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【拉致旅行シリーズ】 山陽project ~Unforeseen Destinations. その12 【2015/04/11~13】

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2015年4月12日17時53分
JR岩国駅
陸奥記念館から車で大体2時間、JR岩国駅に着きました。既にレンタカーは返却してあります。ここから再び鉄道に乗ります。



お ま た せ
い つ も の
1 1 5 系

広島方面行の電車に乗ります。新型の227系を期待していましたが、そううまく事は運びませんね。
ちなみにこのクハ115は113系から改造されたようですね。タイフォンがスリット状だからね、怪しさ全開だね。



反対のホームにも115系。しかもどちらも広島更新色。ここは2015年なのか?(末期色がいない的な意味で



広島駅で降りろと言われました。というわけで広島県上陸です。ホームに降り立つと、おや白い電車が・・・。



ここ数年広島ではお馴染みとなっているカープ電車に遭遇しました。年々派手になってきているような気がしますが、2015年はスローガンの常昇魂や選手のイラストを大きく描いていました。すごく目立つ。



カフェオレ115系との並び。あまりのカープ愛にワイ選手も今日だけカープファンに。



今回は意外と見かける機会の少ない末期色の115系。



広島駅の駅ビルで夕飯。お好み焼きが死ぬほど食いたかったんだよ!もう2日もまともなメシ食ってねぇ、やってられっか!・・・実に美味である。
今旅行、食事だけはだめだめでした。山口が何も無さすぎるもので。山口県 食事以外は いいところ(ベベン、というのが今回の総評です。文句があるならその店へ連れっててごちそうしてくれ。



食後の運動がてら撮影会。広電バスのいすゞエルガハイブリッド。



広電の新型車両1000形Green Mover Lex。じわじわ増えていって旧型車を更新しているらしい。



広島バスの富士重7E。



広電5100形Green Mover Max。広電のフラッグシップ路面電車ですね。



5000形Green Mover。グリーンムーバー一族の長男。もっと古い車が1台くらい来ないかなとも思いましたが、来ませんでしたね。駅前には乗り入れないのかな?
広島市内、実はろくに周ったことがないのでここもまたちゃんと散策しなければ。



JRのホームに戻ると、いました、JR広島地区うん十年ぶりの期待の新車227系です。時刻表に3両の表示が出ていたので来るのは予め分かっていました。



外観上目立つのが先頭の転落防止幌です。まあ確かに見かけは悪く見えてしまいますが、設計段階から取り付けられているだけあって、後付けの223系や221系よりもよくまとまっています。



新幹線ホームへ上って、N700系7000番台「さくら」572号新大阪行に乗せられます。7000番台(S編成)はJR西日本の所属です。ちなみに九州新幹線に乗るのは初めて。



隣の人がシンカンセンスゴクカタイアイスを食べているうちに岡山駅に到着。ここで降ろされます。



隣には700系7000番台レールスター。これにはまだ乗ったことがないです。



在来線ホームに降りてキハ187系と115系。き、黄色が眩しい・・・。



次に乗るのはこちら、寝台特急「サンライズ瀬戸」東京行です。あ、もう東京に帰るんだって感じですがまあ乗ります。
なお乗るのは初めてです。やったぜ。これはかっこいい。



「サンライズ出雲」は来る前に連結の準備をします。なお「出雲」は少々遅れての到着でした。



せっかくの寝台特急ですが乗るのは雑魚寝ののびのびシート。
「出雲」が遅れていたのでその間車内探検と洒落こみましたが、あーこれは寝台に乗ってみたいですね。なかなか居住性が高そう。
どうもこのままの状況で推移すると、285系「サンライズ」を最後に日本の寝台特急は絶滅してしまいそうな様子なので、そうなる前に一度は寝台に乗って四国なり山陰なりに行ってみたいですねぇ。

岡山駅を出発したら、早々に就寝しました。


その13へ→

【拉致旅行シリーズ】 山陽project ~Unforeseen Destinations. その13 【2015/04/11~13】

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2015年4月13日6時28分
JR東京駅9番線ホーム
東京駅に着きました。今度は寝台に乗りたいですね。



東十条駅に連れて行かれて「北斗星」を撮ろうとしましたがよく分からないうちに列車が通りすぎてしまって敗北D。グダグダじゃないか。
で、そのまま京浜東北線に乗って浜松町駅まで連行されました。こんなところで降ろされて次に乗るのは東京モノレールで、そして羽田空港に連れてかれるに違いありません。もうお分かりだと思いますが行き先を知りません。なんだ?また飛行機か?今度はどこだ?次こそ北海道か?



新整備場駅とかいう普通は降りないような駅で降ろされて、「JALメンテナンスセンター」という建物へ。JALの整備場の見学ツアーに参加するようです。



受付を済ませてからツアーの開始までは施設内の資料館を見て回ることが出来ます。JALの歴史だとか機材の一部だとか座席だとかを見られます。
これはビジネスクラス座席ですね。一度は乗っておきたい。



ファーストクラス。乗れたらいいなぁ。



プレミアムエコノミー。昔のビジネスクラスに相当するとのこと。これなら手が届きそう?



クラスJ座席。1000円の課金でそれなりの快適さとのこと。1000円なら乗ってもええやんって思ってしまう。



歴代キャビンアテンダントの制服。派手なのとおとなしめなのが交互にありますね。一番奥の黄色やオレンジの制服とかすごいもの。



DC-9のコックピット。



ツアーの始まる時刻になりましたが、整備場に行く前に飛行機って何?という疑問に応える航空学概要(必修科目・単位2)という講義を聞きます。
1時間くらいの講義を終えたらいよいよお待ちかねの航空学実習(必修科目・単位1)です。


最終回へ→

【拉致旅行シリーズ】 山陽project ~ Unforeseen Destinations. 最終回 【2015/04/11~13】

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2015年4月13日12時29分
東京都大田区 JALメンテナンスセンター
いよいよ整備場の格納庫にやってきました。ヘルメットを着用して団体行動で見学します。格納庫は広くて高いです。飛行機の胴体自体はコンパクトでも主翼と垂直尾翼が場所をとるのでまあ当然なのですが。



B737-800がいました。機材の前には新品の座席が置いてあるので、スカイネクストへの更新工事をこれからするのかもしれません。



747の模型。JALの747は一度も見たことないです、きっと。下の見切れているのは777です。



もうひとつの格納庫、JALメンテナンスセンター2へ移動します。
ご安全に!



整備道具がきっちり並んでいますねぇ。



ふたつめの格納庫にはB777-200(JA773J)がいました。特になにかされているわけではなく、ただ置かれているだけのご様子。



そして、今までは上から見るだけでしたがここは機材と同じレベルで見学できます。さすが777、間近まで迫るとデカいですなぁ。カメラに収まらない。
エンジンの直径が737の胴体に匹敵するっていうんだからすごいよな。あのエンジンの内側に6人横に座れるんだぜ。



格納庫からちょうど着陸する飛行機が見えます。いきなりビジネスジェットは降りてきてびっくり・・・。
ガルフストリームG550(N588PX)でした。この大きさで成田~ニューヨークを無着陸飛行できるすごいやつらしい。上海のPengxin(ペンシン?)という会社の社用機かと。機材の国籍はアメリカっぽいんですがね。



日本航空のB767-300(JA8988)。鶴丸もだいぶ増えてきた印象ですね。



エバー航空のA330-300(B-16331)。キティちゃん推しのところですね。
767とA330は見分けるの難しいです。胴体尾部の形状で識別すればいいのかな?



777が格納庫から引っ張られて屋外に連れて行かれました。



さようなら・・・。



格納庫の片隅では737が整備を受けていました。足場も組まれていてまさに真っ最中という感じですね。



エンジンカウルがバラされて中身が見えています。



新品のクラスJ座席が置かれていました。あの737に積みこむのかな?



取り外された古い座席(かな?)。
これで行けるところまで行ったのであとは戻るだけです。



帰り際にはダグラスDC-8のカットモデルを見ました。当時の日本航空の機材にはそれぞれに固有の愛称を付けられていて、このJA8001は「富士」でした。
キャビンには和室があってアテンダントは割烹着を着るというかなり意欲的な造りだったそうで。
ビートルズが来日した時に乗ってきた機材もDC-8でした(これとは別の機体ですが)。



さっきの777が頭をこっちに向けていました。向きを変えたかったのかな?



東京モノレールに乗って浜松町の方に戻ります。
いまの整備場でもう行くところは全部行ったようで、この後は考えもなしに秋葉原へ。



秋葉原で遅い昼飯。いわゆるJapanese healthy foodである二郎のような何かを食べます。
うーん、たぶんもう来ないと思う。平打ち麺はないわー。
このあとは考えもなしに秋葉原を徘徊します。秋葉原には先週既に訪れて買い物は済ましているんで特にこれといったこともなく。



徘徊を終えたら新宿に。もう帰りますよん。西口バスターミナルからバスで帰ります。
アルピコ交通(川中島バス)日野セレガHDの特急長野・善光寺行き。



伊那バス日野セレガHDの特急飯田行き。東京から伊那地方まで公共交通で行くとすると電車よりバスが便利なんですかねぇ?



京王バス東日野セレガRの甲府・竜王行き。



JR東海バス日野セレガHDの「渋谷・新宿ライナー静岡号」。これに乗ります。

というわけでこれにて解散となりました。
みんなも誰かと旅行にいく時はそいつの行っていることが本当に正しいのかよく確かめよう!

ZeBonさんとはまた来年お会いしましょう、日本の何処かで、はたまた・・・?


おしまい

伊豆に温泉に浸かりに行こう 【2015/04/15~16】

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両親に日本に戻っている間にしたいことはあるかと訊かれて、出した答えが「温泉入りたい(切実)」でした。

ご存知だと思いますが欧米には風呂という文化がありません。カナダももちろん同様ですので体を洗うときにはシャワーで済ませます。仮に風呂桶があったとしても、カナダではお湯はタンクに貯めてそれを適宜使うという方式ゆえにお湯を大量に消費してしまう風呂というのはタンクを空にし、後の人にお湯を使えなくさせてしまうことになります(実はこのことは執筆時点で今の今まで知らなかったのだが)。あとは水道も電気もシャワーに比べたらガンガンに使うので家計上も歓迎されないですね。水と安全はタダと思っている日本人には思いもよらない事情があったのです。なので普段は「風呂桶にお湯を張るなよ!」と釘を刺されていましたw
2014年10月~翌3月の半年間、湯船に浸かることが出来たのは12月末にシアトルに行った時の3日だけ。バンクーバーのホテルで風呂にありつけた時はどんちきどんちき└(^ω^ )┐♪┌( ^ω^)┘♪舞い踊ったものです(大嘘)

という事情もあって、シャワー生活に割りとすんなり順応していたのも事実ですが、広い風呂、要は温泉に浸かりたいなぁと思っていましたわけです。
そして、じゃあ伊豆の温泉行こうと相成ったわけです。やったぜ。



JR静岡駅から電車に乗ってまずは熱海まで行きます。自動車で行ったほうがそりゃもう楽ちんでお値段もお安く仕上がるわけですが、ちょうど動かせる自動車が無いということで電車で行くことに。
ご覧のとおり在来線で行きます。313系とEF66形126号機がちょうど並んでくれました。新幹線は費用対効果が低かったのでやめになりました。



熱海からは251系特急「スーパービュー踊り子」・・・ではなくその隣りにいる伊豆急行2100系で伊豆急行線に乗り換えます。体感で8000系と同じくらいかそれ以上乗っていると思う2100系、今回はリゾートドルフィン塗装でした。
251系は旧塗装に戻さないんですかねぇ。185系はもうほぼ旧塗装への塗替えが完了したと聞きますから、それが終わったら後にそうなるかな?



伊豆熱川駅で下車します。初めて降りる駅です。特急も停まる駅ということで線内でも規模は大きめ。



伊豆熱川駅からは送迎バスに乗ります。なんと日野リエッセに路面電車風の外装を装荷した改造版でした。
というわけで吉祥CARENという旅館で一泊でございます。豪勢だねぇ。



夕食はジャパニーズ・テッパンヤキを頂きます。キンメダイだ。いやぁ魚が旨いなぁ、たまらんねこりゃ。魚料理の扱い方はやはり日本が一番なんじゃないでしょうか。



牛肉もいいゾ~これ。



ガーリックライスがこれまた美味いんですな。やっぱ焼き飯系は火力だよね。家のコンロじゃこうはいかない。
なおカナダの家庭用コンロは基本的にどこも電熱線なので、もう論外です。



とまあ、こんな感じでした。おやつにパンケーキが出たり風呂あがりにビールが飲めたり至れり尽くせりな感じでした。温泉も広くて眺めも良くて満足でしたねぇ。これなら1年くらいシャワーでも平気そうだ。
いい思い出になりました。よかったゾ。



お家に帰るべく伊豆熱川駅に戻ります。
駅前の建物にはなんか「梅宮辰夫漬物本舗」っていう看板が。あー、よくあるよねこういうの。ていうか店閉まってる・・・ダメじゃん。



行きと逆の経路で帰ります。また2100系・・・




ですが、2100系でも乗るのはこっち「アルファリゾート21」です。伊豆急に乗るときはいつも特急運用に入っていて今まで見ることはあっても乗ることはなかったのですが、今回ついに乗ることが出来ました。



途中の富戸駅で8000系と交換。



川奈駅では251系と交換。

で、もうすぐ南伊東駅だなというところでJR伊東線で線路陥没が発生、運転を見合わせます。熱海行きだったこの列車も伊東駅で抑止となります。うーんこの不幸。
とりあえず電車を降りてどうなっていてこれからどうするつもりなのか様子を見に行ったらどうやら代行バスを出す模様です。立ち往生は防げそうですね。



代行バス、車両とドライバーの手配に時間がかかってJRの職員が乗客からあーだこーだ質問責めにあっていましたが程なくして第1便が到着。
伊豆東海バスのいすゞエルガでした。「列車代行」の行先表示はなかなかお目にかかれないのではないでしょうか?もう災い転じて福を見つけるくらいの気構えでいましょう。
ただまあ、JRの対応はちょっとしょっぱかったかなぁ。関係ないはずの伊豆急の社員がなぜか乗客を誘導していてですね。JR社員は裏にいたのかなあ、どうなのかしら?ちょうど当時は山手線で架線柱が倒れるなんて事故が起きていて、そのそばからの線路陥没ですから保線しっかりしてちょーだいよとは思いますわな。



2便目は南伊豆東海バスのいすゞガーラHD。観光バスまで投入してくるとは。これに乗りたかったけど列が思いのほか長くて乗れず。



第1便から第2便はすぐに到着しましたが、第3便は手配に手間取ったせいかかなり待たされました。地方のバス会社に車両・人員ともに余裕は無いだろうしなぁ。というわけで待っている間に列を一旦抜けてバス撮影をば。
伊豆東海バスのいすゞガーラミオですが、なんだいきなり変なのが来たな。ジャーニークラスの中型路線バスボディにガーラのマスクという出で立ち。ちなみにリアもガーラと同様の2枚窓です。で、これの場合、塗装が東海バスの旧塗装というレア物です。



伊豆東海バスの三菱エアロミディMJ。エアロバスのマスクに東海バスの旧塗装をまとった、こいつもレア物。
なんだか抑止食らってむしろラッキーになってないか?ただ他に得している人間はいないだろうけど・・・。



いすゞエルガミオの第3便が到着しました。これは熱海駅から乗客を乗せてやってきたバスです。



第4便、これに乗ります。車両は三菱エアロスターM。ここに来て古いバスが来ました。
ところでライトケースが銀色のエアロスターMというのは他では見ないですから違和感があります。
余裕の着席をし、これで熱海まで。なお、これに前後して伊東線も運転を再開してまして(そんなに深刻な陥没じゃなかったのかな)、熱海到着はバスと電車とで結局だいたい同じになりました。



伊東駅のごたごたでくたくたになってしまいましたが、来宮神社に寄っていきました。名前は何度か聞いていましたが来るのは初めて。



本殿。ご挨拶していきました。
あとは天然記念物のくすの木がありますね。1周回ると寿命が1年伸びるらしいぞ?



裏には川も流れてるのだ。



熱海駅に戻ります。
駅前には熱海軽便鉄道7号機関車が置かれていました。あれ、こんなところに置かれてたっけ?と不思議がりましたが、駅舎の建て替えに伴って駅前も整備されているようです。全然気が付かなくて旧駅舎の写真とか何も記録していなかったぞい。



帰りも鈍行に乗りました。
静岡の211系も執筆時点ではテールライトがクリアガラス化されてしまったという話ですので、これも過去の形態になってしまったというわけです。なんとなく撮った写真もいつ過去の記録になるのか分かりませんな。


・・・以上で、日本での行動はこれですべて書き終えました。次回からまたカナダです。
カナダへの渡航は既に半年も前に書いていて今更改めて書くこともないので気になる人はそちらを読んでくだしあ。
いやしかし、執筆ペース遅すぎですね。7ヶ月遅れですよ。そのうち本当に周回遅れになりそう・・・。
まあ、善処します。

【1/700】 重巡洋艦「鈴谷」 製作 【アオシマ/タミヤ】

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1/700の日本海軍重巡洋艦「鈴谷」を作りました。
今回のキットはアオシマから発売されている「艦これ版艦船模型」を選びました。パッケージに艦娘のイラストがドドンと描かれていて一見艦船模型には見えませぬ。ちなみに裏側は中破して服がはだけた時のイラストになってます。艦娘によっては際どいものになるかも・・・。
私が日本から密輸してきたプラモデルはほぼ以前から積んでいたものですが、これは新しく買ってきました。これをカナダの模型オヤジたちに見せつけて「カナダよ、これが日本の艦船模型だ(ドヤヤッ」っとやるつもりで、まあやってみたんですが、萌えとは程遠い人生を送ってきたオヤジたちには全く響かなかったのでした・・・。チーン(33-4)
まず「擬人化」を知らなかったからね。おっとそこから説明するのかい?
うまい言葉が出てこなかったんで、「彼女は艦のメンタルモデルなんだぜ~HAHAHA」と当たらずとも遠からずの説明をしておきました。間違ってないぞ。



艦これプラモといえば、パッケージとか特製のエッチングパーツが付属してくるとか特典があるのですが、私は艦これ仕様にアレンジされた組立書、これが楽しみでした。どんな中身なのかはグーグル先生に聞けば出てくるのでここでは割愛。
うきうきしながら開けてみると、あれ、普通じゃん・・・?気になって調べたんですが、特製の組立書はアオシマ製のキットにしか入ってないとな。あれま。
艦これプラモの元になっているウォーターラインシリーズはアオシマに加えてタミヤとハセガワの3社で分担してひとつのシリーズとして発売しています。アオシマの担当でない艦(「赤城」や「島風」など)はタミヤやハセガワからのOEM供給で、普通のパッケージに艦これ用のスリーブで包んだだけっていう。
いやはや知らなかったなこれは。ちょっとがっかり。いやね、OEM商品はアオシマ製のものと比べて値段が高いんですよ。なのにこの結果ってのはがっかりでした、はい。次はアオシマ製のを買おう・・・。陽炎とか陽炎とか陽炎とか。



余談ですが、「雷」のカードが入っていたんでこれも模型オヤジたちに見せたら「セーラームーンかな?」と仰せられました。セーラー服着てればみんなセーラームーンに見えるようだ。セーラームーン・ライトニング・・・。



気を取り直して作りますよ。キットは近年になってリニューアルされたもののようで、パーツの合いがよくディテールも精密でした。



パーツを塗りながら組み立てていきます。クリップに止められるパーツはランナーから切り出して塗りますが、そうでないパーツは一旦ランナーから切り離さずに塗ってから切り離し、その後ゲート跡を塗ります。この方が楽。
なお塗料はいつもは大正義モデルマスターを使っていますが海軍グレーはさすがに無かったので今回はタミヤカラーを使っています。筆塗りですが意外とイケるもんですねぇ。缶スプレー必要ないんじゃないかな?



艦載機の九五式水上偵察機(フロートが3つの方)と九四式水上偵察機(フロートが2つの方)。組立書通りに組み立てていくと最後の方で組み立てることになりますが、それだと既に鈴谷本体はほぼ完成してしまってそれで満足してしまい「艦載機なんてなくてもいーや」と艦載機の組立を投げてしまう可能性が極めて高い(というか以前「青葉」を作った時にそれをやった)ので、初めのうちにこしらえてしまいます。
1/700飛行機、やってみるとなかなか楽しめましたがこれ以上細かいのはムリ・・・。エッチングパーツは使わないでいいです。



はい艤装終了。割りと難なく完成してしまいました。意外と中央の構造物が小さかったり少なかったりするんですねぇ最上型。青葉はもっと密度が濃かったような覚えです。



最後に空中線を張って締めに菊御紋を貼り付けたら完成です。・・・空中線見えませんねこれだと。



寄ってみました。これで見える。マストの部分がいい加減ですね、いくらなんでも。
内火艇はタンで塗るんですが、これだけのために塗料を買うのも嫌だったのでグレー一色にしました。すまんな。



艦載機は駐機状態で固定。灰色と茶色以外の色があるとメリハリが出ていいですね。



主砲は旋回できます。キットには開戦時に施されていた主砲の日の丸マークが付属していましたがあまりカッコよろしくないので付けませんでした。何か別のに使うと思います。

続きはギャラリーで。

【ギャラリー】 大日本帝国海軍 最上型重巡洋艦「鈴谷」 【1/700】

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「鈴谷」は1937(昭和12)年10月31日に就役した最上型重巡洋艦の3番艦である。先に建造が進められていた「最上」「三隈」は軽量化が行われていたが、これは復元力や強度不足を招き、さらに起工直後に発生した友鶴事件の発生により、設計段階より大型バルジの装着と船体重心を低下させるための対策が施された。このため「鈴谷」は「最上」および「三隈」とは船体、艦橋構造物、煙突などの形状が異なっていた。
竣工当初はロンドン海軍軍縮条約対策として「軽巡洋艦」と分類され15.5cm三連装砲を主砲としていた。条約失効後に重巡洋艦用の20.3cm連装砲に換装できるよう予め設計されていたので、条約失効後の1939(昭和14)年1月から9月にかけて計画通りに主砲の換装工事が行われ、重巡洋艦に生まれ変わった。
第2艦隊第7戦隊に配属された「鈴谷」は太平洋戦争開戦後、マレー上陸作戦、バタビア沖海戦、ミッドウェイ海戦、南太平洋海戦などに参加した。
1944(昭和19)年10月23日のレイテ沖海戦では第1遊撃部隊第2部隊に所属し、同年10月25日、アメリカ軍の空母部隊を発見し攻撃するも敵艦載機の攻撃を受け魚雷が誘爆、同日13時20分にサマール島沖で沈んだ。



というわけで重巡洋艦「鈴谷」です。キットはアオシマから出ている艦これパッケージで、中身はタミヤからのOEM、よってキットはタミヤ製ですね。
艦これキットですが特に付属シールを貼ったり独自の色に塗ったりすることはせずに普通に作りました。



重巡くらいの大きさになると真正面から見た時がかっこいいですね。撮影技術が追いついていないですが・・・。



船体前部。



船体中央部。






船体後部。



艦載機の九四式水上偵察機と九五式水上偵察機。



以上、重巡洋艦「鈴谷」でした。

付属のエッチングプレートと並べて撮るつもりだったのですが、撮影し忘れてしまったので後日撮り直そうと思います。

飛行する水上機が飛んできた 【2015/04/24】

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4月18日にカナダはビクトリアへ再び渡航して一週間、最初に撮影したのは水上機だった!
というわけでいつものインナーハーバーで水上機撮影です。春~夏はオンシーズンなので便も多いんですよねぇ。



初手はウェストコースト・エアのDHC-6-100(C-GQKN)。



次は到着便かなと待っていたら・・・おや?



おっとあらぬ方向から!?え、そっちからアプローチしてくるの?
今までの水上機の撮影では見られなかった着水アプローチをしてきました。目の前をかすめるように右に旋回しながら進入してきました。



ち、近い!
210mmレンズでも余裕でファインダーいっぱいに収めることが出来ます。ちなみにこれはおよそ135mm。
うーむ、前までは飛行している写真を撮ろうとしたら防波堤の先端の灯台まで歩いていって、それでいて真横からゴマ粒程度の画しか撮れなかったというのに、こういとも簡単に躍動感のある構図が取れてしまうとは。



インナーハーバーの北側からアプローチして、右に旋回していきます。



最後は東から西へ向かって機を着水させます。



ハーバーエアのDHC-3T(C-FRNO)オッター。



今着水したケンモアエアのDHC-3T(N3125S)。



ホエールウォッチング船です。密閉式の船で寒い日でも安心。



DHC-3T(C-GOPP)。



水上タクシー(C02866BC)。かわいらしくてよい。オンシーズンになってからひっきりなしに湾内を航行しているのでよく見かけます。



ブラックボールフェリーのコーホー。この航路でこれ以外のフェリーはいないらしいのでドックに入るときはそれすなわち運休。



次の便がやってきました。



DHC-3T(C-FRNO)。いやぁ、いいですないいですな!
惜しむらくは雲がかかっていること。快晴の日にまた撮影しなきゃ。



ケンモアのN3125Sが離水していきます。



離水は静かに素早く。いや、エンジン音はするけどね。



DHC-6-100(C-FGQH)ツインオッター。到着便ですがアプローチの撮影はミスりました。要リベンジ。



DHC-6が失敗に終わったので帰ろうと思ったら目の前をなんかが泳いでいきました。アザラシかと思いましたが本物のオッター(カワウソ)です。こんな町中でも見られるもんなんですねぇ。



帰り際にタキシングしてきた機械の身体をしたオッターことDHC-3T(C-GHAR)を撮影して帰りました。

スワンレイクで野鳥観察 【2015/05/02】

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Swan Lakeという湖がビクトリアの近郊にあるのですが、そこに行ってきました。野鳥でも撮影出来たらいいな~という程度の低い意識でとくに明確な目的はありません。そもそも野鳥が生息しているのかも調べずに行きましたし。
まずは湖畔に来ましたが、湖というより池のような大きさですね。湖と言ったらもっと広いでしょう。カナダだったら尚更です。対岸が水平線の向こう側にあるくらい広い五大湖からこんな小さな池まで一口に「湖」と呼ぶんですからなんと幅が広いことです。



湖畔にはこんなものがいました・・・。オオアオサギGreat blue heronです。近づいたりカメラを向けたりしても微動だにしなかったのでよく出来た模型かなと思っていましたが、後日訪れた際にはいなかったので本物だったようです。
サギは中々見ることが出来ないので幸先が良かったです。もっとも、ピンぼけで写真としてはだめだめですが。



湖の周りの遊歩道を進んでいくとカナダガンCanada gooseと遭遇。大型の鳥ですがそこら中で見ることの出来るコモン鳥で、警戒心も比較的低いため割と近くまで寄ることが出来ます。



お食事中のようでした。



こんなRPGみたいな道を進んでいきます。草原だったり林の中だったり水辺だったり変化の大きい飽きの来ない遊歩道です。



底の浅い水辺に来てみると、カナダガンの親子が。あらかわいい!
ひな鳥は成体とは似ても似つかない姿ですね。生後何ヶ月くらいなんでしょう。



陸に上がって草をついばんでいました。



他の番も。どうもコロニーになっているようです。



湖畔の展望台にはカモ。これもコモン。



近づくと湖に逃げて泳いでいきました。



聞いたことのない鳥の鳴き声が聞こえたのでその方向へ向いてみると見たことのない小鳥がいました。
羽根の根元の赤い羽毛がワンポイントになっているこの鳥はハゴロモガラスRed-winged blackbird。カラスではないです。英名はもう見たまんまの名前ですね。
一度聞いたら忘れられない鳴き声をするので気になる人は動画検索してみてください。とはいえワンポイントがなかったら地味で見向きもしなかっただろうなぁ。



カモの同航戦番。波紋がきれい。



雄カモ。



雌カモ。



湖畔一周遊歩道のハイライトであろう湖に掛かる橋。湖を少しだけ横切ります。
このまま湖畔を一周して、そしたらお昼を食べてお家に帰りました。おしまいです。

早朝のビクトリア空港で飛行機撮影 【2015/05/03】

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早起きしてビクトリア空港(YYJ)にやってくる航空機を撮影してきました。ビクトリア空港には朝と夕方に航空機が多く飛来してくるのでそこを狙って撮影に行くと効率よく撮影ができます。
最初に飛来してきたのはエアカナダ・エクスプレスAC8551便のDHC-8-400(C-GGMZ)。Q400は見かける機会が少ないのでありがたいです。



今日も1日ボンバルぞい。



ウェストジェットのB737-600(C-GWSI)。奥にいるのはピューロレイターPurolatorのB727(C-FPHS)でした。うーん、気が付かなかった。
今いる3番滑走路はド逆光でなおかつ滑走路がアクティブでないので移動します。



27番滑走路の近くまで来ました。ここで飛行機を眺めます。
ウェストジェットWS514便のB737-700(C-GWSP)がタキシングしていきます。


機を反転して離陸していきました。



すぐ脇に小型機の駐機場があるので、運が良ければ飛来してきたビジネスジェットを撮影できます。
今回はIAI Westwind(C-FTWO)がいました。イスラエル製の機体は初めて見ました。



C-GGMZのAC8058便。ペラが6枚も付いていると厳つく見えますな。



ヘリジェットのLearjet 31(C-GHJU)。ヘリなのにジェット機とはこれ如何に。ヘリジェットはYYJに路線を持たないので整備か何かかと思います。
ところでリアジェットの「リア」はエンジンを胴体後方に取り付けていることから後方・背後を意味する"Rear"だと思っていたのですが、創業者の名前から取られているんですね。



C-GWSIのWS218便。



エアカナダ・エクスプレスのCRJ-200(C-GKEU)。CRJもYYJでは珍しい機材です。



Cessna 172(C-GJZB)。空港には飛行機学校があるので練習機としてよくセスナが飛行しています。



ウェストジェットWS3279便のDHC-8-400(C-FENY)が着陸。
ここで撮影を終えて、シドニーの町で遅い朝ご飯を食べて撤退しました。

ビクトリアのクルーズ船を見に行く 【2015/05/08】

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ある日ダウンタウンのガバメント通りGovernment St.を歩いていると、1台の路線バスが停まっていました。
おかしいな、ここにEnviro500が来るはず無いのに・・・よく見ると"Ogden Point Cruise Shuttle"のステッカーが貼られています。ご丁寧にBCトランジットのロゴを隠すように。・・・怪しい。
オグデンポイントといえば前に水上機を撮りに行ったダウンタウンの南にある港湾施設です。そこに何かが行われているに違いないとインターネットで調べてみると、なんとオグデンポイントにクルーズ船が寄港するではありませんか。それもシーズン中はほぼ毎日、しかも日によっては1日に2~3隻も。
こりゃ行くしか無いべということで行ってきました。


その前にバスとか撮影してきたんですけどね。
まずトフィーノバスTofino BusのPrevost H3-41。H3-45の短尺版です。側窓の数がH3-45より1枚少ない(6枚)です。



場所を移して、グレイハウンドGreyhoundのMCI 102DL-3。



スクールバスのGirardin MB-IV。スクールバスの中でも最も小型のA型バスです。シャーシはシボレー。



またもスクールバス。IC BusのCE Seriesです。長尺ボンネットのC型です。
箱型バスのボディにボンネットをポン付けしたみたいで全体の一体感が感じられずあまりいいなとは思わないです。同社は箱型バス(D型)も製造しているので、設計を共通化させているんでしょうかね。



バスディーポにはいつものパシフィックコーチPacific Coach Prevost H3-45。



今度は水上機を撮ります。水上機が来るのを待っているとクレーン車の乗った大きないかだ(これは起重機船と呼んでいいものか)がタグボートに曳航されて通り過ぎて行きました。
タグボートは前後に1隻ずつでプッシュプルしていますな。



インナーハーバーの奥へと進む船が向かう場所といえばもう一箇所しかないのだけれど・・・と思っていたら案の定ブルーブリッジが上がり始めました。



ちょうどDHC-3Tが通り過ぎて行きました。



開ききりました。



起重機船が橋を横切ります。船はこの後、奥にあるドックに収容されていったかと思われます。



通過し終えたら即座に橋を下げます。まあまあ交通量のある橋で周りはすぐに渋滞してしまうので素早く原状復帰させるのです。



ケンモアエアKenmore AirのDHC-3T(N765KA)がタキシングしていきました。
今日は前回のようなダイナミック着水は起こりませんでした。



同DHC-3T(N90422)。続行便ですねー。



フェアモント・エンプレスの前の観光バスのりばに移動するとCVSツアーズのAD Enviro400が停まっていました。Enviro500の短尺版で、後輪が1軸しかないのが識別ポイント。2階建てバスを短尺させる必要ってある・・・?
これは2階席の屋根を取り外した観光用のオープンバス仕様。フロントのスタイリングもBCトランジットで運用されているものよりも新しい"Go Anywhere"モデルになっています。



ウィルソンズWilson'sのH3-45(第2世代)。見覚えのあるような塗装パターンですが、チャーターバスラインズの緑色の部分を青に変えたものでした。たぶんそこから譲渡されたんでしょう。

続きます。


その2へ→

ビクトリアのクルーズ船を見に行く 中編 【2015/05/08】

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またバスを撮ります。なんかあっちこっちしていますね。
BCトランジットのAD Dart SLF+Pointer2。



NFI D40LF新塗装。



グレイラインGray LineのElDorado National MST。初めて見た車種ですね~。シャトルバスや市内観光なんかに使われています。



BCトランジットのNova LFS。



CVSツアーズのPrevost H3-45(第2世代)。シーズンになってからよく見かけるようになってきました。



BCトランジットのNova LFS Suburban。この系統にしては珍しく自転車を乗っけている。



スクールバスのBlue Bird TC/2000。リアエンジンのD型バスです。でもこれはたぶんフロントエンジン車(TC/2000はエンジンの配置が選択式)。



オールポインツバスAll Points BusのH3-41(第2世代)。
いい加減オグデンポイントに行きます。



到着すると、デカいマンション・・・ではなくクルーズ船が停泊していました。いや、ほんとデカいな・・・。
手前にある銭湯の椅子をとても大きくしたような構造物はなんなんでしょうな、アレ。



前に来た時もバスが停まっていたんですが、今回はもっと増えています。
VTCコーチのH3-45(第2世代)。マルーン塗装でシックな感じ。



同社のH3-45(第1世代)。こっちは白色。



BCトランジットのLFS Suburban。66系統や99系統の長距離コミューター用バスです。
朝にダンカンやショーニガンレイクの町からビクトリアに来て夕方になったら戻るという運用で、昼間の間はいつもここで昼寝をしているご様子。車両はともかく乗務員はどうしているんでしょうね。ビクトリア営業所管内の系統を運転しているのかもしれません。



いつものパシフィックコーチ。ずらずら並んでいます。



Prevost LeMirage XL-II。



TMC MC-9。



ヘリジェットHelijetの送迎車Dodge Sprinter。メルセデス・ベンツのスプリンターのOEM車です。フロントグリルがダッジ特有の十文字になっているので見分けは簡単かと。
ヘリジェットのヘリポートはオグデンポイントに隣接しているのでダウンタウンからここまで送迎しているんでしょうな。



ちょうどタイミングよくヘリジェットのSikorsky S-76Aが離陸していきました。

今回はここまで。


後編へ→

ビクトリアのクルーズ船を見に行く 後編 【2015/05/08】

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というわけでクルーズ船「ゴールデンプリンセスGolden Princess」(IMO9192351)です。お尻をこっちに向けているのでアレですが。
プリンセス・クルーズ社Princess Cruiseが所有するグランド級2番船。排水量約10万9千トン。建造費4500万米ドル。イタリアのフィンカンティエリ造船所にて2001年竣工。速度22.5ノット。乗員1100名、乗客2600名収容可能。
いやはやデカいの一言。クルーズ船を間近で見たのはたぶんこれが初めてだと思うのですが、本当に海に浮かぶホテルですな。
乗ってみたいですなぁ、安いコースでいいから。



先日見かけたシャトルバスになったAD Enviro500。たぶんBCトランジットがウィルソンズにリースしているんだと思います。"Shuttle"表示があるんだなぁ。
船着場の目の前から発着していますが、値段が往復$11とお高い。ちょっと歩いて路線バスに乗れば往復$5で済みますが、クルーズ船に乗るような人たちなのでその程度の差額ならホイホイ出すんでしょう。アメリカ人って歩くの嫌そうだし。



観光用のロンドンバスDaimler Fleetline。右ハンドルのイギリス車の輸入なので右側側面に乗降口をブチ抜いて設けているのが面白いですね。



TMC MC-9。ウィルソンズのステンレスバスです。これに乗ってビクトリア観光に行く乗客もいるんでしょうな。



MCI MC-9。青帯の塗装。これが正規塗装のよう。



MCI 102-A3。
MCI最後のステンレスバスかな?



ちなみにこれらのバス、やたらと留置されていてこんな写真もお手の物。
つかカッコいいなこの並びは。



リアはこのようなかまぼこスタイル。



Nova LFSのシャトルバスもいました。Enviro500と合わせて4台体制で運行している様子。



内1台は屋根カバー付きの9434号車でした。Enviro500も片方はトップナンバーの9501号車でしたし、知ってか知らずか特徴的な車を選んできたようです。



ウィルソンズの真っ白なPrevost H3-45。個体ごとに塗装が安定してないですね・・・。譲渡車の寄せ集めだからかな?



MC-9の並び。これも非常に良い。
もう見放題触り放題。触ってないですけど。



フェリーが入港してきました。オグデンポイントには一度に4隻の客船が寄港できます。
ホーランドアメリカラインHolland America Lineの「ウェステルダムWesterdam」。ビスタ級3番船。排水量約8.2万トン。フィンカンティエリにて2004年竣工。速度22ノット。乗客1900名、乗員800名収容可能。
船体をパナマックスサイズに収めたためゴールデンプリンセスよりも幾分小さいです。
北側から撮るのでどうしてもド逆光になってしまいます。



黄色い102-A3。



ElDorado National Escort RE。側面上半分をやたら絞った観光用小型バス。後輪より後ろがエンジンルームか何かなのか、客室ではないですね。



CVSのAD Enviro500。2世代目の"Go Anywhere"車ですが、なんだか普通とは違うような雰囲気。デモカーっぽいですね。ていうか表示器の文字が英語じゃないね。
調べてみたら、メキシコの公共交通Metrobús of Mexico Cityに所属していた個体のようです。それを譲渡してもらったのかな?



CVSのMCI D4500CT。前回は他のバスに挟まれてろくな写真がなかったですが今回はすっきりと撮れました。



で、今回一番驚かされたのがこいつら。客船の乗客向けの観光リムジンです。個人営業っぽい感じで、各々自慢のリムジン車で乗り付けてきています。
どれも高級車ばかりで、近づいただけで「あ、こいつらそこら辺の車と違う」というオーラを感じました。



中にはクラシカルな自動車も見られます。さすがアメリカと並ぶ自動車大国カナダ、昔の車好きも多いんですな。
これはポンティアック・パリジェンヌPontiac Parisienne。同社のボンネビルBonnevilleのカナダ向け車です。恐らく1960年代中頃の年式。ザ・アメ車!というボンネットが広くて幅のデカいボディにクロームメッキパーツ増し増しのスタイルをした派手派手なフルサイズカーですな。カッコいいですわ。乗ろうとは思わんけど。



デイムラーDS420Daimler DS420。ドイツのダイムラーではなくイギリスのデイムラーです。
とてもつよそうな車。よく見たら右ハンドルですね、イギリスから輸入したのか。
こういうのが走っているなんてカナダすごいなぁとひしひしと感じます。




そしてこれ、T型フォードFord Model T。フォード帝国が1500万台生産したとかいうあの自動車です。
え、いやいやいや、これ走るん!?と二度見しましたね。ドライバーに製造年を聞いたところ1926年式とのこと。89歳か、来年90歳だな、やべーな。
1500万台も生産されているんで、恐らくそれなりの数が現在も愛好家により稼動状態で維持されているとは思うのですが、日本ではこの手のものはそうそう見かけないのでそりゃあ興奮もしてしまうものです。動くT型フォードを見たのも初めてですしね。マニアにはたまらない国だろうなぁ。

こんなところで今日は撤収。また来ます。

ビーコンヒルパークの動物園へ 【2015/05/09】

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ビクトリアは小さな町なので動物園や水族館といった施設は無いのですが、それでも小さなものならあります。水族館は2014年10月にすでに訪れたビクトリアの北にあるシドニーにあります。そして動物園はビーコンヒルパークBeacon Hill Parkの中にあります。今回はこの小さな動物園に行ってみようと思います。なんで今まで行かなかったのかというと春~夏にしか開いてないんですね、ここ。世話代だってばかにならないだろうに、冬も開けて収入を得ればいいのになぁと思います。
でまあ、そこへ行く途中にカナダガンの親子が泳いでいました。番と雛鳥が4羽と家族のような構成にうっとり。



親鳥が雛鳥の前後を固めます。まるで船団護衛ですね。温厚なカナダガンも子育ての時期だけは警戒心が強そうです。



陸に上がりました。



雛鳥。親鳥とは似ても似つかない姿。



なんか突っ立っていたオオアオサギ。おお、こいつはラッキー。カモメやカナダガンと比べたらレアな鳥なので静かに興奮しながら抑えました。見かけることはあってもカメラに収めるとなると中々難しいのです。



せっかくなのでもう一枚撮っておきます。



ビーコンヒルパークに着きました。日本語にすると灯台の丘公園。昔灯台があったことが由来なんですけど、現在では跡すら見当たりません。
なんだこりゃ、鳥に占領されているじゃないか・・・。もうこの公園はおしまいだぁ!



このままでは町の危機なので果敢にカナダガンに向かっていきますが距離数十cmにまで近づいても逃げる素振りも見せません。うーん・・・。
それでも触ったらくちばしでつつく攻撃をされてカメラのレンズを割られそうなのでそれだけはやめておきました。



公園内ではおなじみのトウブハイイロリス。最初は手こずりましたが慣れちまえば撮影は簡単です。



こちらのカモはエサか何かを探しているようです。



犬 神 家
何を食べているんでしょうね。魚はいなさそうですし、水底のコケとか虫でしょうか。



なんだか小さいのが水の上を走っているかのようなすばしっこい速さで池を横切っていきました。な、なんだあいつは、ニンジャかな?



なんとカモの雛でした。母親も一緒。親鳥と比べると分かりますがまだひよこくらいの大きさです。かわいい。



例によって成鳥とは似つかない姿ですが、くちばしだけは同じ形をしています。



10羽くくらいいましたが、先ほどのカナダガンと違って勝手気ままに親鳥の周りを駆け回っています。



水浴びする親ガモ。高速シャッターの出番だぜ。



こんなに雛鳥がいてそれが全員成長したら公園がカモで埋め尽くされそうですが、どうもそうでないあたり(それでも園内では一番数の多い生物ですが)どこかで帳尻があってるんでしょうかねぇ。



蓮の平原を駆ける雛ガモ。お気に入りの一枚。



雛があまり遠くに行くと母親が鳴き声を出して雛を呼び戻します。ちゃんと子育てしてる。
それに比べて父親はなにをしているんでしょう。白目向けて昼寝でもしてるんですかね。



エサが浮いていたらしく雛が貪っていました。かわいいなぁ。

余興はここまでにして、動物園に乗り込みます。


その2へ→

ビーコンヒルパークの動物園へ その2 【2015/05/09】

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動物園の入口にクジャクのメスが歩いていました。雄は今まで何回か見たことあったんですがメスは今日が初めてです。いないはず無いんだけどなと思ってましたけどいましたね。オスと比べるとやっぱり地味ですな。



観光用の馬車が園内を通り過ぎて行きました。ここも通るのか。



というわけで今日の襲撃先、ビーコンヒル・チルドレンズ・ファームBeacon Hill Children's Farmに来ました。敷地の広さや展示されている動物の種類はふれあい動物園程度の規模のものです。外観は撮り忘れました。
入るとクジャクが飾り羽を展開してお出迎え。この目で見たのは多分初めてのことですが、すごい、こいつはかっこいいな。おもわず僕もうっとり。



もう1匹、柵の上に止まっていました。クジャクって飛べたんだっけ?あと頭の大きさの割に首が太い。



おとなしいので近づいても動きません。クジャクにもいろいろありますけど、これはインドクジャクでしょう。
クジャクは飾り羽もですけど、トサカの形も特徴的で面白いですよね。なでなでしたい。



ミニブタMiniature pigの夫婦(?)。近年では豚をペットとして飼うようになってきていて、このミニブタはそのために品種改良したものです。名前通り普通の豚よりも幾分か小さい体つきになっています。



黒豚のほうがMr. Bean。オスですな。



メスの方のSweet Pea。腹が地面に擦れてるんじゃないかっていうくらい出ているので妊娠してるんじゃないのと思いましたが、妊娠してないよ!とのこと。
「豚は言うほどデブじゃないし清潔で頭もいいんだ」というイメージを破壊する豚です。いくらなんでもこれは・・・。



呆れてものも言えないミスター豆。こっちは健康的な体つきです。



クジャクの裏側。華やかな物事の裏側は決まって地味と言われていますがクジャクもそのようです。



メスにアピる別のオスクジャク「スケベしようや・・・///」



あさっての方向を見つめガン無視を決めるメスクジャク。かなしいなあ。



一方隣にはすでにデキてるクジャクのカップルが。
現実は非情であり人々は平等ではないことを我々に気づかせてくれる。明日も頑張ろう(白目



次はアヒルコーナー。アヒルってカナダで一度も見たことがなかったんですよね。まあ元々は家畜だから多少はね?
一口にアヒルと言っても種類がいくつかあって、これはマグパイアヒルMagpie duck。アヒルと言いながら体の半分が黒い羽根で覆われていて、食肉や卵が利用されます。



ナキアヒルCall duck。アヒルといえばこれですね。保険屋のCMに出てくるアレ。



インディアンランナーIndian runner。アヒルのイメージとはかけ離れた首が長く直立したアヒルです。名前通り走るのが得意だそうです。でも飛ぶのは他のアヒルより輪をかけて苦手っぽい見た目ですね。



ムスコビーアヒルMuscovy duck。目の周りが羽根がなく赤いのでアヒルのボスか隊長機みたいな攻撃的風貌です。



個体ごとに黒い羽の割合が異なります。これは背中だけ黒いアヒル。



真っ白の個体もいました。



アルパカ。草食ってる茶色いのがDonny、見切れている白いのがOsmondです。
今回はここまで。


その3へ→

ビーコンヒルパークの動物園へ その3 【2015/05/09】

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「キエー!!」と鳴き声を上げるインドクジャク。なんだか面白い顔をしていたので撮影しました。



水浴びをするアヒル。



次にチキンコーナー。チキンと言いつつ他の鳥もいますが、要は食べると美味しい鳥のコーナーなんでしょう。
というわけでチキンじゃない鳥のシチメンチョウ。その中でもこれはナラガンセットターキーNaragansett turkeyという品種。家畜用に改良されたらしい。
日本では馴染みの薄い鳥ですが、カナダやアメリカではクリスマスや感謝祭の日の夕食にはこれの丸焼きが必ず出てくるというくらいに欠かせない鳥です。これらの日が迫るとスーパーの精肉売り場には丸の七面鳥がごろごろ陳列されているという驚きの光景を見ることが出来ます。



こちらはオスの七面鳥。顔の周りが腫れ物でも出来たみたいに真っ赤っ赤です。それでいて目の周りだけは青いんですから、威圧感がすごいです。
これは肉垂と言って、大きいほどメスにモテるというセックスアピールのためのものです。首の下の方までデロンデロンで鼻の上から垂れているものなんて長すぎて首に繋がってますからね、七面鳥界のイケメンでさぞやモテモテでしょう。食事の時は鼻の上の肉垂が邪魔で大変そうですけどね。
体格もいいし、きっと美味しい丸焼きになってくれるはず。



ちなみにチキンどもにも名前が付けられています。あの七面鳥はオスがThomas、メスがHenriettaです。
で、写真のこれはCookie & Cream。うーんこの。日本だったら饅頭と大福並のセンスだなぁ。



ニワトリのJacques、品種はバフオーピントンBuff orpinton・・・だと思うぞ。
園内のニワトリの中では一番体格がいい。フライドチキンにしたら美味しそう。ケンタで好きなチキンの部位はサイとリブです。



まだら模様のMille fleur belgian breaded d'uccle。名前はPumpkin, Citrouille, Calabaza, Tikvaのうちのどれか。
焼き鳥にすると美味しそう。焼き鳥は砂肝と軟骨が好きです。



ニワトリ三者三様。ニワトリにも色々いますな。






そっぽを向かれるクジャクその2。もう見てられないなぁ(シャッターを切りながら



ジャコブヒツジJacob sheep。



木陰で寝ているのもいます。



ロバDonkey。園内では最大の動物です。



白いロバ。毛がふさふさ、チャラ男かな?



ボスアヒル。



ご注文のうさぎ。品種は分からん。アンゴラウサギではなさそうである。



ヤギ。なんだかやたらいますね。
ヤギと一緒にヒトも飼われているようです。



めぇ。



めぇめぇ(なんだかもう書くのがだるくなってきた)。

こんな感じでした。細かい品種を除けば日本のふれあい動物園でも見られるような動物ばかりなので、観光客が無理して行くところでもないかなぁという感じでした。なんだかこんなスポットばかりな気がするな・・・。


最終回へ→

ビーコンヒルパークの動物園へ 最終回 【2015/05/09】

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ビーコンヒル公園からオグデンポイントへと向かいます。
途中でスクールバスIC Bus CE Seriesがいました。
見落としがちなのですが、近年製造されたスクールバスのバンパーには黄色い棒が装備されています。これは生徒の乗降時に展開して、生徒が道路へ出ないようにするための遮断棒です。
もともとスクールバスは路上での優先順位がかなり高く(ぱっと思いつく限りではたぶん緊急車両の次に高いかと)、生徒が乗降するために停車しているときは後続車は車線がいくつあろうが追い越しをしてはいけませんし、対向車も乗降が終わるまでバスの手前で停車しないといけません。乗降時は前後上部にあるランプが点滅し、STOPの看板が展開して追い越しされないように注意喚起します。でまあ、最近はこれでも足りないのか遮断棒を取り付けるようになったんですね。依然未装備の古い車もいるので義務化されてはいないんでしょう。
路線バスに乗っている時に一度乗降時に遭遇してしばし足止めされましたが、事故が起きないに越したことはないんですが過保護だなと感じました。
レンタカーに乗っている時にこの場面に遭遇したら気をつけなければいけませんね。罰金がとても高そう。



ThomasのSaf-T-Liner ER。ERっていうとなんだか長距離型みないな連想をしてしまいます・・・。LRもあるのかな?
この日は休日なのでスクールバスは出番無しのはずで、一日中ここに路駐されているんでしょうね。路駐って日本だと何だかイメージ良くない(と思うん)ですけど、ビクトリアでは街中から住宅地まで路駐しまくりで、特に住宅地になると普段から路肩を駐車場にしているなんて車もあちこちで見かけます。道幅が広いですからな・・・。これも私にはちょっとついていけない感覚ですね。いたずらされないのかなと心配になります。



オグデンポイントに着きました。
パシフィックコーチのPrevost H3-41を見ます。パシフィックコーチにもH3-41いたんですね。



TMC MC-9 Special。グレイハウンド・カナダ向けに製造されたMC-9スペシャルはライトケースが角型になっています。現在はこのように他のバス会社に放出されているようで。ケースの形だけでもけっこう印象が変わりますね。
TMCはTransportation Manufacturing Corporationの頭文字で、ニューメキシコ州にあったバスメーカーです。自社製品の製造の他にMCIのOEMも行っていました。このMC-9はその一例です。



次にウィルソンズのMCI MC-9。
カナダに行ったら一度はステンレスバスを見てみたいなぁと思っていましたが、こう何回も何台もまじまじと見られるとは思っていませんでした。



MCI MC-9。かっこいい。
MCIことMotor Coach Industriesはアメリカの老舗バスメーカー。全米に路線網を持つ高速バス会社グレイハウンドの下部組織だった時期もあり、グレイハウンドのためにバスを造っていたという形になります。もちろん他の会社にも供給していましたが。ここら辺は、日本の西鉄バスの子会社だったコーチビルダー西日本車体工業(西工)と同じような関係といえます。
ところがMCIはカナダのバスメーカーNew Flyerに買収されることが2015年11月に発表されました・・・。2016年までにその歴史に幕を閉じるそうです。



丸ライトいいぞ。このライトケースは昔の日本のバスでも見られていましたね。たぶんこれらアメリカ製バスが参考になった・・・というか、当時の日本製バスは多分にアメリカンスタイルを模倣レベルといえるくらいに取り込んでいたように思えます。



MCI 102-A3。
このモデルから近代的なデザインになったと思います。特にフロントの後退角は現行のMCI製バスでも見られるものです。プレボストとは後退角の付け方が少し異なるので、後退角の違いでメーカーを見分けることが可能になります、はい。



ステンレスバスずらり。



Prevost LeMirage XL-II。



CVSのPrevost H3-45。
フロントガラスが2枚なのが第2世代車、4枚なのが第1世代車であっているはずだぞ。



MCI D4500CT。今回は前面側面ともに順光で撮影出来ました。



Mercedes-Benz Sprinter。
今日はフェリーが寄港していなかったので、このまま退散。



フィッシャーマンズワーフに行って昼飯を食べます。フィッシュアンドチップスですね。うまい。魚は鮭と鱈の2種類にしましたがやっぱり鮭は合わないなぁという感想でした。



食後はカモメを撮ります。首を傾げながら飛ぶのやめてくれませんかねぇ。









こんな感じです。上達しませんね。



アザラシはなんか浮かんでいただけでした。

おしまいです。

第2回水上機着水撮影大会 前編 【2015/05/15】

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この日は風向きが良く、天気もまあまあ良いとコンディションが良かったため、水上機の撮影に出かけました。
まずはタキシングしているハーバーエアのDHC-3T(C-GHAR)。



ケンモアエアのDHC-2(N900KA)。



その続行機、DHC-3T(N606KA)。シャチの特別塗装機ですね。細長い機体シルエットによく似合っています。



今日もこれを撮りに来ました、着水アプローチに入っているDHC-3T(C-FRNO)。何度見てもいいね。
この方向からのアプローチは西風が吹くときに発生しやすくなります。天気のいい日は風向きをチェックしようね。ちなみに、飛行機撮影時に便利なflightradar24にはこれら水上機は表示されません・・・。電波出さないらしい。まあそんなスペース無さそうではある。



ウェストコーストエアのDHC-6-100(C-GQKN)。前回ミスりましたが、今回も気付くのが一瞬遅れてどうにか撮れたかってくらいの写真に。次回のリベンジに期待。



ビクトリアハーバーフェリーのLynda Mae 2。大型の水上タクシーです。ここまで大きいとタクシーではなく水上バスですね。



ケンモアエアのDHC-3T(N707KA)



DHC-3T(C-GVNL)。急激な右旋回をかけているため機体が斜めに傾いています。ちゃんと水平を保って撮っているんですよ?
パイロットはともかく乗客は大変そうですね。でも速度はよく墜落しないなぁと思うほど遅いのでGはあまりかかっていないのかも。
というか、着水まであと高度数10mというところで北側から進入して旋回をかけるというのも素人目には変な話に見えて、東から直進しながら着水すれば安全でいいじゃんと思います。おそらく、ダウンタウンのある着水地点の東側は海抜がやや高くかつ高さのある建物も多いため高度を低くできないか、あるいは低高度では海上しか飛んではいけないという決まりでもあるのか(機体の進入経路はちょうど湾内の海面上を飛行するようになっている)、なんにせよ地形的な制限からアクロバティックな着水が行われていると思われます。



旋回していきます。よく見るとフロートにも舵が付いているのが分かります。



ここまで間近に迫ります。



C-GHAS。オンシーズンの夕方は20分毎に飛来するのでとても効率が良いです。



真横から。



C-GHAG。機体によって微妙に進路が変わってくるのでアングルもそれに合わせて変化してきます。このアングルは結構好きです。



少し寄せて。



最後にC-FHAA。
これでおしまい。この後はオグデンポイントに行きます。


後編へ→

第2回水上機着水撮影大会 後編 【2015/05/15】

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オグデンポイントに行く前にバス撮影。オグデンポイントシャトル狙いです。
BCトランジットのバスを撮りながら練習。Nova LFSです。



AD Enviro500旧塗装。



シャトルバスはEnviro500でした。イギリス風の町なのでやはり二階建てバスが受けるのか、ただ単に収容力狙いなのか。
BCトランジットのロゴを隠すようにシャトルバスのステッカーが貼られていますが、緑と紺の帯はそのままなのでバレバレです。あとは、自転車ラックが外されていますね。これが付いていないとだいぶすっきりとした印象になります。



クイックコーチラインズQuick Coach LinesのPrevost H3-45(第1世代)。
バンクーバーとアメリカはシアトルのシータック空港を結ぶ路線バス「クイックシャトル」を運行している会社です。国際路線バスってよく考えたらすごいな、日本じゃ絶対にありえない運行形態ですわ・・・。ですが貸切バスも運行していて、これもそのようです。



TRAXXのH3-45(第3世代)。トリミングはだるかった。



オグデンポイントに着くと、前にも見たホーランドアメリカライン「ウェステルダム」が入港するところでした。急いで望遠レンズに切り替えて撮影。



ノルウェーの至宝ことノルウェージャンクルーズラインNorwegian Cruise Line「ノルウェージャン・ジュエルNorwegian Jewel」がすでに停泊していました。ケツがでかい。
2005年8月4日竣工のネームシップ(4番船まで建造)で、排水量9万3千トン、全長294m、最大速度25ノット、乗員1100名、乗客2300名収容可能。
ちなみに船へは間にゲートがあるので間違っても部外者が乗船することは出来ないです・・・。



またいつもどおりバスを見ていると、側面から何か展開されていますね。



車いす用の乗降スロープでした。北米のバリアフリー施策は昔から先進的ですよね。



「ウェステルダム」が入港しました。あなたは頭を向けるのね。



ニューモデルの方のEnviro500。LED表示器のROM変えないのかなぁ・・・?
2階フロントに付いている手すりはなんのためのものなんでしょうね。無いほうがスッキリするのに。



古い方のEnviro500のシャトル。こう見比べてみるとデザインがガラリと変わっているように見えて、ライトケースの形状だとかフロント中央のくぼみだとか、割と意識して似せている部分もあるのだなと分かります。側面なんかはほとんど変化がないんじゃないでしょうか。
ちなみに日本のバスには必ずある非常口ですがここにはそんなものはなく、窓を枠から外して脱出するというマッチョな方法が取られています。あとは通風口を通って屋根へ脱出するなんてのもあったかな?



CVS軍団。彩りも車種も豊か。



反対側から。



初見の車、Ford E-150+Goshen Coach GC IIです。小型バスですね。この手のバスはシャーシとボディの組み合わせが多種多様なので奥が深いのです。



Eldorado National Escort RE。CVSの車両を見たのはこれが初見。



リムジンも見ていきます。今日のクラシックカーはキャデラック・シリーズ62Cadillac Series 62。その中でも1954~1956年式のモデルです。
キャデラックは好きだ。一番気に入っているのは・・・値段だ。
ますます好きになりました。



こちらは現代的で車体長も長いいかにもリムジンらしいリムジンですが、そこはかとなく高級感が溢れています。リンカーンのエンブレムがありますが純正ではなく、DaBryan Coach Buildersというアメリカのボディビルダーが車体を装荷しています。リムジンのビルダーまであるんだな、さすがアメリカ。

こんなところで今回は終了です。

【2015年】 今年一年を振り返ろう企画 【旅行編】

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過去記事
【2014年】


2015年も残り僅か。もういくつ寝ると2016年です。
というわけで、去年から始めた今年一年間を振り返ってみよう企画、今日は旅行編です。次回は模型編です。

このような底辺ブログでもいつも読んでくださっている皆様はご存知だと思いますが、今執筆している出来事はまだ今年の5月のこと!7ヶ月遅れです・・・。先月辺りもう少しで6ヶ月切りそうってところまで追い上げたんですけどね、また離されてしまいました。そのうち周回遅れになってしまうのではないかと本気で危惧しております。どっかみたいにネタ切れ寸前よりはマシとはいえ限度があります。ちなみに去年は一番先の記事で2~3ヶ月遅れだったはず。どうしてこうなった。
なので、今年はやんなくていいんじゃないかと迷いましたが、備忘録的意味でやっぱり書くことにしました。この脱線でまた最低でも2日分引き離されるわけですね分かります。備忘録の備忘録ってなんやねんほんと。

閑話休題。

2015年は一年間のほとんどを海外のカナダ・ビクトリアで過ごしたというとても変わった年でした。今後こういうことはもう無いだろう・・・無いと思う、という年でした。

ただ旅行事情は日本とはだいぶ異なった印象で、まず自家用車がないと隣の町へ行くにも大変。車が無いとなると公共交通機関なのですが、(都市圏内の公共交通を除けば)これが総じてクソ。使えません。日本ではさんざん使っていた都市間鉄道は息していません。航空先進国の割に飛行機も大して安くありません。あとは国土が広いので移動だけで1日使うなんてザラです。高速バスで大陸横断しようものなら2~3日かかります。WiFiと電源が完備されているとはいえ4列座席のバスに数日間缶詰は考えただけで苦行です。本音を言うと一度ならやってみたいという気がしなくもないですが、一人では嫌なのでその時は誰かを道連れにします。
いくつか遠征プラン(ビクトリア→ポートハーディ→プリンスルパート→ジャスパー→バンクーバー→ビクトリア一周、オーロラ鑑賞とDC-3搭乗ツアー、エドモントン/カルガリー旅行、米国北東回廊縦断などなど)を机上で練ったこともありましたが、金も日数も掛かるということでそのほとんどが破棄されています。日本はなんと国内旅行のしやすい国なのだろうと再認識した一年でもありました。

また脱線してしまいましたが、本題に入りましょう。ひと月ずつ載せていきますね。



January
特に無し。エスクイモルト基地の海軍博物館ビクトリア空港付近のBC航空博物館を訪れたくらいですかねぇ。博物館開拓をした月でした。
どちらも後に再訪しています。記事になるのはまだ当分先ですが・・・。



February
レンタカーを借りてバンクーバー島内に保存されている鉄道と航空機の探索を行いました。この遠征と2014年のポートアルバーニ遠征時の探索でコモックス以南の保存車両はほぼ網羅したはずです。



March
お引越しだとか帰国準備だとかであまり動きませんでした。
バンクーバー空港で撮影した全日空羽田/バンクーバー線の767も今は787に更新されてしまいましたから、この姿も過去帳入りとなってしまいました。



April
3週間ほど日本へ旅行しに行きました。日本在住のZeBonさんに拉致され騙されながら旅行するという日本のおもてなしを感じる旅でした。


May
ここから未執筆!!
ビクトリアのダウンタウンでビクトリア・デイの記念パレードを見に行きました。だいたい3時間に及ぶ大変列の長いパレードで、様々な組織や団体が道路を歩いて行きました。
これはわりとすぐに書き出せますぞ。次の次くらい。



June
今年数少ない遠征のひとつ、アメリカ・シアトルへ行ってきました(6ヶ月ぶり2度目)。初回訪問時に取りこぼした施設訪問とメジャーリーグ観戦をしてきました。
それでもまた取りこぼしがあったのと、野球の試合の流れがちんぷんかんぷんだったので次回は詳しいやつを誰か拉致って観戦したいと思います、ハイ。



July
今年最大の遠征、カナディアンロッキー旅行に行ってきました。カナダの大自然を満喫しました。アメリカ領内の南側のロッキーにもいつか行ってみたいですね。



August
カナダ軍コモックス基地のエアショーに行ってきました。日本の航空祭とは比較にならないほどの充実ぶりで、本場のエアショーにすっかりハマってしまいました。まだ上には上のエアショーがあるはずで、そこへ行ったらいったいどんな機体が空を舞うのだろうと楽しみになってしまいます。エアショー巡りもしてみたいですねぇ。



September
ビクトリアからおよそ西へ40kmのところにあるスークという町、その北にあるギャロッピンググース・トレイル巡りへ。
これは鉄道の廃線跡を転用して整備された遊歩道で、道中にあるトレッスル橋も再活用されています。それを見に行ってきました。
ただ上から渡るだけだとあまり分かりませんが、横から見ると迫力があります。



October
特に無し。朝練してバスを撮影したぐらいです。9月以降は本当にどこにもバンクーバーにすら行かなくなった上に撮影に出かけることも少なくなりましたから、さぞや記事の追い上げが捗るだろうと期待が高まります。9~12月はひと月あれば書ききれるのではないでしょうか?



November
サーモン・ランこと鮭の遡上を見に行きました。前年の反省を活かし午前中に襲撃。満足のいく遡上を見ることが出来ました。



December
なんとなくビクトリア空港のサイトを見ていたら、サンウィングという聞いたことのないエアラインが就航していたのでそれを見に出撃。
カナダのレジャー系エアラインなんだそうです。日本じゃあまり聞かないジャンルですね。機材は737-800でした。
12月は雨続きで、よくこの日タイミングよく晴れたと思います(撮影できる時間帯、サンウィングは週1便しか飛来しない)。
あとは今日(30日)になんとなく撮り納めしましたが、たいした成果がなかったので載せません。


以上、こんな感じの1年でした。数ヶ月に1回遠くに出かけて、あとはビクトリアに籠っていたという印象でしたね。特に後半は一歩も町から出ませんでしたwまあ海外に1年間も住むというのは得難い経験ではあるわけですが。
それでもさすがに鬱憤も溜まったきたので、とりあえず来年は一発デカいのをすでに仕込んでおきました。お楽しみに。

2016年、私はどこへ行くのかどこへ拉致られるのかどこへ向かうのか、ご期待ください!


以下余談。


今年訪れた都道府県。今年はこれをやる意味なんて無いんですけど、一応貼っておきます。
まあ当然ですが悲惨の一言ですね。前年比-15都道府県です。真っ白やないか。むしろたった3週間で13も周れたのか。山陽Pは偉大。これが無ければ3都県で死んでいた。
青い通過県はサンライズで夜中に通りすぎただけ、岡山県は本当に電車を乗り換えただけ、広島県はちょっと改札の外に出てお好み焼き食べただけ、島根県は津和野を数十分間散歩しただけ、と考えると実質的には東京・神奈川・静岡・山口の4都県に落ち着くのではないかという余計悲惨な結果に。
2016年にご期待ください(震え声)

【2015年】 今年一年を振り返ろう企画 【模型編】

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過去記事
【2014年】

2015年最後の記事です。
今年作ってきた模型を振り返ってみましょう。



1作目:1/72 CF-18 Hornet (Minicraft)
カナダで作った初めてのプラモです。最低限の道具しか持ってこなかったので多少製作時に制限がありましたが、形にできました。
キットはミニクラフト製で、他と比べると出来は良くないです。他社キットを買うのをおすすめします。



2作目:1/144HG ジン・ハイマニューバ2型(バンダイ)
一時帰国の際に日本から密輸してきたキット。ぶっちゃけ消化試合でした。夏に行われた、ガンプラを買うと付いてくる限定のボーナスパーツ目当てで買ったんだと思います。
いや、SEEDのMSは好きなんですよ?ジュール隊のザクを3機くらい作りたいと思っていますよ、ええ。スラッシュウィザードはすでに確保済みですし。



3作目:1/700 護衛艦「あたご」(ピットロード)
カナダに寄港したことのある日本艦シリーズ。初のフルハルキット、初の護衛艦キット、初の現用艦キットと初物尽くしでした。塗料はモデルマスターのモノの中から近似色を選びましたが、違和感はないと思います。
パーツを色々紛失したので、日本で展示できるかというと微妙。カナダだとバレなかったんですけどね。「あけぼの」も早く作らなきゃ・・・。



4作目:1/144HG ザクIIサンダーボルト版(バンダイ)
模型コンテストで部門賞取ったるで!とちょっと頑張って作ったキット。が、結果はダメでした。カナダでは知らない人は知らないからね、ガンダム・・・。



5作目:1/700 重巡洋艦「鈴谷」(アオシマ/タミヤ)
初の艦これキットですが、特に何をするでもなく普通に作りました。重巡は「青葉」以来2作目。
タミヤ・ハセガワのOEMキットはあまり艦これキットで買う旨味は無いのかなぁと思いました。早く陽炎を買おう・・・。


えー、以上です。おや、少ない・・・。前年比-6作です。半減ですね。
完成までに時間のかかるキットではないですし、作る際に特別手間を掛けてるわけでもないので、単純に作業時間が減っているんですね。まあ去年は数ヶ月の間に駆逐艦を3隻くらいぽんぽん作っていたんで例年より多かったというのもあるでしょう。



ちなみに、今年購入したキット、いわゆる積プラは現在18個にまで膨れ上がっており、これの消化が今後の課題になります。日本にも積んであるからね。いよいよ積みモデラーになってきた。
積みプラの内訳はほとんどがカナダ関連のキットです。意外と立体化されてるんですねこれがw飛行機ばかり偏っていますが、AFVや艦船はどうも発売されていないご様子。需要ないのかな?
ていうか持って帰れるのかな。後先考えず買いまくってるからな・・・。来年も増えるぞきっと。


以上で、2015年の黒鉄重工はこれで終了です。今年も執筆遅れまくりのこのブログを読んでくださりありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します!
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