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期日前投票のついでに371系を撮影する【2012/12/09】

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現在、衆院選の真っ最中なわけですが、私もついに選挙権が与えられて晴れて投票に行けるようになったわけですね。
で、初めての選挙が国政選挙となりまして、これに行かない手はないということで投票に行こうと思っていたのですが当日は用事があり行けません。なので、9日に静岡まで行き期日前投票をしてきました。
ですがただ投票に行くだけなのはもったいないと思い、蒼風くんと一緒にちょうどこの日に運転されていた371系の臨時列車「いわたウォーキング」号と特急マークが復刻された大井川鐵道の旧京阪3000系テレビカーを撮影しながら行くことにしました。



下宿を日が昇る前から出発。やってきたのは東海道線静岡地区の名所、興津川橋梁です。おそらく一番同業者が多かったポイントだったと思います。それでも朝早い列車だったのが幸いしたのか、撮影者は少なく10人程度。キャパも十分なのでゆったりと撮影できました。



朝日に照らされる371系「いわたウォーキング」号。日が出ている時間に興津川橋梁を下る371系というのは現役時代にはまずなかった光景だったので、貴重な記録になったかと思います。

撮影後は静岡市役所に行って期日前投票をしてきました。初めての投票だったので緊張しました。



投票後は大井川鐵道へ。金谷から新金谷までは徒歩で来て、新金谷車両区を見ました。



最大の目当てだった京阪3000系は残念ながら車庫でお休み。車庫の外側から「特急」も掲出した完全な状態の鳩マークを撮るだけに終わりました。
最近では、急行電車に充当されていたようですがそれ以降はどうやら動いていないようです。調子が悪いのでしょうか?



動態保存から静態保存への移行が検討されているらしいC12 164。当面は転車台の主として居続けるかと。



1本目のSLを撮影後(動画なので写真無し)、電車に乗って移動。



同行している蒼風くんの希望により神尾駅で下車。3回目の訪問となります。
重度の鍵っ子である蒼風はAIRの聖地である神尾駅にどうしてもゴールしたいのであったのだ。



以前訪れた福用駅にも真新しい構内踏切がありましたが、神尾駅にも新しい機器箱が設置されていました。警報機は無かったので踏切以外の何かだと思います。少しずつ機器更新を行っているんですね。電鈴式の踏切が更新されるのもそう遠くないのかも?



さて、ベンチのところに置いてあるAIRノート(駅ノート)ですが、イラストが表紙になってるあの痛いヤツは無くなっていました。
自分のメッセージも書いてあっただけに行方不明になってしまったとは残念です。
ですが、他のノートを見てみると未だに訪れてくる人が多く、鍵の根強さを思い知らされたといいますか何と言いますか。



ドルジとみすずちんで記念撮影。わかる人には神尾駅だということがわかるはず。



SLも撮影します。C11 227でした。謎の白い手すりが追加されていましたが・・・SLくんの名残なんでしょうかね?SLくんは見に行っていないのでわかりません。



引いてもう一枚。



団臨だったようで、7両という長編成で通過していきました。



近鉄に乗って帰還します。



整理券と一緒に記念撮影。

で、ここで神尾に携帯を忘れてきたことが発覚。新金谷で下り列車に飛び乗り無事に回収。1時間ボケ〜っと待ちながらまた戻ってきました。
暇だった・・・。



車窓越しから京阪を撮影。



帰りは島田駅から371系「いわたウォーキング」号の復路に乗って帰ります。
やはりすわり心地がよく、沼津までよく眠ることが出来ました。



終点沼津にて。
オタも多かったですが家族連れもかなり多く、席もよく埋まっていたので好評だったと思います。
また走ってくれるといいですね。

ここから御殿場線に乗り換えて帰宅しました。



欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 ドバイ編その18

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ゲートウェイ駅からタクシーに乗ります。危うく白タクに捕まりそうになりましたがどうにか回避して正規のタクシーに乗車。おお、こわいこわい。

さて、たどり着いたところはドバイ博物館。ドバイに関する歴史がわかる博物館なのだ。



建物が凝っていていい感じですね。なんでも18世紀の「アルファヒディ砦」を改築しているのだとか。しかしなんか博物館にしては薄っぺらく見えるのだが。



1968年のドバイ川周辺の航空写真です。今とは全然違うことがわかります。



入館料を払うと中庭に出ました。むう、ただでさえ暑いのにこれは・・・。
ていうか、展示物これだけなのか?少なくね?



ドバイ的ボート。ドバイ川で使われたのかな?



ドバイ的タンク。タンクの上が黒いけどまさか焦げてるとかそういうんじゃないだろうな・・・?



ドバイ的大砲。銅製で輝いています。



ドバイ的井戸。水関係の展示が多いですね。



現在の気温、47℃っ!!
いやぁ、こりゃたまげたなぁ・・・。47℃だもの。ここの人たちは年中こんな天候で生活していると思うと35℃程度で騒いでいる日本が馬鹿らしくなってくる。

この中庭だけの展示で終わりかと思っていたら、地下へ向かう通路があるので急いでそこへ行きました。室内は涼しくてとても快適です。



地下にはドバイの歴史をまとめたムービーが流れていたりドバイの街並みが再現されていたり。



たくさんの蝋人形がいます。こういうの撮るのは後々何かに使えそうなので結構好き。



私の英語能力では説明板を見ても何を訴えたいのかまるでわかりませんが、こんな感じで生活してるんだよという事でしょうか。



働くアラビア人の図。

中途半端なところで次回へ。


その19へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 ドバイ編その19

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「いつからそこにいたのだ」
「ずっとですよ・・・」



アラビアの既婚女性は夫以外に顔を見せてはダメとかどうとか。



製糸している?



荒れ地を開墾する蝋人形。



アラビア人の民族衣装です。
今までも見てきましたが、今でも多くの人が着ています。



ドバイの海運とか漁業とか。



「安いよ安いよ」



船の骨組みは全部あるように見せかけて、半分しか組まれておらずもう半分は鏡に反射させているといういささかせこい面白い展示方法。



ところ変わって砂漠の方の展示。



昔埋葬されたと思われる人骨。
いろいろ装飾品も一緒に埋葬されるみたいです。



小さい収蔵品を展示するところ。



短剣とか。



大昔の集落の模型とか。



ドバイ的自販機。
右側のものは日本でもパンとかお菓子とかを売っているタイプでたまに見かけますが左のは日本にはないタイプですね。



コインの投入口も独特ですね。つまみを上にあげて投入します。



再びクソ暑い表へ。するとダウ船が目に入ってきました。
ダウ船はイスラムの伝統的木造帆船なんだそうです。でかいですね(小並感
これでドバイ博物館は終わりです。小さい博物館でしたがアラビア人の暮らしがよくわかりました。小さいのですぐに回ることが出来ます。

その19へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 ドバイ編 その20

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ドバイ博物館を後にしたら、そのまま歩いて「オールドスーク」というところへ。
おととい見てきたゴールドスーク、スパイススークと並ぶドバイ三大スークの一つです。名前からして、3つの中で一番古いスークだと思います。



案の定、昼間は大半の店が閉店状態。やっぱ夜のほうが活発なのかしらこの国は。



にしても、ここのスークはこの路地裏感がいい。



この雑多感とかたまらないじゃないですかねぇ。こういうの好き。



スークを端から端まで歩き、どうやら川が見えてきたようです。



博物館でも見たドバイ川です。



スーク側はこのような感じ。



観光船がドバイ川をゆく。川っつうより運河ですね。



再びスークへ。さすがにメインストリートのお店は昼間から開いており、観光客を呼び止めていました。
自分たちが通ると、「コンニチハ」とか「ニーハオ」とかとりあえずアジア系の挨拶をして、男だろうが構わず「カワイイ」の連呼。それちげーから。



オールドスークを見た後はそのままホテルに戻るのですが、ホテルは河の対岸にあるのでこの渡し船に乗ります。



ディズニーランドのアトラクションにでもありそうな船です。まさにここは夢の国。



ありゃ貨物船か?



ともすれば河に落ちてしまいそうな船。日本じゃこういうのは珍しいかと。



何艘かのの船が岸に着岸してあります。船によって行き先が異なるようです。



短いですが、渡し船による船旅の始まり。









対岸に到着。夢の国みたいで楽しかった。
ちなみに船を降りてみると、目の前にあったのはスパイススークでした。ここからはやはり痛いほど暑かったのでタクシーで快適にホテルまで移動。早めに撤収しました。


その21へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 ドバイ編 最終回

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ドバイ編もついに最終回。といっても、ハイライトなどはなく淡々と進んでいきます。


この日は早めにホテルに戻って、休息をとることにしました。
休息がてらホテル内を散策することにして、その中にスーパーマーケットを見つけたのでのぞいてきました。



冷凍の魚の開きと納豆という日本のスーパーと見間違うような品揃え。
ここのスーパーにも日本食コーナーがありましたか。しかも、昨日見てきた巨大スーパーよりも品揃えがいい?



おかめ納豆という見慣れた商品も。つか、いやに大量にありますが捌ききれるのでしょうか。日本人以外に需要がなさそうな食品の筆頭ですが・・・。



ニチレイの冷凍たこ焼き、冷凍おでん、あとすもううどんという見慣れない商品。むぅ、意外と日本食には困りそうもないですね。



冷凍食品だけでなく、てんぷら粉という料理の素材まで売っています。少なくともホテル滞在者が使うことはないです。宿泊者以外も利用していいスーパーなんですかね。



緑のたぬき。ここ日本だろと突っ込まれてもおかしくないほどの充実ぶり。正直驚いています。



小麦粉も各種揃えているのが細かいというかすごいというか。



出前一丁という袋めんも。



カルピスウォーターとキリンフリーと、飲み物まで取り揃えております。
ちなみに円だと大体200円程度。さすがに日本で買うよりもお高いですが、輸送費やら関税やらを入れると安いような?



カレールー、インスタント食品、油、調味料などなど。十分生活できます。



調味料類も充実。みりん、しょうゆ、酢、ラー油などなど。

もっと、ドバイっぽい商品の記録もとっとくべきだったと今更ながら反省していますが、この国独特の食品というのはないのでまあ難しいです。


この後はホテル内のプールで泳いだりゴルフしたりとわうかながらリゾートっぽいこともしました。暑くてたまったもんじゃなかったですけど・・・。



ドバイ最後の晩餐。ホテルの展望レストランでリッチなお食事。ブッフェです。



景色はこんな感じ。
ちなみにこのレストランはフロア全体がぐるぐる回って景色が少しずつ変化するという変態仕様です。すげぇ。



ぼけてますがスペアリブちゃん。むほほほ。



何十分後かの景色。同じ席から撮ってます。90分くらいで一周します。



こんな風に店内は円形になっています。

ここでも満腹になるまで食事を平らげ、明日の早い出国の準備をして寝ることにしました。


ドバイというと、アラビアンナイト的な「アラジン」の中に出てくるようなそんな感じを抱いていましたが、想像を超える発展ぶりに心底驚かされました。しかも、のびしろがまだまだあるということでこれからも目が離せない国でした。
40℃越えというとんでもない気候も堪えました。今度はもっと涼しいときに期待と一瞬思いましたが、そんな季節はないよなと自分で一蹴しました。まじきつい。
あと、観光地(特に史跡・名勝関連)は多くないので、そういうのを見て回るのが好きな私には向かない国だと思いました。リゾート地でゆっくりバカンスに来るところです。痛いほど暑いですけど。
衝撃の強い国でした。はい。
こんな感じの小並感のまとめでドバイ編は閉めさせていただきます。昔からこういうのは苦手ですね。

次回からは、旅行中最も多く滞在していたスイス編のスタートです。来年よりスタートしますので今後もよろしくお願いします。


スイス・ツェルマット編へ→

今年もよろしくお願いします

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新年あけましておめでとうございます。
今年も「黒鉄重工」をよろしくお願いいたします。

年が明けてすでに3日経っているあたりだらけぶりが出ていますが、今年はついに初日の出もいかず完全に寝正月でした。初詣もまだ行ってないです。
今年も去年と同じような流れで行くんではないかと思います。そのほうがいいですって。
今年はもっとプラモの記事を増やしたいですね。去年はおそらく5回も書いてないと思います。あと欧州projectも今年中には完結させたいです。

今年の写真はその欧州project時に撮影したマッターホルンの朝焼けです。実にきれいに撮影することができました。まあその辺は追々・・・。


そんなわけで、今年もよろしくお願いいたします。

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その1

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さて、欧州旅行と題しながら中東を旅していたドバイ編も終わり、いよいよ旅行の中核ともいえるスイス編に突入です。長大化が予想されるため、スイス編を2つに分けて前半をツェルマット編とすることにします。

8月26日(日)スイス1日目(通算5日目)



8月26日未明、まだドバイにいます。そりゃ寝て起きたらスイスにいるわけじゃないんですからねぇ。まだ出国もしてないんですから。
というわけで26日の朝はドバイで迎えました。前日、スーパーマーケットで購入した牛乳を飲みながらのお目覚めです。日本の変わらないお味でした。



まだ暗いうちからホテルを発ち、タクシーでドバイ国際空港へ。24時間開港しているのでこんな時間でもきらびやかです。左に見えるのはメトロでしょうな。



入国ロビーもデカかったですが、出国側のほうもデカい。最後までスケールのでかい国です。



我々は08:40発のエミレーツ航空EK087便チューリッヒ行きに搭乗します。



出国ゲートにて。小田急っぽくね?



出国ロビー。まあでかいでかい。バブリーです。



そしてなんといってもこの免税店街。世界有数の規模らしく、もはや立派なショッピングモールです。暇つぶしには困らなさそうです。
人も多いこと。そして搭乗口の多いこと。



A380(たぶん)。これには乗りませぬ。



乗るのはこちら、B777-300です。
それではいよいよドバイともお別れです。ありがとうドバイ。また来る日まで。



チューリッヒまではおよそ4時間。朝方から昼ごろにかけてのフライトであるため、機内食が2回出てきます。うれしいやらしつこいやらw
これが朝食分。パン2つ、サラダ、スモークチーズ、ローストビーフ、フルーツ盛り合わせ、ビスケット、オレンジジュースです。



昼食分。パン、魚のフライ、グラタンぽい何か、温野菜、サラダ、ビスケット、オレンジジュースです。
最初は目新しかった機内食もだんだん飽きてくる・・・ね。美味しいのですけれど。



昼食の別メニュー。
パン、アリの卵ライス、カレー、温野菜、サラダ、ビスケット、オレンジジュース。
カレーはなかなかスパイシーでした。ちなみに今旅行最後のアリの卵でした。



前面展望ならぬ下面展望。機体のカメラを通してモニターで地表の様子が見えます。すごいヨーロッパヨーロッパした景色が広がっています。そう、もうここはヨーロッパ。



スイス入国!
12時くらい。チューリッヒ空港に到着。



入国ロビー。ま、さすがにドバイにはかなわないわな。コンクリ打ちっぱだったりと意外と殺風景な感じです。



ロビーからエントランスおよび鉄道駅まではこの乗り物に乗ります。新交通システムの類ですね。



無人の単車で2〜3両を連結して行ったり来たりしています。車両間の通り抜けはできないんですね。



トンネルをひた走ります。
ツェルマット編、次回より本格スタート!鉄道も出てきますよ。


その2へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その2

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新交通システムを降り、空港の外へ。そしてスイス国鉄のチューリッヒ空港駅へとやってきました。
第一印象はきれいだなということ。やはりスイスの玄関口ともいえるところですからね。



切符売り場やらなんやら。我々は事前に「スイスパス」というすごい便利らしい切符を旅行代理店から受け取っているので切符を買うことはないのですが、心配なのであれこれ聞くことに。
ちなみにスイスの鉄道は改札口というものがなく、自由にホームに出入りすることができます。電車見放題というわけですな。



発車案内標。いわゆるパタパタを使用しています。ドイツ語だかフランス語だかを使っている模様ですが字面で大体はわかりますね。
ちなみに一番左に記されている種別ですが、
IC(Inter City:インターシティ)=特急
IR(Inter Regio:インターレギオ)=急行
ICN(Inter City-Neigezug:インターシティ・ナイゲツーク)=RABDe500形により運行されるIC
S(S-Bahn:S・バーン)=通勤電車(数字は運行系統?)
みたいな感じのものに相当します。
面白い。この時点でもう相当わくわくしてます。本数も多いですから期待増です。



列車の発車時刻まで時間があるので、それまでの間ホームに降りて様子見してみましょう!



おぅふ!!いきなりすごい!客レですよ客レ!
しかもデカい!新幹線クラスの巨体!
さらに赤い!かっこいい!
ねじ式連結器に緩衝器!ごつい!
やべぇぞこれw



先頭にいるこちらの電気機関車、Re460形といいます。日本ではヨンロクマルとか呼ばれているそうな。
スイス国鉄の鉄道網改良計画「バーン2000」の中にある列車の高速化、設備の近代化、列車接続の改善の要ともいえる車両です。
スイスの鉄道は山岳地帯がほとんどという地理的条件(=急勾配の路線が多い)からパワー厨であり、こと電気機関車の技術に関しては世界一とも。
定格出力1200kWのモーターを4基搭載していて、これは日本の標準型電気機関車EF210形よりも1000kWほど高く、変電所ブレイカーEF200形の4/5程度の出力です。EF200形は例外として、日本形よりもパワーのある機体なわけです。
最高速度はなんと230km/h(!)、営業速度も200km/hを叩き出します。200km/h出す機関車とかもうたまりませんね!



側面にはスイス国鉄のマーク。SBB CFF FFS と3つ書いてありますが、どれも意味するところは同じ。違いは言語です。
左からドイツ語、フランス語、イタリア語で書かれていて、それぞれSchweizerische Bundesbahnen、Chemins de Fer Fédéraux Suisses、Ferrovie Federali Svizzereとなっています。一般的にはSBBがよく使われるそうです。
スイスでは公用語がひとつに決まっておらず、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語、ヨーデル、あと英語が公用語となっています。なので、車体にもご丁寧に3か国語で書いているわけですね。
ちなみに外国語を訳すと正しくはスイス連邦鉄道となるようなのですが、国鉄のほうが私としてはしっくりくるので今後もスイス国鉄と呼称させていただきます。
その下には機番やら検査表記やらスペックやらが書いてあるような気がしますがよくわかりません。この機体は025号機のようです。ただし、番号は000号機から始まるので製造数は機番+1となります。



発車案内標。表示板に列車の停止位置を表示しています。一番右側が機関車、あとは客車で1が一等車、2が二等車です。
列車ごとに編成が違うのでこうした感じでしょうか。日本だと編成がおおむね決まっていますのでホームにシールを貼って対応させていますが。



Re460形の反対側。なんと運転台が!こちらはEW-?形客車(EW-4形)で、スイス独自の規格で製造されたスイス国鉄の主力平屋客車です。
この通り制御客車(Bt)があるのが特徴です。デザインはRe460形に合わせているようです。日本でいうとオクハとかスクハみたいな表記になるんでしょうか。これにより終着駅での機回しが不要になり、折り返し時間が短くなったりコスト削減できたりなどのメリットがあります。
日本でもこの制御客車を製造していれば、客レ廃絶の一因であった機回しの煩雑さが無くなって、あるいはまだまだ客レが現役だったのかもしれませんね。



車号表記。Re460よりも量が多くて余計にわからないね。



RABe514形電車。通称DTZ。・・・あとは知りませんw
Re460形とかはウィキペさん見ながら知った風な感じで書きましたが、これに関しては日本語のページがなくドイツ語のみ。いやぁわからないわからないw
とりあえず、シーメンスが造った今のところ最新の2階建てSバーン用近郊型電車なのだそうです。デザインはすごくいいです。



もう巨体過ぎてもう。E1系とかE4系とかの2階建て新幹線を連想させます。
日本だと通勤通学ラッシュを捌くことを最優先として車両設計されていますが、外国だと都会の通勤電車でも2階建てクロスシートという場合が多いのでうらやましいです。



反対側からも。もしかしてトップナンバー?



列車が出発して少しの間静かになったホーム。チューリッヒ空港駅は地下にある2面4線の駅。日本の空港駅とは違い通過型ホームになっています。片側は機回し線の可能性もありますけどおそらく違います。



ホームにIRが入線。さてこの編成、日本では信じられない驚くべきことをやっているのですが、なんと機関車を客車でサンドイッチしているのですw
案内表の編成表を見るとわかりますが、機関車のアイコンが編成中央に来ているのがわかります。制御客車があるからこそできる業。スイス国鉄自由すぎる!



EW-?。先ほどのIRとは塗装が違います。



Re460と共にバーン2000の要として製造された2階建て客車IC2000形!
オールダブルデッカーの最高速度200km/hを出す(出すのは460ですが)客車です。だいたい10両編成。やはり壁のごとくデカく、2階建て新幹線を連想させます。それよりもでかいんじゃ・・・。
これに関してはこの後乗車するのでその時詳しく解説します。



スイスの車両のドアはほぼ半自動。その扉を開けるスイッチですが・・・E233系や313系など最近の日本型車両にも採用されているのと同じデザインでした。こんなところに共通点があるとは。



時間にして30分程度の撮り鉄でしたが、つかみはバッチリ。すっかりスイスの鉄道の虜となってしまいました。欧州型いいなぁ・・・。
この後どんな車両が出てくるか楽しみです。


その3へ→

本州制覇の旅〜山陰project〜 その1

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大学に入ってからというもの日本のあちこちを旅行してきましたが、この数年で日本のほとんどを制覇するに至りました。
それでも、あと4県だけ未踏の地がありました。それは山陰の鳥取・島根と、四国の徳島・高知です。この4県を制覇し、そして日本列島制覇を達成することが当面の課題でした。
そして昨年末、この2エリアの片方、山陰を制覇し日本列島制覇に王手をかける旅行をしてきました。
山陰を選んだ理由としては、単純に以前から行ってみたかった、山陰本線走破とセットで行くと今後行きづらくなる、島根の一畑電車がタイムリーなネタを提供してくれている、そんな感じ。

それでは山陰project、スタート!


12月21日(金) 0日目


第1走者:中央東線(115系) 高尾14:03→松本17:31
旅の初日、学校がありましたが半日で終了のため終わったらすぐに引き上げて旅行開始。初日はひたすら西を目指し、大垣まで向かいます。乗車したのは高尾発松本行きの中央本線115系。
なんで大垣に行くのに中央本線経由なのかといえば、東海道線と比べて混雑しない・乗り換えが少ない・ほぼ確実に着席できる・トイレが付いている・静岡を横断しなくて済むなど。逆にデメリットとしては時間がかかる・本数が少ない(特に中央西線)・車両が古いなどでしょうか。
特に急ぎでもなかったので今回は楽な中央本線経由で西進することにしました。ちなみに、これはヤツメウナギさんの受け売りです。

なお本来はもっと年末に旅行を実行するつもりだったのですが、予定が入ってしまい泣く泣く22日出発に変更するも既に22日発車の「ながら」は満席でこれまた泣く泣く昼間の間に移動することになった次第。0日目というのはそういう意味ですね。
ながらの指定席\510で済むはずは18きっぷ1日分余分に使わなければいけないんだから泣きもする。



3時間半ほどの乗車で松本駅に到着。座りっぱなしというのも困ったもので、お尻が痛い・・・。ところで種別幕が白時に黒文字なのはここら辺ではレア?
中央西線との接続駅である塩尻で降りずに松本まで行ったかというと、西線の接続が1時間以上あって暇なため、だったら松本の方が暇を潰せるのではないかと思った次第。



松本駅にももう何回も来ていますが、旧松本駅の駅看板を撮影したのはこれが初めて。
始めは存在すら知らなくて、知った後もつい忘れてしまっていました。



第2走者:中央西線(313系) 松本18:22→中津川20:45
駅ビルで夕ご飯を食べた後、中央西線の中津川行き313系に乗車。
313系4次車である1300番台ですので、車内は転換クロスシート。車内もがらがらで快適です。



ちなみに乗ったのはクハ312-1313という語呂がいい車両でした。



木曽福島駅でインターバル。こう外に出られるような休憩があるとお尻にも優しいですよね。



第3走者:中央西線(313系+211系) 中津川21:00→名古屋22:21
中津川で乗り換え。313系と211系の混結でしたが乗るのは当然313系。211系は静岡でたくさん乗っていますので。
中津川発着の列車は快速だろうと思っていたらまさかの各停で、名古屋まで辛かったです。

今回中央本線ルートを選んでみましたが、体力を無駄に使った感じでした。乗車自体は楽とはいえその時間が長いのですから当然と言えば当然。
まだ疲れてもいない体にこれはきついです。逆に帰りの時にこのルートを選択すると疲れも手伝ってよく眠っているうちに終点・・・な感じでいいと思います。



第4走者:東海道本線「ホームライナー大垣」(373系) 名古屋22:42→大垣23:15(遅れ10分)
本日のラストランナーです。名古屋駅が東海道線のダイヤ乱れでごった返していたので、確実に座れるホームライナーでリッチ移動。こんなところで373系に乗ることになろうとはな。



大垣で下車後、付近のネットカフェでご宿泊。予定外の出費なので削れるだけ削ります。それでもおなかが空いたのでうどんを食べました。
ちょっとマンガ読んで寝るはずがさよなら絶望先生の最終巻の衝撃のラストに眠気が飛んでしまいほぼ眠れないまま翌日へ・・・。


その2へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その3

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ホームでの撮り鉄を終えたら、15時40分発の「IC」ブリーグ行きに乗車。
機関車込みの長い12両編成で機関車は3両目、先頭2両の客車は回送扱いという変態っぷり。



車内銘板(?)。
一応形式名はIC2000形なのですが、わかりませんね。ヨーロッパではスイス独自の形式だったり国際規格の形式があったり複雑なようです。



スイスの列車には日本のような指定席がないらしいです。基本的に一等車でも全車自由席になっています。
ですが席を指定することもできまして、事前に指定するとこのように網棚に乗車する区間の札が差し込まれます。
この区間は人が乗るから座っちゃだめよ、という意味ですね。逆に言えばこの区間以外なら札が差さっていても座ってもいいということ。
このシステム、効率がいいと思います。日本だと自由席がよく埋まっているけど指定席はガラガラなんてことが時たまありますが、これだと着席率は上がりますし空いている指定席も遊ばせることなく利用できますし。日本でも導入すればいいと思いますけど、手間がかかるとかの理由で難しそうですね。そもそも今の座席システム自体を見直す必要がありますし。
ちなみに特急料金などもないそうです。

あとウィキペさんによると、スイスの国土は九州より少し小さい程度ですが路線総延長は5000km以上と九州の倍、路線密度は何と世界一なんだそうです。また、時計の国らしく運行の正確さも日本並み。旅行中、大幅な遅延はありませんでした。
というわけで日本と並ぶ鉄道大国スイスは、敬遠されがちな海外鉄道の中でも馴染みやすい方なのではないかと勝手に思います。



空港駅を出発するとトンネルを出て地上へ。チューリッヒの近郊区間なのでSバーン電車が走っています。
こちらはRe450形電気機関車+客車。Sバーン用の機関車+2階建て客車3両(うち1両制御客車)の4両固定編成です。固定編成が前提なので機関車は片運転台なのが特徴です。この写真だと機関車は後ろ側なので見えないですね。



Re420形電気機関車。本線用の電気機関車で、EF58形にも通ずるような半流線型の前面と2枚窓が特徴の美しいフォルムを持った機体です。惚れました。模型で欲しい欧州型の筆頭です。ただえらく高い・・・。
大きくレタリングされたcargoの文字も目を引きます。でも貨物機をアピールしている割には後ろに繋いでいるのは客車ですけどね。そういう雑多さは好きです。
ちなみにヨーロッパの電気機関車の車輪はB-B配置(D級)が主流。日本のようなB-B-B配置(F級)は逆に珍しいのだそうです。



Re420形の一般塗装+EW-?形(推測)の客車列車。



チューリッヒ中央駅。新宿駅のような通過型ターミナル駅っぽい感じでした。ホームに降りて撮り鉄したかったですがそういうわけにもいかないので・・・。



フランスTGVに並ぶドイツの高速列車ICEです。国際列車としてチューリッヒまで乗り入れてきたようです。
本当、色々な列車が来て素晴らしい!



留置線に並ぶRe420形。



さて、それでは現在乗車しているスイスの優等列車用客車IC2000形の車内を見ていきましょう。
今回乗ったのは一等席、日本だとグリーン席ですね。
座席は2+1列のボックスシート。新幹線並みの車体幅にこれですから座席幅はいいものですよ。シートピッチはまあ相応のもの。ボックス席だしね。
余裕のある車体設計のため、2階建てでも天井高さは十分あります。おかげでIC2000形の運用線区は幾分か限定されるものになったのもまた事実のようですが。
貫通路は2階のみにあります。なので、在来客車との貫通はできません。



ボックス席はこんな感じ。さすが一等席ともなるとすわり心地もいいものです。
展開式のテーブルもとても大きく色々とものを広げることができていいです。
さらにくずかごもついています。これは旧形客車から続く標準装備品のようです。もっとも、ごみが片づけられていないこともしばしば。



ちょっとしたラウンジのような変形ロングシート。ただ通路を挟んで配置されているので乗客の邪魔にならぬよう。



階段はまあ普通。1階に行くとドアとかデッキとかあります。ちなみにデッキとの仕切りはありません。半自動ドアなのでいらないんでしょう。



そしてなんといっても、日本ではもう絶滅したといってもいい食堂車、ビュッフェ車があるのです!
注文もしないのに中に入らず写真だけ撮るのもあれだったので外からだけの写真です。2階がレストラン・1階がビストロの車両、2階は座席・1階はビストロの車両とバリエーションがあるようです。機内食を食べた後だったので行く用事がなかったのですが行ってみたかった。



市街地付近を抜け、いよいよ世界の車窓からのような景色が見えてきました。200km/h速ぇw興奮するwww



雲がですね、もう日本で見るものとは違うといいますか、とてもヨーロッパらしい雲の形をしているんですね。
気候が違うと雲の形も違ってくるんですかねぇ。



原☆発
なんかデカい建物から煙が上がってるかと思ったら原発でした。列車から原発が見えるとはたまげたなぁ。
日本のと比べてすごいかっこいい。煙が上がってるところとかいかにも発電してる感じでいいじゃないか。強そう。



貨物列車。スイスの貨物もコンテナ化が進んでいるのでしょうか。車扱い列車みたいなものはあんまし見ませんでした。
いわゆるコキというやつですが、日本のより短く見えます。



放牧しているやぎ。


その4へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その4

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チューリッヒ空港駅で手に入れたパンフレットや時刻表。



時刻表は日本とは違う見方で分かりずらかったです。

あと、今回使用した「スイスパス」についてご説明。
外国人向けの乗り放題切符で、日本の「ジャパンレールパス」と似たようなものです。
スイス国鉄の路線が乗り放題の他、私鉄主導で鉄道が建設されてきたスイスらしく大半の私鉄も乗り放題だったりもしくは半額になったりします。
ジャパンレールパスと同じで有効期限が4日、8日、15日などいくつか用意されていますが、今回私たちが使ったのは「スイスフレキシーパス」というもの。「スイスパス」が連続使用なのに対してこちらは有効期間内で使用日を好きに選べるのが特徴です。
今向かっているツェルマットには数日間滞在するので、鉄道を使わない日も出てきます。そうなると連続使用となる「スイスパス」では無駄が出てしまうため、「フレキシーパス」の方が合理的なのです。



スイスの首都、ベルンに近づいてきました。首都ですが規模でいうとチューリッヒのほうが上です。トルコのアンカラとイスタンブールのような関係でしょうか。



ベルンもまた美しい街なのですが線路脇の壁には落書きが・・・ていうかこんなところどうやって落書きするんだよ。



美しい景色です・・・落書きがなければ。
この落書きって線路立ち入りだよねぇ。日本じゃちょっとしたニュースにもなりかねないことですが・・・。



ベルンにも降りてみたいところですが、今回は通過するだけ・・・。



ベルン駅に到着。反対のホームには接続待ちと思われるIC2000形がいます。



停車時間が長めのようなので一瞬だけホームに降りてみました。半地下構造の駅で首都だけに人も多いですね。
あとIC2000の大きさ、おわかりになっただろうか。壁です。



置いてかれたらアウトなのでそそくさと車内に戻ります。IC2000のドアって広いんですよねー。
ちなみにIC2000の半自動ドアは開けたままにしておくと時限式で自動的に閉まる仕組み。日本でも開けっ放しにしたまま降りる人がいて寒いから導入してくれないかなー。



ベルンを出発すると列車はスイッチバック、ベルン駅入線の際に見た景色をもう一度見ながら別の路線に転線していきます。
しばらくするとそこにはまさしく世界の車窓が広がります。



山肌に広がる草原なんかはヨーロッパを感じさせますね。日本じゃ背の高い草木に覆われているところですが。



貨物駅らしきところ。タキやコキがいます。



RABe525形電車。スイス最大の私鉄BLS AG社が保有している車両です。ベルン周辺のSバーンに使用されているようで、黄緑色に塗装されているのが特徴です。



湖が見えてきました。



実に雄大です。ゲームの世界のよう。日本との地質や気候の違いを感じさせてくれます。



再びコキ。要所要所で見かけます。



終盤は山岳を貫く長大トンネルを疾走し、18:03にフィスプ駅に到着、下車します。ここで別の路線に乗り換えます。



ホームにいたのは日本でも同じような塗装があるような真っ赤な電車。これに乗り換えます。


その5へ→

本州制覇の旅〜山陰project〜 その2

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12月22日(土) 1日目


第5走者:東海道本線(223系) 大垣5:58→米原6:31
真の初日でございます。
ほとんど眠れない中、ネカフェを後にして大垣駅へ。姫路行きの電車に乗ります。
「ムーンライトながら」の接続待ちをしているこの列車、いつもなら「大垣ダッシュ」を棄権しているため立つはめになっているのですが今回は余裕で座れた上に悠々と大垣ダッシュを観戦することが出来ました。皆さん必死ですねw



シートモケットは225系と同タイプのものに張り替えられたようですね。



第6走者:東海道本線新快速(225系) 米原6:34→京都7:27
米原で225系の新快速に乗り換え。うっかり寝過ごさないように気を付けます。



京都に到着。いよいよ旅のメインルートである山陰本線に乗り換えます。
今回の旅行の目的は本州制覇ですが、もう一つの目的として国内最長の路線である山陰本線の走破があります。



第7走者:山陰本線快速(223系+221系) 京都7:34→胡麻8:37
「胡麻」という聞かない行先があったのでそこまで行ってみることにしました。
後ろの221系は途中の園部で切り離されてしまうので前の223系に乗ります。



寝過す心配が無いので安心して園部を過ぎるまで寝ていました。
起きたら日吉でした。東急東横線、目黒線はお乗換え。



着きました。



無人駅ですが、農産物の直売所と郵便局が併設されています。
それにしても雲が低い・・・。今にも降り出しそうだ。



駅前は特に見るところはありませんが、レイアウト製作で使えそうな特徴的な建物の写真を何枚か。



第8走者:山陰本線(221系) 胡麻9:11→福知山10:00
後続の福知山行きに乗車。221系が福知山まで顔を出すのは割と少ないのでラッキー?



直売所で買ったパンとヨーグルト。ヨーグルトは近隣の高校が作ったもので\60というお安いお値段。味の方も十分でした。



何回目かの福知山。いい加減福知山城などを観光したいところですが、近畿エリアは今回スルーします。
ここからはいよいよ未乗区間です。


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本州制覇の旅〜山陰project〜 その3

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第9走者:山陰本線(223系) 福知山10:10→城崎温泉11:30
福知山から再び223系に。山陰本線京都口最後の電化区間です。
特急からのリレー列車のため車内は混雑しています。



豊岡を過ぎたあたりから円山川と並走。河口が近いのか川幅が広いです。



カニの直売所っぽいもの。



城崎温泉駅に到着。反対ホームには183系特急「こうのとり」が停車していました。183系も今度のダイヤ改正で引退するとのこと。



城崎温泉で20分ほどインターバルがあるため、少しだけ外に出てみます。
駅前はいい感じの温泉街が広がってますねぇ。



駅前にあった温泉。試飲用のもので、湯呑みが置かれています。
試しに飲んでみましたが、海が近いせいかほんのり塩気を感じる温泉でした。うまいとは思わなかったです。



旅館風(?)の駅舎。カニが特産の街らしくカニアピールが割とすごいです。



駅前通りを歩いてみます。いいところだなぁ。またここもゆっくり来てみたい。



魚屋、とくにカニを売っているところが多いです。この時期はカニ美味しいものね。



そんな中訪れたのは、斉藤製菓店。普通のお菓子屋さんですが・・・。



ここで売っているのは「大かにもなか」。これは「水曜どうでしょう」の「原付西日本制覇」でミスターと藤村Dの甘いもの対決に登場したお菓子でして、どうバカには外せないお店。せっかく寄れたので買っていきました。後で食べることとします。



いい感じに時間を潰せたので駅に戻って列車に乗り込みます。


その4へ→

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その5

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フィスプに到着したところで、こちらの列車に乗り換えます。これも機関車牽引の客車列車で、これは制御客車です。
乗り換えるのはマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)というスイス南部の私鉄です。
赤と白の車体に細いストライプという塗装は、姉妹提携を結んでいる富士急行の1000系電車が同じ塗装をしていることから、数あるスイスの鉄道の中でももっとも馴染み深い鉄道ではないでしょうか。



今まで乗ってきたスイス国鉄のレール軌間は1435mm(標準軌)でしたが、MGBの軌間はメーターゲージとも呼ばれる1000mmと、日本の狭軌(1067mm)に近いものです。
それではこれに乗って終点のツェルマットを目指します。



これから山々を登って行きます。



ラックレール登場!MGBは登山鉄道に分類されますが、その最急勾配はなんと125パーミル!
日本の最急勾配である大井川鐵道井川線の90パーミルを軽々と上回ります。スイスにはこんな鉄道がほかにもゴロゴロしているそうです。
MGBは急勾配区間のみラックレールを使用する粘着・ラック併用式なのですが、井川線のように機関車付け替えを行うことは無く、ラック区間の始点あたりで減速するだけであとはそのままスルーしていきます。
さらに速度も50km/hほど出していると思われ速いのです。
ちなみに列車の奥に見える赤いのが機関車で、山頂側に取り付けられています。井川線みたいに麓側に連結しないで大丈夫なのかなとか思うんですけどね。



ん、なんか日本っぽい写真だな。



途中駅で列車交換します。



MGBの主力機関車、HGe4/4?形電気機関車です。



急カーブなので列車の先頭が見えます。



急勾配・急カーブの連続です。



線路の脇を流れるマッターフィスパ川。今後も何回か出てきます。



再びラック区間に入ります。ラック区間に入る前には[A]の標識が立っているため、すぐにわかります。他にも減速だとかラックの噛み合わせで車体が揺れたりだとか。
そして入った途端始まるこの急勾配です。



地層が丸見えです。森林限界もだんだん近づいてきたようです。



なおこちらが客車車内。二等車に乗車しました。窓は大きくワイドビューな感じです。非冷房ですが涼しい気候なのでいらないですね。あと、スイスの鉄道はほとんどの場合一等車が連結されているようです。






謎の穴。湧水でも出ているのか、はたまた人工物か。



長さ、高さ、ドア配置がバラバラな客車たち。



大崩落!



雪!いよいよアルプスの山々が見えてきました。



アルプスが見えてくると終点ツェルマットまではもうすぐです。


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本州制覇の旅〜山陰project〜 その4

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第10走者:山陰本線(キハ40系) 城崎温泉11:54→鳥取13:57
鳥取からは非電化区間ということで気動車が登場。国鉄時代から続くたらこ色のキハ40系です。まるで放置された静態保存車のごとく塗装の退色が激しいですね。



発車直前に183系「こうのとり」が到着。鳥取行きに接続するようです。183系も引退するので撮れるだけ撮っておきます。



海岸付近を走るため素晴らしい景色が時折広がるのですが、この天気のせいで台無しです。
あと列車の速度が遅い。キハ40だからなのか、線形が悪いからなのか、雨天から来る意気消沈による錯覚なのか。



ちなみに城崎で買った大かにもなかはこんな感じ。また後で食べます。



香住でキハ40系とすれ違い。左の赤いキハ40は豊岡所属の車両です。キハ40の中でも好きな塗装です。
これに限らずJR西の地域色はセンスが良くて好きなのですが、単色化でなくなると思うと残念ですね。



なんと香住駅にはパタパタが残っていたのですね。しかも古そうな感じ。いいですね。



香住駅を出発し、次の鎧駅に停車。ホームからの景色が素晴らしいです。降りてみたいですね。



鎧駅の次は餘部駅。餘部といえばかの有名な余部橋梁です。2010年に2代目のコンクリート橋が供用されていますが、それより前の初代橋梁は鉄製トレッスル橋で山陰本線のハイライトでもありました。



役目を終えた旧橋梁ですが、鳥取側の3スパン分の橋梁は土木建築保存や観光資源を目的として残されています。



旧橋梁から餘部駅に続く線路はまだ残っています。


ここも降りてみたい駅だったんですけどね。よく見たら元橋梁だったと思われるベンチが。



浜坂で20分ほどの停車。ここにもパタパタがありました。



大阪から来る特急「はまかぜ」の接続待ちなんだそうです。



駅の外に出ると、いい感じの地方の町が広がっていました。歓迎の看板なんていいじゃないですか。
天気が良ければメインストリートを歩くくらいは出来たのですが。



駅舎も地方の主要駅っぽい感じ。



駅舎にはその名もずばり「鉄道グッズ館」という山陰本線関連の鉄道資料館があります。
ちょっとした待ち時間にいいです。



古風なパタパタに古風な緑の窓口。国鉄時代から残っているものなんでしょうね。



城崎温泉行きのキハ40系。



キハ189系「はまかぜ」が到着し、接続も終えたところで鳥取行き列車も出発。
終点鳥取駅はもうすぐです。


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最近作ったもの(クハ103+クモニ83・静岡鉄道1000系)

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ここ数か月の間に鉄道模型をいくつか作っていたのですがすっかり紹介しないまま年が明けてしまったので、いい加減記事書けということに。



クハ103+クモニ83
なんだこいつという編成ですが、府中にある東芝の工場に実際にある車両です。
なんらかの試験に供されたのではないかと思っていますが、現在は工場内の留置線に置かれているだけの様です。
荷物車クモニ83は無論、低運転台の103系も今や貴重な車両です。この先も解体されずにいるといいのですが。



参考写真。2年前に実際にこれを見てきて「なにこれ面白い、模型で作ろう」と思って思い立ったのが2年前。思い立った後すぐに材料をそろえましたが、以来積みプラに。先月やっと作り出しました。



ネタで作ったので実車の再現度はあまり高くないです。それっぽく見えればそれでいいのです。
実車がやけにつやつやだったので艶消しトップコートをかけたのは間違いだったかな?



クハ103。以前は近くを走っている京王に刺激されたのか、動物のイラストがたくさん描かれた楽しげな車両でしたが、近年中央線のオレンジ一色に変更されました。
実車は初期型なのでユニット窓ではないそうなのですが、在庫が無かったので仕方ない。お金もそんなにかけられないし。
あと、Hゴムが塗られていないじゃないかとお思いかもしれませんが、仕様です。
実車だとオレンジに塗られているんだから仕方がない。なんてモデラー思いな車両なんでしょう。
さすがにアルミサッシまでオレンジには塗ってくれてなかったのでそこはちゃんと色差ししてあります



ライトはちゃんと豚鼻に改造。ユニット窓車に豚鼻はいないと指摘されましたが、知らなかったんだから仕方ない。
連結器上のステップは間違って切り取ってしまいました。
方向幕には「東芝府中」が入っていますが、わざわざ用意する気になれなかったので省略。今後何かのついでに作ることはあるかもしれません。



クモニ83。現存しているのはこの1両だけ?こちらは実車の再現度が良かったこともあって、クハ103と違ってそのまま本線走行させても問題ない仕上がりになっています。とはいっても動力は積んでいませんので、70系あたりに引っ張られるのがお似合いでしょう。



なお、車体は製作中にヒーターの熱風を受けてしまい変形、再起不能となりましたので新しい2代目の車体を用意して製作。一応、復旧扱いです。
簡単に逝ってしまうものですね。こわいです。



先頭に来る側のライトはクリアパーツに差し替えてあります。見えない連結側はそのままです。
方向幕には下関や大阪などが入っているどうですが、103と同じく用意するのも面倒なので省略。

こんな感じです。
どこかのレイアウトの留置線にぽつんと置かれているかもしれません。




静岡鉄道1000系
3年前に購入したプラッツ製の静岡鉄道1000系のキット。3つあるうちの2つ目です。休車中の1つめもいい加減復旧せにゃ。



クモハ1001。連結器の首が垂れてるな・・・。
今回作った1000系の形態としては、集中クーラーの乗った初期型、スカート・ラッピングの無い2000年代前半以前のものをプロトタイプとしています。
銀一色だから塗るのが楽。



クハ1501。
動力は鉄コレ動力を搭載、床下機器はキット同封のものの中からできるだけ実車に近いような配置に変更しています。



1000系の屋根はとにかく白っぽいので、屋根からクーラーまで全部白にするのもありだったのですが、それだと模型としてのメリハリにかけるのでクーラーは白、屋根は薄いグレーにしました。



前面ストライプは、キットでは塗装で再現しろという鬼畜っぷりでしたのでデカールを自作して対処しました。一定の成果が出たと思います。


以上になります。
続く?

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その6

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駅ですれ違い。すれ違ったのは豪華そうな客車でした。あれがあの名高い「氷河急行」なのでしょうか?



平たい所を走ります。山の頂上は森林限界よりも上の様で草木が生えていません。



テッシュ駅に到着しました。
ツェルマットでは環境保護の観点から自動車の乗り入れが禁止されていることから、そこのひとつ手前であるテッシュに自動車を置いて(駐車場がかなり広いらしい)そこからマッターホルンゴッタルド鉄道(MGB)に乗り換える必要があります。そのためテッシュ〜ツェルマット間は列車の本数も多く、ピストン列車が運行されているほどです。
以上のことから駅の規模は大きく、本線用ホームの他にピストン列車用の頭端ホームもあります。



マッターフィスパ川ってなんか白っぽいですよね。ミネラル的な何かがしみだしていそう。



このトンネルを抜ければ終点ツェルマット(のはず)!



ツェルマット駅に到着しました。



ホームは意外と近代的で半地下構造になっています。雪除けかしら。



ここまで列車を牽引してきたHGe4/4?形。真っ赤な車体がよく目立ちます。



やはりここも改札が無く、街までスムーズに移動できます。
ところで駅のサインやアイコンは国鉄も私鉄も変わらないようですね。外国人には戸惑わなくて済むのでありがたい。



外に出てみました。今までは駅や列車の中ばかりにいたので本格的にスイスの土を踏むのはこれが最初でしょうね。



ログハウス風の建物が出迎えてくれました。異国だなぁ・・・。



先ほどツェルマットには自動車が乗り入れ出来ないと書きましたが、自動車の代わりに電気自動車がここでは主流となっています。
どれも自動車よりも小型のかわいらしい姿をしており、フリーランスの自動車のプラモデルのようなおもちゃっぽい外観は、このおとぎ話に出てくるような街並みに意外とマッチしています。
こちらのトラックもトラックとしてはかなりの小ささ。



こちらはバスタイプのホテルの送迎車。それでもサイズとしては軽自動車クラス。



ツェルマットのメインストリート。茶色のログハウス風で統一されており、非常に良い景観を出しています。さすがは観光地。
ツェルマット祭り間近ですが、残念ながら参加できませんでした。



メインストリートの先に見えるは明日から登るアルプスの山々。期待が高まります。



ツェルマットの拠点となるホテルへ。



ホテルの隣にあるレストランでお食事。
サラミ・チーズ盛り合わせ。酒が進みます(ほんとはリンゴのシードルでしたけど)。この日はコーラ無しでした。日本では珍しい干し肉があり、おいしゅうございました。



レストランお手製ポトフ。牛の出汁が実によく出ており、塩梅も絶妙。具もたくさん入っており文句なしの味でした。これはうまかった!



食事後、駅へ寄り道。改札が無いので出入りが自由です。
HGe4/4?形電気機関車とABDeh4/10形電車がいました。MGBの車両については翌日にがっつりと撮影しますのでそれをお楽しみに。

特に動きもないことから、これで撤退してホテルに戻りました。
スイス1日目はこれで終了。翌日へ続く。


その7へ→

本州制覇の旅〜山陰project〜 その5

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鳥取駅に到着しました。
ホームに降りると智頭急行のHOT3500形が留置されていたので撮影。富士重工のLE-DCっぽい外観ですが、灯具の配置で大分印象が変わりますね。



HOT3500形にはヘッドマークがついていて、描かれているのは智頭急行の鉄道むすめ「宮本えりお」でした。その界隈ではじわじわ人気を伸ばしているようです。



立派な高架駅ですが非電化というギャップが面白いです。



智頭急行の稼ぎ頭、特急「スーパーはくと」が入ってきました。



お昼がまだだったので、駅前で軽く食べることにしました。駅前にスラーメンを出す立ち食いそば屋があったのでそこにすることに。
鳥取のご当地グルメであるスラーメンですが、「孤独のグルメ」で紹介されて以来よそでも知られるようになったとか。
その中身は麺は中華麺ですが、うどん用のスープにネギ、もやし、天かすといううどんっぽいトッピングがされているというもの。だいたいうどんです。
つゆは関西風のあっさりした私好みの味でとてもよかったです。あっさりしていますが天かすがコクを出してくれるので結構バランスがいいです。なにより安いのでいいですね。
おいしゅうございました。



第11走者:日本交通バス砂丘線 鳥取駅前14:40→鳥取砂丘15:02
スラーメンを手早く食べてしまい、鳥取砂丘に向かう路線バスに乗車。
鉄道と比べると利用しにくい感の多い路線バスですが、行先が観光地というのは観光客でもわかりやすいのでいいですね。



鳥取に来たら鳥取砂丘です。雨が降っていたらやめるつもりでしたが運のいいことにやんでいたので決行します。
雨が降った後でぬかるんでるのではないかとも思いましたがそうでもないみたいです。



お、おう・・・。
日本最大の砂丘として知られる鳥取砂丘ですが、数か月前に行ったこことどうしても比べてしまい、結果も歴然。天気もひどいしそんなに感動しなかった。



あ、でも海が見えるのはすごいと思った。砂漠ではなくあくまで砂浜海岸だということを思い出させてくれます。うん、砂浜だと考えるとすごいと思った。



雨降って地固まったのか、割と歩きやすかったです。



それでもやはり上り坂は足を取られるので疲れますね。



ついやってしまった。
すぐに消しました。あと砂は一粒も持ち帰っていません。



頂上までもう少し。



頂上まで来ると、一面に広がる砂浜と日本海。ちょっと日本海荒れてやいませんかね。これを連想させてなんか今後不吉なことが起こりそうです。



風が強すぎてひどい。さすがに下まで降りようとは思わなかったです。時間もありませんし。



砂丘の滞在時間はわずか30分弱。砂丘を往復するだけで時間を使い切ります。バスに乗り遅れないうちにとっとと戻ります。
写真のあれは水たまりですかね?
砂丘から戻ってきた途端、雨が降り出してきたので実にタイミングよく見学が出来ました。



第12走者:日本交通バス「ループ麒麟獅子号」 鳥取砂丘15:29→鳥取駅前15:54
観光客向けの循環バスに乗って鳥取駅に戻ります。あれだけの時間で行けるか微妙でしたが行けるものですね。
車内は英語や中国語やハングルが飛び交っていてアウェイ感がすごかったです。


その6へ→

HGUC デザートザク製作 その2

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TVアニメ「トータルイクリプス」を観て以来、オルタの世界にハマっている今日この頃です。戦術機いいな!
唯依姫のノンスケールたけみーを作りたいけど時すでに遅しでどこにも売ってないのよね・・・と思ったら今度再販するということでまた予約しとこうと思います。



前回の更新からずいぶん経ちましたが・・・ちびちびと進めています。
胴体は、グフのような胸部装甲を取り入れるため旧キットから移植。
ガルマザクの方の胸部に穴を開けてそこにハマるようにしています。隙間にはパテで対処しています。形成が下手くそなので見苦しい感じですが。
胸部の下の方の装甲は元のものを生かしています。



股間にもやりましたが、つま先と太ももに増加装甲っぽいものがあったのでプラ板を貼り付けて再現。精度が悪い。



06D独自のスパイクアーマーも移植。HGUCの可動機構を生かすためプラパイプでポリキャップ用のダボ穴を新設。スパイクアーマーとはパテでくっつけるというひどい力業。見えないからいいんだもん・・・。でもマシンガン両手持ちしたら丸見えだな。



豊富なオプション武装が特徴の06Dなのでサイドアーマーにマウントラッチを設けて武装を取り付けられるようにしました。これは固定させるつもり。



改造はこんなところでしょうか。あとやるならリベット追加ぐらいかな。
次回は塗装してると思います。

欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その7

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8月27日(月) スイス2日目(通算6日目)


ツェルマットといえば、日本のツアー旅行で必ずコースに入れると言っていいほどお約束な場所なわけで、辺りを見渡してみると日本語表記がちらほら見られます。うーむ、異国なのにそうでない感じがして不思議です。
なんといっても、ホテルの朝食に日本米と味噌汁が用意されているとはたまげたなぁ。そんだけ日本人観光客多いんだろうな。そろそろハムとチーズばかりの食事にも飽きてきて和食が恋しい時期だったので、米と味噌を補給できたのはありがたかったです。



ツェルマットといえばやはり名峰マッターホルン。今日はこれを存分に堪能することとします。
というわけで、マッターホルンゴッタルド鉄道(MGB)の向かいにあるゴルナーグラート鉄道(GGB)のツェルマット駅から出発します。



室内には朝から多くの観光客が。特に日本人のツアー客が多いです。日本人がいるというのは安心はしますが、なんか外国に来た感じがしなくて嫌ですね。



やはりどこにでもあるキオスク。ここで水を買っていきました。割と遅くまで店を開けているので、何かの時に便利。



切符を購入して、スイスでは珍しい自動改札機へ。といっても、日本のような立派なものではなくテーマパークにあるような鉄の棒を回して通過するタイプ。開業当初の地下鉄銀座線のものと似たタイプというとわかりやすい・・・わかりにくいか。
改札機を抜けてホームに行くと、電車がいました。形式はBhe4/8形で、2両で1編成を組みます。日本の湘南形にも似たフェイスをしているのが好印象です。



別のホームにもいますね。



ホームの先には車庫があります。地方私鉄らしい車庫でたまりませんな。
一番右側のピットにいる丸妻の車両は現役最古参のBhe2/4形か?



GGBも山岳鉄道ですのでもちろんラックレールを装備。しかも全線にわたって装備しています。GGBもMGBと同じでアプト式を採用いていますね。



会社の切り抜き文字と銘板。
ゴルナーグラート鉄道は、ツェルマット駅から山を登り、頂上のゴルナーグラート駅までを結ぶわずか9キロの山岳鉄道です。9キロという短さながらその標高差は何と1485m。最急勾配は昨日のMGBを上回る200パーミル!あまりに急なので車内の床や座席はそれに合わせて多少傾いたものになっています。



それでは出発です!駅を出て右へカーブすると、すぐに勾配区間が始まります。その急さと言ったら凄まじいものです。



勾配を登る直前のポイントでは、地下区間から電車が顔をのぞかせていました。建物の下に車庫があるのでしょうか。面白い構造をしています。
勾配を登り始め、最初しばらくは林の中を進んでいたのですが、次第に視界が開けてくると・・・。



最初からクライマックス!!
す、すげぇぜ・・・!
右手にマッターホルンが姿を現しました!


その8へ→
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