。
車内はプレステージ寝台に合わせて更新されているのでとても綺麗で豪華。
後ろから線路を眺める。展望車に乗った時は絶対にやるやつですな。
乗ってる分には感じないんですが結構山を登ってきているんだと思います。
ドーム席への階段の部分。この部分だけ2階建て構造になっています。
階段の横には珈琲と紅茶、あとお茶菓子があります。例によってがぶ飲み。いい加減コーヒー飲むくらいしかすることないんですね。それだけ長くてゆっくりとした時間が流れています。
他の車両へ移る時は左の通路を通ります。階下には乗務員室だとかギャレーだとかがあります。
GE Dash9-44CW形CN2200号機とすれ違い。
展望車のドーム席でボケっと過ごします。もう何も考えずに景色が流れるのを見るだけ。ある意味贅沢な過ごし方です。
段々標高の高い山が見えてくるようになりました。カナディアンロッキーが近くなってきたようです。
あれはスキー場とかになるのかな?
トンネルを通過します。これってダブルスタック通れるのかな?
湖の横を通過。ムース湖でしょう。
一際大きい山が見えてきました。あれがカナディアンロッキー最高峰のロブソン山かな?ちょっとモヤッてるけど見られてよかった。
しばらくするとあと少しでジャスパー駅に到着するとの放送が入りました。寝台車に戻って身支度をします。
ジャスパーに到着したのは17時ごろ。1時間遅れでしたがこれくらいは想定の範疇なので、まあ定時でしょうw M60は定時。
というわけでカナディアン号の旅でした。
大陸横断列車の旅を一端ですが楽しむことが出来て大変よろしかったです。2日目のお昼の後からはすることがなく、久々に頭を空っぽにしてだらだら過ごせたと思います。
カナディアンはいいぞ(クソ適当
その15へ→