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北米project 3 ~Encouragement of Canadian Rockies. その39 【2015/07/08~18】

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2015年7月16日(木)10時41分
アルバータ州バンフ サルファー山麓
9日目です。今日はバンフを観光しますよ。
まずはバンフの町から南の外れにあるサルファー山 Sulphur Mountainを攻めます。天気はあいにくですが、まあ行ってみましょう。



バンフの名所のひとつなので、バスもたくさんやって来ます。
チャーターバスラインズのPrevost H3-45 (3rd genration)。



ブリュースターのMCI J4500。



TRAXXのVan Hool C2045。
バンホールはベルギーのバスメーカーで、この車種を見たのは初めてです。ヨーロッパ製にしては随分角ばったバスだなと。



山頂まではゴンドラに乗って行きます。何だかパンダみたいだな・・・。



ゴンドラを登り降りするパンダの首の群れ・・・。
登山道もあるので、体力の自信ニキは歩いてみましょう。



山頂に着きました。標高は2285mです。サルファー山には山頂がもうひとつあって、それが写真に写っているサンソンピーク Sanson's Peak。山村ピーク?
建物が建っていますが、あれは気象観測台なんだそうです。遊歩道があるのでそこまで行くことが出来ます。足場と階段で整備されたとても歩きやすい遊歩道です。



山からはバンフの町並みが一望できます。それはここが人気の観光地な理由です。
町と川に挟まれている形になっている低い山はトンネル山 Tunnel Mountainです。変な名前ですが、あれはあの山に鉄道の隧道を掘るつもりだった時の名残だそうな。
周りの地形を考えると、別に隧道を掘る必要も感じられず。隧道を掘ることで現在の線形と比べて多少距離を縮められますが・・・。それでも建設費用に見合わないと判断されたのか、結局隧道計画は頓挫して線路はトンネル山を北側に迂回するように敷設されました。



ゴンドラの山頂駅はあんな感じです。レストランや土産屋もありますぜ。



あー、雲行きが怪しくなってきました。ちなみにここ、元々曇りのせいもあるんですが、結構寒いです。防寒装備は必須ですぞ。



観測台に着く頃には数十mから先の視界はゼロに。完全に雲の中やでこれぇ。
ここの気象観測台は1903年に造られました。ただしこれは復元されたものらしい。



ガラス張りにされてますが中を見ることが出来ます。確かに全体的に古さを感じない建物だなぁと。



シマリス(8匹目)。どっこにでも現れるな。



ゴンドラ乗り場に戻ってきたんですが、戻る途中から雪が降ってきてですね、ちょっとえらい目に遭いました。7月の2000m級の山で雪か・・・。



急に寒々しい写真になりました。1時間と経たずにこれだから、山の天気は変化が早いですね。



かと思えば反対側ではこんな景色が広がっているんですから、山というのは分からないもんですなぁ。
雲の切れ間から景色が見え隠れするというのは幻想的でしたな。



麓に降ります。



麓。
フロンティアバスのMCI J4500。ヘッドライトケースが三角形の2013年以降のモデルチェンジ車です。



ロームバスのNova LFS。
ロームバスはバンフの路線バスです。全部で4系統の路線がバンフの町内とその郊外、それと隣町のキャンモアを結んでいます。本数は30~40分に1本で、不便という程でもない本数(30分に1本運行されるのが個人的には公共交通を利用しやすいと思える最低ライン)。経路が集中するダウンタウン内だったら本数が増えてより利用しやすいと思います。
終バスも22~23時台まであるので、夜遅くまで遊べるのもいいです。日本でこのくらいの規模のバスだったら本数は数時間に1本で18時くらいが終バスだろうなぁと思うと、カナダの公共交通って頑張ってるんだと思います。
車種はビクトリアでも散々撮影しているLFSですが、これはヘッドライトが1灯しかないタイプで、今回初めて撮影しました。2灯と比べると結構印象が変わってきて、愛嬌が出たような気がします。

こんなところで今日はここまで。


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