いよいよ、本命の絵画部門に入ります。ここまでに来るのに滞在時間の半分以上を使ってしまったので、手早く見ていきます。最低でもモナリザは見ておかなければ。
こんな感じで絵が展示されています。
1848年、ポール・ドラローシュ作、「アルプス越えのナポレオン」。
ナポレオンの肖像画で思い浮かぶのは前脚を上げた馬にまたがって右手をかざしているアクロバティックなアレですが、こっちはおとなしめで構図というかポーズに現実味があります。
1719年、テオドール・ジェリコー作「メデューズ号の筏」。
19世紀フランスを代表する作品で、1816年に150人を乗せた軍艦が難破したという実際の事件をもとに描かれたものです。
この写真だと見えないかもしれませんが、黒人男性が手を振っている先の水平線には救助に来た船の船影があります。
その黒人の下には死体があります。最終的に助かったのは10名ほどだったといいます。
天井画もすごいです。
扉の上にも絵画。
そしてたどり着いた超人気サークル。絵の前には長蛇の列が(・・・列にはなってないな)。
壁とかシャッターなんてものじゃない、完全にほかの絵が展示されている部屋とは隔離された専用の部屋で展示されています。
1503-1506年、レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ作「フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リーザ・ゲラルディーニの肖像」。正式名だとなんのこっちゃですが、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「モナ・リザ」です。
世界で最も有名な絵と言われていて、いろいろな謎や構図や雰囲気が人々を魅了し続けています。
この目でモナ・リザを見れるなんて・・・という感じです。
キリスト的な絵(適当)
1748年、ジャック=ルイ・ダヴィッド作「サビニの女たち」。
隣国のローマ人によってサビニの女たちが掠奪された後、サビニの男たちは女たちを奪回しようとしたというエピソードを描いたもの。
サビニの女たちが戦う男達の間に割って入り、仲介しようとしている姿が描かれています。
きらびやかな廊下。
整備や修復が大変そう(こなみ)
ルーブル美術館退館。とても3時間程度じゃ見れる量じゃなかったので、またパリに来た時も訪問したいと思います。
表で見たルーブルピラミッドは地下にも伸びています。
なんか電流が流れてそうなアレ。
地上に出てきました。
美術館の向かいにあるのは、カルーゼル凱旋門。凱旋門というと前日に見たエトワール凱旋門が有名ですが、それのパチモンというわけではなく、1806年から1808年にかけてナポレオンの勝利を祝するために建設されたれっきとした凱旋門です。
着工年もエトワール凱旋門と同じですが、いかんせん大きさが小さいので知名度は劣ります。
ナポレオンかな?
デパートでお土産やら何やらを購入。
メトロでホテルに戻ります。きれいに流し撮りできた。
ホテルの近くのカフェレストランで夕ご飯。トマトソースベースの海鮮スパゲティです。うまいですなぁ。
これでパリ2日目終了。明日はパリ滞在実質最終日です〜。
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