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Channel: 黒鉄重工
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【1/50】EF65形電気機関車 製作 前編【アオシマ】

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去年にアオシマのEF65がパッケージ替えで再販されたんですが、その時に金型の改修をして作りやすくなったそうな。
前から気になっていたキットではあったので、いい機会だと思って作ってみることにしました。



アオシマのプラモデルの組立図は、モチーフになった対象物の解説が一切書かれていないので(一応箱の側面に少し書かれている)読み物としてはつまらないの一言なのですが、EF65には箱に書かれているものと同じ内容ながら組立図にも書かれとりました。



まず台車からです。
数十年前に発売された相当古いキットです。なので、現代のキットと比べると設計は悪いし部品の合いも良くないし・・・。しかし部品は多く、大変ボリューミーな内容です。
Nゲージのように走行させて遊ぶことを考えていないディズプレイモデルなので、台車もモーターやまくら梁が実感的に再現されとります。
台車なので同じようなものを3つ分作らないといけないのがやや面倒・・・。



他にも色々。
発売当初のキットとしては部品の点数と再現度はかなりのものだったのではないかと窺います。



台枠と台車を黒で塗装します。



大きいキットゆえ完成した時に大味にならないよう少しウェザリングしてやります。
パステルを目の細かい網の上で擦って粉末状にしたものを部品に付着させます。パステルは茶色と黄色を7:3程度の割合で混ぜました。



付着し終えました。
この後トップコートで保護するのですが、その時にパステルで付けた汚れは半分以下に減衰してしまいますので、パステルを付着させる際はやりすぎるくらいがちょうどよいです。



トップコートした後の部品。だいぶ大人しくなってしまいました。



タイヤは予めメッキ処理されています。メッキ落としなどはせずこのまま組み立てました。
多少ケレン味が出るのが良いのです。



部品をすべて組み立てて台車の完成。
手のひらに置いてみるとずしりと重量感があり、作りがいがあります。



台車枠の内側にモーターがあるというのはNやHOでは無い構造なので大変実感的です。



側面も、走らせる鉄道模型の一体成型の台車と違って立体感があります。台車を組むだけでも意義があるように思えます。



これは壮観です。



下回りの製作が完了したので次は車体側へ。
まず車体の内側をダックエッググリーンで塗ります。意外と窓から中が見えるのでここは手を抜かないでおきます。
車体は一体成型で全長30cmにもなるので、塗るのにも一苦労・・・。



車体の外側を塗ります。グリーンマックスの鉄道カラーの青20号を塗ります。
なんかもう、これに後は前面にクリーム色塗っていいにしようとも思いましたが、そこは我慢して次の工程へ。



並行して車体中央の機器類を塗ります。ここは完成後もあまり見えない部分ですので、テキトーに済ませます。



展示用線路の道床を塗ります。レッドブラウンを地色として塗った後、ウッドブラウンをところどころに塗ります。いろいろな色が混ざったバラストの感じが出たかと。



さらに枕木はマホガニーで塗ります。中々いい感じになりました。
道床は立体感がないので作り直そうと思いましたが、こっちは面倒になってしまい止めてしまいました。1/50という鉄道模型にはない縮尺なので部品を揃えるのが大変そうだなぁって。

長くなるので今日はここまで。


後編へ→

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