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Channel: 黒鉄重工
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大雪の北陸旅行 その4 【2011/12/23〜25】

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●2日目(12月24日)

第11走者:七尾線(415系) 金沢8:37→羽咋9:42
2日目。世の中はクリスマスイブですが、うるせーばかやろーと頭の中から消し去り、北陸旅行を進めます。
今日は能登半島を攻め、各地の聖地を巡礼していきます。真っ赤になった七尾線に乗りいざいざ。



前日のニュースでは大雪、大荒れ、吹雪、電車も止まるかもしれないと脅され、明日はホテルにカンヅメかも知れんとビビっていたのですが、意外や意外、それほどでもない。
金沢市内も平常どおりそうだったので(もっとも、散水して雪を溶かしているので素人には判断付きにくいのですが)、思いきって予定通り旅行を進めることに。



ですが、七尾線を乗り進めていくうちに雪はどんどん深くなってきて・・・。ついにレールの高さまで雪が積もっているところも。
でもまあ、これが見たいがためにここまで来たのですから、満足ではあります。天候だけが本当心配でした。



途中の主要駅、羽咋駅で下車。ここから歩いて行こうと思ったら・・・。



なんと駅にはレンタサイクルが。あるんですね、知らなかった。
歩くより移動が楽だし、あわよくば目的地であんなことができるかもしれないと企み、すぐ借ります。



しかし、道には雪が積もっていて走りにくい・・・。雪道を自転車で走るなんて初めてですから、何回か滑りそうになりました。
そうまでして自転車で行きたい場所とは。



ここだっ!うん、見事な日本の西海岸だね。



ただの砂浜じゃない。試験対策にぴったりだし、レースのスタート地点にも請け合い、市場からの帰りの寄り道にも持ってこいです。



とまあ、知ってる人だけにしか分からないネタは置いといて、ここは千里浜なぎさドライブウェイ。
ただの砂浜ではないのは本当で、日本でも唯一、自動車が走ることができる砂浜として知られています。ちゃんとした道路です。
写真の軽トラはもちろん、普通の乗用車、さらにはバスまで平然と走ることができます。もちろん、自転車も。
自転車でやってきたのはこのためです。自転車で走れるかは半信半疑だったのですが、走れるとわかるともう楽しい楽しい。砂浜の感触や潮風を感じられる分、むしろ自動車よりもいいかもしれません。



今日は聖地巡礼にきたのですが、ここもそうです。
北海道のタレントたちが試験勉強しに来たり、イギリス人の3人組がここから鋸山まで車と新幹線でレースしたり、板前とその見習いが寄り道に来たり、私が知っているだけで3つの聖地になっています。まだまだありそうですよね。



なんで車が走れるかというと、砂の粒がとても細かく、かつ均一であるから。
ここから60キロ向こうにある手取川から流れてきた土砂がここまで運ばれてくる間に、ごく細かいものだけがこの砂浜に堆積したため。
そのため砂浜はとても締まっていて、地面を強く踏んでも絶対足が下まで行きません。



向こうに行ったら雪だるま作ってこいとの指令があったので作ってきました。センスがないのは許せ。



8キロくらいあるそうなんですが、半分以上は走って行ったんじゃないでしょうか。結構走ったもん。



高速道路(でよかったっけ?)ともつながっています。高速道路から降りたらそこは砂浜、というのも面白いですね。やはり車で来てみたいところです。



GT-Rが走り去って行ったところ。たぶん。



ちょっとそれっぽい写真をば。けっこううまく撮れたかな?
・・・・・・つかおい、ゴミついてんぞおい。他の写真見てみたら全部ついてた。まじかよおいorz



天気はというと、何も問題ないです。むしろ日和です。行くのやめようかとも思いましたが、やめないでよかったです。


余りに楽しかったので予定よりも多く居てしまいました。そろそろ戻ろうと駅に向けて自転車を漕いでいたのですが、来た道とルートが違ったので帰り道がわからない・・・。
そんなところへこんな看板が。「おお、これはっ」と思いました。あれですよ、バーミンガムの小僧と方向音痴の男が羽咋駅に向かう時に見たあの看板ですよ。まさか自分も同じ目的で見ることになるとはね。



その5へ→

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