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欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その18

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3か国のマクドナルドを食べ比べてみよう企画第2弾、スイス編!
というわけで、駅から戻ってきた後の今夜の夕飯はマックです。夕飯にマックかよ・・・という感じもしますが、この先の滞在地にあるかもわからないですし、明日も山登りなので食べる機会は恐らく今夜だけ、ということです。

いろいろ注文しましたが、第一印象としてはマックのくせに価格が高い!どうなってるんだこの野郎。
もう覚えてないですけどハンバーガーが2スイスフラン?だったような?当時のレートだと200円くらい。つまり倍。
自分の記憶だとあてにならないのでネットで調べてみると、ビッグマックセットが11.30スイスフラン。だいたい1000円くらい。ふざけるんじゃねぇよと。
まあこれはスイスのマックが特段高いわけではなく、スイスの物価がすごく高いという事が原因です。これでも外食の中では安い方で普通のレストランに行けば3000円はします。大体日本の2倍くらいの物価といったところでしょうかね。
スイスは何から何まで高い。当然電車の切符も高い。バイトの時給も日本だと1000円くらいの額がもらえるそうよ?



気を取りなおしてスイスのハンバーガーを食べていきましょう。これはCBOバーガー。スイスでは結構歴史あるハンバーガー・・・らしいと現地では思いました。本当かは知らん。
チキン、ベーコン、オニオンの頭文字からなっていて、あとはチーズとレタスが入っています。おいしかった(小並感)



ドバイでも食べたような気のするやつ。こういうのなんて言うんだっけ・・・?



中身はこんなん。肉はチキンだったね。



ピンボケしてますがサラダ。肉入りでボリュームがあってみんなでつつくのにはちょうどいい量。こういうのいいよね。



もう半年も経つとなんだったのか忘れた・・・orz



一番新鮮だったのがこのポテト。デラックスポテトというやつで、いつもの冷めるとまずくなるあのポテトではなくケンタッキーやモスバーガーで見られるあのスタイルのポテト。しかもディップソース付き。
海外にはこんなのがあるのかと感心。これよかったなぁ。日本でも発売させたところで売れなさそうだけど。



最後にごく普通のハンバーガー。見た目、味に至るまで日本と一緒。違うのは値段だけ。さすがにこれだけは世界共通なのかね。

それなりに満足したマクドナルドでの夕食。この後はホテルに戻って次の日を迎えたのでした。


その19へ→

本州制覇の旅〜山陰project〜 その19

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12月25日(火) 4日目


実質、旅行の最終日である4日目。天気は今にも雨が降りそうな曇り空。モノレールを撮っても絵になりません・・・。やる気が出ません。
この日は九州の鉄道を撮りまくるつもりでしたがこれではやる気が出ません。今ここが下宿のある関東だったら絶対に出撃しません。
電車の撮影が今日のメインなので、予定を組んでいるようで全く組んでいません。さあ、どうしたものか・・・。

とりあえず、今日の目的地である博多までは行かなくてはなりません。
もう話のタネ程度に安さと充実の本数が魅力の西鉄バスで一気に博多へワープするのもありっちゃありでしたが、気が付いたら切符を買っていたので電車で行く感じに。よく考えれば博多までに寄り道したいところがありますし。



ホームに行ってみると813系がいました。これは先頭の行き先表示器を大型化したタイプですね。見やすいのは結構ですが、とってつけた感がバランスを欠いているように見えてカッコ悪いです・・・。



キハ31形。国鉄の置き土産的車両だそうです。こんな気動車がいたんだ・・・って感じです。
見た目は北海道のキハ54にそっくりなんですけどねぇ。
それと気動車のくせに編成が長い。朝ラッシュならではですね。



白い817系。817系の最新バージョンです。
従来の車両は座席がクロスシートでしたがこれはロングシートなんだそうです。座り心地が悪いともっぱら評判です。
それにしてもほぼ同タイプであるはずのロングシート車815系の立場は・・・。



第35走者:鹿児島本線快速 小倉9:22→西小倉9:24
鹿児島本線と日豊本線の分岐点である西小倉駅で少し撮影。
まずは日豊本線の415系。こっちの方にも415系が走っているんですね。



鹿児島本線の811系。JR九州にしてはおとなしい車両。結構編成が長いから絵になります。



813系。こっちの813系は普通の先頭。こっちの方がいいよね。



反対側からED76の重連が通過していきました。むむむ、一応撮れたとはいえ惜しいことをしました。



883系特急「ソニック」。メタリックブルーをしたリニューアル後の姿の方が好きですねぇ〜。



キハ40系。標識がうおっ・・・。
日田彦山線から来た列車かな?日田彦山線あたりの妙にごちゃごちゃしたあの路線群はそう乗る機会は無いと思う。



第36走者:鹿児島本線快速 西小倉10:13→折尾10:34
西小倉駅での撮影を終えたら折尾駅に移動。折尾駅は日本最古の立体交差駅。その歴史は大正時代までさかのぼり、当時の駅舎と通路が今も残っています。
2階に鹿児島本線が、1階に福北ゆたか線が乗り入れています。



古い建物故か、構内の通路はちょっとした迷路で一見さんは迷うかもしれません。ぼくは迷いました。これは福北ゆたか線(正確には若松線?)のキハ40系。



建造当時から残るレンガ造りの通路。ちょっと怖いですね・・・。



橋げたもレンガ。






外に出てみると・・・むぅ、遅かったか。
門司港並みに貴重な建築物であるといえる折尾駅ですが、再開発により駅舎やレンガの通路などが取り壊されるようです。解体される前になんとか・・・と思いましたがすでに囲いが建てられていました。残念。



駅前を流れていた小川。川岸に並ぶ店舗群がいいですね。ちょっと気になったのでご紹介。


その20へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その19

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8月28日(火) スイス3日目(通算7日目)



ツェルマット2日目です。この日はまず夜明け頃から行動開始してあるものを見に行きます。ゴルナーグラート鉄道の線路沿いを歩いていると貫通路あけっぱのBhe4/8形が通過。早朝なので2両編成ですね。



何を見に行ったかというと、早朝のマッターホルンです。まだ日が昇りはじめているこの時間帯は山頂にだけ朝陽が当たり、金色のマッターホルンを拝むことが出来ます。幻想的です。



徐々に日が当たる面積が広くなっていきます。ちなみに、観光ガイドでもよく紹介されるくらい有名な、川に架かる橋からの眺めではなく別の場所からの撮影です。
その有名なスポットはあまりに日本人観光客が多くて日本人橋と呼ばれているとかいないとか・・・。



だんだん白くなってきました。謎の線がかかっていますが何なんでしょうね。



ホテルに戻って朝食を食べたら再度出撃。まずはツェルマット駅から延びるメインストリートを歩いていきます。







ここがマッターフィスパ川に架かる橋「日本人橋」から眺めたマッターホルンです。なるほど絵になる。



今回はゴンドラに乗ってまた山を登ります。駅舎というよりもなんかのお店の建物みたいですね。



冬はスキー用として使われると思われますが、夏はトレッキングなどの足としても使われます。
このゴンドラには8人くらい乗れます。



おお、高い高い。


その20へ→

本州制覇の旅〜山陰project〜 その20

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第37走者:鹿児島本線快速 折尾11:34→千早12:18
折尾駅から再び鹿児島本線を西へ。千早駅で下車します。



千早といえばアイドルマスターの如月千早を思い出しますね。実際、ここはアイマスの聖地でして。はるばる山陰経由でやってきた聖地、ちょっと感動。
キャラクターの名前と同じ地名ならほかにもありますが(高槻駅とか昨日の響灘とか)、この千早駅は他のとは一味違います。



それがこの72キロポスト。門司港からの鹿児島本線の距離が72kmであることを示しています。
如月千早のバストサイズ72cmと同じ数字であることが、ここがただの聖地でないゆえんです。ちなみに博多駅からは7.2km。果たして偶然で済まされることなのかしら・・・。



駅内のうどん屋でお昼。結構盛りが良かった。



意外ときれいな駅でした。西鉄も乗り入れているのをここで初めて知りました。せっかくなので乗って行きましょう。



第38走者:西鉄貝塚線(600形) 千早13:15→貝塚13:24
貝塚線は初乗車。600形は50年選手という相当なボロ長生き。置き換えないのかしら・・・。



第39走者:福岡市営地下鉄箱崎線 貝塚→天神
第40走者:西鉄天神大牟田線 西鉄福岡(天神)→薬院
貝塚から地下鉄を乗り継いで西日本鉄道の薬院駅へ。少し電車の撮影をば。
最初に来たのは西鉄の新車3000形。JR東のE721系みたいなかんじ。急行灯がはっきりしているのが好印象ですな。



8000形。特急用のクロスシート車で小田急のHiSE車っぽいかんじ。これもかっこいい。



5000形。ロングシートの通勤車。アイスキャンディーみたいなかんじ。
片側の窓だけパノラミックウィンドウでなんか不恰好。どうしてこうした。



6000形。5000形とほぼ一緒だけどこっちは4扉。
やはり曇りなのでやる気が続かず、これで撤退。



西鉄天神大牟田線 薬院→西鉄福岡(天神)
天神に戻って、アニメイトとかコトブキヤとかをぶらぶら。西鉄バスに乗って博多駅に戻ろうとしたらすごい時間がかかってげっそり。博多の渋滞ぱねぇ。
博多駅に着いてから、水戸岡鋭治展に気付くも時すでにお寿司。

最終回へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その20

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どんどん山を登っていきます。らくちん。



あっという間に森林限界を越えます。



今日も快晴でマッターホルンがよく見えます。でもちょっと雲が出ているかな・・・?



そして岩だけの世界へ。湧水が作る小川が流れています。この写真だともう大きさがよくわかりません。



Trockener Steg(トロッケナー・シュテック)に到着。標高は2939m。ここでゴンドラを一旦降ります。青空に目をつぶれば見ようによっては月面基地にも見えます。



マッターホルンもすごく近くに見えます。



ツェルマットの町があんなに下に見えます。だいたい標高にして1300mくらい登ってきました。登った高さがおかしいです・・・。



この上には山肌を氷河で覆われたさらに高い山がそびえたちます。



ここから別のゴンドラに乗ります。ここまで乗ってきた小型ゴンドラではなく、120人収容できるという巨大ゴンドラです。
小型ゴンドラのように数珠繋がりにはなっておらず、麓と山頂に1機ずつあります。それを同時発車させて中間で離合するみたいな感じです。



驚くべきことに、ゴンドラを吊るしているワイヤーには途中に支柱が立っていません!ひえぇ。
遥か下には氷河が広がっており、落ちたら即死でしょう。怖いです。



ゴンドラから見たアルプス山脈。空撮みたいな感じです。実際空撮みたいなものなんでしょうけど。



Breithorn(ブライトホルン)。標高4164m。さすがアルプス、富士山なんて目じゃない。



ゴンドラを降りてたどり着いたのは、Kiein Matterhorn(クライン・マッターホルン)。標高は3883m。誰でも気軽に来られるアルプスの展望台としては最高峰。イタリア国境も近いらしいです。
こんなかんじで、たいして労せずに富士山を越える高さの山を制してしまいました。富士山ってまだ登頂したことないんだけど、もう登る必要なくね?



ちなみにいまは8月ですが、思い切りスキーを楽しんでいる人たちが・・・。なんじゃこりゃという光景です。



気温は0℃!クソ寒い!
数日前は気温50℃近くするクソ暑い国にいたというのになんだろうこの落差!
言っておきますけど今8月。



なんかの観測台的な何か。



砂漠を歩いたかと思ったら次は雪原(氷河?)。なんちゅう旅行なんでしょう。



空がすごく青いです。成層圏が近い?



アルプスの山々がこんなに低く見えます。


その21へ→

本州制覇の旅〜山陰project〜 最終回

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博多駅では少しの間ホームに入場して形式写真の撮影。さっそく、狙っていたモハ883-1000・サハ883-1000が撮影できました。
これらは編成を5両から7両に長さを伸ばす際に増備された中間車です。特急「ソニック」用の883系はステンレス製ですが、この増備車は「かもめ」用の885系と同じ外観をしています。
外観が全く異なりますし材質もアルミニウムになっていて、近年の新造車では珍しい凸凹編成になっています。



783系の先頭車化改造車。



885系の形式写真も記録できました。



実は初撮影であるキハ71系特急「ゆふいんの森」。これにも乗ってみたいですね。



駅ビルの中華料理屋で最後の晩餐。場所が場所なので高い。



ビルの屋上に鉄道神社なるものがあるそうなので行ってみましたが、リア充の巣窟でしたのですぐに撤退。
あとは本屋で立ち読みしたりポポンデッタで模型を物色したりしながら暇つぶし。
ちょっといまいちな九州滞在でした。



時間になったら、博多駅横の博多バスターミナルへ。そう、今夜は深夜バスで移動です・・・!
乗り場についてみると、ちょうど2011年に運行開始した「ライオンズエクスプレス」が出発していきました。
福岡の天神と埼玉の大宮を結ぶ夜行高速バスで、走行距離はなんと1170km。かの有名なキングオブ深夜バス「はかた号」を上回る距離で、日本一長い距離を走る深夜バスです。
所要時間は15時間10分でこれは2番目。ちなみに1番は新木場〜津和野を結ぶ「いわみエクスプレス」の15時間40分です。下手な航空機の国際線よりも所要時間が長いとかなんなのという感じです。
「はかた号」には乗ってみたいと思いますが、「ライオンズエクスプレス」はシートが4列のみということもあって乗りたくはないですね。絶対にお尻の肉が取れる夢を見そう。



第41走者:名鉄バス「どんたく号」 博多BT20:55→名鉄BT7:50
で、私の乗るバスはというとこの「どんたく号」。
天神〜名古屋を結ぶ深夜バスで、乗車時間はおよそ11時間。これまた国際線並みの所要時間で死ねます。もちろんこれほどの長距離バスに乗るのは初めて。
では出発です・・・。



めかりPAで本日最後の休憩。
今回も最後部の座席だったのですが、シートを倒し放題ですがエンジンが真下にあるのでよく揺れるのが難点。
それでも寝てしまえばこっちのものなのですが、小倉から乗ってきたオヤジのいびきがうるさくてちっとも眠れない。これは死ぬかもしれない・・・。




果たしてめかりPAから2時間ほど格闘し、どうにか就寝。起きたら栄でした。なんとか7:3くらいで勝利することが出来ました。
本当、いびきかく奴は深夜バス乗るなよ。息止めるぞクソが。



というわけで12月26日、5日目。当初は1日名古屋を満喫して、そのまま静岡に帰省して終了という腹でした。ところが就活とやらが入りやがったためにすべて断念。あーちくしょうめ。ラディッシュとかマウンテンとか行きたかったのになぁ。
腹いせにいつものきしめんを食べる。少し豪勢にかき揚げも付けちゃうぞ!



ですが、名古屋駅ホームで117系を見られたのは収穫でした。これがJR東海117系を見た最後でしたね。



第42走者:東海道本線新快速(313系) 名古屋8:20→浜松9:44
第43走者:東海道本線(313系) 浜松9:50→静岡11:01
名古屋からは東海道線を乗り継いで静岡へ。急いで家に帰って支度をして就活に向かいましたとさ。

これにて山陰project終了。ついに本州を制覇するに至り、未踏の都道府県は四国の高知・徳島の2県を残すのみとなりました。今年中には訪問して、ぜひとも日本列島制覇を成し遂げたいと思います。

おしまい

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その21

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クライン・マッターホルンを後にして、ゴンドラで降りてきました。現在2930.86m。



まだまだ降りていきます。



ツェルマットまで降りずに、途中のシュバルツゼー(Schwarzsee)でゴンドラを降ります。標高は2583mまだまだ高い。
ここはゴンドラの駅の近くにあるレストランとホテル。ここでお昼ご飯とします。



レストランからはやはりマッターホルンが見えます。ちょっと雲行きが怪しくなってきましたね。



ゴートチーズのサラダ。コートは山羊のことですね。チーズひと塊を丸ごと焼いて焦げ目を付けてあります。サラダには蜂蜜がかかっていて甘い仕上がりになっています。
クセのあるチーズで好き嫌いがわかれそうなものですが、私は大丈夫でした。おいしいです。



ハンバーガーとポテト。やはりうまい。



トマトソースとチーズのペンネ。おいしいし量も多いしで満足です。
ただやっぱ値段が高い・・・w



ここからゴルナーグラートの山岳ホテルが見えます。



ちょうどゴルナーグラート鉄道の電車が見えました。



お昼を食べている間に、青空は雲に隠れてしまいました。まあ朝のうちは晴れているけど午後になったら曇ってくるというパターンはよくあるよね。



木のマリアの彫刻。



というわけで、シュバルツゼーからツェルマットまでトレッキングしていきます。やはり下り坂のみなので歩くのは楽です。



野生の羊が現れた!
羊は草を食べている。



こっちみんな。






花が咲いている時期に行ったらきれいなんだろうな。



大体このあたりがマッターホルンに最接近した位置かな?



マッターホルンの山頂に雲がかかってきました。このままだとマッターホルン自体が見えなくなりそうです。



さらに山を下っていくと、なんか見えてきました。


その22へ→

盛岡→東京 サイコロの旅2 第一夜

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1年ぶりに、あの人気企画が帰ってきた!

1年前、我々は大阪→東京サイコロの旅1を敢行した。
その時、我々を羨んだものがいた。鉄ヲタ学生の徒然なる日々・・・のヤツメウナギさんである。以来、会うたびにサイコロの話をしたようなしなかったような気がするが、本格的に話が持ち上がったのが今年の1月、水樹奈々さんのライブでのことである。
「サイコロの旅一緒にやりませんか?」という話であった。その時は、「やるなら春休みだろうけど・・・う〜ん」と話半分に聞いていた。
少し時が流れて2月上旬。またウナギさんから連絡。「サイコロをやるので空いてる日程を教えてください」というものだった。ここで私は「あっ・・・(察し)」と覚悟を決めたのである。

次に決めるのはスタート地点である。
前回は大阪をスタートにしたので、できれば今度は別の場所がいい。ゴールは東京で変えたくないから、そうなるとスタート地点として思いつくのは東北地方だった。
結局、岩手県盛岡がスタート地点として選ばれたのであった。大阪とだいたい等距離であるのが理由だが、これが結構じわじわと苦しめる結果になるのを知るのはもう少し後のことである・・・。


〈サイコロの旅とは〉
御存知、北海道のバラエティ番組「水曜どうでしょう」で行われた企画のひとつである。ルールは以下の通り。

1.6つの選択肢が書かれたフリップにその時点で乗車可能な交通機関をリストアップ。
2.どれを選ぶかは運命のサイコロを振って決定。
3.選ばれた選択肢に従って移動。たとえゴールとは真逆の方向でも、サイコロの決定は絶対である。
4.目的地に着いたら1に戻る。

以上の基本ルールの他に、ローカルルールを採用。
・移動の基本は、JRの普通・快速列車。状況に応じて他の交通機関も使用。
・スタートは盛岡駅、ゴールは東京の山手線内各駅(上野・品川・新宿・池袋など)。
・期間は3日間。3日後の24:00までにゴールできなければゲームオーバーである。

それではサイコロの旅2、はじまります。



3月14日(木)午前6:45 盛岡駅
ヤツメウナギさんはスタート数日前から盛岡に滞在していましたが、私は前日に池袋からの夜行バス「ドリーム盛岡」号(らくちん号)に乗車して盛岡へ。
最近はすっかり夜行バスにも慣れたもので、今回も余裕の勝利でした。



岩手県交通のバス。フロントガラスの傾斜がほかのバスよりも深くて気になりました。



そして、午前7:00。IGRの改札口でウナギさんと合流。



〈第1の選択 盛岡編〉
1.北海道への第一歩 八戸
2.日本海側へ      大曲
3.魅惑の三陸      宮古
4.魅惑の三陸2     釜石
5.鶏めしを食べよう   大館
6.真っ直ぐ南下    一ノ関
初回なのでけっこう冒険した選択肢。ウナギさんは鬼だと言っていましたが。個人的には三陸は沼だと思います。

なお、選択肢を選ぶのは私。振るのはウナギさんの役割となっています。

そして、ウナギさんの第一投は・・・。



1!!



1.北海道への第一歩 八戸
乗車時間37分、乗車距離96.6km。盛岡駅7:58発の東北新幹線「はやて」95号に乗車し一気に青森県八戸へ。
初っ端から正反対、新幹線カード発動である。主に平岸方面の何かが我々を北海道へ呼んでいるのであろうか。
個人的にはいきなり新幹線発動で出血をしてしまったのが痛いです。しかもギリギリ101km行っていないので学割が使えないのが悔しい。



というわけで新幹線ホームに上りはやて95号に乗車。E5系でした。すっかり増えましたね。
前側に連結されている「こまち」のE3系も1年後には貴重なものになりそうですね。ちなみにウナギさんはサイコロ3日目がダイヤ改正初日ということを狙ってE6系に乗りたがっていましたが・・・それまでずっと東北をうろうろしているなんて精神衛生上よろしくないと思うのですよ。



およそ2年ぶりのE5系。乗車時間が40分もないので、急いで選択肢を作成。隣に座っている人がいろいろ言ってきますが半分無視してリストを完成。



〈第2の選択 八戸編〉
1.すぐに戻る       盛岡
2.スタンプを押したい 十和田市
3.青森より先へ      弘前
4.快速しもきた      大湊
5.時間がかかる      久慈
6.北海道目前        青森
南下する枠は2つ。まあそっち方面へ行く場所が少ないから仕方がない。
個人的には、2の十和田市を出して鉄道むすめのスタンプラリーをひとつやってきたいというのが腹。
東北に行くのなら鉄むすのスタンプラリーをついでにやらないわけがないわけでして。ちゃっかり八戸駅にあった八戸ときえのスタンプ押しましたし。

そして、結果は・・・。



5!!



5.時間がかかる 久慈
乗車時間1時間48分、乗車距離、64.9km。10:16発の八戸線に乗車し、三陸北の玄関口(?)、久慈へ。
久慈駅にも三陸鉄道の鉄むすスタンプが置いてあるのでこれはこれでおいしい。

ただ約一名、撃沈した者が・・・。ウナギさんである。実はウナギさん、2日前にも八戸経由で久慈を訪れているのである。完全にデジャブ。かわいそう(棒)



久慈行きの列車までずいぶんと待たされるので、一本前の9:06発の鮫行きに乗車。とりあえず鮫まで足を伸ばします。
車内では互いの罵り合いが繰り広げられます。



鮫駅に到着。ここまではそれなりに本数があります。



鮫なんて地名を聞いたらまあ当然sharkを連想せずにはいられないもの。何かないかと探していたらシャークのモニュメントがありました。



なんか手近な観光地でも行こうということになって蕪島へ。途中にはこんな廃墟が。震災前から廃墟だったのかしら。



蕪島に到着。島と呼ばれていますが陸続きです。当時は陸繋島なんだろうと思っていましたが、調べてみると旧海軍が人工的に埋め立てたんですねぇ。
ウミネコの繁殖地として有名だそうですが、この時期ははぐれもののぼっちウミネコがぽつぽつと飛んでいるだけでした。



山頂は神社になっています。蕪島だけに蕪の置物が。これはひょうたんですけど。



上からの景色はこんなかんじ。
ちなみに、今後の旅を占うべくおみくじを引いたところ、旅の選択肢を提示する私が大吉だったのに対し、決定権を持つウナギさんは小吉。
あー・・・。



鮫駅に戻り、本来乗る予定である久慈行きのキハ40系に乗車。車内ではウナギさんがいろいろけし掛けてきますが半分無視しながら選択肢を考えます。



八戸線は震災後乗るのは初めてのことですが(というか震災後に三陸に行くのが初めて)、やはり所々ではまだ震災の爪痕が残っていました。
八戸線復旧の際に沿線に並べられたメッセージ入りのドラム缶も見つけましたが、あいにくカメラには収められず。



12:00。久慈駅に到着。


第二夜へ→

ノンスケール 不知火・弐型(タリサ機)製作 完成

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コトブキヤのノンスケール不知火・弐型(タリサ機)が完成しました。



素組み(+小改造)と筆による全塗装といういつもの仕上げです。
カラーリングはイラストやプラの形成色よりもちょっと暗めな感じ。どっちかというとZガンダムのティターンズカラーです。



基本的に素組みですが、膝を曲げると連動して動く膝装甲は塗装の際邪魔になるので関節との接続を切って独立させました。装甲との連動が無くなるだけで特に可動に支障は出ません。
あとは跳躍ユニットの翼などハメ殺しになっているパーツを加工して後ハメできるようにしています。



後ろはやはり手抜き。塗り分けるべきところを塗り分けてなかったりします。
機体各所にある水色のセンサーパーツですが、裏側にピラーテープを貼り付けることで光っている印象を出させました。
これがなかなか効果が大きいです。銀の塗料で塗るより全然いいです。ガンプラでも採用したいですね。



頭部センサーマストの白いラインはイラストよりも簡略化しています・・・。手抜き。



跳躍ユニット装着。



跳躍ユニットには形式番号XFJ-01bがマーキングされています。なんか出典によっては付いていないので貼らないのが正解らしいですが、形状が跳躍ユニットに合わせてあって他に使い道がないので貼りました。



反対側。



というわけで、初の戦術機キット、コトブキヤキットとなった不知火・弐型でした。
面白かったです。そろそろガンプラも飽きかけてきたころなので、こういったガンプラ以外のロボット物、さらにはロボット以外のキットも作ってみたいですね。

次はギャラリー編です。

【ギャラリー】 XFJ-01b 不知火・弐型(タリサ機)

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当ブログでは戦術機のキットは初めてなので簡単に解説をば。

戦術機とは「マブラヴ」シリーズに登場する人型兵器のこと。正式な名前は戦術歩行戦闘機(TSF)。地球外生命体「BETA」に対抗するために開発された、BETAとの戦いの要となる兵器です。
日本帝国軍以外の戦術機は、実在の戦闘機をモチーフにしてデザインされています。
他にもここには書ききれないほどの設定がありますんで、もっと詳しく知りたいという時は各自ググってください・・・。



で、この不知火・弐型という戦術機は、日米合同の日本帝国軍次期主力戦術機を開発するプロジェクト「XFJ計画」にて、不知火をベースにした改修機を作るための試作機です。
純国産戦術機である不知火に対して弐型は一部に強化モジュールなどの米国製パーツを組み込んでいて、見た目こそ不知火と似ているものの、性能は別物のように強力です。
仕様の異なる2機が試作され、色やエンジンに違いがあります。
このパープルグレーの機体は2号機で、パイロットはタリサ・マナンダル。ギャーギャー吠えててかわいい。
やっぱり設定がすごいのでこれより先は各自で(ry






戦術機の特徴的な装備が背面の跳躍ユニットです。ガンダムでいうランドセルとかバックパックとか。
これで飛んだり跳ねたりします。



ユニットには形式番号XFJ-01bがマーキングされています。



アクションベースに乗せて飛行シーンを再現。首関節が引き出せるので、頭部形状の割にはいろいろポーズが取れます。



87式突撃砲を構えます。36mmチェーンガンと120mm滑腔砲が一体化されています。
けっこう持ちにくい。



跳躍ユニットと並び戦術機特有の装備がこの兵装担架システム。背面に突撃砲をマウントできます。
背面撃ちしたり、アームを展開させて前面に展開させたり便利な装備です。ガンダムでいうとサブアームとか隠し腕。



展開するとこんな感じ。片方は折ってしまったので4門同時展開は叶わず・・・無念。
この4門一斉射がかっこいいのに・・・。


















65式近接戦闘短刀。碗部のナイフシースに収納されています。



ストライクガンダムのポーズ。
タリサは長刀よりこっちのナイフの方が印象強い感じですね。BETA相手にナイフで立ち回れるのはすごいのか無謀なのか・・・。






74式近接戦闘長刀。日本帝国機の装備の華ですね。これも兵装担架システムに搭載可能です。






両手持ちはツラい・・・。















以上、不知火・弐型でした〜。
戦術機かっこいいですね〜。他の機体も作りたくなってきているので、すでに武御雷とチェルミナートルが控えております。楽しみですねぇ。
戦術機は武装の種類は少ないですが、装備の仕方のバリエーションが豊富なので撮影に2〜3時間ほどかかってしまいました。それほど撮影していて楽しかったです。

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その22

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眼前に現れたのは、いたるところに生えている低木。
低木に交じって所々岩も見えていてさながら日本庭園のようです。



地面にぼこぼこと生えた低木と岩。



日本では見られないアルプス独特の景色といったところでしょうか。地形も複雑でけもの道も何本も別れていて遊びがいのありそうな場所です。






岩も特徴的なもので、雲母のような薄い層状になっています。
本当に面白い地形で、昨日のトレッキングの時に歩いた岩場と同じくらいのハイライトでした。






小さな池(湿地?)のようなエリア。



低木・岩エリアを過ぎるとだんだん樹木の背が高くなってきました。



池から流れ出したと思われる小川もあります。



砂利を積み上げてありました。自分も一つ置いておきました。






大分降りてきました。






標高2280mの位置にあるカフェまで降りてきました。ここで少し休憩。



大分雲がかかってきましたね。ちなみにこの後完全に隠れました。

盛岡→東京 サイコロの旅2 第二夜

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〈前回のあらすじ〉
ヤツメウナギさんに巻き込まれる形で始まったスタート地点から東京を目指すサイコロの旅。2回目となる今回のスタート地点は東北の盛岡。
その盛岡での第一投は東京とは正反対の八戸。続く二投目はほぼどん詰まりとなる久慈を出す。初日の午前中から二人の仲は険悪となる中、二投目の目的地の久慈へと到着したのであった。



〈第3の選択 久慈編〉
1.ふり出しに戻る 盛岡(宮古経由)
2.少し前進     花巻
3.もっと前進   一ノ関
4.来た道を戻る  八戸
5.路線バスで     二戸
6.いっそ日本海側へ 弘前
どん詰まりな三陸の久慈。ぶっちゃけ面白い選択肢が思い浮かばない。大船渡とか釜石に行ってもその先がヤバい。無理。

で、さっきのおみくじですっかり天に見放されたウナギさんは、私ロクマルサンにサイコロを押し付けた託したのだった。
つまりは、自分で考えた選択肢に対してどれを選ぶか自分で決めることに。何この自作自演。
そしてその結果はというと・・・。



3!



3.もっと前進 一ノ関
乗車時間3時間59分、乗車距離201.0?。
これまでのダメダメな状態からついに脱し、一気に岩手県最南端の一ノ関駅へ。
ゴールの東京へ向けて一筋の光が見えてきた。



久慈から脱出する前に三陸鉄道の切符売り場で鉄道むすめのスタンプラリーへ。ある意味最も到達しづらい三陸鉄道のスタンプを押せたので、今後の制覇が楽になりました。そういう意味ではウナギさんには感謝しています。



さて、久慈からの脱出方法ですが、鉄道ではなく路線バスを使います。
どうでもいいですが何気なく写り込んでいる駅前デパートですが、NHKの連続ドラマの「あまちゃん」内でちょくちょく出ているのでたまに観てみるとおっ、てなりますね。



というわけで12:30発のJR東北バス「白樺号」に乗ってまずはいわて沼宮内駅まで行きます。
高速バス用の車両ですがれっきとした路線バス用の車両で、運賃箱や運賃表が装備されています。



車内では久慈駅で買った名物のうに弁当を食べます。
今回で食べるのは2回目ですが、やはり贅沢でおいしいお弁当ですね。あまちゃん効果でしばらくは即売り切れ状態が続きそうなので、この時期に食べられてよかったです。



国道281号線を走り続けて途中の「道の駅くずまき高原」で休憩。道中は、自分は前夜のドリーム盛岡号の疲れもあって寝ていましたが、ウナギさんいわくなかなかすごい景色だった模様。



そんなこんなでバスに揺られること約2時間。いわて沼宮内駅に到着。白樺号は盛岡駅まで走りますが、少しでも出血を抑えるためにここで降りた次第。
それにしてもさすが新幹線駅、立派です。まあ本数は少ないですけど・・・。



立派なホーム。ちょうど新幹線が来ない時間帯だったのでホームに立っているのは我々だけ。まさにがらんどう。
というわけで二度と来ない駅シリーズでした。



15:10分発のIGRいわて銀河鉄道の盛岡行きに乗車。



9時間ぶり2度目の盛岡。また戻ってくるとは・・・。もう次は無いだろう。



盛岡でJR東北本線に乗り換えて一ノ関駅へ。16時くらいでもう日が暮れそう。構内にはED75が停まっていました。



黄色いネズミとその取り巻き。
さて、初日もそろそろ終わり。泊まるところも考えていかなければなりません。そんな第4投。



〈第4の選択 一ノ関編〉
1.安定の                仙台
2.もっと行こう             福島
3.陸中じゃない方の         山形
4.これはツラい            盛岡
5.盛岡じゃ生ぬるい         秋田
6.出た!深夜バス「WEライナー」 新潟

1・2枠は普通の南下枠、3・5枠は横道に逸れ、4枠が逆戻り、そして6枠のふっ飛び具合。まあ4枠以外なら何でもいい感じ。
ちなみに駅前には大槻三賢人なる銅像がありまして、せっかくだからその前でサイコロを振ることに。
さて、今夜の宿泊地をかけた第4投の結果は・・・?



ファッ!?・・・4!!?



4.これはツラい 盛岡
乗車時間1時間35分、乗車距離90.2km。
18:29発東北本線盛岡行きに乗車し、今来た道を文字通り逆走。三度盛岡へ。
大槻三賢人の前でバカな行為をしたことがたたったのか。やはりウナギさんは天に見放されていたのであった。



盛岡からここまで乗ってきたのと同じ701系に再び乗って盛岡へ。一ノ関まで来たのが完全に無駄足です。まったくとんでもないことをしてくれたものだと。
まああれだ、偉い人の前でバカなことをするのはよそう。バチが当たるよ。

サイコロの旅で一番つらいのは来た道をまっすぐ戻ること。これを地で行く今回の目は本当につらいわけですよ・・・。かなりくたびれます。

なお前述の通り今日の移動はこれで終了。今日の行動をまとめると盛岡から盛岡へ無駄に移動しただけという事。その移動距離450km、移動時間12時間。本当何をしているんだろうか。一日かけてスタート地点から動けていないとか訳が分からない。



むしゃくしゃしたのでおいしいもの食べにじゃじゃ麺屋に。リーズナブルな値段で量も多く満腹になりました。
これで盛岡三大麺の2つを制覇、残りはわんこそばだけです。


というわけで、最悪の一日を終えたサイコロの旅の初日でした。
翌日へ続く。

第三夜へ→

【ギャラリー】 M9 ガーンズバック(マオ機)

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先日、パーツが一部破損したまま放置しておいたM9を修復したので晴れて完成することが出来ました。
折れたボールジョイントを市販パーツに差し替えてどうにかしました。



ガーンズバックはフルメタル・パニック!に登場するアームスレイブ(AS)。中でも、最新鋭である第三世代に属する機体で、作中でも圧倒的な強さを持ちます。ただしその分お金がかかる模様。






今回作ったのは指揮官機であるメリッサ・マオ機で、通常期と比べて頭部形状が角ばっているほかブレードアンテナを装備しています。



マオのコールサインがウルズ2なので、シールドにそれを示す02のマーキングを入れてみました。
コールサインのマーキングについて、実在の兵器ではどうなっているのかよくわからないので間違ってるかもしれません。



57mm散弾銃。ポーズ付けた際の見栄えとしては微妙。相良機のマシンガンがいい感じなんだけどこれにはついていないので。






57mm滑腔砲。長物なのでかっこいい。






滑腔砲についているバイポッドは展開できない、首はあまり動かないで、狙撃ポーズは微妙。



単分子カッター。カッターというよりソード。




以上、M9ガーンズバックでした。可動の方式が微妙だったりパーツ構成にやや不満の残るキットでしたが、おおむね楽しめました。
アーバレストを見つけたらまた作ってみたいと思います。


・・・今頃ですがシールドのパーツが無くなっていてひどいゴミ写真に。

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その23

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喫茶店でお紅茶を飲んだら、トレッキングを再開。ここを境に森の中を歩くようになりました。



この地方の古い家。木造の家屋で屋根は薄い岩の板を使っていますね。



野生の飼い牛が現れた!



牛注意の看板。こんな看板があるのか・・・。







湖が現れてきました。石灰質が溶出しているためか水面が白いです。



どうやらダム湖のようです。環境立国スイスにもダムがあるもんなんですね。









ダムの上から見た下流の様子。谷ですよ谷。比較対象物が無いのでわかりづらいですが、とても深い谷です。150〜200mくらい?
ダム湖の湖底もだいたいこんな感じなんでしょうね。ちなみにこの川がツェルマットの日本人橋やマッターホルンゴッタルド鉄道の線路沿いを流れているマッターフィスパ川です。






ダムの脇には素掘りのトンネルが。



くらいよこわいよ。



また謎の注意看板が。人が倒れているかもしれないから気を付けてね!てことかしら。



だんだん集落が大きくなってきました。
次回、ツェルマット編最終回。


その24へ→

【拉致旅行シリーズ】 169系ラストランと上田電鉄 【2013/04/28】

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おなじみ、拉致られシリーズ。
夜中の3時に学校へ来るよう言われて、その通りにしたらマーチに詰め込まれ、起きたら長野に連れて来られていました。どういうこっちゃ。
ちなみにメンバーは2か月前に長野に拉致られた時と同じ。



やってきたのは長野県の軽井沢の近く。ここでしなの鉄道169系のラストランを撮影するようです。
浅間山がよく見えるいいところです。例の桜の木が切られたところからほど近い所。地主さんからは許可をもらっています。どうもありがとうございます。



169系が来るまでの間車の中でぬくぬくしながら睡眠待機。そして来たところで撮影。
ギリギリ6連入らなかったけど、浅間山もきれいに写ったしまあええやろ。右側の木がうまい具合にぼかしてくれているし。



ちなみに辺りはこんな感じ。別荘が軒を連ねているお金持ちの匂いがする場所。「軽井沢社長夫人殺人事件 愛と憎しみの急行信州号」みたいなタイトルの推理小説がありそう。



次の場所に移動。やはり寝ていたのでどこか分かりません。
169系の回送が通過していきました。この後連結して9連になるようです。光線的には微妙ね。



湘南色の169系6連。どうせ真っ黒になるので遊んでみた次第。



115系の2連。塗装は信州色でJRマークも付いているのでJR車が乗り入れているのかと思いきや、しなの鉄道に譲渡された車両らしいです。



そして本命の169系6連。ヘッドマーク無しもいいよね。
これで169系の撮影は終わり。



おうちに帰るついでに上田電鉄に寄り道。山の上から別所温泉を俯瞰する感じで撮影。
電車に乗って駅から歩きだと来る気が起きないような場所。車ならではだね。



引きでも撮影。



別所温泉駅で北条まどかのフィギュアと鉄コレのモハ5250を購入。よかよか、いいもの買った。



八木沢駅でも撮影。去年来たときは車庫で寝ていた7200系「まるまどりーむ号」がやって来てやっほうでした。



この駅のペーパークラフトが出ていたような。ちょっと作ってみたい。



折り返しも撮影。逆光だけど・・・。
それにしても勾配がすごいですな。



こっちはいい感じ。ZeBon氏が電車のそばでなんかやってます。



横川サービスエリアで遅い昼食。キハ57のお面が保存されています。側面は作りもの、座席なんかは本物、車番はキハ57だけど保存されているお面はキハ58という。


なおこの後渋滞に巻き込まれて足がつりそうになった模様。レンタカーの返却もぎりぎりだった模様。

1/48 陸上自衛隊87式自走高射機関砲 製作 その1

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久々にAFVものに手を出してみようと思います。どれくらい久々というと10年ぶりくらい。たしかアオシマのリモコンAFVシリーズの90式戦車だったはず。
で、何を作るかというと、何の縁かこれまたアオシマのリモコンAFV。それも87式自走高射機関砲。「スカイシューター」がペットネームだそうですが、その姿から非公式に「ガンタンク」とも呼ばれています。そっちの方が深く浸透してそう。
去年に自衛隊の広報センターでそのおかしな姿を見て以来、キットを探していたのですがついに先日発見。買ってしまいました。しかもリモコンで動くので遊びがいもありますね。



作ってみよう。
プラモデルというよりおもちゃの側面が強いキットなので、普通のAFVキットよりもパーツ構成は少な目っぽいですね。



戦車を操作するリモコンも自分で組み立てます。こういう電気系統的な(?)ものを弄るのは久々なので、ちょっと難しく感じた半面子供に戻ったみたいで楽しいです。
すぐに勘を取り戻して簡単に組み立てられました。



可動部に塗るグリス。昔のキットについていた袋詰めのセメダインを思い出させます。触ったことないけど。
グリスを触ったのも久々ですねぇ。リコーダーに使ったのが最後かな?



できました。
レバーのケミカルグリーンがちょっと浮いていますがまあいいでしょう。あとでトップコートをかけてちょっと見栄えよくしよう。

今回はここまで。次は本体作ってみましょう。

盛岡→東京 サイコロの旅2 第三夜

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〈前回のあらすじ〉
盛岡から東京までの行程をサイコロ一つに委ねて決めるサイコロの旅2。途中、久慈から振ったサイコロの選択肢は岩手県最南端の一ノ関。
このまま岩手県脱出なるかと期待が膨らむ中、振ったサイコロの出した選択肢は、無情にもスタート地点である盛岡だった。
初日を完全に無駄にした2人は、失意の中で初日と全く同じ場所で2日目を迎えるのであった。



3月15日、午前5時。もはやデジャブどころの話ではない3度目の盛岡駅。4度目は勘弁していただきたいところ。
ちなみに、前日泊まったネカフェは化学臭(アメリカンドックを腐らせたようなにおい)がひどい店で、喫煙室の方がまだましというレベルでした。もう2度と泊まらないと思いつつも、盛岡にはほかにネカフェが無いので困ったところです。



〈第5の選択〉
1.正攻法で              一ノ関
2.三陸で寄り道            釜石
3.悪い子はいねぇか         秋田
4.ここ行ったら鶏めし食べるんだ 大館
5.もうヤケだ              青森
6.無限ループって怖くね?     八戸

とりあえず八戸以外なら何でもいいような気がしたので、前日と同じで南下枠はひとつだけ。
さて、無限ループに突入してしまうのか?



4!!



4.ここ行ったら鶏めし食べるんだ 大館
乗車時間2時間49分、乗車距離128.2km。
盛岡駅5:41発の花輪線大館行きに乗車しし、列車一本で大館駅へ。
どうにか無限ループという最悪の事態を避け、まずは岩手県を脱出するのであった。



いわて銀河鉄道のホームから花輪線直通列車に乗ります。
盛岡駅で乗り換えるときにJRの列車なのに一旦改札を出ないといけないのは不便そうですねぇ。



平面な地形ながらスイッチバック駅である十和田南駅。色々あってこうなったみたいです。



盛岡や三陸の海岸辺りはすでに雪が無かったですが、内陸の方はまだ残っていますね。



3時間近く乗車して大館駅に到着。ちょうど寝台特急「あけぼの」が入線してきました。
牽引するEF81-139は双頭連結器を装備した通称「死神」でした。青森機の特徴であるひさしも合わさって厳ついですね。



というわけで秋田県大館に到着。すぐに次の目を振ります。



〈第6の選択〉
1.秋田を南下     秋田
2.もっと南へ      羽後本荘
3.なぞの寄り道    男鹿
4.内陸線で行く    角館 
5.スタンプを押そう  弘前
6.ついに夢の北海道 函館

盛岡の選択肢を外しましたが、吉と出るか凶と出るか。



3!!



3.なぞの寄り道 男鹿
乗車時間2時間59分、乗車距離117.8km。
10:00発の奥羽本線秋田行きの乗車し、途中の追分で12:28発の男鹿線男鹿行きに乗り換え終点男鹿駅を目指す。
横道に逸れてしまうものの、どうにか南下をすることに成功した。



秋田といえば秋田犬ですね。コレの前で振ることも考えましたが、昨日のような展開になると思うととてもできませんでした。



大館といえば鶏めしですね。昨日のうに弁当といい、食事に関してはいい水準です。



1時間以上待ったのち、10:00発の秋田行きに乗車。そろそろ701系も飽きてきましたわね。



隣の下川沿でE7751系特急「つがる」と交換。



「井川さくら」駅。人名みたいな駅名です。
人名っぽい駅といえば安中榛名や吉川南美が思い浮かびますが、この2つが地名っぽい文字が入っているのに対して、井川さくら駅はほぼド直球で人名な点が特筆されます。
実際に人名と勘違いしそうな駅名ランキングで一位だったことがあるようです。



1時間ぐらいの乗車で追分駅に到着。50分くらい待たされるので辺りをぶらぶら。



駅前には「Weロード」なる自由通路が。東西(West・East)を結ぶ自由通路という意味と地元民(私たち)の自由通路という意味の2つをかけた、いかにも田舎っぽいダジャレを効かせたセンスの自由通路です。



このWeロードを通って、女潟という農業用水地らしきところへ。
ちょっとは有名な場所だと思っていましたが、そんなことは全然なかったようです。自分の実家の近くにある小さな山くらい有名じゃないです。
何の感動もなかったです。なんでこんなところに連れてきたんだバカ野郎とはウナギさんの私に対する罵倒。いやほんとすみませんwww



駅に戻ってくるとEF81の貨物が通過していきました。いずれは貴重な光景になるので別にいいのですが、EF510の貨物も見てみたいです。



では、男鹿線に乗って終点まで。男鹿線に乗るのは初めてです。



第7投を考えている間に終点に到着。



きれいな駅舎ですね。



なまはげの里だけあって、駅前にはなまはげ像が。


【カブ・東日本 なまはげオープニングの撮影風景】

なまはげといえばこれですねw
どうでしょうを思い出します。



そんなわけで男鹿での第7投を。


第四夜へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 最終回

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ツェルマット編、最終回です。ドバイ編と同じで特にオチがあるわけでもないです。



鳥小屋かと思ったらなんかの人形が飾られていました。ガラスで蓋されているあたり、大事にされているようですね。



やせいの リスが あらわれた!



木から降りて地面を走り去るリス。すばしっこかったので望遠レンズに変える余裕がありませんでした。
野生動物らしい野生動物に会えるとは思わなかったなぁ(羊は野性っぽい感じじゃないよね)。ちなみにツェルマットの町中でもあえました。



ダイナミックサイクリング!
犬が乗っていますw



こちらを覗き込む犬。かわいい。どうでもいいけど猫より犬派。



とあるホテルの庭。おもちゃっぽくて素敵ですね。



のそのそと歩き去る犬。



土木用のトラック。当然電気自動車ですが、電気自動車としては大型な部類。でも軽トラクラス。



ツェルマットのひとつ隣、Furiというゴンドラの駅に到着。標高1867m。降りてきましたね。
すでにここより上のゴンドラは運行されておらず、あわやツェルマット方面のゴンドラも運行終了だったかもしれないと思うとちょっとひやりとしました。



ツェルマットまで200mくらい降ります。



ツェルマット到着〜。トレッキング中も見たリスと再遭遇。



ここが日本人橋。マッターホルンが雲に隠れていたので立ち止まっている人はいませんでしたが、それにしても日本人が多い。



普通に日本語で書いてあるしwww
日本のカレーってなるとレトルトなのかなぁ。レトルトに1500円も払えないなぁ。スイスの物価がいかに高いかがわかるかと思います。ココイチだったら700円くらいだもんね。
にしても円でも払える店もあるのか。



ガソリン自動車乗り入れが禁止されているツェルマット。馬車が現役です。
馬車に乗るのはいい気分でしょうが、目立ちまくりだよね。日本人多いから写真撮られまくりだろうな。実際自分撮ってますし。



ツェルマット最後の晩餐。一昨日と同じ店に入ることにしました。その時食べたポトフがあまりにおいしかったのが理由ですが、今思うと他の店も行ってみたかったような。
当然、ポトフを注文。やはり絶品ですわ。あと店員が美人。



そしてスイスといえばチーズフォンデュ。数種のチーズとかとワインとか入っているらしい。やはりちょっと癖がある仕上がりになっています。でもうやっぱりうまい。



くぐらせる食べ物がパンしかなかったのがちょっと心残りでしたが。



おいしいスイス料理を食べた後、明日乗る列車の時刻を確認しに駅へ。
ホームに行くとDeh4/4がいました。クモニ4/4ですかね。北近畿タンゴ鉄道の車両みたい。



奥のホームに氷河特急がいたので進んでみると、昨日は見なかったあからさまに古い青い車両が連結されていました。
レーティッシュ鉄道のWR3811という食堂車です。なんと1929年製。更新改造もされたようですが、現在は原型に復元されているようです。
現在氷河特急は新型車に置き換えられているので、この旧型車を見られるのはレアだということは容易に察しがつきます。
理由として考えられるのは、新型車故障による代走か何かのキャンペーンか・・・というところかしら。どっちにしろラッキーでした。


さて、これにてスイス・ツェルマット編終了でございます。
メジャーな観光地なだけあって、その景色はやはり折り紙つき。感動させられてばかりでした。特に間近に見るマッターホルンの雄大さはやはり素晴らしく生で見てこそだと思います。
町中に日本語表記が散見するほど日本人が多くて、ある意味海外っぽい感じはしませんでしたがやはり安心感はあるので、初めての海外旅行先にはいいかもしれません。現地の人も日本人の扱いに慣れてそうですしね。
山をトレッキングして自然を満喫したのもよかったです。自然、建物、風土など色々な発見があります。ぜひ自分の足で歩いてみて下さい。

そして、欧州projectもようやく折り返し地点。すでに8か月かかっています・・・このペースだと終了まであと8か月かかりますな。まだまだ先は長いですが、お付き合いくださると幸いです。
次回からはスイス編の後編、ベルナーオーバーラント編(長い・・・)が始まります。お楽しみに!


スイス・ベルナーオーバーラント編へ→

盛岡→東京 サイコロの旅2 第四夜

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〈前回のあらすじ〉
盛岡から東京までのルートをサイコロひとつで決めるサイコロの旅。
2日目のスタート地点は、初日と同じ盛岡。無限ループを恐れながらも、最初に出した目は秋田県大館。
岩手県を脱出し、その次に出した目は大館から南下する男鹿。ここまでは調子のいい2人だが、男鹿で振る7投目のサイコロの結果やいかに?



〈第7の選択〉
1.牛タン食べよう     仙台
2.大ワープ         新潟
3.山形ですよ山形     新庄
4.新車は見れるか     矢島
5.またもや東北本線へ  北上
6.4度目の          盛岡

出ました、魔の盛岡!
もう盛岡の目は出ないだろうとタカをくくっていたであろうウナギさんはすっかりビビってしまい、またもや私にサイコロを押し付け託したのだった。
さて、どうなるか?



3!!



3.山形ですよ山形 新庄
乗車時間3時間29分、乗車距離189.7km。
13:33発の男鹿線秋田行きに乗車。終点秋田で14:32発の奥羽本線新庄行きに乗り換え新庄まで向かう。
男鹿に続いて再び南下の目を出した。昨日とは打って変わった調子の良さである。
なお、この後ウナギさんが試しにサイコロを振ったが、盛岡の目は出なかった模様。



ここまで乗ってきた列車で秋田へ。



男鹿線名物の八郎川橋梁を渡ります。奥には八郎潟防潮水門が見えます。



奥羽本線に合流すると、途中の土崎でも自由通路「港ウィロード」が。Weロード好きですねw



秋田駅で奥羽本線701系に乗り換え。701系、もう何回乗ったんだろう。



奥羽本線の秋田〜大曲は複線ですが、片方は秋田新幹線用の標準軌なので実態は単線並列です。
なので、このように田沢湖線の701系と並走してデッドヒートを繰り広げるなんてことも。
結果は、停車駅のあるこちらの負けでしたがなんかいいものを見れました。



大曲駅で秋田新幹線の待ち合わせ。E6系の試運転でも来ないかなと思いましたがそううまくは行きませんね。



秋田県を脱し、山形県新庄駅に到着。



奥羽本線のホームの反対側は山形新幹線のホーム。新庄駅は独特なH型ホームなんですね。



さて、陽も落ちかけてきました。ちょっと早いかもしれませんが今日の宿を決めましょう。



〈第8の選択〉
1-2.牛タン食べて今日はおしまい 仙台
3.仙台からさらに南下        福島
4.首都圏突入              宇都宮
5.何ということでしょう        秋田
6.夜行バス or 鈍行        新潟

なかなか夜行バスが空いていなかったので、宿泊が多めな選択肢。
企画的には6とか出るといいんですけど、無難に仙台・福島でいいでしょう。
・・・で?





うはwwwwwwwww6wwwwwwwwww



6.夜行バス or 鈍行 新潟
乗車時間8時間26分、移動距離392.2km。
18:05発の奥羽本線山形行きに乗車し、終点山形で仙山線に乗り換え仙台へ。仙台からは深夜バスに乗り、一夜を過ごしながら翌朝新潟に到着する。
ここにきて深夜バスの登場。そして、ここからウナギさんの快進撃が始まることを我々はまだ知らなかった・・・。



というわけで701系に乗って山形へ。



山形で仙山線のE721系に乗り換え。久々の701系以外の電車です。



仙台に到着。夕ご飯にちょうどいい時間なので名物の牛タンを食べます。
仙台に来たらだいたいここに来ている「伊達の牛タン本舗」の牛タン定食を召し上がります。ご飯3杯は余裕。



夕食後はちょっと仙台駅ホームによって行って、常磐線の亘理行きを撮影。翌日のダイヤ改正からは浜吉田行きになるのでよい記録となりました。



そして今夜の宿、深夜バスがやってきます。
次回、サイコロの旅2完結!


最終夜へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ベルナーオーバーラント編  その1 

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8月29日(水) スイス4日目(通算8日目)



えらく長い記事タイトルですな。
まあそれは置いといて、スイスも4日目。欧州project第三章ベルナーオーバーラント編のスタートです。終了予定は8月末。ついに旅行してから1年を越えます。
この日はツェルマットを離れて次の滞在地ベルナーオーバーラントのグリンデルワルトに向かいます。
朝、マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)のホームに入ると、貨車が停まっていました。コンテナ貨車っぽいですが、乗っているコンテナが見た事のないものでした。



いよいよツェルマットともお別れ。ここから乗る電車はABDeh4/8のブリーグ(Brig)行き。この電車日本でも走らないかなぁ。イケメンです。
ちなみに行き先表示器はLEDではなくマグサインを使用している模様。これだとLEDの臨機応変さと方向幕のような視認のしやすさを両立していて、なかなかいい考えだと思います。
ただ1色しか出せないので、種別が多くフルカラーLEDがすでに普及している日本ではもう時すでに遅そう。



ABDeh4/8はABDeh4/10の3両編成版です。



ABDeh4/8を2つ繋いだ6両編成でした。



側面はLED表示。



隣のホームではHGe4/4?牽引の「氷河特急」が待機していました。これに乗ってサン・モリッツまで行くと8時間かかるので、乗りたいと思う同時にうへぇという感じです。



またまた貨車を発見。2軸のコンテナ貨車っぽいです。載っているのは冷蔵・冷凍コンテナか?



行きは古風な客車列車、帰りは最新の電車列車で効率よく味わうことが出来ました。
これは2等車。2+2列のボックスシートです。



スイスの鉄道の良い所は、ほぼすべての車両に大型手荷物を置けるスペースがあること。日本の通勤・近郊型はもちろんのこと特急型にもこのような設備がある車両はさほどありません。せいぜい空港アクセス用車両程度です。
海外旅行をするような人たちには重宝するスペースで、おかげで移動中はスーツケースで狭苦しい思いをすることはありません。
日本に来た外国の旅行者がスーツケースの置き場に困っているのを何度か見たことありますが、このような荷物置き場を特に新幹線や特急列車では増やすべきではないかと思います。



トイレもついていました。最近日本でもお馴染みのバリアフリー対応のトイレですね。



室内も日本のものとほぼ同じ。広く清潔で使いやすそうです。日本と欧州、どちらが先にこのようなトイレを考案したのか気になります。



そして定刻になり列車が出発。



BDSeh4/8と離合。
この後もどんどん山を下っていきます。



スイス国鉄(SBB)との乗換駅、フィスプ(Visp)に到着。ここで降ります。
反対側のホームに停まっていた車両を少し観察。これは制御客車Bt4291。元はただの客車だったのを先頭車改造したんじゃないかなーと推察。違うかもしれないけど。



荷物車D4342。荷物車が現役であることに少し感激。



荷物車兼機関車のDeh4/4。昨日ツェルマットで見たのは21号機でしたがこちらは92号機。スタイルも大分違います。



ツェルマット行きの客車列車。

フィスプでは、ツェルマットから乗る列車の遅延を考慮して乗り換えるSBBのICの発車時刻よりも1時間早くフィスプ駅へ来ることにしていました。結局、列車は遅れも無く予定通りICの出る1時間前に着きました。
つまり、1時間暇が出来たわけです。他の家族はフィスプの街へと出ていきましたが、列車が撮影できるこんな好機を見逃すわけがありません。私は駅に残って列車を撮影することにしました。


その2へ→
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