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Channel: 黒鉄重工
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欧州project〜2012年ヨーロッパの旅〜 スイス・ツェルマット編 その11

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Bhe4/8形に乗ってツェルマットまで戻ります。たしか、行きに乗ったのと同じ編成。



行きは乗客が多くて撮影できませんでしたが、こちらが車内となります。
路線の急勾配に合わせて床も勾配がつけられていて、そのため床が階段状になっています。



こんな感じになっています。鉄道車両にこういう設備は珍しいですね。ほぼケーブルカーのようなものか。



なにが目的なのか知りませんが、座席は跳ね上げ式となっています。混雑時には座席を収納して詰め込むつもりなのかしら。



Bhe4/6形と交換。



スノーシェッド区間を通ります。



下を見てみると、ゲテモノ臭い車両が貨車を連結していました。



Bhe4/8形後期型と交換。(初期型は3040番台、後期型は3050番台、Bhe4/6は3080番台のようです)



貨物列車に追いつき追い抜いて行きました。



素掘りのトンネルを抜けると、もうすぐツェルマットの街並みが見えてきます。



ツェルマットが見えてきました。それでもまだ米粒のような小ささ。まだまだ高い位置を走っています。



Bhe4/6形と交換。まさかの8両編成と思いましたが、よく見ると路面電車で見られる続行運転の形になっていました。
閉塞とかないんですか、お構いなしでしか、そうですか・・・。自由だなー。



アルベンバッハの滝です(違うかもしれない(汗)。大きい滝と聞いていましたが実際に見てみると思ったよりはという感じ。



マッターホルンを望むツェルマットの街並み。大分降りてきました。建築中の家屋が無ければいい写真だったのに。
そして終点ツェルマット駅へと着きました。



スイスの食パン電車!
ホームを歩いているとこんなのがいました。片運転台車を両運転台化改造したのですね。妻面にそのまま運転台をくっつけたのでつるぺたになっています。



イメージ的にはこんなもの(十和田観光電鉄3600形)をご想像いただければよいと思います。



食パン電車に驚いていると、山の中腹で抜かした貨物列車が下りてきました。追い付くの早くないか?やはり閉塞は無いようで。なお、今の食パンと同じ車種です。

あとで調べると、Bt3071-3072(恐らく波動用の制御車)を種車に貨車牽引用機関車として改造したBhe4/4形とのこと。同じ単車であるBhe2/4形の後継機として改造されたのかな?
貨物用の機関車ですが、客室もあるので多客時には波動用としても使えるのではないかと思います。



そんなわけで、ゴルナーグラート鉄道の旅はこれで終了。改札を通って外へ出ます。

その12へ→

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