2015年7月14日(火)10時44分
アルバータ州バンフ国立公園 モレーン湖
はい開幕絶景!
これは思わず声を上げたくもなるくらいに綺麗な景色です。
影が無くなるとモレーン湖の美しさが一層引き立ちます。綺麗なターコイズブルーです。絵に描いたような青い湖とはこのことですよ、本当。
やはり氷河が運んできた雪解け水に含まれる微粒子が光を屈折させるとかなんとか。
ただ木が入り込んでしまうのがちょっとね・・・。
縦構図で。
湖の青、森林の緑、山肌の黒、雲の白と色数が多くて目の保養になります。昔のカナダドルの紙幣に採用されていたのも納得の絶景です。
ここは本当に素晴らしいところですね。行くべき。
湖の背後に聳え立つのは「テンピークス」という山々。文字通り10個の頂がある山々です。
荒々しいテンピークスと穏やかなモレーン湖の対比も見事です。
モレーン湖の絶景を堪能したら駐車場へ戻ります。その途中で見かけた今日2匹目のシマリス(通算4匹目)。
道端で急にそれこそ某ポケモンの如く、野生動物が飛び出してくることがよくあるので、外を歩いている間はカメラは手放せないと思います。
慎重に近づけば200mmレンズでもここまで寄れます。本当に人慣れしているようです。
別のシマリス(通算5匹目)。
こっちは何か食べ物を咥えていますが、あれビスケットでしょうねぇ・・・ダメだぞ、餌あげちゃ。
あ、リスでない何かがいるぞ!
「アメリカナキウサギ American Pika」です。これは初めて見ました。
英名だと「ピカ」と呼ぶので某電気鼠を連想させます。
こそこそ動きながら岩場を下って行きました。
高い声で鳴くそうですが、このピカは鳴かなかったと記憶しています(つーか覚えてない
ナキウサギは名実ともにウサギに属する動物なんですが、耳が短いのもあってネズミにしか見えないんですよね。名前もピカだし。
山を降りてきました。やはり低地から見ると美しさ半減ですね。
カヌーも漕げるんでよかったらやってみよう。
左湖岸にある山。
氷河で削り取られてその傷跡が残っていますが、山の地層も見え隠れしていて面白いです。
右側にあるモレーン。モレーンとは前回書いたとおり、氷河が運んできた土砂の堆積物です。
場所によってはこのモレーンのように草木が生えているものもあります。昔からあるモレーンであると同時に、近年は氷河が後退してしまったためモレーンに動きがないということも感じ取れます。
モレーン湖はここまでです。
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