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Channel: 黒鉄重工
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大鐵の南海電車ツアーに参加する 前編【2017/02/26】

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大井川鐵道は蒸気機関車の動態保存が有名な鉄道ですが、普通の電車も通常なら博物館入りしていてもおかしくない(博物館入りしているとは言っていない)古いものを使っているので往年のファンや乗客からはよく懐かしがられます。南海電車のお古の21001系もそうで、南海電車の名車のひとつなのです。
それを使用した新金谷~千頭往復の企画旅行がこの度行われるということで試しに応募したわけですが、なんと当選しました!
そういうわけで大井川鐵道に出向くことになったわけです。



電車に乗る前に朝飯を食べるべく、金谷にあるラーメン屋「奏心」へ。いわゆる行列のできるラーメン屋なのですが朝からやっている店ですので、9時開店の朝に行けば並ばずにありつけるだろと思って8時半に着くように行ったら既に行列ができていました。うへぇ。
とはいえ開店時の最初のロットで席に座れたので受付時刻には間に合いそう。



煮干しラーメンにしました。最近煮干しスープが流行ってますよね。
スープを口に入れて最初は煮干しの濃い出汁を感じましたが直後にエグみが土足で乗り込んでくるように押し寄せてきました。これは自分には合わないね・・・。
また来ようとは思いましたがその時は普通の醤油ラーメンにしよう。



9時45分に新金谷駅に着いて受付を済ませます。その時切符をもらいましたが、2日間乗り放題切符も兼ねてるんですね。でも今日日曜日なんですが・・・。



既に今日の主役が出てきていました。21001系21001Fです。大鐵にとって使いやすい電車らしく、大事にされ2018年でついに還暦を迎える。
南海時代を復刻するのが趣旨のひとつですので、通常種別が掲示されている六角形のヘッドマークはステーごと外され、風防の行き先表示板(金谷-千頭)とワンマン表示もありません。



改札をして入場します。
なんば駅と言うには無理があるか。



どこから調達したのか円形の急行ヘッドマークを取り付けました。普段は点けない急行灯も点灯してくれるのが嬉しいですね。これは南海電車ですわ。



旧型客車と。



さて乗り込みましょう。指定席だそうですが実際は自由席。でも座席に対してツアー定員に余裕があるので21001系特有の窮屈な座席に2人座るということは無かったです。



沿線では撮り鉄も出没します。



これもどこから調達したのか、昔の南海電車の路線図が貼られていました。
こっちは四国連絡を意識した路線図で、徳島県と淡路島が描かれています。



こっちは線内の名所案内図。最近はこういうのは見ないですね。
高野山もそろそろ行こうや、と以前より何回も思っているんですけども。



扉の上に貼るやつ。これは比較的最近のものでしょう。



途中の地名駅で列車交換のために停車します。降車できるのでプチ撮影会になりました。



といっても光線の向きが悪いので、風景写真を撮るのが良かったですかね。



長閑な時間が流れます。



駅の横の駐車場から全体が撮れますが、まあ逆光なので・・・。



いつの間にヘッドマークが行き先表示付きのものに取り変わってました。



対向列車が来ました。7200系です。



人混みで両者の並びは撮られず。まあそんなもんでしょう。
列車交換が済むと発車しますので車内に戻ります。この後は千頭まで一気に走ります。


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