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ポートアルバーニの汽車に乗りに... その5 【2014/12/14】

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列車は12:30にポートアルバーニ駅を出発します。発進時の蒸気で視界が真っ白に。
発車時には機関車に付いている鐘を勢い良く鳴らします。発車時・停車時および踏切通過時には鐘や警笛を鳴らすというのが現在まで続く北米の鉄道の決まりのようです。鐘の音色がまたいいんですな。
ちなみに、クリスマス列車ということで客車にはモールなどで装飾がされています。


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出発してすぐ、右手に貨物ヤードが見えてきました。


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小さいタンク車。


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丸太運搬用の運材貨車。運材貨車というか建材貨車は現在も限界いっぱいまで大型化してそこらじゅうを走ってますからね。


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ヤードに併設されたアルバーニ太平洋鉄道の機関区も見えます。ディーゼル機関車8427号機ですね。アルコ製のRS-3形で、1600馬力だそうです。キャブの6枚窓がユニーク。
他にシェイ式の2号蒸気機関車と11号スイッチャーがいるそうですが、車庫の中かな。
その横に見える黄色いキモいのはなんだろうね。見た感じ自走するっぽいけど。


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デルタ線が出現、といっても分からないですけど。
この後一旦停車して、スタッフが線路上の鉄柵を開けていました。普段は敷地内に入れないようにしているんですかね。


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そして、なんと道路を踏切で横断。警報器もちゃんと光っていますし鳴っています。道路を走る自動車も停止します。おうおう、生きているのかよこの踏切。


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踏切を渡るといよいよ本番とばかりに少しスピードを上げて走っていきます。
今走っている線路はポートアルバーニ支線の本線で、かつて現役だった線路をこうして走っているというわけで、これには興奮します。
途中にはサンタコスをしたおばちゃんがカナダ国旗を元気よく振っていました。ちゃんとお立ち台まで拵えてあります。たぶん沿線の名物なんだろうな。


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沿線の撮り鉄。次来ることがあったら沿線で撮影したいね。


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森のなかを進むんですが、ちょっと開けたところに出たと思っても霧で真っ白です。一応この景色覚えておいてください。


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無人販売?


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30分くらい走ると右に大きく曲がります。終点の手前で本線から分岐するのです。


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だいたい40分くらいで、終点のマクリーン製材所駅McLean Millに到着。楽しい小旅行であった。


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ホームはこんな感じのいかにもな簡素ぶり。
帰りの列車は15:00発、だいたい2時間弱あります。2時間もどうするんだよ・・・と途方に暮れますが、この後予想だにしない光景が広がるのであった。


その6へ→

北米project ~Advance to U.S. その8 【2014/12/19~24】

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資料館になっている車両の車内に入ります。指令所関連の物品が展示されていました。ここは軽くスルー。


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3074号郵便荷物車へ。こんな感じに現役時っぽい雰囲気で展示されています。ここは荷物室ですね。


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郵便室。郵便袋ですね。


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仕分け箱。車内で乗務しながら郵便物を仕分けるというのは日本もカナダも同じようですね。


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郵袋がたくさん並んでいます。


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ここで仕分けていたそうな。


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国土の広いカナダ、乗務時間は長期に渡ります(きっと)。なので、トイレは必須です。


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別の車両へ。鉄道関連の部品や用具が展示されています。


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地上設備の機器ですかねー。


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さらに別の車両へ移ると、鉄道模型のレイアウトが広がっていました。トレイン・オン・トレインかな。
しかも作りかけ・・・。こういう展示なのか?


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完成しているエリアはなかなか本格的に仕上がっています。


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駅のエリア。ダブルスタックカーとかRDCとか。ダブルスタックカーは100両とは行かなくても50両くらい繋いで走らせたいよね。模型めちゃ高いけど。


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カナダらしいなあと思える設計です。日本だとこういうのはなかなか無い。


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パワーパックも見えました。


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コレクション部屋。たくさん所蔵していて目移りしてしまいますね。

WCRHP編、次回で完結かな?


その9へ→

【HG】 ジンハイマニューバ2型 製作 その1

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2週間くらい前、家のインターネット回線が一週間くらい接続できない状態が続いていたんですが、その間暇で仕方がなかったんで日本から密輸持ち込んできたプラモデルを組み立てることで時間を潰すことに。
「まさかプラモ作ることなんかあらへんやろ」と最低限の道具だけ持ってって本当に作ることになった一回目の渡加と違って、今回は一式装備していきました。小学生から使っているカッターマットも一緒です。


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作るのはこちら、HGジンハイマニューバ2型。もっとなにか無かったんかいという感じですが、自宅に積んであったのを優先して持ち込んできているので、仕方ないです。昔の私に文句言ってください。SEED、00の量産型が作りたかったんよ。今もですが。
まあ、普通にほぼ素組で作っていきます。一式持ってきたと言ってもフル改造できるほどの道具や資材はないです。素組みするには十分な一式装備です。


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後ハメ加工は施しておきます。上腕を肩の装甲に後ハメできるように軸受けを加工します。下のほうが加工後のやつですね。
内径よりコンマ数ミリ短く切断します。こうすることでこれが返しになって一度はめるともう外れなくなります。
後ハメがきちんと出来るか確認しながら軸受けを削っていきます。現物合わせになりますね。
これをやると塗装の手間がかなり軽減されますが、組立後のパーツの固定力が低下するのが欠点ですかねえ。


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ハイマニューバ2型独特の装備が日本刀ですが、これはあらかじめ購入しておいたコトブキヤの市販パーツNW-32日本刀に置き換えようと思います。
これ、日本刀によくある鞘への収納ギミックをオミットして抜刀状態と収納状態で別々のパーツを付けています。
これは却って納刀時に刀身の塗装剥げの心配だとかそれを防ぐためのクリアランス稼ぎの加工だとかが必要ないんで、面倒くさがり屋な自分には大助かりのパーツです。こういうの待ってたんだ。
長刀と短刀の2種類が付いてきますが、どれをどう装備させるかはまだ迷っています。短刀と言ってもキット付属の日本刀と同じくらいの長さがありますし、2本携帯させることもできるのでいろいろ考えてしまいますね。


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フロントアーマーは左右一体になっていますが、真ん中で切断することでそれぞれ独立して可動できるようになります。あらかじめパーツにつっかえが付いているので、切るだけで大丈夫。もう切ってくれって言っているようなもの。
脱完全素組をするにあたって、たぶん一番簡単な加工です。やや乱暴になりますがニッパーでも出来ますしね。


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胸と胴のパーツも後ハメできるようにします。胸パーツにある軸受けを肩アーマーと同じ要領で削っていきます。
胴側のダボもはめやすくするため背中側の方を1mmくらい短縮しました。

次回は残りの加工とか塗装とか。完成まで行っているといいね。


つづく

ポートアルバーニの汽車に乗りに... その6 【2014/12/14】

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終点に着いて、他の乗客たちはぞろぞろと駅を離れていきますが、私はまだ留まります。
機回しや機関車の方向転換がこの後あるはずですからね、それを見ておかないと。あと2時間も暇ですからね。
ホームの先に延びている線路を見てみると、機回し線らしきものが見えますね。


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降車確認をしたら、回送列車は前進。機回し線へと向かいます。
スタッフが分岐器を転轍していますね。


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回り込んでもっと近くまで行ってみました。
その間に、7号機関車は客車から離れて機回し線を使って編成の反対側へ。
機関車の方向転換は行わないようですね。となると帰りはバック運転か。


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分岐器を渡ったところでもういちど進行方向を変えます。


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連結作業に入ります。前も書きましたが、案外デカイです。だいたいサドルタンクのせい。


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客車と連結。これで機回し作業完了です。


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ちなみに踏切から撮っていました。


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機回し線の脇には車庫があります。線路とは繋がっていないので単にオブジェクトとなっています。昔は使われていたんでしょうけど。
右に伸びているビームが気になります。ちょうど線路をもう一本敷ける程度の幅です。もともと2線分あった車庫の建物を1線分に縮小したというところかな。奥に見える建物とも繋がっていたのかもしれません。


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車庫の中には木造の車掌車があります。形は留めていますが何だか傾いています。
スタッフの兄ちゃんが怪しげにこっちを見てます。機回しを見にくる人ってそんなに珍しいかい?


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ある森林鉄道の風景・・・。


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機回しを見た後は、お昼ごはんとします。駅のそばにあるカフェでホットドックとスープとコーヒーを食べます。
スープがしょっぱかった記憶しかない。煮詰めすぎだ。


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お昼を食べても帰りの汽車の時刻まであと90分くらいあります。どうしたものかと、カフェの奥に続く道を歩いてみます。
そしたら道端に使われなくなったブルドーザーが。


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トラックのダルマやトラクターまで。
ん?この先に何かあるのでは?


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トラクターが荷台に乗った人間を連れてどこかに去って行きました。・・・これじゃあこれから屠殺される家畜みたいじゃないか。
トラクターが来た方向を見てみると・・・。


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!?
巨大な建造物が・・・!


その7へ→

北米project ~Advance to U.S. その9 【2014/12/19~24】

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ブリティッシュノーザン鉄道 11474号車
British Northern Railroad No.11474
詳細不明。
スイッチャーの台枠を流用して改造した車掌車というゲテモノ。なんでこんなもん収蔵した。


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グレートノーザン鉄道 ディーゼル機関車182号機
Great Northern Railway No.182 Locomotive
1951年アルコ製RS-1形。GNRの塗装が施されているが、GNRに所属したことはない。

GNRじゃないならどこにいたのということになりますが、新製配置はMinneapolis & ST. Louis Railroad No.234、最終配置はProctor & Gamble No.1です。
RS-1形は、ロード・スイッチャーと呼ばれる操車場での入換と本線走行のどちらにも対応できる機関車の先駆けです。日本だとDE10形とかDD13形とかが該当します。
現在だと本線用機関車を意味するようで、北米ではこのタイプが発展していって、貨物用機関車はほとんど全てこのタイプです(たぶんな)。


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カナダ国鉄 55365号ラッセル式雪かき車
Canadian National Railways No.55365 Snowplow
何回か前にも出てきたラッセル式の雪かき車です。


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カナダ太平洋鉄道 402846号ジョルダン式雪かき車
Canadian Pacific Railway No.402846 Jordan Spreader
圧縮空気でウィングを広げて線路の外へ雪を広げるためのジョルダン式雪かき車。ラッセル車の後ろに連結されていた。ウィングを広げると幅は12フィートになる。
雪の降らない季節には、線路に散布されたバラストを広げる用途にも使用されていた。

レディスミスでも見かけたジョルダン式雪かき車です。
ラッセル車で押し分けた雪をこのジョルダン車がさらに拡散させるという算段なんですね。55365号車と402846号車が連結して展示してあるというのはそういう意味か。


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パシフィックグレートイースタン鉄道 ディーゼル機関車551号機
Pacific Great Eastern Railway No.551 Locomotive
1948年製。詳しい経歴は分からないですが、GEの65トン級スイッチャーだと思います。


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バンクーバー・ワーブス ディーゼル機関車25号機
Vancouver Wharves No.25 Locomotive
1947年製のGEの80トン級スイッチャー。新製配置はカナダ国鉄74号機だった。

551号機の後ろに連結されているスイッチャー。この時期のDLはDLの黎明期に造られた機体のようです。
ちなみに先ほどの雪かき車とも連結されています。雪かき車の編成展示ということですね。北海道のキロマキみたいな感じですかね。実際に除雪していた機関車はスイッチャーとは違うんでしょうけど。


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BC鉄道 BC-14気動車
BC Rail BC-14 RDC
3台目のRDCです。「キハ」のRDC-1ですね。

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15006号客車
なぞ。車体の形状が軽量客車シリーズとは違うし、窓配置も普通じゃないです。よく分からないです。


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車掌車
子供用の遊び場になっている車掌車です。ポップな色に塗られていますね。

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パシフィックグレートイースタン鉄道 マックノリス駅
PGE Mac Norris Station
PGEの駅舎です。移築したっぽい?
中に入ります。


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エントランス。ファーストクラス車とコーチ車で待合室が異なるようで。


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ファーストクラスの待合室。コーチの待合室も基本的に同じです。
ここで遅れている列車を何時間も待つと思うと気持ち沈みますね。時刻通りに列車が来るというのはいいことだな。


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当時を再現した駅務室。コンピューターもあったんだぜ!


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ホーム。客車1両ちょっとぐらいの長さしか無いです。


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客車2両と車掌車1両。ここの展示車はちょくちょく変わるらしい。


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CNR No.3223
座席車ですねえ。


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CNR "Bill and Dorothy Lahr"
これも座席車。名前が付けられているってことは上級クラスなのかな。


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BCR No.1859
車掌車。やけにきれい。ちなみに英語ではカブースcabooseと言います。


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PGE No.1926
タンク車です。ディーゼル機関用の軽油を運んでいたようで。


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転車台。もちろん動きます。


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PGE No.714
荷物車です。その4で書いた兵員輸送車722号と同型っぽいですね。台車は異なっていますが、たぶんこちらは別のものに換装されたんでしょう。
722号が兵員輸送車時代の窓割りを活かした窓配置だったのに対して、714号は新しい位置に窓を設置していますね。ドアより右側にある窓は一見もとの窓を活かしているように見えますが、寸法がわずかに小さいです。


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扇形車庫の手前に置かれています。


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CNR No.65940
保線要員用の寝台車だったようです。操重車「オハイオ」の控車だったことも。

これで見れる車両は全部見ました。お疲れ様!
とはいえ、資料本に載っているけど見なかった車両が割りとあるので、機会があればまた行きたいですね。でもいつ見れるんだろうね。見れんのか?ていうかどこに仕舞ってあるんだ?


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扇形車庫の本館に戻ってふと外を見ると・・・。あ、貨物列車やん・・・。つか、なげーな、貨車何両繋いでんだよ。
やっぱり生きていたのかあの踏切の線路。うーむ、タイミングが悪かった・・・。

最後に資料本などのおみやげを買っていき、West Coast Railway Heritage Parkを去りました。とても充実した博物館でした。
バンクーバーから車で1時間くらいのところで、ウィスラーへ行く道の途中にあるので、見学しやすい鉄道博物館です。おすすめの場所です。
今回は高速バスで来ましたが、レンタカーのほうが便利です。レンタカーをおすすめします。バンクーバーから日帰りも余裕でしょう。はい。

WCRHP編これにて終了。次回へ続く。


その10へ→

ポートアルバーニの汽車に乗りに... その7 【2014/12/14】

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時間つぶしに道を歩いていたら開けた場所に出て、そこに鎮座する建造物。これは結構楽しめるんじゃないのか?

ここはどこかというと、マクリーン製材所国定史跡McLean Mill National Historic Site。ポートアルバーニの主要産業である林業のテーマパークです。
マクリーン製材所はかつて1965年の工場閉鎖まで町の林業の中心だった場所で、製材所を始めいくつかの建造物などが保存されています。蒸気機関車もその施設のひとつで、町の中心部からのアクセス列車を担っています。
蒸気機関車に乗っておきながら今までノーマークだったので、想定外のことでした・・・。いやはや。


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林業のテーマパークというのは日本でもなかなかお目にかかれない公園ではないかなと。しかもすごく広い。
それに霧も晴れてきましたね。


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巨大建造物は製材所。
周りには実際に使われていたであろう機材が散乱しています。


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製材所の機関部へと行ってみます。


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こんな風になっている。まあ分からんね。


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ちなみに動力は蒸気機関です。あの高い煙突の下に機関部があるのだ。


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上の階に上ります。製材所のラインです。流れ作業のようですね。


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製材所から伸びるコンベア。なんだこれ。


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駆動部はこんなかんじだ。


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ラインの後ろのほう。さっき見たのはラインの中間ぐらいの位置。
このライン、なんだか綺麗だな、動きそうだな、ていうか真新しい角材が置かれているし、なんて思って帰ってから調べてみたら、案の定稼働するようですこの製材所。今はオフシーズンなので当然動いていないですが。
工場まるまる動態保存とはやることが派手だねえ、本当に。


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謎のコンベアを反対側から見ます。なるほど、木くずをあそこまで捨てるのか。すげえ積もってんだけど。


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ラインを眺めます。動いているところを見ないといまいち分からないなあ。ここも再訪問か?


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出来上がった材木はコンベアで横に流されて、乾燥させるそうです。


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ラインを遡ります。


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工程の最初の方。側面だけトリミングされた丸太が固定されたままです。


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さらに遡ると池が見えます。貯木場ですね。本当、ひと通り揃っているっぽいですね。すげえ。


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貯木場から丸太を引き揚げるスロープもついています。
これは本当に面白そうな施設です。やっぱり稼働しているところを見てみたいですな。


その8へ→

北米project ~Advance to U.S. その10 【2014/12/19~24】

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鉄道博物館を後にして来た道を戻る途中で踏切を渡るんですが、ふと右を向いてみると・・・あ。
なんかいるし。行かない手はないでしょう。


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はい、というわけでカナディアン・ナショナル鉄道Canadian National Railwayの貨物列車と遭遇しました。やっぱり生きてたんだなこの線路。
昔は旅客用に使われていただろうプラットホームに近づいてみると、ちょうど機関士が出てきたんで撮影の許可をもらいました。やったぜ。

先頭の機関車はGE製のES44DC形2282号機です。GEはおなじみゼネラル・エレクトリックですね。ES44DC形はGE製ロード・スイッチャーの現行モデル「エボリューションシリーズ」のうちのひとつで、直流モーターを搭載した4400馬力機です。
いやあ、デカい。こいつはカッコいいな。アイドリング音も日本の機関車とはだいぶ違いますね。


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次位に連結されているのは、EMD製のSD60F形5543号機です。EMDは「エレクトロ・モーティブ・ディーゼル」の略ですね。GEと共に現代の北米の機関車の主要メーカーです。
カナディアン・ナショナル鉄道の機体は、上のES44DC形や前回のRS-1形のようなフードユニット(主要機器を納めた部分を車体幅よりも狭いフードで覆った形態;日本ではDE10形やDD51形など)ではなく、フードを車体幅いっぱいまで広げたカウルユニットの仕様になっています。日本だとDF200形やDD54形に相当しますかね(厳密にはキャブユニットに相当し、カウルユニットとは違うようですが、外観は同じようなものです)。本来のSD60形はフードユニットなので、F型として形式が分けられています。
カウルユニットの欠点は後方視界が悪いことですが、それを改善するためにドラッパー・テーパーという運転台直後の車体幅を狭くした車体を採用しています。ちょっとこの写真では分からないのですが、右から2つ目のストライプの辺りから車体幅がすぼまっていっていて、運転台のところまで来ると小窓ひとつ分の幅があります。とはいえそれでも視界は悪いので事実上片運転台機として使われているようで、バック運転は入れ替え時ぐらいでしか行われないようです。まあこれに限らず現行のフードユニットを含めたロードスイッチャーは片運転台機として使われているようですね。どう見たって後方視界悪いもんな。
他の特徴的な仕様は運転台の窓が4枚ということですかね。通常のSD60形だと2枚窓です。

ちなみに、ストライプ塗装は旧塗装なので、それの入っている機体は古い形式という風に認識できますね。


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2機に見とれていたら、奥からも別の機体が来ました。おお、まだ来るのか。


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2エンド側(と言うのかな?)を先頭にしてやって来ました。入換ですね。GEのDash9-44CW形2598号機で、ESシリーズのひとつ前のモデルです。出力は4400馬力。
2エンド側から見るとフードから延びたラジエーターが異様な雰囲気を出してますね。


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ホームのところで停車。後ろに連結されているのはEMDのSD70M-2形8829号機です。出力4300馬力。
北米の貨物列車はどうも機関車重連が基本形態のようですね。貨車の数によって連結数を増やしたり編成の中間に挟んだり後ろから押したりなんてことをして適宜対応している模様。スケールが違いますよ。


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この1エンド側のキャブがカッコいいですね。ロードスイッチャーのキャブにはいくつか形態があるのですが、中でもこのコンフォートキャブがデザインがかっこよくて好きです。近年生産された機関車ではこれが標準的です。
前に伸びているノーズは衝突時の機関士の安全対策としてクラッシャブルゾーン的に設置されているものですが、内側にはトイレも装備されているようです。機関車にトイレなんて日本では想像もできませんね。
余談ですがコンフォートキャブを最初に採用したのがこのカナディアン・ナショナル鉄道だったので、カナディアン・コンフォートキャブとも言われています。


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5543号機のキャブ。ノーズの先端に扉が!よく見てみたら他の機関車にも付いていました。


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2282号機+5543号機の編成写真。いやあ、かっこいいなわ、ほんと。

ちなみに前回まで「カナダ国鉄」と書いていたのをどうして今回は「カナディアン・ナショナル鉄道」と書いているのかというと、1995年に民営化されているんですね。民営化されているのに国鉄というのもおかしいだろということで、ここでは国営時代と民営時代で表記を書き分けています。
ちなみに英語表記だと国鉄時代が"Canadian National Railways"で、民営化後は"Canadian National Railway"です。sが付くか付かないかだけの違いです・・・。


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8829号機の2エンド側。馬面って感じ・・・。2エンド側は基本的にダサいですね。


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2598号機の1エンド側。
今入れ換えしている4機は各機別形式なのですが、カウルユニットの5543号機はともかくあとの3機は見分けがつかないですね。細かいところの差異はあるんでしょうが、ざっくりとした外観やパーツ配置は同じなのでなかなか難しい。ひと目で形式が判別できるようになれば君も北米鉄道沼マスターだ。


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2598号機と2282号機の並び。いいぞこれ。
これを見てからというもの北米鉄道熱が急に高まっていって、まんまとCNの機関車と貨車の模型を買いましたね。機関車はちゃんと2機買いました。


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線路脇の建物。事務所のようですけど、これ絶対旅客用の駅舎だったやつだよねという雰囲気をプンプン出しています。プラットホームもあるし。スコーミッシュ駅か・・・。


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去り際に5543号機+2282号機の入換を見れました。カウルユニットの5543号機が2エンド側を先頭にするとこんなになります。DD14形みたいな反り立つ壁感。
この写真だとドラッパー・テーパーがちょっと分かるかな?後方確認用の小窓見えますよね。車体もすぼまっているのがなんとなーくわかると思います。こんな感じです。
こんな回りくどいことしてまでカウルユニットを採用した理由って。


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第7走者:BC Transit; #2 Downtown (Dart SLF+Pointer 2)
バスに乗ってスコーミッシュの町に戻ります。貨物列車との遭遇という予期せぬ自体により予定のバスより1本遅らせましたが、もともと時間には余裕があったんで大勢には影響せず。
前も書きましたがバスは30フィートトップドアの田舎仕様。


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ダウンタウンからは歩いてハイウェイ沿いにあるマクドナルドへ。帰りの高速バスの時刻まで時間を潰します。
昼あたりから天気がもう崩れてしまいましてね、どこかに出かける気がもうなかったです。あとは昼飯をまだ食べれていなかったので。ちなみに店に入ったのは15:30くらいかな。雨が冷たいので、何かしら温かいものを食べたかったわけだ。

途中で踏切を渡ります。これは廃線跡ですね。もう線路に木が生えています。一体いつ廃線になったんだ。


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こっちは現役の線路。
本当、貨物列車を見られたのは良い収穫だったなあ。普段見れないからね。


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マックで時間を潰すこと1時間くらい。16:45くらいにバスの停留所のあるSquamish Adventure Centreに行きます。まあまあ雨が降ってるんで移動が辛い。
バスの出発時刻は17:10。行きのバスがかなり早着したので、帰りもそうなると見越して早めに来ました。鉄道は早発することはないですがバスはそれがありえますからね。
で、定刻になっても来ない。まあ、早着するよりも延着することのほうが多いんだからと言い聞かせますが、内心は不安でバクバクでした。なにしろ前日に、事前に予約しないとスコーミッシュは寄らずに通過していくと言われたので、もしや運転士がうっかり寄るのを忘れてすでにバスは通り過ぎてしまったのでは?と考えてしまうんですね。
他にここから乗る人もいないようで、冷たい雨の中一人で待ってました。辛かった。最後にはこりゃもう一泊かもなぁとか考え始めてました。
初めての海外での一人旅行ですからね、不安にもなりますわ・・・。

で結局、17:40頃にようやくバスが到着。ちゃんと乗れることの安堵感と延着の酷さの腹立たしさがごっちゃになりながらバスに乗りました。今回の旅行で一番不安にさせられましたね。
教訓としては、「途中の停留所(駅)からバス(列車)に乗らない」ですかね。なるたけ始発から乗ること。なにしろ途中駅は係員が配置されていない場合が多いので運行状況がわからないのが辛い。もう次からはレンタカー使う。


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第8走者:Pacific Coach; YVR Whistler SkyLynx (H3-45) Squamish17:40→Vancouver18:50
途中から乗ったんですが、最前列が空いていたんでそこに座りました。ハイウェイと言っても町を過ぎればこのとおり真っ暗ですよ。自分の灯りだけが頼り。
灯具類が使えなくなったら文字通り死ですよ。昼間は景色がきれいだそうで、シー・トゥ・スカイ・ハイウェイなんて呼ばれているようですが。


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無事、バンクーバーに戻ってくることが出来ました。ヽ(`Д´)ノもう来ねえよ!ウワァァン


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今日泊まるホテルに行く途中でご飯を食べます。ビールが美味しいねー。


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晩御飯はインドカレーです。温まるね。美味しいし。


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ホテルはバークレイホテルBarklay Hotelというところ。


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シングルを予約したはずなのにツインの部屋に通された。昨日のモーテルもそうだったけど。まあ広いに越したことはないし宿泊代はシングル料金なので問題ないんですが。
ちなみに風呂場はバスタブ付きでした!3ヶ月ぐらいぶりに湯船に浸かれました。ああ^~ってなります。

というわけで、思ったより回数がかかりましたがこれで2日目終了です。
翌日へ続く。


その11へ→

ポートアルバーニの汽車に乗りに... その8 【2014/12/14】

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製材所からさらに奥に向かいます。なんかガレージが。


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製材所で使われていただろうはたらくくるま。製材所の閉鎖が1965年だそうなので、そのあたりの年代の自動車か?


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古いトラック。車体にはGMCの9600と書かれているんでそうなんでしょう。1955年式らしいです。本当に古い。


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こちらも古いトラック。デザインが全体的に上の9600よりも古いので、1930~1940年代のトラックなのかな?よくわかりません。


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ガレージのざきに散乱しているドラム缶やら何やら。よく某ネズミーのようなテーマパークにこういうものが演出的に配置されていますが、ここのものは昔に使われていた本物なので雰囲気が違いますね。


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川も流れているんですね。


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ポイされたぺしゃんこのトラック。上から丸太でも落ちてきて潰されたのかな?


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ポイされた自動車はもう一台。ダッジのトラックですが、キャブより後ろが無いです。あとエンジンもないです。エンジンは取り外して再利用か何かしたんですかね?
そんなことよりなんといっても屋根にびっちりと苔が貼り付いているのに目が行きます。自然に帰りつつある・・・。かなり長い年月放置されていたようで。


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広場にそびえる背の高い丸太。
切り出した丸太をスチームドンキーで持ち上げたり移動させたりするときに使うようです。一見どうやって動かすのかわからないです。


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あの先はなにもなさそうだったので、戻ります。焚き木をしていたんで寄ってみます。暖かい~。


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材木を並べるラインをもう一度見てみます。


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正面から。左側に出来上がった材木が並べられていますね。


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最後に機回し線の奥の方に行きます。既に客車は駅に回送されています。機回し線の奥に線路が続いているかと思えばそんなことはなかったですね。
機回し線の他には簡単な整備場(?)とタンク車と車止めの軽貨車が置かれていました。

というわけで、帰りの汽車の出発までの2時間、簡単に潰すことが出来ました。また来ます。


最終回へ→

北米project ~Advance to U.S. その11 【2014/12/19~24】

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3日目:12月21日(日)
第9走者:TransLink; #5 Downtown (E40LFR) Robson St at Jervis St → Granville St at W. Georgia St
はい、3日目です。
今日は中休みみたいな感じで肩の力を抜いていきます。それでも今日も博物館を回っていくんですが。
まずはホテル最寄りのバス停からトランスリンクのトロリーバスに乗ってダウンタウンの中心街へ。トロリーバスに乗ったのは2回目ですかね。1回目は黒部ダムでですね。
当たり前ですがモーター音がしますが、まあ違和感があります。静かなのもいいですね。


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バスを降りたところで他のバスを撮影。XD40ですね。おでこにエンブレムがくっついているのが気になりますが、この車両はウエストバンクーバートランジット所有のバスのようです。
トランスリンクのバスはウエストバンクーバートランジットとコーストマウンテントランジットの2つの事業社によって運営されています。
で、ウエストバンクーバートランジットのバスにはエンブレムがフロントに装備されていますので、それで識別できるということですね。まあ、普通に乗る分には困らないでしょう。


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E60LFR。


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朝飯はティムズのマフィン。別に目当ての店があったんですけど、日曜日で開店時刻が遅かったんでやめました。


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朝飯を食べたらスカイトレインのグランビル駅へ。スカイトレインですけどダウンタウン中心部は地下鉄です。


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自動改札がありますが、現時点では導入準備中のようで、堂々とスルーできます。今は信用乗車方式を取っていますが、今後はSuicaのようなタッチ式ICカードを導入するらしくて、自動改札もそのための設備です。


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ホーム。古めかしい地下鉄という雰囲気です。ちなみにリニアモーターカー方式を採用しています。


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第10走者:TransLink; SkyTrain Expo Line (Mark II) Granville → Surrey Central
スカイトレインのエキスポラインに乗ります。一番最初に開業した路線ですね。


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かぶりつき席が空いていたのでそこに陣取ります。朝のバンクーバーの市街地を進みます。


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鉄道の貨物ヤードの脇を通ります。多種多様な貨車が停まっています。
車運車が目を引きますね。デカい。


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スカイブリッジでフレーザー川を渡ります。


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霧が立ち込めていて、とても幻想的。まさにスカイトレインと言うべき雰囲気ですね。これは素晴らしい。


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サレー中央駅で下車します。時間に余裕があるので列車を撮影します。
Mark I形の旧塗装ですね。この車両は日本でもよく見る額縁顔(211系や阪急の電車などなど)の窓無し版といった感じで好感が持てますね。額縁のところを黒く塗ればもっと良くなると思うぞ。


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Mark II形も後追いで。柵が邪魔といえば邪魔ですが、どうしようもないので。基本的に複線の内側に柵があるんで、柵をかわす場合には撮影地や構図に工夫が必要ですね・・・。


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駅舎はこんなかんじです。ちなみに全駅トイレはないです。催しでもしたら大変。


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駅前はバスターミナルになっているので、バスを撮ります。
小型のコミュニティバス。シャーシとボディがGMC C5500+ElDorado National Aero Eliteです。


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D40LF。郊外まで来るとこういった旧型車も現れますね。
やっぱり塗装がランテック。


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D40LFR。


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第11走者:TransLink; #503 Aldergrove (Orion V) Surrey Central Station → 216 Street at 5300 Block
駅からはバスに乗り換えます。中距離用のトップドアバスOrion Vです。ツーステなので収容力も高く、ハイバックシートで居住性もよいです。


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ツーステだと車いす乗れないんじゃない?と思いますが、そこはやはりバリアフリー先進国。ちゃんと車いす用のリフトを装備しています。
たまたま車いすの方と同乗したので見ることが出来ました。
ノンステップバスにも同様のスロープが装備されていて、どちらも運転席からボタンひとつで操作可能です。全車に装備されているんで車いすの利用者が結構いるんですね。
日本のバスも運行の正確さもいいですがこういう乗りやすさももっと上げていくべきですよねぇ。

このバスに乗って最初の目的地に向かいます。


その12へ→

ポートアルバーニの汽車に乗りに... 最終回 【2014/12/14】

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駅に戻ります。列車は既に準備万端という感じですね。


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帰りはバック運転です。


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15:00に出発します。マクリーン製材所駅を出て少しの間はカーブが連続するので、こういった写真も撮れるわけです。
ちょうどこの地点がポートアルバーニ支線の本線とマクリーン製材所駅への支線の分岐点ですね。
ちなみに、このカーブする区間では割りとよく空転を起こしていました。貨物機は空転を起こしやすいんだっけ?


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行きでは霧に隠されていた平野も帰りにはきれいに晴れていました。西日もいい感じの演出ですね。


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川を渡ります。橋の枕木、大丈夫なのかな・・・?


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旗振りばあさん、帰りも登板。


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奥に見える山の頂には雪がかぶっていました。


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踏切をわたってまもなく終点というところで、なんか煙が勢い良く上がっていました。
お、これは他の蒸気機関車が動いているのかな?


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工場のボイラーでしたね~。


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ヤードに置かれている貨車。
何かのエンジンを積んだ貨車。草が生えてる。


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小さなタンク車。短い車体なのにボギー台車を履いているのがシュールですね。他の貨車の台車を流用したんですかね?。


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タンク車。こちらはちゃんと塗られています。


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運材車5013。


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荷物車(?)404503。兵員輸送車改造の荷物車かな?


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運材車305592。こっちは空荷。


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15:45頃、終点のポートアルバーニ駅に到着。楽しかったです。


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回送の準備をしている間にちまちま撮影。蒸気に包まれるボイラー。


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汽笛と鐘。鐘は日本型の機体には付いていない装備なので新鮮ですね。ピカピカに磨かれています。


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シリンダー。動態機ならではの照りとか艶とかそんなの。


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回送は行きの回送と同じく推進運転でなされました。

これでこの日の予定は全て終了。あとはビクトリアに向けてレンタカーを返しに行って帰りました。
カナダで乗った初めての保存鉄道、楽しかったですね。他にもこういうのはたくさんあるようなので、機会を見つけてまた乗りに行きたいものです。
おしまいです。

【HG】 ジンハイマニューバ2型 製作 完成

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前回からの工作の続き。
コトブキヤの日本刀は短い方を選択。長刀だと地面と背面スラスターに干渉するんで。


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機体とのアタッチメントはキットの物を使用。鞘をアタッチメントにくぐらせてパテで隙間を埋めてついでに接着させます。


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塗ります。塗装は赤にしました・・・。

ハイマニューバ2型ってなんとなく忍者っぽいよな→忍者→ニンジャ→アイエエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?

という連想ゲームの結果、ニンジャスレイヤーのような赤色に。
原作やアニメは拝見していないので細かいこだわりとかないです。普通に赤く塗っただけです。

塗装は筆です。エアブラシをカナダまで持ってくるのは無理だし、そもそも持っていないし。新しく買うということもないです。日本で買った方が安い、きっと。
塗るときは目玉クリップでパーツのパーツ裏のダボなど、どこかを挟んで持ち手にします。ド定番の方法ですね。


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塗り終わりました。塗料はモデルマスターを使いました。やはり性能がタミヤやクレオスの水性塗料とは桁違いですね。高めの値段以外は文句なしです。
塗装を終えたらスミ入れをします。スミ入れはガンダムマーカーの拭きとりタイプでします。前にはエナメル塗料も使いましたが、なんだかんだこれが一番楽。


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機体の情報量を増やすためにデカールを貼ります。コーションデカールが中心です。
スジ彫りなどの技術がなくても手軽に情報量を増やせるのでおすすめ。おかげでいつまで経ってもスジ彫り技術を習得できない。


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デカールはベルテックスのコーションデカールをよく使っています。同じデカールがたくさん入っているので、おすすめ。
割と人気なようで、模型屋に行っても品切れなことが多いです。特に白字は汎用性が高いのでほとんど売り切れ状態。生産量が少ないだけかもしれませんが。見かけたらまとめて買っておきましょう。


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私の模型製作の際のモットーは「見えないところは手を抜く」というもので、作業の効率化と時間短縮とかそんなもんです。
なので、コーションデカール貼りの際は背中になる部分には基本的にデカールを貼らないです。例えば背中のスラスターカバーには、前を向く片側だけにデカールを貼ります。
展示時には回転する台座にでも置かない限りは人に背中を見られるということはないですからね。もっとも、ブログに掲載している写真は背面のものも載せているので、アレなんですが・・・。


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肩には国籍マークと部隊番号を入れます。右肩に国籍マーク、左肩に部隊番号を入れます。だいたいマブラヴの影響。
ザフトのマーク、見えねえなこれ・・・。ハイマニューバ2型は劇中ではテロリストによって運用されていたので恐らく国籍マークは外されていたと思いますが、これは一応ザフトの正規部隊の機体という設定なので国籍マークを入れておきます。


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今回作るのは特定機じゃないので、部隊番号は余っていた番号を適当に貼りました。意味は無いです。


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デカールを貼り終えたら、最後にクリアスプレーでトップコートを施し、塗膜やデカールを保護します。
両面テープを貼り付けた竹串にパーツを貼り付けていきます。


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ポリキャップの穴やパーツの隙間にくっつけます。


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ちなみに、カナダで買った竹串は日本のそれよりも若干太いので、ポリキャップの穴にテープ無しで挿して固定することが出来ます。


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はい、完成。特になんてことのない、普通のジンです。
ちなみにジンはもう一機、D装備の機体を作らなければなりません。大型ミサイルのパーツだけあるんよ・・・。


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カラースキームは通常のジンとは異なるパターンです。二の腕や太ももなども基本色で塗っています。


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背面。デカールなんて貼らないよ。かなり手を入れた作品には貼るかもですが、この程度のものにならはりませんね。


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シールド。


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ピントあってねえな・・・。
モノアイには、おなじみのHアイズを入れてクリアパーツ化。裏にはラピーテープを仕込んでいるので、多少は光を反射して光るような感じになります。


こんなかんじでサクッと完成させました。このような調子で1~2ヶ月に1個のペースでゆるゆる作れたらいいなと思います。
今回は解説をやや詳しめに書いてみましたがどうだったかな?中途半端なだけかな?ブログアクセスの上位に毎日のように艦船プラモのページがランクインするもんですから、ちょっとそこら辺意識してみました。たぶん艦これで検索していた人がうっかり迷い込んでしまったんだと思いますが・・・。
ギャラリー用の写真撮影はするかもしれませんし、しないかもしれません。ちょっとどっちにするか考えています。三脚がないものでね。

おしまいです。

北米project ~Advance to U.S. その12 【2014/12/19~24】

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バスを降りて訪れたのはカナダ航空博物館Canadian Museum of Flight。バンクーバーの郊外ラングレーLangleyにあるラングレー空港Langley Regional Airportに併設されている航空機の博物館です。敷地は小さいですが、保存展示されている航空機の数と機種はなかなかのもの。
道路沿いにはダグラスDC-3 Douglas DC-3が展示されています。戦前の航空界に大きな変革をもたらした、航空史にその名を残すほどの傑作機です。元来は民間用の旅客機ですが、軍用にも転用されC-47輸送機としても活躍しました。日本にもライセンス生産されたDC-3と軍用の零式輸送機が存在します。

博物館に展示されているこのDC-3(CF-PWH)は、1940年2月24日にアメリカン航空用として落成し、その後アメリカ空軍、アラスカ航空、クイーン・シャーロット航空、パシフィック・ウェスタン航空、トランス・プロビンシャル航空などで使用された。クイーン・シャーロット航空とパシフィック・ウェスタン航空にとっては初めてのDC-3だった。
1972年には部品取りになり、最後にはテラス空港で放置された。1987年にクローバーテールの交通博物館に移されたが、同館の閉館後に当地に再度移された。現在では、カナダ国内で現存する最も古いDC-3となっている。

という感じです。無塗装のボディがカッコいいですね。窓回りにラインが描かれていますが、どこのキャリアの塗装なのかは分からなかったです。
意外にも日本でのDC-3の保存機はほぼ無いです。鹿児島県の鹿屋基地に海上自衛隊のC-47ベースのR4D-6Q「まなづる」があるだけで、純粋なDC-3は無いです。


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入館料を支払って館内に入り、まずは屋外展示場へ。
飛行機の首が置かれていました。機種は分からないです。


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ロッキード CF-104D Mk.2「スターファイター」 Lockheed CF-104D Mk.2 "Starfighter"
F-104戦闘機のカナダ版で、カナダ空軍には単座型のCF-104が200機と複座型のCF-104Dが38機製造された。
単座型はカナディアのライセンス生産で、カナダ空軍への納入が終わった後には、他国向けにも140機製造している。
後年には、低空・高速飛行時の安定性を向上させる処置がされたが、1986年までに全機退役し、一部はトルコ空軍へ売却された。
博物館の機体はロッキード製の複座型で、アルバータ州コールドレイク基地に配備されていた。

航空自衛隊にも配備されていたおなじみの戦闘機、F-104ですね。細長い機体が人気のようですが、自分は逆にそれが違和感で、未だに慣れていないです。
塗装は、末期に施されていた灰色と緑の迷彩ですね。


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うしろ。


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ハンドレページ「ハンプデン」 Handley Page "Hampden"
1936年に初飛行したハンドレページの応力外皮およびブリストルペガサスのレシプロ空冷エンジンXVIIIを採用した中翼単葉機。当時最も先進的だった主翼を持ち、最高速度は265mph、着陸時のスピードは73mphである。
1938年にイギリス空軍に配備され始めた。総計1432機が製造され、うち160機はカナダで製造された。
このP5436も1942年製カナダ生まれのハンプデンであったが、1942年11月15日にパーティシア湾近くに墜落した。これはハンプデンのよく知られた欠陥である方向安定性の悪さに起因するもので、低速・低高度時の旋回時に起こったものだった。
機体はほぼ無傷であったものの、海中に没していたことから腐食が進んでおり、サルベージやそこからの修復作業は困難を極めたという。

元々はイギリスの爆撃機ですね。兵士たちからは空飛ぶフライパンって呼ばれていたとか。リカールかな?


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爆撃機で爆弾を1800kg搭載することが出来るようですが、展示されているのは魚雷ですねえ・・・。
カナダでは雷撃機としても使われたのかな?


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後ろには機銃座。狭さが破壊的だって評判悪かったぞ?お前爆撃機か?って疑うくらい細いですね、本当に。
下側の機銃座に座るのは嫌だなあ。


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エンジンなどがそこら中にゴロゴロしています。


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アブロ CF-100 Mk.3B「カナック」 Avro CF-100 Mk.3B "Canuck"
1950年1月に初飛行したカナダ独自で設計・製造された全天候要撃機。Mk.3はCF-100初の量産型機であり、推力2720kgのオレンダ8エンジンと12.7mm機銃8門を備える。
生産は1953年から始まったが70機で打ち切られ、以降は改良型のMk.4に移行した。ほとんどのMk.3は訓練機に改造された。
博物館の機体18138号機は、オレンダ8エンジンを装備したMk.3Bで、後年に複座練習機のMk.3Dに改造され、第440航空隊、第445航空隊などに配属された。
1963年に退役し、ブリティッシュコロンビア工科大学で機体整備の練習用に活用された後、1987年に当地へ寄贈された。

「カナック」というのはカナダ人のこと。聞いたこと無いなあ。
ソ連の爆撃機の警戒にあたっていたそうな。見た目的にはまだレシプロ双発機のエンジンをジェットエンジンに載せ替えただけみたいな形をしていますね。


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シコルスキー S-55(UH-19) Sikorsky S-55(UH-19)
世界初のシングルローターヘリコプター。1949年から10年間で1281機が製造された。
機器配置が独特で、レシプロエンジンは45度傾けて設置しドライブシャフトによってトランスミッションと繋げている。操縦席はドライブシャフトの両側、キャビンの上方とそこからわずかに前方に配置されている。これにより広い視界と積載容積を確保することが出来た。
胴体はアルミニウムとマグネシウムで出来ている。燃料はキャビンの真下に設置した2つのタンクに搭載する。
軍民問わず多くの国で採用され、カナダ軍にいても空軍ではカナダミッドラインを構成するUH-19として、海軍では空母護衛用にHO4S-3として配備された。

ひょうきんな形をしたヘリコプターです。コックピットの前にあるボンネットにエンジンが傾いて収まっています。ボンネットカバーが開くようになっているので整備も簡単。
ちなみに日本でも陸上自衛隊のH-19が所沢に保存されています。


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ビーチクラフト モデル18「エクスペディター」 Beechcraft Model18 "Expeditor"
1937年1月15日に初飛行したビーチクラフトの双発軽民間輸送機のロングセラー。軍用版はC-45輸送機であり、5204機が第二次世界大戦中に製造された。
カナダ空軍でも採用され、1944~1967年まで活躍した。この機体は第401航空隊(モントリオール)、第403航空隊(カルガリー)などに配属され、1960年代に退役した。
退役後は森林消防隊のパラシュート降下要員の輸送機として使われ、1984年に当地で保存されることになった。


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ビーチ18とも呼ばれるこの機体。だいたいDC-3と同時期の機体ですかね。一部の現存機は今も現役らしいです。


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うしろ。


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デ・ハビランド DH.100 Mk.3「バンパイア」 De Havilland DH.100 Mk.3 "Vampire"
1941年にイギリスで開発が始まり、1943年に初飛行したジェット戦闘機。イギリスで2番目のジェット機であり、イギリス空軍・カナダ空軍初のジェット戦闘機となった。
DH.100 F3は1946年11月に初飛行し、初期型と比べて増大した燃料積載量と補助タンクが装備された。その後は、兵装積載能力2000ポンドを持った主翼に改良されたFB Mk.5が1948年6月23日に初飛行した。DH.100は総計4400機が造られ、そのうち4分の1はライセンス生産である。
博物館の機体はカナダ空軍第421航空隊・第400航空隊に配備され、退役後アメリカでエグゼクティブジェットとして使われた後、カルガリー航空博物館を経てドン・キャンベルのコレクションとなった。最後には1983年に当地に寄贈された。

ずんぐりむっくり戦闘機。こんな戦闘機があるならガンダムに出てくるドップのフォルムもあながちめちゃくちゃってわけじゃなさそうみたいな。
浜松に保存されているT.55は複座練習機ですがこれは単座戦闘機。手元の資料にはMk.3と書かれていますが、つまりF.3ってことでいいんだよな?


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カナディア CT-114「チューター」 Canadair CT-114 "Tutor"
1960年1月に初飛行したカナディアが開発したジェット練習機。サイドバイサイドの複座と単発のターボジェットエンジンを装備している。油圧式のランディングギア、首輪ステアリングおよび手動飛行装置という比較的単純な操縦システムを備える。操縦席は与圧されており、ゼロレベル脱出シートも装備されている。
カナディアでの呼称はCL-41で、カナダ空軍にCL-41Aを190機、マレーシア空軍にCL-41Gを20機製造した。カナダ空軍内での呼称がCT-114である。
1963年から配備され、CT-156ハーバードIIおよびCT-155ホークに置き換えられた2000年に第一線を退いたが、現在もカナダ空軍第431航空隊の曲芸飛行チーム「スノーバーズ」の使用機体として現役である。
博物館の機体は1970年代中頃にスノーバーズの所属機として運用されたもので、塗装は2004年12月10日に飛行訓練中の空中衝突事故で亡くなったスノーバーズ隊長マイルス・セルビーの搭乗機と同じ仕様になっている。


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チューターとは家庭教師の意。戦闘機の形をした機体の中でサイドバイサイド配置の座席というのは結構珍しいんじゃないんですかね。なのでキャノピーがデブ。


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うしろ。
カナダにも曲芸飛行チームがあるんですねえ。北米ではアメリカの曲芸飛行隊に負けず有名らしい。僕は知りませんでした。
殉職した隊長機の塗装とのことですが、それを示すのは機体番号くらいですかね。シリアル番号が114003の8番機。


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ちなみに全景はこんな風です。なかなか窮屈に展示されています。CF-104Dやハンプデンなんかはなかなか構図が苦しかった。

続きます。次は屋内。


その13へ→

ビクトリアの海軍博物館を見学する 【2015/01/05】

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ビクトリアにはカナダ海軍RCNの基地があります。正確には(狭い地域を指す)ビクトリアの隣にあるエスクイモルトにあって、エスクイモルト基地CFB Esquimaltと呼ばれています。私はエスクイモルト鎮守府と勝手に呼んでいます。
基地内にはエスクイモルト基地海軍・軍事博物館CFB Esquimalt Naval & Military Museumがあります。10月にこの辺りを探索していた時からそれの存在は察知していましたが、 開館時間が平日の10:00~15:30とビミョーに入りづらいんです。
でまあ、今回ようやく暇を見つけることが出来たので行ってみた次第です。

基地のゲートから入りますが、事前申込みは不要です。ただし身元確認はされるので、パスポート等身分を証明できるものを持参していきましょう。外国の軍事基地を歩くというのはちょっと緊張するね。
ゲートから5分くらい歩いたところにあるのが博物館の本館です。建物は使われなくなったものの再活用だと思います。
中に入っても受付係がいなかったんで、入館料は入口の脇にあった募金箱へ投入しておきました。


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海軍士官の優雅な会食といったところかな。奥には提督っぽい人の写真が。


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対潜装備である爆雷投射機depth charge。爆雷はクレーンを使って投射機に乗せるのだ。
これを使ってドイツ潜水艦隊のUボートを撃退していたんだそうです。撃沈記録もあるようだ。


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別角度から。


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探照灯。随分と年季を感じさせます。


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ガンルームかな。


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カナダ版艦隊コレクション。元ネタは横須賀の三笠。


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駆逐艦「アサバスカン」HMCS Athabaskan。1943年就役、1944年戦没。イギリス海軍のトライバル級をベースにした排水量1850トンの駆逐艦です。
武装は12cm連装砲*4、4連装魚雷発射管*1、機関砲、爆雷投射機など。ステータスを火力に振ったのか。駆逐艦なのに雷装低すぎんよ(駆並感)
「アサバスカン」はカナダ海軍のトライバル級では唯一戦没した艦ですが、艦名はイロクォイ級ミサイル駆逐艦に受け継がれています。
ちなみに同型艦の「ハイダ」がオンタリオ州で記念艦として保存されているようです。羨ましい・・・。


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軽巡洋艦「ウガンダ」HMCS Uganda。1943年就役、1958年退役。イギリス海軍のセイロン級軽巡洋艦のお古です。カナダ海軍とイギリス海軍は繋がりが深いのでイギリス海軍で使われなくなった艦を譲りうけることがよくあったようです。
武装は15.2cm三連装砲*4、三連装魚雷発射管*2、ポンポン砲*2など。なかなか頼もしい火力ですね。
ちなみに日本軍とも戦火を交えたことのある因縁ある相手。最期は日本で解体されたそうな。


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航空母艦「マグニフィセント」HCMS Magnificent。1948年就役、1956年退役。イギリス海軍マジェスティック級空母を借りたもの。
艦載機は37機、速度は25ノット。えっちょっと遅すぎない?
カナダお前空母持ってたことがあったのかよ・・・。これは知らなかった。びっくり。


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別の空母の模型には艦載機が乗っています。
シーグラディエーターとかヘルキャットとかファイアフライとか連合軍の機体ばかりです。


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Mk.43短魚雷。戦後の対潜用誘導魚雷ですね。


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航空機のパイロットスーツ。なんかこう、怪獣映画に出てきそうな。


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こちらは潜水艦コーナー。作戦指揮所ですかね。


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給仕部屋。上段ベッドは寝心地が悲惨だなあ。

とまあ、こんな感じでした。上に載せた以外にも色々ありますがこまごました物が多い資料館的な施設です。記念艦のようなすごくデカいものが展示してあるとかそういうのはないです。
ビクトリアへ観光に来たら是非行くべきだ!というほどではないですかねえ。


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帰る途中になんか見かけたので(本当は行きでも見たんですが)、見て行きます。対潜迫撃砲「リンボー」Anti-submarine motor "Limbo"です。
戦後に開発された爆雷投射機の発展型みたいなやつです。射程はだいたい1km。随分と遠くに飛ばせるんですね。


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裏側には弾頭が。

他にも、停泊中の艦艇や乾ドックなんかが見えましたが、軍事施設なので撮影は止めにしておきました、はい。


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ダウンタウンに戻ってきました。少しバスを撮影しておきます。
LFS Suburbanの99系統Shawnigan Lake。66系統Duncan行きと同じ長距離系統の路線バスです。Suburbanは前にも撮りましたが99系統はこれが初めてですね。


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そしてPointer2の25A系統Maple Wood。充当されている車両が、ビクトリアでは今のところ唯一の新塗装のPointer2(9091)なのです。ウィスラーから転属してきたみたいです。
ダウンタウンに戻るバスを待っている時に、偶然すれ違うのを見たので待ち伏せしていました。見かけたことは度々あったのですが、ようやく撮影にこぎつけられました。


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あとは、屋根カバーの付いたLFS(9434)とも遭遇しました。これもビクトリアでは1台だけのはずです。

以上、2015年最初のネタでした。

旅行記インデックス(2014年)

2014年に行った旅行および撮影の記録のまとめです。
記事の第1回のリンクを貼ってあります。2回目以降は各記事に貼ってあるリンクを辿っていってください。
連載が長かったシリーズについては、このページにて要所ごとにリンクを貼っています。

2015/06/22 更新



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<北米project ~Advance to U.S. 【2014/12/19~24】>
・ビクトリア→スコーミッシュ
・スコーミッシュ鉄道博物館 1
・スコーミッシュ鉄道博物館 2
・スコーミッシュ→バンクーバー
・バンクーバー→ラングレー
・カナダ航空博物館



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<ポートアルバーニの汽車に乗りに... 【2014/12/14】>
・レディスミスの保存車両
・クアリカムビーチの保存車両
・アルバーニパシフィック鉄道
・マクリーン製材所



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<水上機の撮影と鉄道模型の運転会 【2014/12/13】>



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<クリスマスパレードを観覧する 【2014/12/06】>



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<UVicとLangfordでバスを撮影する 【2014/11/28】>



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<初めてのバンクーバー遠征 【2014/11/22】>
・ビクトリア→バンクーバー国際空港
・バンクーバー国際空港→パシフィック中央駅
・バンクーバー→ビクトリア



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<ビクトリアの有名所を観光する 【2014/11/14~16】>
・アフタヌーンティー
・ブッチャートガーデン
・ナナイモ
・サケの遡上



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<ビクトリア空港の飛行機を撮影する 【2014/11/09】>



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<プラモの展示会の会場が軍事博物館だったの巻 【2014/11/08】>



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<Beacon Hill Parkで野鳥を撮影する 【2014/11/07】>



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<ビクトリアを走るバスを撮影してみる 【2014/10/22】>



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<クレイグダロッグ城を見学する 【2014/10/20】>



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<Sidneyまでお出かけする 【2014/10/18】>
・ビクトリア→シドニー
・水族館
・ビクトリアインナーハーバー



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<Royal BC Museumを見学する 【2014/10/17】>



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<ビクトリアの海軍基地を見てみる(?) 【2014/10/11】>



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<ビクトリアの廃線跡を見る 【2014/10/06】>



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<近況報告@CANADA 【2014/10/4】>



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<九州project ~The Last Domestic Journey. 【2014/09/27~30】>
・静岡→鹿児島
・護衛艦「あさゆき」見学
・万世特攻祈念館→知覧特攻平和会館→指宿
・指宿→鹿屋
・鹿屋航空基地史料館
・二式大艇→鹿屋市鉄道記念館→鹿児島
・鹿児島→静岡



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<しずてつバスフェスタに行く 【2014/09/21】>



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<信越project ~a sudden trip. 【2014/09/14~15】>
・静岡~甲府~松本
・松本~糸魚川~越後湯沢~新潟
・新潟~会津若松
・会津若松~仙台~東京~静岡



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<USJと関西観光へ 【2014/09/09~11】>
・通天閣/道頓堀
・ユニバーサルスタジオジャパン
・姫路城



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<山梨の零戦を見に行く 【2014/08/20】>



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<しずてつ電車祭りと大井川鉄道ビール列車に乗る 【2014/08/09】>
・しずてつ電車祭り
・ビール列車



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<伊豆箱根鉄道とバスの撮影へ 【2014/07/31】>



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<浜松の鉄道・名所をめぐる 【2014/07/29】>
・遠州鉄道/浜松城
・浜松広報館エアーパーク



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<【拉致旅行シリーズ】 「トーマスとミニキャブ」というおはなし 【2014/07/20】>
・トーマス撮影
・井川線撮影
・寸又峡温泉



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<三島のバスを撮影する 【2014/07/10】>




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<陸上自衛隊の訓練展示を見学する 【2014/07/06】>
・富士学校到着
・観閲行進
・訓練展示
・旧装備品見学
・若獅子神社(チハ車見学)
・ダイジェスト版



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<新カメラの試し撮りをする 【2014/07/04】>



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<ふらっと東京にお出かけ 【2014/06/15】>



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<天竜浜名湖鉄道と豊橋鉄道に乗る 【2014/06/01】>
・天竜浜名湖鉄道
・豊橋鉄道



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<ガンダムUCを見るついでに貨物列車を撮影する 【2014/05/24】>
・武豊線/近鉄
・関西本線/東海交通事業
・中央本線/東海道本線



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<第53回静岡ホビーショーへ行く 【2014/05/18】>



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<陸上自衛隊10式戦車の搬入を見る 【2014/05/17】>



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<羽田空港で軽く飛行機の撮影 【2014/05/17】>



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<舞鶴project ~Maizuru guardian office Soul. 【2014/05/04~05】>
・京阪大津線撮影
・舞鶴湾めぐり遊覧船
・北水桟橋(護衛艦見学)
・海軍記念館/赤レンガ倉庫
・舞鶴~加悦SL広場
・加悦SL広場
・SANZEN-HIROBA(終)
・ダイジェスト版



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<EF66形27号機を撮影する 【2014/04/16】>


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<春の大鉄まつり2014へ 【2014/03/29】>


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<岡山→東京 サイコロの旅3 【2014/03/17~19】>
 -前座
 -本編(第一夜~最終夜)
 -EX編(終)



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<東海project ~Time travel of 100 years. 【2014/03/07~08】>
 -町田→松本→鵜沼→犬山城→犬山
 -犬山→明治村→岐阜
 -岐阜→リニア鉄道館→神宮前→小田原(終)



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<那珂川清流鉄道を訪問する 【2014/02/16】>



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<【拉致旅行シリーズ】 レンタカーで行く北陸周遊旅 【2014/01/11~13】>
 -厚木→黒部→伏木
 -伏木→小松→山中温泉→福井
 -福井→武生→九頭竜湖
 -九頭竜湖→美濃→谷汲→諏訪湖→大船
 -大船→成田山
 -成田山→航空科学博物館→成田空港→大船(終)

シアトル方面へ出撃、航空偵察作戦「SE作戦」を実施せよ!

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6月24日から26日にかけて、ちょいとした野暮用を済ますために再びシアトルに行ってきました。今日はそのダイジェスト版です。
野暮用は一瞬で済んでしまうため、せっかくなので色々見て回ることにしました。シアトルへは今回は行き帰りともに高速船を使いました。


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高速船ターミナルの目の前には線路があるのですが、そこをちょうどディーゼル機関車が通って行きました。BNSF鉄道のGP38-2形2094号機ですね。
BNSF鉄道はこの後も何度か目にすることになります。


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ホテルにチェックインした後、サウンダートレインを撮影します。もう17時ですがこの明るさ。もともと日照時間が長い上にサマータイムでさらにそれを延ばしているので、この時間でもピーカンです。


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そして初日のメインイベント、メジャーリーグ観戦です。シアトルといえばマリナーズの本拠地。1回目の訪問ではオフシーズンだったので観れなかったのですが、今回ついにそれが叶うことに。野球は基本的なルールを知っている程度で選手や球団についてはほぼ無知なのですが、それでも気分が高揚します。
対戦チームはカンザスシティ・ロイヤルズ。強敵です。
3回までは投手戦でしたが、4回でロイヤルズ打線が爆発。一挙に7点を入れます。ああ、もうあかん・・・。
その後はマリナーズが少し押し返すものの、結局KC8-2SEAで終了。なおマ。


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2日目はレンタカーを借りて色々見て行きます。借りたのは日産セントラ。


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やってきたのはフライング・ヘリテージ・コレクション。少し前に、沈没した戦艦「武蔵」を発見したことで話題になったポール・アレンの所有する航空兵器の博物館です。
大戦中の各国の名機が勢揃いし、しかも飛行可能という極めて高い保存状態を保っています。7月25日にはエアショーやるみたいですよ。日にちさえ合えば行きたかったなあ。
写真の機体はフォッケウルフFw190A-5。ドイツ機が多い印象でしたね。


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保存機は航空機が中心ですが、それ以外にも戦車や大砲も展示しています。
写真はドイツの軽駆逐戦車ヘッツァーです。生徒会チームだね。他にもサンダース高のM4A1とかプラウダ高のT-34/85とかも。


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日本機も収蔵しています。陸軍の一式戦闘機「隼」と海軍の零戦が3機。ひとつの博物館でこの数、やっぱアメリカすごい。
ちなみに写真の隼は世界で一番オリジナルに近いとか何とか。


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博物館の次は、近くにあるフューチャー・オブ・フライトへ。ボーイングの旅客機の最終組み立て工場のある施設です。ここでボーイングの工場を見学します。
展望デッキに上がるとB747-400LCF「ドリームリフター」が頭だけ隠して駐機していました。なんというデブ・・・。横のハンガーにはドリームリフターが運んできた787の胴体や主翼が置かれていました。


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製造された機体の試運転もここで行われます。この日は大韓航空カーゴのB747-8Fを見ることが出来ました。747-8シリーズを見るのは初めてですね。


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到着時に申し込んだ見学ツアーに沿ってバスに乗り工場へ向かいます。ツアー中は撮影機器は一切持ち込むことができないので、写真はなしです。この写真はツアー前に撮りましたw
747、767、777、787の製造ラインを見学することが出来ました。


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工場見学後はエドモンズからフェリーに乗ります。フェリーが激混みで、当初乗るはずだった便よりも一本後のに乗る羽目に。大盛況なんですねえ。


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対岸のキングストンから南下して、着いたのはブレマートン。そこに保存されている記念艦の駆逐艦「ターナー・ジョイ」を見ます。シャーマン・フォレスト級のうちの一隻で、「大砲と魚雷を主武装とした最後の駆逐艦」と言われています。以降の駆逐艦はミサイルが主武装となります。
到着時はもう閉館していたので外から見るだけしか出来ませんでした。また来ます。


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記念艦がある地というのは大抵の場合、海軍ゆかりの町だったりするわけですが、ここもそうでピュージェット・サウンド海軍工廠があります。
何か見れるかもしれないと思って来たわけですが、とびきりでかいやつがいましたね。空母「インディペンデンス」です。一時期は横須賀を母港にしたこともある日本にも縁のある空母です。既に1998年に退役済みなのですが、現在もなおここに係留されているようです。どうりで船体がやつれているわけだ。

帰りはタコマ経由で陸路を走って帰りました。


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3日目。朝早くに車を走らせて、リッチモンド・ビーチパークで列車の撮影をします。
コミューター列車の撮影がメインですが、貨物列車も通るかもなんていう期待もしています。なんて思っていたら本当に来ました。
BNSF鉄道の2段積みコンテナ車「ダブルスタックカー」です。大きさ、長さ、どちらも日本のそれとは比べ物にならない迫力です。貨車は延々と繋がっていました。編成は100両以上って本当だったんだなあ・・・。


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コミューター列車であるサウンダートレインも撮影します。ダブルスタックカーの前には2階建て客車も小さく見えてしまいます。
ちなみに、海岸を構図に入れた写真を撮ろうと思ってここを選んだのですが、あまり思い通りには行かなかったですね。悪くはなかったですが。


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レンタカーを返した後は、路線バスでBNSF鉄道の貨物ヤードであるバルマーヤードへ。
雑多な貨車が多数置かれており圧巻の眺めでした。


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機関車も間近で見れました。やっぱりでかいなあ。


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その後はシアトルの公共交通の写真を何枚か撮りながらフェリーの出港時刻まで時間を潰していました。
地下トンネルを電車とバスが共用しているってやっぱり不思議な光景だなあと思います。

で、フェリーに乗ってビクトリアに戻ってきておしまいです。


本掲載予定時期は現在のところ6ヶ月後!というかまだ1回目のシアトル訪問(北米Pのことですねー)が、そもそもまだシアトルに到達もしていない状態!!
頑張って執筆ペースを早めて1ヶ月でも1週間でも1日でも早く掲載できるよう頑張ります(白目

北米project ~Advance to U.S. その13 【2014/12/19~24】

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カナダ航空博物館の後編。次はハンガー内の機体を見て行きます。ジェット機のエンジンカウル状のドアが面白いですね。


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2つあるエンジンカウルのうち右側はハンガーの入り口ですが、左側はエンジンの展示所になっています。
これはロールスロイスの「マーリン」エンジン。スピットファイアなんかに採用されていたあのエンジンです。


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ロールスロイス「ダート506」。世界初の実用ターボプロップエンジンです。YS-11にも採用されました。


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裏はこんな風になっています。さっぱりわからねえ。


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コンチネンタル「O-470A」。


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プラット&ホイットニー「R-1830」。


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ライト「R-1820」。
他にもまだありますがこのくらいで。


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ハンガー内。地面に置くだけでは場所が足りないのか上から吊るされている機体も。


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ランカスターの機銃ターレット。


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ロイヤル・エア・クラフト SE5A(レプリカ) Royal Air Craft SE5A (replica)
第一次世界大戦で活躍したイギリスの戦闘機SE5Aの7/8スケールレプリカ。スケールは縮小されているが、パイロットはちゃんと搭乗できるようになっている。
エンジンは4シリンダー85馬力のエンジンが搭載されており、飛行が可能。1983年に博物館に寄贈され、1997年からエアショーに参加している。

第一次世界大戦は本当に疎いのですが、有名な戦闘機らしいです。レプリカでも飛行できるというのがすごいですよね。でも7/8スケールなら別にフルサイズでもよかったんじゃ・・・?法令とか税金とか、なんか別の理由でもあるのかな?


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エンジンは整備中らしい。


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フリート 16B「フィンチMk.II」 Fleet 16B "Finch Mk.II"
1930年より製造された初等練習機。カナダ空軍にも431機が生産された。第二次大戦時には初等訓練飛行学校の主力機であり1947年まで活躍した。
博物館の機体はカナダで使われた後、メキシコ経由でアメリカニューメキシコ州に渡り、1979年に博物館に再輸入された。

練習機だから黄色いのかな?(適当


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ワコー AQC-6 Waco AQC-6
戦前のアメリカの主要航空機メーカーだったワコーの単葉機。
博物館の機体は285馬力L-5MBエンジンを搭載したZQC-6として製造されたが、1947年に330馬力L-6MBに換装されAQC-6になった。カナダの国防省、運輸省、BC航空、林業業者により使われた後、1953年にドクター・ジャック・ピックアップが「フライングドクター」として水上機用のフロートを装着して運用し始めた。
1980年に博物館に寄贈され、現在は車輪のついた陸上機に復元されている。


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フリート モデル80「カナック」 Fleet Model80 "Canuck"
フリートが設計したサイドバイサイド配置の高翼単葉機。ノーリー製N-75を改修した機体で、胴体前部の形状変更、前方視界確保のためエンジンを低くし胴体前部に燃料タンクを設置するためエンジンの位置を移動させた。エンジンはN-75のコンチネンタルC-75からより強力なC-85に換装された。
1945年9月26日に初飛行し、同年から製造が始まり、カナダのチャーター会社や個人所有者に販売された。しかし、戦後の財政難により生産中止を余儀なくされ、1948年までに製造を終了、総生産数は198機だった。

小型飛行機。なんというか、この時代は色々なメーカーが飛行機を造っていたんですね。
機体は現在レストアの最中なんだそうです。


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ウエストランド 「ライサンダーMk.III」 Westland "Lysander Mk.III"
1936年6月に初飛行した陸軍向けの複座直協機。武装はブローニング製マシンガンや対人用小型爆弾12発。自動スラット、隙間フラップ、可変水平尾翼を持ち、当時としては先進的な空力特性を持っていた。これにより、とても低い失速速度とフットボールコート並みの距離で離着陸できるSTOL性能を獲得した。
カナダでも1938年10月オンタリオ州マルトンで始まり、1939年8月に初飛行した。生産数は225機で、他に104機がイギリスから輸入された。
博物館の機体は1985年12月から修復を開始し、エキスポ86に間に合わせるため4ヶ月足らずで作業を完了させた。

修復終えた割にはところどころ外板や主翼がないけどな。骨組みを見れるというのはそれはそれでよいことだ。


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爆弾のラッチはこうなっている。機体の骨組みもよく見えますねぇ。


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ノースアメリカン P-51B「マスタング」(レプリカ) North American P-51B "Mustang" (Replica)
P-51マスタングの2/3スケールのレプリカ。実機と違い全木製であるが、至る所に航空機メーカーの部品が使われており、引込脚や実機と同じ操縦方法、フラップを備える。
胴体・主翼・尾翼は合板で覆ったベイトウヒの骨組みとファイバーグラスの外板で仕上げてある。エンジンは6シリンダーライカミングエンジンを搭載。デザインは、バブルキャノピーを装備したことでよく知られるP-51Dではなく、胴体後部の高いP-51Bのものを採用した。
機体はI・J・バティストにより造られ、1981年に初飛行した。その後約25年間飛行し、2008年に博物館に寄贈された。

P-51のレプリカ。いくら飛行可能な個人所有機の多いカナダでも実機を手にするのはお金がかかるそうで、もっと手頃に機体を持ちたいということから造られたそうな。
初期型のB型を造った辺りが渋いですね。D型の方が人気あると思うんですけどね。実機の保存機もほとんどがD型ですし(製造数の比率の違いから来る部分もあるでしょうが)。
もちろん飛べる。自分で飛行機造って実際に搭乗して飛行するなんて、いい趣味ですよねえ。


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カナディア T-33「シルバースター」 Canadair T-33 "Silver Star"
ロッキードのタンデム複座型ジェット練習機のベストセラーT-33をカナディアがライセンス生産したもの。1951年9月にライセンス契約を結び、1952年12月にカナディア製の機体が初飛行した。
1950~1960年代にかけてカナダ空軍にて運用され、退役後はボリビア、フランス、ギリシャ、ポルトガル、トルコへ売却された。
博物館の機体21487は、1967年までの間カナダ空軍とNATO軍のパイロット育成に使われ、1977年に寄贈された。

ハンガーの奥にある屋外展示場へ。航空自衛隊でも使われていた機体ですね。ところどころ部品が足りていないらしい。部品取りだったのかな?


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コンエア 「ファイアキャット」 Conair "Firecat"
グラマンの軍用輸送機、S-2「トラッカー」を改造して造った消防機。キャビンフロアを20cm嵩上げし、魚雷倉に3296リットルの消火剤タンクを設置した。軍用装備は撤去され、空荷重量は1500kgになった。数機はエンジンをプラット&ホイットニー・カナダのPT6A-67FAターボプロップエンジンに換装、追加の燃料タンクも装備され、ターボ・ファイアキャットと名付けられた。
ファイアキャットは1978年に、ターボ・ファイアキャットは1988年に初飛行し、2機種合わせて35機が改造された。
博物館の機体は2012年にコンエアから寄贈された。

日本では馴染みのない消防機というジャンル。山火事で威力を発揮します。


これで見学終了です。何機か見逃した気もしますが、そこはご自分の目で、ということで・・・。
小さいながらも興味深い機体が多く保存されている博物館でした。


その14へ→

ダイヤ改正で設定された新系統を撮りに行く 【2015/01/16】

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BCトランジットが2014年12月29日にダイヤ改正を行い、それで今まで設定のなかった新しい系統が走るようになったので、それを撮影しにいくことに。
で、その前になんか物音が聞こえたのでなんとなくブルーブリッジに行ってみると、なんと橋が跳ね上がっているではありませんか。もう古い橋だし、跳ね上げ橋としての機能は無いのかなと思っていたのですがこれは。
跳ね上げ橋が動くのを見るのは四日市の末広橋梁に続いて2度目です。ただ、迫力が違います。デカいですからね。橋の跳ね上げは時々されるみたいで、特別珍しいということではないようです。この日以降も何回か見ました。


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タグボートが跳ね上げられた橋の下をくぐります。船体は小さいですがマストがひっかかるんですね。


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船が通り過ぎたらすぐに橋を元に戻します。結構交通量のある橋なので、通行規制時間はなるべく短く済ませたいわけです。


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カウンターウェイトのコンクリートブロックがすごいですよね。アレに潰されたらひとたまりもない。ミンチよりもひでぇ状態になる。


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原状復帰。新しい橋に更新される前に跳ね上げの姿を見ることが出来てよかったです。そもそも跳ね上げられると思ってなかったですからね。


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本来のバス撮影に戻ります。まずはトフィーノバスのGMC C5500。コーチビルダーは分からん。
トフィーノはポートアルバーニのさらに先にあるリゾート地です。今のところ私の旅行にリゾートの文字はないんで多分縁はないんじゃないかな・・・。


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スクールバス。
スクールバスというとボンネット型を連想しますが、このようなリアエンジン型もあるんですねえ。私は「かまぼこ」と呼んでいます。


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Trident3の71系統Swartz Bay。
新設された系統のひとつです。70X系統と72系統を混ぜたような感じで、ダウンタウンから途中のマクタビッシュ停留所までは70X系統に沿った急行運転、そこからは72系統と一部同様のルートでスワーツベイに至る準急みたいな系統です。まあ書いたところで伝わるのかどうか。
平日朝夕にしか運転されない系統ですので狙う際には注意してくださいね。


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スクールバス2台目。こちらは一般的なボンネット型です。シャーシはGMCでボディはブルーバードのCV200かな?
ブルーバードが装荷したボディにはドアの上に鳥のマークが描かれるのですが、これが国鉄のスワローエンゼルを連想させますね。


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さらに3台目のスクールバス。これのボディはトーマス・ビルト・バスのSaf-T-Liner C2です。
見るからに新しそうなデザインをしています。実際、現行モデルだそうです。ボンネットの形状からトラックのシャーシをベースにしているんだなってのがよく分かります。ホイールカバーから張り出しているミラーもすごい・・・。


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続いてバスディーポに行ってみると、ステンレスバスのMC-9が停まっていました。これは次の運用に入るかもしれないと思ったので、近くの交差点で待機してみます。


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バスが出るまでの間は他の系統のバスを見て行きます。
LED表示器がバグったLFS。


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これもLFSですが、このバスは他の車両と側窓の形状が異なります。BCトランジットのLFSのほとんどは連続窓風の側窓を採用しています。英語だと"Flush window"、平面窓と呼びます。ですが、少数の車両は写真のような窓枠のある形態をしています。もっとも、他の事業社も含めたLFS全体では連続窓形態の方が珍しいらしいですが。



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LFS Suburbanの99系統Shawnigan Lake。
Suburbanにも一度乗りたいとは思うんですが、これに乗ったら最後、朝までビクトリアに戻る便は出ません。現地での一泊は必至です。歩きや自転車で帰れるような距離じゃないし。そこまでして乗りたくもないです、はい。


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で、パシフィックコーチのバスが通る時間になって、バスが来たと思ったらいつものH3-45でした。あれ?・・・どうやらアテが外れたようですね。


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LFS Suburbanの66系統。


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ここでは一台だけの屋根カバーの付いたLFS。近年の北米のバスは流線型の屋根カバーを装着するケースが増えていて、見た目がカッコいいです。
ただLFSのそれは、なんだろうなぁ物足りないですね。カバーの高さが足りないのかな?


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SOM28Dの1系統Richardson。栄えある1系統のバスがこの小型のコミュニティバスというね。本数だって朝夕に数往復ある程度の小所帯です。
ただ、基本的には郊外のローカル系統に充当されることの多いSOM28Dをダウンタウンで気軽に見れるという点ではよろしいかと思います。


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D40LFの48系統Happy Valley。新設された系統です。「幸せ谷」ですね。ニュータウンみたいな地名だ。


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DE40LFの47系統Goldstream Meadows。これも新設系統。

これで見るもんは見たんで撤収しました。
おしまい。

北米project ~Advance to U.S. その14 【2014/12/19~24】

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カナダ航空博物館から撤退します。最後に柵の外からCF-104を撮っておきます。柵の中からだとどうも構図がね。


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バスで来た道を戻ります。バスを待っている間に対向のバスが通って行ったので撮影。


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第12走者:TransLink; #503 Surrey Central Station (Orion V) 216 Street at 5300 Block → King George Station
行きと同じ503系統に乗ります。ちょうど行きと同じ車両だったようです(ドライバーが同じ人だった)。


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スカイトレインのキングジョージ駅で下車します。


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駅舎はこんな感じ。


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改札口。


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第13走者:TransLink; SkyTrain Expo Line (Mark I) King George → Columbia
スカイトレインに乗り換えます。
キングジョージ駅はエキスポラインの終点で、ここからサレー中央駅を通ってバンクーバー方面へ向かいます。つまりこれでエキスポラインは完乗したことに。だからなんだってこともないですが。


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エキスポラインとミレニアムラインの分岐点、コロンビア駅で下車します。
なんとなくウォーターフロント行きの電車を撮りましたが、暗いですな。


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第14走者:TransLink; SkyTrain Millennium Line (Mark I) Columbia → Lougheed Town Centre
ミレニアムラインに乗り換えます。


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ライードタウン中央駅に着きました。
何だか新しいホームを建設中のようですが、これはスカイトレイン4つ目の路線「エバーグリーンライン」のホームです。この駅が起点になるようですね。開通は2016年。でもなんだか完成遅れそうな予感・・・。


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駅の中にあるカフェでお昼。ターキーサンドとコーヒー。カナダにも駅内の飲食店業態があるのかと少し感心。


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駅前のバスターミナルで見バス。ICバスのACシリーズです。この手のコミュニティバスにしては珍しく(?)ボディとシャーシの両方を自社設計しています。
ちなみに後部ドアは非常口ではなく車いす用の乗降口。扉の向こうには昇降リフトがあります。小型バスにもバリアフリーを徹底しようとする姿勢はさすがですね。


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ニューフライヤーC40LFR。"C"はCompressed natural gas、つまり天然ガス車です。ハイブリッド車よりもさらに大きい屋上機器が見分けるポイントか。


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第15走者:TransLink; #C24 Port Moody Station (AC series) Lougheed Station → Saint Johns St at Moody St
またバスに乗ります。今度はコミュニティバス。
ただでさえ、アウェーの地での路線バス乗車って不安になるのに、こんなコミュニティバスに乗るなんて・・・。下調べしていかないとまず乗ろうとは思いませんね。


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バス停を降りたら跨線橋を渡って北へ向かって歩いていきますが、線路には貨物列車が停まっているじゃありませんか。しかも、昨日見たカナディアン・ナショナル鉄道ではなくてカナダ太平洋鉄道の貨物です。


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牽引機はGP38-2形3081号機+3050機の重連です。4軸のロード・スイッチャーですね。CPの機体は真っ赤なのが特徴です。


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構図を決めようと思った矢先に動き出したので慌てました。繋いでいるのはタンク車でした。石油貨物かな?


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20~30両程度の短めの編成でしたね。この国の貨物の長さはこんなものではない。
線路の右端にあるプラットホームは、ウェストコースト・エクスプレスのポート・ムーディ駅です。コミューター列車なので、平日の朝夕にしか運行されません。今日は日曜日なので運転なしですね。
駅のさらに右で行われている工事は、先程も取り上げたスカイトレイン・エバーグリーンラインの建設工事です。乗り換えができるようになっているんですね。

列車が過ぎていったらまた徒歩を再開します。


その15へ→

北米project ~Advance to U.S. その15 【2014/12/19~24】

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やってきたのは、ポートムーディ駅博物館Port Moody Station Museum。
旧カナダ太平洋鉄道CPRポートムーディ駅の駅舎を移築して、博物館として活用しています。ここを覗いていきます。
駅舎は1908年の開業時に建てられたもの。1945年に駅を町の近くに移設し、1976年9月25日にカナダ太平洋鉄道が旅客営業を廃止するまで営業していました。


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待合室はクリスマスムード。


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駅務室のデスク。昔の備品が揃っています。


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室内の奥は博物館になっています。ポートムーディの町に関した史料や写真を展示しています。
ここに展示しきれいない分が地下にも収蔵されており、収蔵点数は約17,000点とか。


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プラットホームと駅舎。駅舎は、外観はCPR標準の形をしているように見えますが、壁の色が今までバンクーバー島で見てきた赤系統ではなく茶系統なので、印象が異なります。


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博物館の収蔵物の目玉が、CPRの寝台客車「ヴノスタVenosta」。1920年代に製造されました。屋根付きで保存されており、状態もとてもきれいです。


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製造年代が年代なので台車は3軸ボギーですね。


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車内に入ります。化粧室。車内も手入れが行き届いていて素晴らしい。


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コンパートメント。2区画あります。


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プルマン寝台だっただろう区画は改造されて博物館のイベントスペースになっていました。この日は何だかお茶会の準備をしていました。


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博物館を後にします。バス停に向かいつつ通りすぎるバスを撮影。
C40LFRの97系統B-Line。B-Lineは中~長距離系統のバスだった・・・ハズ。


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GMC C5500+Aero Elite。なんとトナカイコス!角、赤鼻、茶色い布。コスプレするバスはさすがの俺も初めてだ・・・。


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第16走者:TransLink; #160 Vancouver (D40LF) Saint Johns St at Williams St → Vancouver
路線バスに乗ってバンクーバーのダウンタウンに戻ります。40分~1時間くらいかかったかな?


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ダウンタウンで少しバスを見ます。C40LFR。


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E60LFR。特筆すべきは、行き先表示器に"Happy Holidays"と表示されていることです。祝日や長期休暇中にこういう表示が出るようですね。良い計らいだ。このような特別表示は他にもしゅるいがあるみた
表示するかどうかはバスによってまちまちなので、見るには少し根気がいるかも。


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回転するレストランかな?


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もう1台Happy holiday表示のバスを撮ります。こっちはE40LFR。
キリの良いところで次の場所へ移動します。


その16へ→

ビクトリアの航空博物館を見学する 前編 【2015/01/17】

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ビクトリア国際空港に隣接して、航空博物館があるという話を得ましたので、そこを訪れることにしました。
ビクトリアのダウンタウンからバスで行くには、70X/72系統に乗って途中で81/88系統などに乗り換えて行くのが早いのですが、今回は75系統に乗って普段は通らない経路で行ってみることにしました。
ちなみにダウンタウンからブッチャートガーデンに行くにはこのLFSの75系統に乗ります。


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途中でSOM28Dの83系統に乗り換えます。BC Transit公式では乗り換え地点とは言われていませんが、普通に出来ます。場所はWest Saanich & Wallaceです。


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博物館最寄りのバス停で降りて、はい着きました。ブリティッシュコロンビア航空博物館British Columbia Aviation Museumです。


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博物館のハンガー内にこのように機体が保存展示されています。第一次大戦から第二次大戦後しばらくあたりまでの機体を中心に収蔵しています。


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Royal Aircraft Force "SE-5"
第一次大戦期のイギリス軍の戦闘機および偵察機。非常に頑丈な構造をしていて、安定性や操縦性も高く、制空権確保に貢献した名機。エドワード・マノック、アルバート・ボール、ジェームス・マッカデンなどのエースパイロットもSE-5に搭乗した。
当機はデニス・ミッチェル作の7/8スケールレプリカで、本来の液冷エンジンではなく空冷エンジンを搭載している。

バンクーバーの航空博物館でも見た第一次大戦期のイギリス軍戦闘機ですね。これもレプリカ。


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Nieuport 17
第一次大戦期のフランス軍戦闘機。ニューポール11の発展型で、110馬力ロータリーエンジンを搭載する。カナダのエースパイロット、ビリー・ビショップもこの機体で大戦果を挙げた。
この機体も7/8スケールのレプリカである。

四角い胴体に丸いエンジンカウルというのはアンバランスですな。


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Eastman "Sea Rover"
アメリカ・デトロイトのトム・トーレとジム・イーストマン設計の飛行艇。総生産数は18機。
当機は現存する唯一のシーローバーで、フォート・セント・ジョンで発見され、他の部品もダンカン近郊で手に入れた。

羽の付いたカヌーです。だったら漕げばいいアレと違って大きさ的にもカヌーサイズ。
翼が3枚付いているようです。三葉機というのは珍しいな。


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Fleet "Model 2"
BC州で開発された航空機のひとつ。地形の測量調査や救難救助に使われた。1971年に引退した当時、現役の航空機の中ではカナダ最古の機体だった。

水上機。羽の付いたカヌーではない。


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Bristol "Bolingbrole Mk.IV"
イギリスの爆撃機「ブレニム」の発展型。ケベック州のフェアチャイルド飛行機で製造され、1936年に試作機が初飛行した。最高速度は戦闘機とほぼ同じ266mphで、当時としては先進的な機体だった。運用訓練隊や対潜哨戒隊などで活躍した。
博物館の機体9104は、ソルトスプリング島の牧場主が機体を分解し物置の屋根や羊小屋、いちご畑に使っていたものを回収・修復した。


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Avro "Anson Mk.II"
アブロの双発機。輸送機・偵察機としての性能をイギリス空軍に見込まれ、その用途の多様さから「忠実なアニーFaithful Annie」と呼ばれるようになった。第二次大戦時には旧式化していたが訓練機としては人気があり、カナダ空軍でも使用されたほか、数機は輸送機・測量機としてカナダ北部で1969年まで使用されている。
当機はフォート・セント・ジョンで入手したもので、この機体で訓練をした兵士への敬服の意を込め訓練機時代のマーキングが施されている。

やっぱり訓練機は黄色いんだなっていう。


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日本陸軍 「ふ号兵器」
旧日本陸軍が開発・実戦投入した風船爆弾。「ふ号」とはその暗号名である。日本から爆弾をぶら下げた気球をジェット気流に乗せてアメリカ本土まで飛ばして直接攻撃するというもの。言うと簡単だが実際は難しいもので、海上で風船が高度を下げて落ちたり風船が割れたりしないように色々工夫が施されている。
3万フィートまで上昇した風船爆弾は、その後高度や水素圧が下がるのを検知するとバラストを解放し高度を保つ。3日間で北米大陸に到達し、タイマー作動により5kg焼夷弾4発と15kg対人爆弾1発を投下する。また、風船の気嚢は点火して焼却され、その機密が暴かれないようになっている。
結果、北米大陸に到達したが、一般市民6名の犠牲者や原子爆弾の製造工場を一時停電、小規模な山火事を発生させるなど、直接的戦果は微々たるものだった。しかし、心理的効果は大きかったようで、日本軍へ戦果を察知されないために報道管制を敷いたり爆弾ではなく生物兵器での攻撃への恐れから風船爆弾撃墜のためにリソースを使ったり、間接的な戦果や結果は上々だったようだ。

本来はアメリカを攻撃するためのものだが、無誘導で運任せの兵器であるためカナダにも落着した。9300発の風船爆弾が日本で打ち上げられ、そのうち約10%が北米に到達、うち約300発がカナダのブリティッシュコロンビア州、アルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州に落着したことが確認されている。
1944年後半、これを脅威と認識したカナダは、空軍のパトリシアベイ基地に風船爆弾探知のためのレーダー基地を建設、および風船爆弾を迎撃するために空軍の第133航空隊(P-40キティホークで編成)を配置した。高高度を高速で移動する風船爆弾は撃墜するのが困難だったという。

長々と書きましたが今回、一番目を引いた展示物です・・・。寝耳に水でした。まさかあのビックリドッキリメカ風船爆弾をお目にかかれる日が来ようとは!さすがに気分が高揚します。
カナダの山中で発見された本物です。計器や爆弾ラッチのある本体だけが見つかって、気球部分はなかった模様。前述のとおり自爆処分されたのやもしれません。爆弾やバラストはフェイクです。他の保存例は、アメリカのスミソニアン航空宇宙博物館が有名。あとカナダでもう一箇所でこれに邂逅するわけですがそれはまた後のお話。ちなみに日本での現存例はなし。いつもの日本では保存されてないけど外国にはあるよというパターンです。


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配線類かな。発想は単純ですが、兵器自体は結構複雑なのでよく分からないです。ちなみに風船爆弾は史上初の大陸間兵器、第二次大戦時で最長の到達距離を持った兵器、実戦で使用された兵器の中で最長の攻撃距離を持つ兵器といういくつもの栄誉(?)を持っています。見かけによらず意外にすごいのだ。惜しむらくは、これから発展した兵器や技術が以降登場しなかったということかな。開発の系譜はこれっきりで続かなかったのだ・・・。

ちなみにカナダでのこれの迎撃基地となったパトリシアベイ基地は、現在のビクトリア国際空港だったりします。元は後方の訓練基地だったようですが、風船爆弾来襲によって一気に本土防衛の前線となってしまったわけです。
ビクトリア空港って地方空港の割に滑走路が3本もあってなんか過剰だよな~と前から思っていたんですが、元は軍事基地だったと分かると腑に落ちるところがありますね。
それにしても、アメリカでの戦況はよく聞きますが、アメリカのとばっちりを受けたカナダの戦況も知れたのは収穫でした。本当カナダにとっちゃいい迷惑です・・・。被害らしい被害がなくて良かったですが。


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Douglas A26 "Invader"
第二次世界大戦後半に登場した双発の軍用機。強力なエンジンによりあらゆる場面で使われ、第二次大戦後も朝鮮戦争やベトナム戦争でも活躍した。
博物館の保存機は、コンエアにより消防機に改造された機体で、現在もその形態で保存されている。

消防機シリーズ。バンクーバーでも別の機体を基にした消防機を見ましたね。


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"Quickie"
世界で初めて無着陸・無給油で世界一周飛行を成し遂げたバート・ルータン設計によるホームビルト機。機体は発泡スチロールとファイバーグラスの外板で構成されており、重量は113kgほど(2500pounds)しかない。

ビックリドッキリメカかな?一応複葉機らしいが、まだ下の翼はカナード翼と言ってくれたほうがしっくりくるけどな。いや、カナードでも無理があるけど。
ホームビルト機なので、お家でも作ることが出来ます。・・・とはいえなあ。こんなんでも飛ぶんだもんな。

次回は2つ目のハンガーへ向かいます。


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